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2010年09月15日

No.138 プレイステーション2『桜坂消防隊』レビュー


仲間と協力しながら、消火活動や人命救助を行い
尚且つ、連続放火事件の真相を究明していくと言う
謎解き要素も含まれたアクション・アドベンチャー。

それが桜坂消防隊!

プレイヤーは、桜坂消防署の若き消防士、本条大地となって
桜坂で起こる連続放火事件に関わっていきます。

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火災現場での消火活動はまさに命がけなんだよ!

……って、なんだか分かった気になっちゃう様なそんなゲーム。
四方八方から襲い掛かってくる炎を相手に
仲間と共同して鎮火していく……、そんな姿を見ていると
ゲームとは言え、いやはや本当に大変な仕事なんだな〜と思ってしまいます。

ゲームは、ストーリーに沿って進行していくステージクリア型です。
火災現場での消火活動、生存者の救助、遺留品の回収を行うアクションパート
ステージクリア後に救助者からの証言や仲間達の会話
遺留品の鑑定などを行うアドベンチャーパート
に分かれます。

遺留品や救助者の情報によってシナリオが分岐していくマルチ仕様なので
救助者の証言や証拠品が不十分だったりすると、事件の真相は闇に消えてしまいます。
また、遺留品などをうまく回収できたとしても
証拠品として提出できる数は決まっている上に、事件に関係の無い物まであるので
自分自身で推理しながら選別する事が求められます。
これがまたアクションパート以上に一筋縄ではいきません。
そもそも、救助や遺留品の回収などは火災現場で行うので
消火にモタついていたらロストしちゃう可能性だってあるわけですから。
ただ、このゲームは、何も考えずに進めていくだけでもクリアする事が可能です。
最初のうちは消火活動を純粋に楽しむだけでも面白いかもしれません。

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で、肝心のアクションパートですが
なにも主人公1人が荒れ狂う炎の中で消火活動したり
遺留品を回収したりするわけではありません。
出だしでもちょっと触れましたが、仲間と協力し進めていくのです。
主人公と行動を共にする隊員に加え、救助隊医療班
そして、応援を要請すればポンプ車消防ヘリなども協力してくれます。

基本、1人でできる事には限界があります。
と言うより、今作はチームワークアクションを売りにしているので
嫌でもチームの協力が必要になってきます。
各フロアの火災が起きているエリアには延焼率と言う概念があって
100パーセントになると「ロスト」状態になって消火不能になります。
一部屋一部屋を自分の力だけで消していくのには無理がある為
俺はこっち、お前はあっちと、的確に指示を出していく必要があるのです。
協力しないと動かせない障害物や、早く鎮火しないとヤバイ!って時には
迷わず、救援したり救援に向かわせるように指示するってワケ。

まあ、この指示をちゃんと聞いてくれれば言うこと無しですが
たまに指示を無視したりするヤカラがいるんですよね。
指示を出したのに同じ部屋でウロチョロしてたり
そうかと思えば、いつの間にやらくたばってたりとか……。
くたばった時にはこちらが助けに行かなければいけないし
ホント、チームワークアクションって言う事を思い知らされます。
ただ、ステージによっては隊員が三人の時もあるので
自分は動かないで、そいつに倒れた奴を救助させるって手もありますけど
最悪なのは、その助けに行った隊員もくたばった時なんですけどね!

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ちんたら消火活動してたら、遠くの方で爆発音が!!
延焼率が100パーセントになるとロスト状態になるのです。
そして、部屋にいた要救助者も、証拠品も二度と……。

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仲間に指示を出して、消火活動に当たります!
指揮官が優秀な部隊は、それだけ多くの人命を救う事ができるわけですね!

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仲間が倒れたので指示を出して救助させようとしたのですが
みんな無視するので自ら仲間を助けました!
現場ではこうした理不尽な事も起きますが楽しいものです。

なお、ステージによって、チームのメンバーや人数が違うように
装備する放水ホースにも違いがあります。
基本のホースインパルスとか言うホースに分かれるのですが
基本のホースは、集中的に狭い範囲を狙うストレート放水
威力は弱いけど広範囲で消火できる噴霧放水の切り替えができ
インパルスは威力は強いけど充填に時間がかかるなどの違いがあります。
ストーリーモードでは装備を自由に変えることはできませんが
フリーモードやコンビモード、それにサバイバルモードでは
装備以外にもステージなどを自由に設定して遊ぶ事ができます。

また、ストーリーモードでは1人でもくもくと遊ぶ事になりますが
友達同士で遊べるコンビモードやサバイバルモードはかなり面白いです。
特に、協力して遊べるコンビモードは病み付きになったぐらいでした。

全体的に良くできているゲームです。
チームアクションなので指示を出したりするのが
多少メンドーだったり、ちょっと煩わしさもありますケド。
とは言え、そこが今作の魅力。
普通のアクションゲームに飽きて
ちょっと目新しいゲームをやってみたい方にはお勧めできる一本です。
今だと、中古で1000円は切るんじゃないでしょうかね?
私も1980円ぐらいで買ったんですけど値段以上に楽しめたゲームでした。
絶体絶命都市風なゲームが好きな人にもお勧めです。

『桜坂消防隊』評価:☆☆☆☆☆
発売・アイレムソフトウェアエンジニアリング
ジャンル・チームワーク・レスキューアクション
発売日・2004年6月10日
定価・6,800

posted by 二条ジョウ at 21:39 | Comment(2) | TrackBack(0) | プレイステーション2 レビュー | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
以前、買う買わないで迷った末うやむやになっていたゲームなんですよ。
あぁ、やっぱり買っときゃ良かったかな。
言うこと聞かないメンバーに喝を入れてやりたい・・・できたらいのに。
Posted by sergeant at 2010年09月19日 00:36
>sergeantさん

迷う事あります。
私もこれ迷った末に買ったゲームでした。

ちなみに渇、いれられないんです(泣)
Posted by 二条ジョウ at 2010年09月22日 00:26
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