
今まで随分コイツの存在を忘れていましたが、久々に手にとって見て、当時の記憶がよみがえってくるのが分かります。
記憶の片隅に封印してきた、私にとっての黒歴史。
それが今、このソフトを手にすることによって再び思い出すことになりました……。
小学生の頃、友人のH君と一緒に下校していた時です。
当時は、今月何のゲームが欲しいか等の話を、月1でベスト5にまとめて発表すると言う、お互いの決め事みたいなものがありました。
この日もそんな話に花を咲かせていたのですが、H君のベスト1位と言うのが、話を聞いてみるととても面白く感じてしまい、もう私のベスト1位の発表どころではありません。
私も欲しくなってしまったのです。
そんな訳ですから、執拗に情報を求めて、家に帰ってすぐ親に交渉した事は言うまでもありません。
そのゲームと言うのが、『高橋名人の冒険島』だったのですが、周知の通り今回はこのゲームのレビューではないので察しがつくと思います。
そうです。
どこでどう間違ったか、最終的に私が手にしたソフトは、
『井出洋介名人の実戦麻雀』だったのです。
と言うのも、H君から聞いた話しか知らなかったもので、親にネダル時に、
「名人買って!」
と、一番大事な部分をハショッタ為に、
親が間違ってこの麻雀ゲームを買ってきてしまったのです。
勿論私は、
「アクションゲームだからね!」
と、念をおして親に頼んでいたのですが、そもそも親がアクションゲームと言うジャンルを知っている筈が無かったんですよね〜。
ファミコンは、パソコン。
ゲームは全部ひっくるめてゲームと言う位置付けだしね。
というか、そもそも子供が麻雀ゲームなどを欲しがるか!
しかもこの時ばかりは、常日頃から何かと安いゲームで満足させたがろうとしていたうちの親が、ご親切にも専用コントローラー付のお高いソフトを購入してくれたのでした。
父いわく、
「たまには奮発してやらんとな〜!」
……と。
どうやら、競馬で万馬券を当てていたみたいです。
で、母の方はというと、
「このゲーム、アンタ本当にできるの?」
……とね。
勿論内心、
―出来る筈ないだろっ!
と、ツッコミを入れたくもなりましたが、私は反論することをしませんでした。
と言うのも、このゲーム自体に興味は無かったのですが、付属の専用コントローラーにはえらく興味を惹かれてしまった為に、もうイイヤ!と言う気持も芽生え始めてしまったからなのです。
ぶっちゃけ、高橋名人の冒険島は今度買ってもらえればいいわけだし。
で、プレイしました。
最初は、初めて見るコントローラーに一喜一憂していたのですが、5分ぐらいですぐに飽きてしまいました。
いくらコントローラーに惹かれても、ゲームが麻雀ならね……。
そんな訳で私は、自分の意図に反したこのゲームを手に入れることになってしまったのですが、H君はと言うと当たり前の如く、高橋名人の冒険島を手に入れ、登下校はもとより、学校でもその話題を持ち出して私の心をズタズタに引き裂いたのでした。
でも当時は、桃太郎の時もそうでしたが、つまらないゲームでも、一度手にしてしまったゲームには妙に愛着がわいてしまうものなのです。
私が、この『井出洋介名人の実戦麻雀』をつまらない!
と、体で感じてはいても、口に出して言ってしまうと、何だかこのソフトがアワレに思えてしまって、またしても悲しくなってしまうのです。
―お前を見捨てたりはしないからな!
ですから、このソフトにそう言い聞かせました。
しかし、このソフトの名誉のために言っておきますが、10年ぶりぐらいに久々にプレイした感想としては、とても良く出来ていたソフトであると感じました。
普通の麻雀プレイは勿論のこと、リーグ戦、実戦問題等も入っていて、とてもバラエティー豊かです。
また実戦問題では、井出名人の解説があって麻雀が好きな人にとっては結構参考になるんじゃないかと思います。
問題数もハンパじゃない数がありますし。
また、女の子が応援してくれたり、ドラフラッシュなどのよく分からない特殊モードがあったりして、何気に熱いかもしれません。
しかし残念なのは、このゲームが2人打ちだけしかできないと言う事でしょうかね。
あまり実戦には役にたたなかったり……。

『井出洋介名人の実戦麻雀』評価:☆☆
発売・カプコン
ジャンル・テーブルゲーム
発売日・1987年9月24日
定価・6,500










でも、今にしてみれば、こっちのほうが、良かったんじゃないですか?
どうでしょうかねw
当時は辛かったですけど。
>ふじおかさん。
間違えるにしても、BUGってハニーならまだ良かったんですけどね。
確かに二人うちしかできないし・・・
でもコントローラのプチプチ感、いいですよね
コントローラーのプチプチ感は当時はまりました。
ゲームはやらなくても、コントローラーだけをいじっているだけで、結構楽しかったものですw