2008年08月11日

No.112 ファミコン『スーパーリアルベースボール'88』〜その2〜

前回は個人的な思い出話に重点が置かれていたので、
今回はレビューに重点を置いて話を進めていきたいと思います。

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ファミコンで初めて正式に実名選手の使用が許された野球ゲーム。
であると同時に、プロ野球12球団認定の面白野球ゲーム……、と言う事になっています。
しかも、ファミスタで使われる名前が4文字制限だから、
このゲームも5文字以上の名前の選手は省略されている……、と言う事もありません。
実名選手を売りにしているだけあって野球ファンにはうれしい限りです。
(ちなみに私の場合は野球ファンと言うほどでもないですけど)

そして、売りにしている所は何も選手が実名と言う点だけではありません。
そう。
リアルを追求しているのです。
この野球ゲームには数々の試行錯誤を行ったと思われる形跡が見て取れるのですが、
ただ残念な事は、その試行錯誤がことごとく失敗している上に、
逆にゲームのバランスを著しく崩壊させ、
史上最凶の(世間一般で言う所のク○ゲー)野球ゲームに早代わりしている事。
ぶっちゃけちゃうと、試行錯誤なんか本当にしたのかも怪しいんだけど、
まぁ、一応斬新的要素は詰め込まれているからそう言う事にしておきます。

でも、つい最近気づいたのですが、これを出した所は、
『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』でもお馴染みのバップ

絶対試行錯誤なんてしていない!!

てな事に気づきました。

さすがはバップです。
既に史上最凶の名に相応しきゲームを作ったと言うのに、
それだけでは飽き足らず、野球ゲームにもその勢力を伸ばしてきたわけです。
しかも、日本野球機構と言う後ろ盾を得て……。

さて、ゲーム内容に触れましょうかね。
ゲームをセッティングすると、カッコいいBGMが流れ、
バックに東京ドームのグラフィックが映し出されている
タイトル画面をお目にかけることができます。
さすがは承認を得たという事もあって、東京ドームも東京ドームしています。
と言うより、実在の球場を始めてゲームに登場させたのもこのゲームだったと思います。
今となってはなんも珍しくはありませんが、
これは当時としては非常に画期的でした。
ただ、このゲームには東京ドームしか登場しませんけどね……。

さて、ハッキリ言ってプレイ開始までは別段不満はありません。
むしろ、ここまで入れ込んで作った事に当時は感動したものです。
選手の実名は言うまでも無く、球団選びも分かりやすく表示されているし、
スコアボードも丁寧に作りこまれています。

そう。
ここまでは。

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チャンチャチャチャチャーチャ♪
チャンチャチャチャチャーチャ♪


BGMも独自のアレンジが施されていてとても良い雰囲気です。
さぁ、リアル野球ゲームとやらの真髄を見せてもらおうか!!

…………。

……おや?
私の目が腐りましたかな?
なんだか魔球を投げてくるピッチャーがいるように思えるのは……。
これをどう説明したものかなかなか難しいのですが、
とにかく尋常じゃない曲がり方をするのです。
例えるならば、蛇のくねくね具合みたいな感じ?
こう、まっすぐ飛んできたと思ったら、急激に左方向へ半円を描いて進路を変え、
そこからさらに軌道を修正するみたいな。

―これのどこがリアルだと?

ハッキリ言って、こんな魔球を打てる筈がありません。
もしかりに弾道を見極める事ができたとしても、
このゲームにはパワプロのハシリみたいな高低差の概念が取り入れられており、
ピッチャーが投げた球をホームベース上にあるマークに
合わせなくて打たなくてはならないのです。
まぁ、この辺りは結構リアルっぽいですが、
ボールはハンドボール並みにデカイのに(この時点でリアルじゃない)、
当てるのが難しかったりします。

で、そうかと思えばホームランが簡単に連発できちゃったり。
もうね、バランスがイミフです。
しかも、リアルじゃない具合に遥か彼方にまでかっ飛ばせます。
ちなみに、アウトになった時は、
ブビィッーーーーーーという尋常じゃないぐらいなやかましい音が鳴り、
選手が神隠しにでもあったかのように消え去るという現象にもお目にかかれます。

そして、極め付けが投球と守備。
先ほどのコンピューターと同じようにこちらも魔球チックな事ができるのかと言えば、
まぁ、多分無理でしょうね。
できるのかもしれませんが、
その為には、高橋名人以上の連射技能を身に付ける必要があるのではないかと。
このゲーム何を血迷ったか、
投球で変化球をつける為にボタンを連打しなければならないのです。
投げたい方向にボタンを連打すればするだけ曲がると言う仕組みなのですが、
ハッキリ言って変化球を付ける為に毎回連打していたら指が持ちません。
疲れます。
しかも、ちょっとぐらいの連打じゃ変化はあまりないときたもんだ。
何故こんな仕様にしたのでしょうか。
押しっぱなしじゃだめだったのかしら?
そんなわけで理不尽極まりないのです。

守備もちょっと独特なんですが、
捕球する時にいちいちAボタンを押さなければならないんですよね。
まぁ、ボールをキャッチする感じだからリアルと言えばリアルですが、
バップを甘く見てはなりません。
全ての捕球でボタンを押すことを要求されているのです。

例:一塁から本塁まで順番に送球する場合
一般の野球ゲームの場合。
投げる時にボタンを押すのみ。
このゲームの場合。
投げる→Aボタン押して取る→投げる→Aボタン押して取る→投げる……。
と言った具合です。
なので、メンドクセーことこの上ありません。

そんなわけで理不尽極まりない、
あまりリアルじゃないリアル野球ゲーム。
いやはやこのゲーム、もらった物で良かったものの、
発売日に定価で買っていたら血反吐はいちゃいますね。
ただ、良いか悪いかは別として、
当時としては斬新的だった要素は盛り込まれていました。
ちょっと変な仕様とか、ありえないぐらいにリアルじゃない所もありますが、
野球ゲームにリアルを求めていない方
また、野球は好きじゃないけど、バップが好きな方にはお勧めできる一本です。

ちなみに、『スーパーリアルベースボール'88』以降の作品は登場しませんでしたとさ。

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『スーパーリアルベースボール』評価:☆☆
発売・バップ
ジャンル・スポーツ
発売日・1988年7月30日
定価・5,500
posted by 二条ジョウ at 01:44| Comment(10) | TrackBack(0) | FC | 更新情報をチェックする

2008年08月04日

No.111 ファミコン『スーパーリアルベースボール'88』〜その1〜

私にテレビゲームの面白さを教えてくれたのはA君だった。
初めてプレイしたゲームはファミコンじゃなくてカセットビジョンだったけど、
それまでテレビゲームなんてやった事が無かった私にとってそれはとても新鮮だった。
(詳しくはこちら)
今見たらきっと開口一番に、クソゲーだな!
とか言いそうなそんなゲームだったけど、
逆に当時はそれが面白くて面白くて仕方が無かった。
テレビゲームに目覚めた私は、コレがきっかけでファミコンを買ってもらう事になった。
何でカセットビジョンにしなかったのか?
と言うと、時代は既にファミコンの後期。
あと少しでスーパーファミコンも出るってぐらいな時だったから、
カセットビジョンなんて売っていなかったんだと思う。
それに私はマリオがやりたかったし。

私は友達と一緒にファミコンで遊ぶのも好きだったけど、
ファミコンをした後に、ファミコンのキャラになりきって
ごっこ遊びをするのがたまらなく好きだった。
まぁ、子供の頃なんて誰しもこういう事をやっていた筈だから珍しくもなんとも無いんだけど、
自分自身が経験するとなるとまた別問題で、こう言う事も思い出のひとつとなる。
ただ、私の場合大人になってからもやってしまった経験があるので、
実は当時から全く成長していなかったりするんだけど……。

とりあえず、良く一緒にごっこ遊びをしていたのはA君やH君達で、大抵私は敵役をやっていた。
別に、いじめられていたから主人公役が出来なかったわけじゃないよ一応。
だって、ファミコンでプレイすればいつでも主人公になれるわけだから、
敵キャラをやった方がお得じゃん。
……とその様に考えていたわけで。
つか、そう思う事にしている。

そんな私はいつも役になりきってやる。
やる時は徹底的にがモットーだった。

ある時、A君とT君達で何らかのゲームをやった後にごっこ遊びをする事になった。
(ちなみによく謎ゲーの企画で登場するのはこのT君)
何のゲームかは全く覚えていないけど、私が珍しく気乗りをしなかったのは覚えている。
それは多分、このゲームのことについて全く分かっていなかったからだ。
徹底的にやる私にとって、
少しでも情報が欠如しているとどうにも嫌なのだ。
なりきる事ができないとか、格好がつかないとか、
まぁ理由はいっぱいあるけど、いわゆる譲れない部分と言うやつ。
でも、流されやすい性格な私だったので、
最終的にはそんなブータレ的な我侭も、いつのまにかどこかへ消えてしまって、
結局は楽しく遊んでたりするんだけど……。

この時も次第にごっこ遊びに夢中になっていって、
そんな自分の譲れない部分の事なんて一切頭の片隅から消えていた。
でも、この時はそれだけじゃすまなかった。
題材としていたゲームのことを知らなすぎた私は、
次第に1人置いてきぼりを食ったかのような気分に陥ってしまったからだ。

で、あまりにもそう言う雰囲気を出していたっぽい私を、A君は見過ごさなかった。

「嫌なら他の事する?」

と、そんな風に私に言ってくる。
でも私はそれが逆に惨めに思えちゃって、頑なにそれを拒否してしまう。
せっかくの提案だったのに。

そんな事がありつつごっこ遊びは継続するんだけど、
そう言った事があった後って余計やりづらくなると言うかなんと言うか。
居た堪れなくなった私はついA君の急所にオモイッキリ蹴りを入れてしまったのだ。
勿論、非は100%どころか200%ぐらい私にあって、A君には何の落ち度も無い。
嫌なら嫌って言えばいいのに、
わざわざ気を使ってくれたA君にその様な行為を働いてしまったのだ。
さすがにコレにはA君もキレた。
お互い本気になって殴ったり蹴ったり引っ掻いたりするもんだから、
傍にいたT君も手が出せない状態。
その日はもう遊ぶどころじゃなかった。

で、喧嘩が終わって1人家に帰る頃になって後悔する。
何であんなことをしたのかと。
本当は、この日ばかりはこんな風に終わらせてはいけなかったのだ。
A君は1週間後に転校してしまうから、最後の思い出作りにと遊んだのに、
もしこのままの状態で離れ離れになってしまったらあまりにも悲しすぎる。
だから私はA君に絶対謝らなくちゃいけないのだ。
そして、ただ謝るだけじゃダメなのだ。
本来なら一生の思い出となるかもしれなかったこの日を
台無しにしてしまったんだから、それに見合う対価を私は支払わなければならない。
そこで、当時一番お気に入りだったファミコンソフトの「オペレーション ウルフ」を、
A君に渡す事にした。

しかし、決意したものの、なかなか行動に表す事ができなかった。
1日、2日、3日と時間だけが過ぎて行く。
謝るタイミングがうまく見つけられなかったのだ。
いや、タイミングを見つけようとしなかっただけなのかもしれないけど……。
結局私は怖かったんだと思う。

でも、そんな私を助けてくれたのはやっぱA君だった。
A君はこの前喧嘩した時の事なんて、おくびにも出さなかったばかりか、
私に今までありがとうと、その様に言うのだ。
もうね、私と言う人間がどんなにちっぽけな存在だったのかを実感したね。
謝るどころか、逆に向こうに感謝されてしまったなんてさ。
おかげで私はクラスの中だというのにバカみたいに泣いてしまったよ。

その日の放課後、この前のやり直しというわけじゃないけど、
A君や、T君、それにH君らも含めたメンバーでファミコン大会を行うことになった。
事実上、A君と遊ぶ最後の機会である。
この時もいつも通りファミコンで遊ぶだけのものだったけど、
今までで一番楽しく遊ぶ事ができた。

帰り際に私は「オペレーション ウルフ」をA君にプレゼントした。
別に前の事を引きずっていたわけじゃないけど、
まぁ、いわゆるカッコつけたかったんだね。
A君ばっかにカッコいいところは見せたくないと。
でも、A君は喜んでくれたんだけど、貰うだけなのは嫌だったようで、
結局、A君が持っていた「スーパーリアルベースボール'88」と交換する形になった。

A君が転校して早10数年。
私はA君と交換したゲームソフトを今でも大切に持っている。

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↑コレ

例え、世の評価がアホみたいに低いク○ゲーだとしても、
私にとってこれはサイコーのゲームなのだ。
バップ社と言えばスパモンを出している所だけど、それすらも気にしない。
挙句にゲームが途中で止まったり……、なんて事も一切気にしないよ!?
本当はちょっとだけ、なんかハメられた臭いと思ってるんだけど、
私はA君を信じる事にしているよ。
……うん。

そんな訳で子供の頃の懐かしい思い出話でした。
まぁ、本日はレビューとはかけ離れていたので、
「スーパーリアルベースボール'88」のレビューはまた近いうちにでもします。
このゲーム、思い出話だけで終わるのは勿体無いほどのゲームですので。

ちなみにA君とこの前会ったんだけど、オペウルもう持ってないって。

ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!

その2へ続く。
posted by 二条ジョウ at 01:04| Comment(7) | TrackBack(0) | FC | 更新情報をチェックする

2008年06月09日

No.105 ファミコン『爆笑 愛の劇場』

『1999 ほれ、みたことか!世紀末』はある意味では面白いゲームでありました。
しかし、ボードゲームを本当の意味で楽しみたかった私は、
ネタゲーはもういらなかったので、心底楽しめるゲームが欲しかったのであります。

特に爆笑人生劇場シリーズは当時ハマッたボードゲームだったので
この『爆笑 愛の劇場』も相当の期待を込めて購入した訳です。
もしハズレても、1999 ほれ、みたことか!世紀末
(字を打つのがメンドクサイので以後ほれみた)よりは絶対マシだろうと。

だがしかし!!

私のそんな純粋な心はまたしても打ち砕かれたのであります。
このゲーム、爆笑人生劇場とは全くの無関係!
それどころかほれみたの前作にあたる作品だった訳です!
そんな訳でハズレもハズレ、大ハズレ!!!!
絶対マシどころかコイツは、ほれみた以上のモノだったのです!
(しかも、ほれみたの次に購入したボードゲームだったりする)
しかし、それでも当時の私は一縷の望みを捨てていた訳ではなかったのです。

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でもやはり期待を裏切らないと言うか、
と言うよりそもそも裏切って欲しかったんだけど、
このゲームは期待を裏切らないでくれました。
つーか期待じゃなくて願望か……。

まず、ほれみたでもお馴染みだった主人公がブサイク面と言う仕様は、
この頃から健在です。
一応、とーちゃんとかーちゃんを場のカードから選んで
それと配合させて自分の分身たるキャラが出来上がるのですが、
まぁ、そのカード自体も伏せてあるので殆ど関係ないですね。
大体とーちゃんとかーちゃんもブサイク、ブス仕様ですから。
まぁ、でも、こう言った嫌な仕様も何だかもうナレみたいなものがありました。
免疫が付くと人間心が大らかになります。

とりあえず今回のレビューの為に、
私の分身たるじょう君でプレイする事にしました。

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ちなみに顔グラどころかパラメーターもランダムです。
今回はなかなかいい感じになってくれました。
ええ、これでもマシな方ですよ?

それにしても、能力の頭普通とか、好感度悪いとか、いちいちウルセーって感じですな。
数値にするとかもっといい方法はなかったんでしょうかね。
勿論、ほれみたと同じように、
この初期パラメーターがゲームにも多分に影響してくる訳でして……。
まぁ、こんな所で立ち止ってもしょうがないので先に進めることにします。

今回は、大学生活をテーマとしていますので、
その意味では世紀末をテーマとしていたほれみたよりは親近感が少なからずもあります。
勉学に勤しんだり、彼女とラブラブになったりとか。
これは普通のボードゲームでも良くあるテーマです。
まぁ、このゲームは普通じゃないから、勉学に勤しんでも何かしらかで失敗するし、
彼女とラブラブになるのだって確率が極めて低いから、予め注意していた方がいいけどね。
それと、カレンダーがボードに見立てられているのですが、
その時点で、このゲームは普通じゃないからね。
どんだけ手抜きなのかと。
ほれみたの同じ所をグルグルと周るマップよりも酷いですよ。
……まぁ、斬新的と言えば斬新的なのですが。

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↑マップ

とりあえず大学生活と言う事ですので、まずは大学入試から始まります。
算数の問題とか、あいうえお順に文字を埋めていくとか、
まぁ、そんな易しい問題が用意されています。
人生劇場も多分こんな感じだったと思います。
子供でも分かりやすい様に難易度を落としている所は素直に評価……。

しかし!そこはやっぱ愛ゲキクオリティー!!!

やってくれます。
制限時間が短すぎなのです。
たかだか53+26=、……みたいな計算式しか出ないようなテストで
私はたった40点しか取れませんでした!!
早いんだよ、制限時間が!
何とたった20秒。
1問10点ですので、100点満点を取る為には、
1問2秒で解答しなければいけません。
口答ならまだしも、問題を確認して数字を入れる作業をしていたら、
とてもじゃないですが無理です。
これで点数が低ければ3流大学に強制入学ですから、どんなクソ仕様かと。

でもって、次のサークル選びがまた酷すぎ。
まぁ、ランダムでイベントが発生するのですが、
大抵よさげなサークルは断られます。
しかもその理由がバカだからとか、デブだからダメだとかね。
今回は運よく一発目からサークルに入る事ができましたが、
そのサークルが宗教サークル、こんなんばっかです……。
つかこの会社、宗教ネタ多いよ!!

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さて、ほれみたではマイナスイベントばかりで、
イライラしてくる要素がいっぱい詰まっていましたが、
さすがはほれみたの前身となった作品です。
それに輪をかけて酷い仕打ちがまっています。
マイナスイベントがクソ多いのは基本中の基本。
今回はそれに+αしてプレイヤーを凹ますネタがテンコ盛りなのです。
しかも良いイベントでも一言多いからイチイチ癇に障ります。

例:マイナスイベント。
・じょうはバカだから彼女ができませんでした。
・じょうは顔が変だから彼女に振られました。
・じょうはオタク族だったので彼女に嫌われました。
・じょうは第一印象で嫌われてしまった。「あなたの顔変!」
・じょうはバカなのがばれて友達になれなかった。「アホは嫌いよ」
・○○さんとデート、道端でオナラして、彼女に「くさ〜」と言われる。
・じょうは英検の3級に今更合格。みんなにバカにされてしまった。


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例:プラスイベント。
・じょうはネクラだけど体は丈夫なのでゲーマーになった。


こんな感じです。
なんだかプラスイベントが少ない気がしますが、
比率的にもこんな感じなのでしょうがありません。
それにしてもマイナス要素の殆どに、
バカ、アホ、顔が変、デブ、背が低いとか、そういう単語を乱発しすぎです!
ほれみたがまだ可愛く見えらぁ……。
(勿論上記以外にもプレイヤーを凹ますネタはふんだんに入っています)

そんなマイナスイベントばかりなので、全くパラメーターがあがりません。
プラスイベントにしても、
何かがあがって他のところがマイナスにもなったりするので余計に。

で、そんな逆境にも耐えて最後まで進めると、
エンディングでこれまでのプレイヤーの行動から幸せ度が表示されるのですが……。

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幸せ度95点!!

…………。

……。



(#゚Д゚) ヲイ!!!!



なんじゃこりゃあ!!
あれで幸福だったのかよ!!?
バカとか、アホとか、キスがヘタだとか、親父が破産したとか、
そう言う所も全部ヒックルめてでた結果がコレですか!?



カーッ(゚Д゚≡゚д゚)、ペッ



どうしようもネーMじゃねーかよ主人公って……。




と言う訳で、この『爆笑 愛の劇場』。
何だかんだと言いましたが、今では決して嫌いではありません。
こう言うのも意外にやれば面白く感じてしまいます。
(ゲーム性云々は別として)

まぁでも、子供の頃は超キレたけどね☆

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『爆笑 愛の劇場』評価:☆☆
発売・ココナッツジャパンエンターテイメント
ジャンル・テーブルゲーム
発売日・1990年12月29日
定価・7,300
posted by 二条ジョウ at 01:24| Comment(10) | TrackBack(0) | FC | 更新情報をチェックする

2008年04月11日

No.98 ファミコン『東京パチスロアドベンチャー』

「パチ夫くん」シリーズでパチンコ業界にその名を轟かせたココナッツジャパン
……なのかどうかは知らんけど、
そのココナッツジャパンが今度はパチスロに挑んだのであります。

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さて、タイトル画面ではなく
いきなり怪しい少年のソロ画像から始まりましたが、
実際にいきなりこんな感じで始まるのでいたし方がありません。
ちなみに間違ってはいけないと思うので簡単な説明を行いたいと思います。
この少年は主人公にアドバイスをくれる小林少年のようなサポートキャラではなく、
れっきとした主人公であり、
パチスロが大好きな少年「ななが そろった」くんなのであります。
パチ夫くんシリーズでは銀玉を擬人化したキャラでしたが、
今度は(ようやく)人間が主人公になりました。
ただ、主人公が少年と言うのが若干気になる次第ですが、
まぁ別に小学○年生とか設定上で明らかにされてないし、
法律上はなんら問題ないと思うのでその辺はあまり気にしないようにします。
よく見れば、大学生ぐらいにも見えるし。

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見えねーけど!!
……まぁいいや。
大体そんなところにばかり突っ込んでいたら日が暮れてしまうしね。

で、ストーリー。
ある日彼の元に
「第1回東京パチスロアドベンチャーラリー」の参加申込書が届いたところから始まります。
どんな流れからそうなったのかは全く分かりませんが、
ともかくこのパチスロラリーに参加して、パチスロNO.1になる事が目的らしいです。
参加するほうも参加するほうですが、
少年の元にこんな物を送りつけるほうもどうかしています。
なので、最初の段階で不参加にしてやりましたよ。

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で、結果は……。

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おっと!まさかの展開!
タイトル画面すら出てきていないのにもう終わりです。
いや〜最速クリアでした。
こんなに早くゲームをクリアしたのって、ドラえもんのギガゾンビ以来です。
という訳で、今回のレビューでした。





嘘です。
まだレビューは続きます。

とりあえずはいを選んだ方のルートだと、
タイトル画面に行き着くことができます。
そう、先ほどまではただのプロローグです。
ここからが本当の始まりです。
……と言っても、ひたすらパチンコをするだけですが。

ともあれこのゲーム、本編のほうも内容的に凄まじい物があります。
東京都内にある各パチスロ店で勝負していくのですが、どの店も基本的には同じ。
その上、一度競技が始まったらアホ程の時間をかけてプレイしなければなりません。
勿論競技中はパスワードも取れないし店から出ることもできない。
ひたすら台に座ってパチスロプレイ。
ちなみにアホ程の時間はゲーム内での時間ではないので注意です。

ともあれ、そんな感じでひたすらパチスロをプレイしていきます。
もうパチスロが好きじゃないと拷問です。
おまけにグラフィックがきれいだからまだ許せるとか、
なんか特殊な効果が発動するとか、
そんなのは一切ございません!!
逆にえらく疲労感が漂うし目はチカチカするし一店舗終了しただけでもうギブアップです。

ただ、そんな目の疲れを癒す為なのかなんだか知りませんが、
このゲームに登場する女の子がえらくかわいいです。
パチスロ本編よりも、むしろこっちの方に力を注いだのではないかと思ってしまいました。

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『東京パチスロアドベンチャー』評価:☆☆
発売・ココナッツジャパンエンターテイメント
ジャンル・テーブルゲーム
発売日・1991年12月13日
定価・6,800
posted by 二条ジョウ at 00:09| Comment(4) | TrackBack(1) | FC | 更新情報をチェックする

2008年03月20日

No.96 ファミコン『DATACH SDガンダム ガンダムウォーズ』

今回もデータック話ですがご容赦願います。

ブームと言うものにはいつか必ず終わりがやってくる。
特に昨今は流行り廃りが目まぐるしく、ついこの間までやたら世間が騒いでいたと思ったら、
もう見向きもされないヒット商品の如くその例えはあげればキリが無い。
最悪自分だけでも世間の荒波に逆らって、最後まで意思を貫けばいいのだが、
私はブームというものに疎いので、そもそも世間の荒波に逆らうような事例はまず存在しない。
つまり流行り廃りは私にとって関係のないと言うことだ。
ここで一つの例えをだしてどんなに私が疎いかを証明したかったのだが、
例え自体思いつく事ができないので証明することができない。
まことに残念である。

とにかく、
今の世は流行り廃りが激しい。

この事だけを納得していただければ次に話を進めることができるので、ご理解を得たいと思う。

さてデータックである。
これを流行ったものとするにはいささか抵抗があるのだが、
少なくともバーコードは、小学生の間で密かなブームがあった事は間違いない。
それをデータックにまでスグに結びつけることができないのは極めて残念な事なのだが、
それが事実なのだからしょうがない。
私が小学生の頃のバーコードバトラーとデータックの所持比率を例えとしてみてみよう。

注※ 私のクラス内でのみの所持比率。
バーコードバトラー
ほぼクラスの男子全員。
データック
私のみ。

なんとも悲しい結果であるが、そもそも私の友人達に言わせれば、

「データックって何?」

である。
本当に同じ時を過ごしたのかと疑いたくもなるのだが、 まぁそれはおいて置こう。
此処で間違ってはいけないのは、これは所持比率な訳であって知名度ではない。
知名度的にはもっと知れ渡っていた筈なのだから。
つまり私の友人達がたまたま知らなかったにすぎない。
そういう事だ。
だが、この所持比率から見て分かる通りに人気があった商品とは言えない訳である。
あそこまでちびっ子達を熱狂させたバーコードバトラーではあったが、
データックまでにはその余波が及ばなかったのだ。
そして勿論、バーコードバトラーとて長続きしたものではなかった。
世間はどうだか知らないが、我々の間では多く見積もっても1年。
たった1年ぐらいである。
この1年間ぐらいでしか我々はバーコードバトラーにはまらなかったと言う訳なのだ。
ブームと言うものは本当に流行り廃りが激しい。
それを実証するような例えではなかろうかと私は思っているのだが、どうであろうか?

そんな訳であるからして、そもそもデータックが人気爆発的な商品になり得なかった事も頷ける。
ただでさえ所持率が低いのに、ブームがすぎてしまえばそれまでなのだ。
ブームだからといって何事にも時期を見誤ると手痛い目にあってしまう。
第一弾のドラゴンボールがでてから、二弾目のこのソフトとウルトラマンがでるまでに約4ヶ月。
それまでの間にデータックに対応したソフトは1本のみ。
小学生のちょっとした小ブームがいつまでも続く訳がない。
例えゲーム自体は良作であったとしても、時期が過ぎれば購買数は低下してしまうのだ。
そんな訳でデータックに対応したソフトは最終的にたった7本である。
そのうちの1本はバーコードを使わないと言う極めてアレな商品なのであるが、
ここでは深入りはしない。
なんたって今回紹介するゲームに関する事もまだ一言も述べていないからである。

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私が長い前フリをする時はそのゲームに関して全くネタが無いか、
ネタがありすぎてどうキリ出していいか分からない時に起こる現象なのですが、
今回はどうでしょう。
勿論上記二つに当てはまっていない時もありますが、
私がこうして話を脱線させている事も、その解答の糸口になるかも知れません。


このゲームは簡単に言うと、バーコードを使用するゲームである!

です。
今更何を言ってやがる!!
と思うかも知れませんが、これは極めて重要なことですよ?
先ほども前フリで触れましたが、
データックにはバーコードを一切使用しないソフトもあるからなのです。
それゆえにあえて申し上げた所存であります。

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このゲームには、シナリオモードバトルモードバーコードラボの3つのモードからなり、
シナリオモードでは、最初に読み込んだ6体のユニットを駆使してコンピュータと戦っていきます。
一応一年戦争中の話のようですが、ストーリーは有って無いようなものです。
各ミッションごとにコンピューターと戦っていくだけ。
しかもこのゲームの場合とてつもなくバーコードに左右されるので、
強いカードさえ持っていれば15分ぐらいでクリアできてしまいます。
さらにいえば、戦っていくといってもシミュレーションゲームなので実際に操作することは皆無。
最初にユニットを登録した後は、コマンドカードをターンごとに読み込ませるだけです。
しかもこのコマンドカードがゲームバランスを更に酷い物としています。
コロニーレーザーのような大量破壊兵器は、一瞬で敵を消し去ることができるので、
あっと言う間にカタが着き、ユニットなんて存在している意味すらありません。
また、コロニーレーザーは一例に過ぎず、他にも一瞬でカタが付くようなコマンドがゴロゴロと。
これ、バーコードを使っていなかったらただのクソゲーです。
4ヶ月も間が開いてこれでは、もう先が見えるって感じぐらいに(実際当時そう思った)。

バトルモードはそのままで、友達とかと対戦したりするモードです。
まぁ同じ様にコマンドに左右されますわな。
コロニーレーザーでハイ終了です。
ドラゴンボールに比べ、こちらは一度しか友達と遊ばなかったのも頷けますよね?
バーコードラボは、このバーコード何だろ?
と思った時にこのモードで調べることができます。
市販のバーコードを使用する時などには、遊ぶ前に能力とかをチェックできるって寸法です。

ユニット数やコマンドなどは豊富に用意されており、
バトル中のグラフィックなども決して悪くはありません。
問題なのはゲーム性が薄いって事なんでしょうけど、まぁバーコードゲームとしてみた場合には、
それほど悪くは無いと言うより、これが普通なのではないかなと。
バーコードバトラーだってそんなもんだし。
結局のところバーコードバトラーだって強いカードを探す事が面白かった(と思う)のであって、
ゲームそれ自体は至ってシンプルだったしね。

ただ、ゲームバランスは何とかしてもらいたかった。
それにつきます。

『DATACH SDガンダム ガンダムウォーズ』評価:☆☆
発売・バンダイ
ジャンル・シミュレーション
発売日・1993年4月23日
定価・2,800
posted by 二条ジョウ at 00:20| Comment(6) | TrackBack(0) | FC | 更新情報をチェックする

2008年03月13日

No.95 ファミコン『DATACH ドラゴンボールZ 激闘天下一武道会』

当時、バーコードバトラーなる物が小学生の間でブームとなっていた頃、
それに便乗したからなのかどうかは知りませんが、
ファミコンでできるバーコードゲームが登場しました。
それがデータック
このデータックと専用カセットをファミコンに取り付けるだけで、
バーコードを用いたゲームができるのです。

バーコードバトラーでは、バーコードを読み込むと液晶画面上に、
キャラクターのパラメーターが表示されます。
表示されるのは攻撃力・守備力・生命力と言ったパラメーターだけですが、
読み込ませるまでどんなキャラか分からない(実は分かったりもする……)どきどき感と、
想像を膨らませながら友達同士で対戦するこの仕様には、
私のみならずあの当時のちびっ子達は夢中になったものです。
バーコードを使ったゲームというのも非常に新鮮でしたし、
また強いカードを探す面白みもありました。

そんなバーコードバトラーにすっかりとハマっていた私が、
データックに手を出したことも無理もありません。
しかも、初期ソフトがドラゴンボールならば尚更の事です。

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このゲームはとにかく面白い。
私のファミコンランキングでベスト20位以内には入る代物です。
ネット上ではクソとか色々なことも聞きますが、私は楽しめた!
データック本体を買うともれなく一緒に付いてくるのですが、本体の箱からしてドラゴンボールです。
まさに、ドラゴンボールの為だけに生まれてきた様な商品なのだ!!

最初からバーコードが付いたカードが付属され(しかもドラゴンボールのキャラクターカード!)、
バーコードを持っていなくても買ったその日から遊べる点も好感触でした。

バーコードバトラーはとかくパラメーターに左右されていましたが、こちらは読み込ませたキャラクターを実際に操作して戦わせるので、パラメーターの弱さをカバーする事ができます。
対戦格闘ゲームにバーコード機能を取り付けた物と思っていただければ、
分かりやすいかもしれません。
アイテムカードも使用する事ができるので、より一層の白熱としたバトルが展開されるのです。

ストーリー性は皆無ですが、1対1のVSバトル、4人でランダムに戦うバトルロイヤル
天下一武道会形式である8人トーナメントから選ぶ事ができます。
1人でも勿論遊べますが、やはり友達同士でカードを用いて戦うのが一番盛り上がります。

中でもバトルロイヤルは特にサイコーです。
これは、誰か1人が勝ち残るまで戦っていくモードなのですが、
時間内に対戦相手を倒せなかった場合は次に持続されます。
ダメージを負った状態ならそのままで次の対戦者と戦わなければいけません。
対戦相手も4人の中からコンピューターがランダムで決めるので、1人が連続して戦うこともあるし、逆に最後になるまで1度も戦わなかったなんてこともザラにあるのです。
めちゃくちゃ強いカードを持っていても、連続で戦えばそれだけダメージが蓄積されるし、
弱いカードでも最初はダメージを負わないように逃げていれば、最後には逆転も可能なのです。
どういう結果になるか分からない、カードの強さがそのまま影響しないからこそ、
皆で楽しめたゲームでもありました。

まぁでも、弱いキャラよりも強いキャラの方がいいと考えるのは誰しも同じでして、
いくら操作次第と言っても、結局の所誰もが強いカードを求めるのですよ。
そうなると市販のカードを買うか、適当に何かから切り取って使うかなのですが、
私が試したところ市販のカードはデータックでは使い物にならないし、
身近にあるようなバーコードでは絶対良いのがでねーんですよね。
特に週刊誌や単行本、ノートは最弱もいいところです。
バーコード集めは強いキャラを手に入れる事もそうでしたが、最初から付属しているカードでは使えないキャラもいた為にありとあらゆるものを切り取って、データックの為だけに使用していました。
今にして思えば、バーコードの為に犠牲となった書籍関連の方が悔やまれるんですけどね。

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百聞は一見にしかず。
騙されたと思って一度プレイしてみてください。
本当はカードも紹介したいところなのですが、付属されていたカードは親が捨ててしまった為に
紹介することができません。
なので、あの当時私が使っていたカードを紹介して今日はさよならしたいと思います。

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サイバイマン。
至って平凡な能力。
このカードで勝つ為の必勝法:
必殺技の溶解液を駆使しながら遠距離による一撃離脱!
近距離だとなれていないと死ねるよ。


という訳で適当に印刷してお使いください。

注※
このカードを使用した事によって生じたいかなる障害、損害に対して
私二条ジョウは一切の責任を負わないものとします。
それをご理解の上ご使用ください。


『DATACH ドラゴンボールZ 激闘天下一武道会』評価:☆☆☆☆☆
発売・バンダイ
ジャンル・バーコード対戦格闘アクション
発売日・1992年12月29日
定価・7,800(本体込み)
posted by 二条ジョウ at 03:45| Comment(8) | TrackBack(0) | FC | 更新情報をチェックする

2008年01月18日

No.88 ファミコン『1999 ほれ、みたことか!世紀末』

「最近、人生ゲームや桃鉄も飽きてきたし、ほれ、みたことか!をやってみっか!」

と思っているボードゲーム好きな方に、同じくボードゲーム好きな私から一言。
このゲームだけは避けて通ってもいいんじゃないかなと。
小・中学生の頃はよくパーティー系ゲームで遊んでいましたが、
間違いなくダントツで盛り上がらなかったゲームでございます。

我が友人らの感想と行動は、

「つまらないね」byH君
「頭が痛くなってきた」byHちゃん
「班遊びだったのに、なんか時間を無駄にしたね」byMちゃん
「クソだろコレ!!」byオギくん
「チェスト!!」
と、叫びながら、私のカセットを投げ捨てたS君。


みんな反応は芳しくはありませんでした。
それぞれ時代こそ違えど、その反応は殆ど同じ。
最近プレイさせたドゥ君だけは唯一、

「稀にみる良作!」

とか言って喜んでくれましたが、まぁそれは大人ゆえ。
子供の頃だったら、彼もキレていたことでしょう。

しかし、私的には結構重宝もしました。
何せ、出会った人物には片っ端からプレイさせて、その反応を見て楽しんでいた訳ですからね。

おっと、話が脱線しました。
とにかくこのゲーム、とんでもない代物と言う訳でございます。

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ゲームは、1999年にノーム星人が地球に襲来してくるので、
その時までに宇宙パワーを集めピンキー星人の科学力で地球を脱出する事にあります。
この宇宙パワーが何であるかは知りませんが、とにかく宇宙パワーがでかい人が勝ちと言う訳ですので、ゲーム中はコレを上げる事に終始します。

一見面白そうな設定ですね。
ここまでだったらまだ、楽しそうなゲームだな〜。
とも思えるかもしれません。
なにせ見た目も人生ゲームですから。
しかし、内容には雲泥の差があります。

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まずマップ。
年代が変わろうが、何しようが、基本的には同じマップをグルグルと回るだけ
一応世紀末が近づくにつれ、マップに多少の変化はあるものの、
最初から最後まで同じマップで競いあっていきます。
しかも世紀末が近づくにつれ、マップにあるイベントマスが徐々に劣悪なものへと変わっていきます。
人生ゲームでは、良いマスと悪いマスの割合が大体バランスよくなっている訳ですが、
このゲームだと大体90パーセントは悪いマスという訳です。
イベントはそれなりにありますが、殆どがノイローゼーになりそうなクレイジーイベント
新興宗教ネタとかあったり、子供に求めても知らんよって感じです。

また、強制4人プレイな点もすさまじい。
ただでさえ長ったらしく、鬱要素満載だと言うのに1ゲームに膨大な時間を使います。
学校から帰ってきて、友達と2人でこのゲームをプレイしようものならば、
その日はこのゲームのみで解散と言うオチになってしまいます。
(大抵は途中で強制終了しますが)

その他には、転職の為に、偉く操作性の悪いミニゲームをプレイしなければならず、
一度フリーターになったら、最悪ずっとフリーターのままだったり、
キャラはランダム決定で大抵ハ○だったりデ○だったり、
金は核シェルターだけを買うぐらいにしか使う道が無かったり、
どんなに頑張っても、必ず新興宗教に加入させられたりなど色々ありますが、
まぁ、スゲーんですわ。

で、あまりに凄まじかったので、今まではエンディングを見た事がありませんでした。
だってメンドクセー以外の何ものでもないじゃないですか。
でも、先ほど出てきたドゥ君の反応があまりにも良かった為に、
つい調子に乗って最後までプレイしてしまったんですよ。
私も、

―実は面白いんだよコレ!

と、思うようにしてたらなんか面白くなってきちゃったし。
でもドゥ君は途中で、

「なぁ、いつ止める?」

とか言って歩調を乱し始めた訳ですよ。
さっき言っていた、

「稀にみる良作!」

は、やはりネタだったんだとか思いつつも、そこで止められる訳がないじゃないですか。
私だってようやく自分の心を惑わすのに成功したのに。
だから、強制的にプレイさせましたよ。
私も段々、面白くないものはやっぱ面白くないっていう風に気づき始めてきましたが、
もう意地でしたねアレは。

で、プレイ約5時間。
感動のエンディングを迎えたわけです。
私が1位、ドゥ君が2位で。

でも、1位だろうが2位だろうが、結局全員バッドエンディングなんだけどね!!

そんな訳でこのゲーム。
システム的にもゲーム的にも難がありますが、話のネタに取っておくと、
10分ぐらいは盛り上がりますので、一度はプレイしてもいいかもしれませんね。

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『1999 ほれ、みたことか!世紀末』評価:☆
発売・ココナッツジャパンエンターテイメント
ジャンル・ボードゲーム
発売日・1992年9月18日
定価・7,300
posted by 二条ジョウ at 03:21| Comment(8) | TrackBack(0) | FC | 更新情報をチェックする

2007年10月21日

No.79 ファミコン『シティコネクション』

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簡単に言えば、道路を塗りつぶしてパトカーから逃げるゲーム。
追って来るパトカーや、たまに道端に現れるネコから逃げながら(ついでにタケノコ)、
とにかく塗りつぶす!

目的は恋人にふさわしい男性を捜す為、世界各国を走破する事。
ゲームではそんな事を微塵も感じさせないが、とにかく車を飛ばす!

パトカーが現れたら、オイルを投げてピヨッタ瞬間に体当たりを敢行。
警察も目じゃないゼ!

そしてネコが現れたら、同じくオイルを……、と思いきや全く効かない。
そうこうしているうちにひき殺しちゃうなんて事も。
勿論自分の意思とは無関係に。

ネコをひき殺すとネコふんじゃったのBGMとともに自分も泣きを見る破目になるので、
二度と倒そうなんて考えはしない筈。
動物愛護の精神が生まれた瞬間である。

でも、狙ったようにネコが現れるので結局は関係ないけどね!

国家権力や動物愛護団体(ついでにタケノコ業界)を敵にまわしそうなゲームだけど、人気はあった。
世界各国を走破するだけあって、各国の観光名所がステージになっていたり、主人公が女の子だったりして、それはもう想像を絶する位に人気はあったと思う(たぶん)

男の熱いゲームだと信じてやまなかった私ですが、この女の子が主人公だと知った時は、それはもうさらなる情熱を注ぎ込んでしまいましたよ。
無理も無い話です。

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パトカーぶっ潰し、ネコぶったおし(ぶったおすと自分もやられるけど)のこのゲーム。
運転する美少女クラリスのSっけたっぷりなこの仕様に、はてさて何人が魅了された事でありましょうか。

『シティコネクション』評価:☆☆☆☆
発売・ジャレコ
ジャンル・アクション
発売日・1985年9月27日
定価・4,900
posted by 二条ジョウ at 00:29| Comment(7) | TrackBack(1) | FC | 更新情報をチェックする

2007年10月06日

No.76 ファミコン『ロックマン5 ブルースの罠!?』〜青春のキャップバトルその2〜

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前回からチャージして撃てるようになったニューロックバスターが、更なる進化を遂げ
スーパーロックバスターになり、そして新サポートキャラ「ビート」も登場する。
難易度が下がり、私のようなヘタレプレイヤーでも安心してプレイすることができた。

さすがはスーパーなだけあって、出てくる敵を一網打尽!
ボスの弱点である武器を使わなくても何とかなってしまうので、ボスの攻略順も別に気にする必要もなかった。
おまけに最後のワイリー戦ではまさかのビートの大活躍!
サポートキャラが本当の意味で役にたったと思えたのは、まさにこの5のみであった。

そんな感じでパワーアップしたロックマン。
難易度が下がったこともあって、初心者でも充分取っ付き安い作品となっている。

私は1や2もクリアしていたけど、実はこれらは後になってからのお話で、一番最初にクリアしたのは4で、次に5でした。
いわゆる、4と5で慣れてからようやくといった感じ……。

なもんで、苦手な人もまずはこれで訓練するといいです!
そしたらイエローデビルも簡単に粉砕できますから(たぶん!)

で、このロックマン5は前回お話したとおり、友人のH君に牛乳キャップと交換してもらったソフトです。
今ではゲームソフトと牛乳キャップでトレードしようなんて思う人間はいないと思うけど、あの頃はブームでしたからね(うちらの間で)。
いやほんと、いい思いをしました。

……でも、まだ話は続くのです。


待ちに待ったクラス対抗ウルトラキャップ大会当日。
各クラスから選抜された何名かが、放課後中庭に集まっていました。
勿論、この大会は学校行事とはなんら関係の無いことなので、強制参加ではありません。
なもんで、選抜者以外は殆んどが下校していました。
集まったのは10人ぐらい。
そこには私とH君も含まれています。

選抜者たちは、それぞれ屈指のキャップラーなので、それぞれ呼び名も与えられています。
勿論私達も例外ではなく、

私が、東京の悪魔。
H君が、バラマキのH(Hは本来だと本名が入ります)

と呼ばれていました。

東京の悪魔と言うのは、価値の無い東京牛乳のキャップしか殆んど使わず、相手のレアキャップをぶんどる悪魔みたいな奴からきていますw
(いつもそうじゃないけどね)

バラマキは、牛乳キャップを惜しみも無く皆の前でばら撒いて、拾った人にあげるプレイを指しており、H君はそれを頻繁にやっていたので、いつしか神様的な存在にまでなってそう呼ばれていました。

まぁ我々以外にも色んな個性豊かな呼び名が付いている人達がいましたが、もう忘れているのでそこはスルーします。

そんな訳でこの大会、神様みたいなバラマキのH、悪魔みたいな東京の悪魔が、クラスも一緒と言うこともあって共闘します。
その様は、辺りを異様な空気で充たしていました。

「おい!奴らが手を組みやがったぜ!」
「神と悪魔がか……。これは大地も焦すな」


見たいな感じで、皆恐れおののきます(嘘)

ともあれ、うちのクラスからは我々2人だけですので負けるわけにはいきません。
(他のクラスは大抵4人)

この大会は優勝が全てで、最後まで残っていた奴だけが勝利の栄光を手にする事ができます。
そして、その最後まで残っていた奴のクラスが勝利と言うことになります。

長くなりそうなので、結果から言いますと我々2人は負けました。
準決勝までは2人とも行ったのですが、運悪く敗れてしまったのです。
勿論敗者には、栄光も何もありません。
この大会で手に入れたキャップも殆んど奪われたばかりか、持参のキャップまでも失う破目に。
おまけにH君もこれが原因となったのかどうか分かりませんが、翌日学校を休んでしまいます。
あまりにも無残に終わった戦いでした。

そしてまだトレードは済んでいません。
私のほうは、すでにキャップをあげていたのですが、向こうからはまだ貰っていない状況でした。
しかし、H君は学校を休んでいる為、ノコノコと家に行ってロックマンだけを貰って帰る訳にもいきません。
そんなもんで、お見舞いがてらロックマン5を頂いてくることに。

そして、そこでH君の口から衝撃の事実を聞かされることになります。
なんとトレードするべきロックマン5は、現在人に貸してしまった為に手もとにはないと。
だから、取りに行ってくれと言ったのです。
かなりメンドくさい展開になったなぁと思いましたが、ロックマン5の為です。
私は見舞いも程々に(最低)、H君がロックマン5を貸した相手(S君)の家へ行きました。

S君の家へ着くと、すぐにロックマン5を受け取る事ができました。
これで後は家に帰って早速プレイすればそれでメデタシメデタシ。
……の筈だったのですが、ロックマン5を手にいれた事によりテンションが高くなってしまった私は、そのままS君の家で遊ぶことになりました。

そこではドラゴンボールごっこをしたのですが、役になり過ぎていたせいもあってか、
デスボールを放つ時に生じた手が、ちょうどぶら下っていた何かの籠にぶつかってしまい、

ガシャーん!

……と。

「おいっ!何やってんだよ!」

S君はとても怒っています。
慌てて、つい今しがたデスボールで破壊してしまった籠をもどそうとすると、
そこから鳥らしき物体がひょっこりと現れ、どこかへと羽ばたいて行ってしまいました。

辺りには重い空気だけが漂い始めていました。

「どうしてくれんだよ!鳥が逃げちゃったじゃないか!」

S君はさらに怒りますが、私はさらに慌てます。
素直に謝っても許しては貰えず、そのうちS君のお兄さんが帰ってきました。

「どうした?」
「あっ、お兄ちゃん。実は……」


この後のことはホント地獄でした。
S君からは怒られるわ、お兄さんからも説教されるわで、もうドラゴンボールごっこどころではありません。
先ほどデスボールを放つ前までに満ち溢れていた心地よさも、この時にはすっかりなりを潜めていました。

そしてこの鳥を弁償するという事で話は決着しましたが、その後私の親にも怒られて、何でH君の家にお見舞いに行っていたのに、S君の家へ遊びに行ったのかと言うことまでも説明しなければいけない状況にまで陥ってしまいました。

勿論、トレードの事は内緒にしましたが、結局弁償する内の半額は、私の貯金からも使われることになってしまい、とどのつまり、ロックマン5を買う以上の出費をしてしまったのです。

結局、大会では名誉を失い、そしてここではお金も失ってしまったのです。
ロックマン5を手に入れたことによる代償はあまりにも大きく、そして、タダほど高いものは無いという事を実感した幼い私でした。




……結局の所あまりロックマン5とは関係の無い話だったかも知れません。
ようは、トレードして有頂天になっていた私が、羽目をはずしすぎた結果、泣きを見たと。
そんだけの事です。
ぶっちゃけ大会の話は必要なかったかもしれませんが……。

さて、そんな訳でこのロックマン5。
レビューとは全然関係なくなっちゃいましたが、ゲーム自体は非常にやりやすく面白いので、まぁなんだかんでよかったのかなと思う今日この頃でした。

最後に、今回出てきたキャップを使ったゲーム。
当時は全国的に流行っていたものだと思っていたのに、周りにいる連中に聞いてみると、全く知らないと言う返事が返ってきます。
なもんで一時期は、実はローカルな遊びだったのかと思っていました。

しかし、この記事を書くにあたって調べてみた所、結構色々な所で流行っていたみたいなことを聞いたので、一安心している私がいます。

場所によってルールなどは違うみたいですけど、手でパンパンやってプレイする事はおなじで、そこに各地方特有のルールが付け加えられるようです。
もし興味を持ち始めた方は、これから集めだしてみてもおもしろいかもしれませんよ。


『ロックマン5 ブルースの罠!?』評価:☆☆☆☆
発売・カプコン
ジャンル・アクション
発売日・1992年12月4日
定価・7,800
posted by 二条ジョウ at 01:46| Comment(3) | TrackBack(0) | FC | 更新情報をチェックする

2007年09月30日

No.75 ファミコン『ロックマン5 ブルースの罠!?』〜青春のキャップバトルその1〜

私が小学4〜5年生の頃。
ゲーム以外にも学校全体で流行っていた事があった。
牛乳キャップを使って、お互いの持っているキャップを出し合い、手でパンパンしながらメンコみたいに引っくり返して遊ぶ、一種の対戦バトルゲームである。

勝利したものは、場に出ているキャップを全て手に入れることができるが、キャップには価値が存在している。
その為、バトル時には同等の価値があるキャップか、その価値分の枚数をそろえなければ戦えない。

分かりやすく言うと、給食で出されていた牛乳(東京牛乳)が基本のキャップで、それを1枚分の価値としていた。
(給食で出されている牛乳キャップは、毎日手に入る為、価値は無い)

そして、どこぞから持ってきたキャップ、例えば愛知県の常滑牛乳のような、東京出身者には手に入らないような牛乳キャップはレアなので、これは300枚分の価値だった。

この常滑牛乳キャップ所持者と勝負する為には、これと同じキャップか、あるいはその価値と同じになるように、別なキャップを同等枚数そろえなければならない。
東京牛乳ならば300枚必要なのである。

このゲームの楽しさは、相手とバトルする事もそうだが、レアなキャップを収集すると言ったコレクション感覚を備えた所も、また重要な要素のひとつであった。

私もそうだったが、当時周りにいた奴らは、腰には牛乳キャップを入れた箱か袋を巻きつけ、いつでも対戦できるようにしていたのである。
いわば、カードゲームを題材としたアニメの主人公が、腰にカードを備え付けているような感じで。
それ程人気だった。

ただし、あまりに流行りすぎた為に、数々の問題が又生じていたのも事実。

その1つに、トレードがあげられる。
勿論、キャップをただトレードするのならばなんら問題は無い。
しかし、あの当時の私達はキャップが全てであったのだ。
これから話すことは、ちょっと信じられないことかもしれないけれど、牛乳キャップに周り中が魅入られていたゆえに起きた、ロックマン5事件の話と一緒に、今回のレビューを何回かに分けておこないたいと思う。


ある日、私の友人であるH君と、放課後いつものようにバトっていました。
その日は連戦連勝で、東京牛乳の価値であらわすと、大体500枚分ぐらいのキャップをH君から頂いていたのです。
勿論H君はと言うと、もう何もかもスッカラカンで、明日行われるクラス対抗ウルトラキャップ大会に出場することもままならない状況でした。

「おい。お前、そろそろヤメネーとヤヴァイんじゃない?」
「……いや、大丈夫だ。まだ続けよう」


心配する私をよそにH君は食い下がります。
とは言え、彼が所持しているキャップは既に数枚のみ。
それも殆んどが価値の無い、東京牛乳森永牛乳と言ったキャップのみ。
それに加え、私は相次ぐバトルの為、手が痛くなってきていたので、正直もうやりたくありませんでした。

「ジョウ……。俺は、俺の全てをかける。だから、お前も全てをかけるんだ」
「えっ?」


正直何を言っているのかが分かりません。
しかし、そのセリフを吐いた後にH君は、カバンから1枚のキャップを取り出します。

名糖クラウン4.0牛乳を!!!
(しかも取っ手付き)

「そ……それは……、あのN君が長野で手に入れたと言う、レア中のレア!!」

私はかなりびっくりしていました。
と言うのもこのキャップ、一体何枚分の価値があると思います?

そうです!
何と、1200枚分の価値があるレアキャップなのです。

「ま……まてよ。僕はそんな価値を持っているキャップなんて持ってきてないよ!」
「安心しなジョウ!俺も男だ。最後の戦いを引き受けてくれるならば、お前が今持っているキャップ全部だけでいい」
「なっ!……フフフフフ。男だな、H君も。よし!その勝負受けた!!」


かくして、男達の熱き戦いが始ったのでした。
机の上には100枚以上のキャップが並べられ、見ているだけでもその光景はある意味美しいものがありました。

この戦い、ジャンケンで先行を決めるのですが、このジャンケンがまた戦局を左右します。
と言うのも、場に並べてあるキャップは、ひっくり返れば続けてその人物が挑むことができるからなのです。

戦いは熾烈を極めました。
先行はH君からだったのですが、当たり面(キャップが何かにぶつかると最初からやり直し)を繰り返し、ミスも多発していたからなのです。
私も、既に腕が疲れていたので、一気に引っくり返せる枚数は20枚が限度。
その上、私も当たり面を繰り返し戦いは長引いていくのでした。

時間にして20分。
ついに、勝者が決定しました。

「よっしゃーっ!!!!!!」
「あ、えっ……」


私の勝利です。

「本当に貰うからね。今更だめだって言うのは無しだかんね!」
「わ……分かっている」


H君はそう言いますが今にも泣きそうです。
ここで青春ドラマだったら、H君にこのキャップを黙って返すかもしれませんが、私も人間。
普通に喜んでいましたw

男同士に情けは無用なのです。

でも……。

「……えぐっ。えっぐ……よかったなジョウ……」

H君があまりにも……、と言うより、今にも自殺しかねないような暗い表情でそう言ったので、私も若干なんか切ない気持ちになってしまったのです。

でも、手に入れたキャップは返したくないし……。
そこで、あるいい方法を思い浮かんだのです。

「分かった、H君。こうしよう。H君の持っているファミコンソフトをくれるならば、僕の持っているキャップを何枚かあげるよ」
「えっ!?本当?」
「うん」
「ありがとーっ!!」


H君は先ほどとはうって変わって、満面の笑みで僕にそう答えてくれました。

「じゃぁ、ジョウはロックマン5が欲しかったみたいだから、それあげるよ」
「じゃぁ、僕は、東京牛乳のキャップ100枚あげるね!」


こうして、やってはいけないトレードと、
夕日に黄昏た僕達の戦いは終了を迎えたのでした。


話が長くなりそうなので、一先ず今日はここまで。
また後日に続きます。

そう言えば、今日はレビュー全然してないね!

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これぞ、伝説のレアキャップ『名糖クラウン4.0牛乳』!

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勝利の証!コレともう一箱あります。
……分かっちゃいるけど、捨てられませんw
posted by 二条ジョウ at 00:06| Comment(7) | TrackBack(0) | FC | 更新情報をチェックする

2007年09月09日

No.73 ファミコン『ガーフィールドの一週間』

どこまでもマイペースな奴なんだな!

と、思わずツッコミたくなってしまうウザイ……、もとい!愛らしいデブ猫。
それがガーフィールドだ!

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このガーフィールド、見た目がデブなだけあって歩くスピードがとてつもなく遅い。
もちろん食欲もそれ相応にあるものだから、いたる所に落ちている食物も拾い食い。
どんどん体重が増えていって、よけい遅くなるんじゃないのかと思わず感じずにはいられない。

だが、そんなこちらの心配も何のその。
ガーフィールドはいたってマイペース。
ティンティンティッティッ♪
の、音楽も見事にマッチしていて余計腹ただしく感じてしまうから不思議だ。

最初のうちはこのスピードでもまぁなんとかなる。
だが、ステージが進むにつれ、敵も腹ただしくなってきたのか、ガーフィールドに比べその速度は3倍ぐらいにまでアップする。

もう、拾い食いをしている場合ではない!!

……と、こちらは叫びたいのだが、このデブ猫は何処までいってもマイペース。
次第に諦めを通り越して、愛着がわいてくるから不思議である。

……それにしても敵さんは、いくらなんでも本気を出し過ぎなんじゃないだろうか。
赤い彗星が何人……いや、何匹もいる感じだ。
こっちはタダのデブ猫なのにね……。

さて、この食い意地がはったデブ猫。
もちろん、食うことにはキチンと意味がある。
……と言うよりも、こういったアイテムを取っていかないと先に進むことが不可能なぐらいに、難易度はそれ相応に高い。
落ちているミルクやコーヒーは、パワーをアップさせるのに必要だし、
ラザニアは一定時間無敵になれるのだ。
そしてコーンフレークやパイなんかは武器になる。

とは言え、これらのアイテムはステージ上に隠されており、ガーフィールドが触れないと現れない仕組みになっている。
通常アイテムならまだしも、次のステージに進む為のカギまでもが隠されているので、初めてプレイする時には何処にあるのかも分からないままタイムオーバーなんて事もあるのだ。

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また、普段は遅いのに、アイテムのブーツを取ると、ガーフィールドのスピードも一定時間早くなるので、何かちょっとしたハッピーな気分にもなれてしまう。

う〜ん、ガーフィールド侮れません。

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『ガーフィールドの一週間』評価:☆☆☆☆
発売・トーワチキ
ジャンル・アクション
発売日・1989年4月7日
定価・5,500
posted by 二条ジョウ at 00:34| Comment(4) | TrackBack(0) | FC | 更新情報をチェックする

2007年08月26日

No.69 ファミコン『ギャラクシアン』

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ナムコのファミコン参入第1弾『ギャラクシアン』

一見するとスペースインベーダーみたいな感じです。
しかしインベーダーと違う点は、敵が自機に向かって縦横無尽に突っ込んでくる所です。
勿論インベーダー同様、自機の弾は単発。
左右に移動している敵を撃つだけでも大変なのに、編隊を組み突撃を敢行してくる敵は、まさしく目の上のタンコブなのです。

なので、画面上部に舐めきったようにユラユラと飛んでいるエイリアン達をとりあえず適当にあしらい、この決死隊(勝手に命名)をまずは正確に撃滅しなければなりません。

とは言え、次から次へと決死隊がワンサカ来るので正確に当てようとしても、避ける事に意識がいったりしてしまうことも多々あります。
で、ヤラレちまうと……。

また敵の数が減ると、最後の突撃とばかりに総攻撃を仕掛けてきます。
左右に整列して移動していた敵達でさえも、自機に向かって突撃をしてくるさまは、まさしく恐怖。
ゲームと言う事も忘れて、コントローラーを持つ手にも力が入ってしまいます。

また、エイリアンは色によって強さも変わるのですが、勿論得点も大きく変わります。
昔は、得点を競い合ったりもしましたが、ステージも膨大な数があるために、いつも長期戦になってしまいました。
なもので、
やる時は決意あらたに挑むべし!
の心を忘れずにデスよ。

ちなみに、裏技で『風の谷のナウシカ』などの曲を聴くことが出来ましたが、やり方忘れました……。

『ギャラクシアン』評価:☆☆☆
発売・ナムコット
ジャンル・シューティング
発売日・1984年9月7日
定価・4,500
posted by 二条ジョウ at 00:53| Comment(5) | TrackBack(0) | FC | 更新情報をチェックする

2007年07月21日

No.64 ファミコン『井出洋介名人の実戦麻雀』

押入れを整理していたら、こんなものを発見してしまいました。

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今まで随分コイツの存在を忘れていましたが、久々に手にとって見て、当時の記憶がよみがえってくるのが分かります。

記憶の片隅に封印してきた、私にとっての黒歴史。
それが今、このソフトを手にすることによって再び思い出すことになりました……。

小学生の頃、友人のH君と一緒に下校していた時です。
当時は、今月何のゲームが欲しいか等の話を、月1でベスト5にまとめて発表すると言う、お互いの決め事みたいなものがありました。
この日もそんな話に花を咲かせていたのですが、H君のベスト1位と言うのが、話を聞いてみるととても面白く感じてしまい、もう私のベスト1位の発表どころではありません。
私も欲しくなってしまったのです。
そんな訳ですから、執拗に情報を求めて、家に帰ってすぐ親に交渉した事は言うまでもありません。

そのゲームと言うのが、『高橋名人の冒険島』だったのですが、周知の通り今回はこのゲームのレビューではないので察しがつくと思います。
そうです。
どこでどう間違ったか、最終的に私が手にしたソフトは、
『井出洋介名人の実戦麻雀』だったのです。

と言うのも、H君から聞いた話しか知らなかったもので、親にネダル時に、

「名人買って!」

と、一番大事な部分をハショッタ為に、
親が間違ってこの麻雀ゲームを買ってきてしまったのです。
勿論私は、

「アクションゲームだからね!」

と、念をおして親に頼んでいたのですが、そもそも親がアクションゲームと言うジャンルを知っている筈が無かったんですよね〜。
ファミコンは、パソコン。
ゲームは全部ひっくるめてゲームと言う位置付けだしね。

というか、そもそも子供が麻雀ゲームなどを欲しがるか!

しかもこの時ばかりは、常日頃から何かと安いゲームで満足させたがろうとしていたうちの親が、ご親切にも専用コントローラー付のお高いソフトを購入してくれたのでした。

父いわく、

「たまには奮発してやらんとな〜!」

……と。
どうやら、競馬で万馬券を当てていたみたいです。
で、母の方はというと、

「このゲーム、アンタ本当にできるの?」

……とね。
勿論内心、

―出来る筈ないだろっ!

と、ツッコミを入れたくもなりましたが、私は反論することをしませんでした。
と言うのも、このゲーム自体に興味は無かったのですが、付属の専用コントローラーにはえらく興味を惹かれてしまった為に、もうイイヤ!と言う気持も芽生え始めてしまったからなのです。
ぶっちゃけ、高橋名人の冒険島は今度買ってもらえればいいわけだし。

で、プレイしました。
最初は、初めて見るコントローラーに一喜一憂していたのですが、5分ぐらいですぐに飽きてしまいました。
いくらコントローラーに惹かれても、ゲームが麻雀ならね……。

そんな訳で私は、自分の意図に反したこのゲームを手に入れることになってしまったのですが、H君はと言うと当たり前の如く、高橋名人の冒険島を手に入れ、登下校はもとより、学校でもその話題を持ち出して私の心をズタズタに引き裂いたのでした。

でも当時は、桃太郎の時もそうでしたが、つまらないゲームでも、一度手にしてしまったゲームには妙に愛着がわいてしまうものなのです。
私が、この『井出洋介名人の実戦麻雀』をつまらない!
と、体で感じてはいても、口に出して言ってしまうと、何だかこのソフトがアワレに思えてしまって、またしても悲しくなってしまうのです。

―お前を見捨てたりはしないからな!

ですから、このソフトにそう言い聞かせました。

しかし、このソフトの名誉のために言っておきますが、10年ぶりぐらいに久々にプレイした感想としては、とても良く出来ていたソフトであると感じました。

普通の麻雀プレイは勿論のこと、リーグ戦、実戦問題等も入っていて、とてもバラエティー豊かです。
また実戦問題では、井出名人の解説があって麻雀が好きな人にとっては結構参考になるんじゃないかと思います。
問題数もハンパじゃない数がありますし。

また、女の子が応援してくれたりドラフラッシュなどのよく分からない特殊モードがあったりして、何気に熱いかもしれません。

しかし残念なのは、このゲームが2人打ちだけしかできないと言う事でしょうかね。
あまり実戦には役にたたなかったり……。

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『井出洋介名人の実戦麻雀』評価:☆☆
発売・カプコン
ジャンル・テーブルゲーム
発売日・1987年9月24日
定価・6,500
posted by 二条ジョウ at 04:45| Comment(5) | TrackBack(0) | FC | 更新情報をチェックする

2007年05月31日

No.55 ファミコン『バトルシティー』

最近ゲームセンターに行くと、
昔なつかしのゲームなどを見る機会がグンッと増えたような感じがします。
特に、50円ぐらいの値段で、その室内全部がレトロコーナーになっている店などには、
私も嬉しくなってしまい、ついつい仕事のあるのも忘れてプレイに熱中してしまいます。
私の場合、子供の頃はあまりゲームセンターに行かなかった類の者ですので、
逆に新しい物を探すような感覚で毎日が発見の連続です。

で、私が今ゲームセンターで特にプレイしているのが、タンクフォースと言うゲームで、
ファミコン版で昔夜遅くまでプレイしていたバトルシティーの続編なんですな。
昔を懐かしんでちょこっとだけやるつもりが結構夢中になっちゃたりと……、これがもう面白いです。

思えば子供の頃、MSX版で、タンクバタリアンを見せてもらったのが最初でした。
あの当時は、知り合いの人のプレイ姿を見ていただけで、
実際にプレイはしていなかったんですけど……。
でも、それがきっかけになって、ファミコン版のバトルシティーを購入した経緯があるんで、
なんか腐れ縁って感じです。
元々は、アーケード版のタンクバタリアンが最初らしいんですけど、
こちらは多分見たことがありません。
多分と言ったのはですね、MSX版のタンクバタリアン、ファミコン版のバトルシティー、
アーケード版のタンクフォース、どれを見ても、バトルシティーと勘違いしてしまう為なんです。
例えば、今目の前にそれらをふと何気なく出されたとしても、間違いなく、

―バトルシティーじゃん!!

……と言ってしまう筈です。
事実、タンクフォースを筐体で見つけたときも、

―バトルシティーじゃん!!

と思ったほど。
もしこれが、タンクバタリアンだとしても、

―バトルシティーじゃん!!

と言った事でしょう。
今、レビューを書いていても、
時折タンクバタリアンや、タンクフォースと言う単語を忘れてしまいそうになるぐらいです。
やはり子供の頃の相棒であり、
友達を呼んでワイワイやったバトルシティーの方が印象強いからなのでしょうか?
これではまるで、ファミコンをパソコンと言ってしまう、当時のウチの親と同じ感覚です。
まぁそんだけ、バトルシティーが面白かったって言う事ですかね!

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そもそもバトルシティーは、司令部を防衛しつつ敵戦車と戦うので、
攻防両方を考えなくてはいけません。
シンプルながらも一種の戦略性があるゆえに、今でも楽しいと感じるんだと思います。
そして、なんたってバトルシティーの醍醐味は二人同時プレイ!!
2人同時プレイ時には、お互い役割分担を決めて遊んでみたり、
どう言った感じで攻略していくかなどを、まるで幕僚会議さながらに楽しんでみたりと、
1人プレイ時とはまた違った遊び方ができます。

また、タンクフォースだと、列車砲やミサイルを撃つ戦車なども登場し、
よりグレードアップした感じになっていますよ。

『バトルシティー』評価:☆☆☆☆
発売・ナムコ
ジャンル・シューティング
発売日・1985年9月9日
定価・4,500
posted by 二条ジョウ at 02:49| Comment(4) | TrackBack(0) | FC | 更新情報をチェックする

2007年05月28日

No.54 ファミコン『ドラゴンクエスト』

ドラクエ8もクリアしたし、ここいらで、RPGのレビューにも手をつけようかと思います。

で、最初はやっぱり、ドラクエ!
RPGはどちらかと言うと、子供の頃はあまり遊ばなかったジャンルなのですが、このドラクエシリーズは普通にプレイしていました。

私がそもそもドラクエに興味を持ち始めたのが、小学校の中期頃でした。
その当時、めちゃくちゃ仲のよかったH君が、ある時、近所のお兄さんから、ゲームソフトを何本か貰ったと言うので、H君の家でそのソフトを見せて貰う事になりました。
そのソフトとは、ドラクエとFFだったのですが、その当時は全く知らない物でしたので、初めて見た時には、凄い面白そうに感じた事を今でも覚えています。
FFのほうは、カセットの絵しか見ていなかったので、私の脳裏からは、スグに忘れ去られてしまいましたが、ドラクエは、実際にH君がプレイしているのを横で見ながら、アレやコレやと言いながら一緒に攻略していったので、こちらは脳裏にバッチリと刻まれました。

で、思った訳です。

―こんな面白いゲームは生まれて始めて見たな〜。

……と。
実際には、同じRPGである『桃太郎伝説』を既に私は持っていたので、初めて見るジャンルではなかった筈なのですが、当時の私にとって、桃太郎伝説は黒歴史に入るので、記憶からはDeleteされていたようです。
(詳しくはコチラ)

何はともあれ、このH君に見せてもらったドラクエがあまりにも面白かったので、遂に私も、RPGに興味を持ち始めるようになり、次の日曜日には、早くもドラクエ3を購入した程でした。
私にとっては、いわゆるターニングポイントってやつですね。

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で、今回の一番最初のドラクエ。
こちらは、3を買って、2を買って、4を買って、その後に購入した物だったのですが、カニ歩きもなんのその、普通に面白くプレイする事ができました。

確かに、2以降に比べると、少々物足りなさも感じはしましたが、シリーズの原点とは言え、シナリオも、グラフィックも、音楽も、全てが、劣っている訳でもなく、RPGの良さと言うか、王道部分がふんだんに詰め込まれていたので、これはこれで何度もやった程です。
戦闘シーンに、背景がついているのも、2以降からプレイしていた事もあって、逆に新鮮に感じましたし、一対一の戦闘も勇者らしくて好きでした。

RPGの大元となったといっても過言ではないこのゲーム。
お姫様を助けたり、戦闘で手に入れたお金で、武器を買って主人公を成長させたりして、最後には悪者であるボスを倒す。
分かりやすく、かつ、王道的なストーリーは、逆に今では珍しいかもしれません。
だからこそ、今では新鮮に見えたりもしちゃうんですよね。

『ドラゴンクエスト』評価:☆☆☆☆
発売・エニックス
ジャンル・RPG
発売日・1986年5月27日
定価・5,500
posted by 二条ジョウ at 03:43| Comment(0) | TrackBack(0) | FC | 更新情報をチェックする

2007年05月10日

No.50 ファミコン『うっでいぽこ』

時は、プレイステーションとセガサターンが家庭用ハードとして君臨していた頃、
私が幼少の頃から慣れ親しんでいたファミコンは、既に時代遅れとなっていました。
周りを見回しても、スーファミはまだしもファミコンをプレイしている人間はそうはいません。
だからなのでしょうか、その当時の中古ショップで売っていたファミコンソフトの値段が、信じられないほどに安かったのは。

ある日、新しいゲームソフトを買うために、近所のゲームショップに行きました。
セガサターンを買ったばかりの私のお目当ては、勿論サターンのソフトです。

私の場合、欲しいソフトがあるからゲームショップに行くのではなく、おもしろそうなソフトがあったらゲームショップで購入するタイプなので、この時も、予め欲しいソフトを決めていませんでした。
何故、予め欲しいソフトをピックアップしないのかと言いますと、自分の知らないゲームを見つけた時のワクワク感がたまらなく大好きだからです。
それは今も時と場合によっては変わっていません。
勿論、そういった場合には、無駄足となる場合も多々あります。
見てまわっても、興味を引くものや、値段が安くて面白そうなソフトが無かった場合には、買わないで家に帰るなんて事もザラです。
ですが、この時ばかりは、ムショウに新しいゲームが欲しかったので、何時間もゲームショップでウロウロしていました。
サターンのソフトには、面白そうなゲームも何本か見つけてはいたのですが、どれも面白そうと感じたものはなかなかの値段でしたので、私も文字通り手が出せません。

でも、なんか欲しい!

と、心の奥底から誰かの叫び声が聞こえたので、帰ることも躊躇してしまいます。
そこで購入範囲を、セガサターンに絞るのではなく、
持っているハードなら何でもO.K!
と言う妥協案を、自分ルールに付け加える事にしました。

で、そうなると後は、質か物量かと言う話になります。
質というのは、多少値が張っても確実に面白いと見受けられるもの。
物量というのは、この際、面白いか面白くないかは、やってみないとどうせ分からんのだから、安いソフトを纏め買いして、後は運に任せよう
と言うものです。

で、考えた結果、物量のほうを取る事にしました。
ちなみに、この当時の私個人のゲームに関する高い安いランクは以下の通りです。

LV8:1万円以上→ムリ。
LV7:8000〜1万円未満→めちゃくちゃ高い。
LV6:5000〜8000円未満→高い。
LV5:3000〜5000円未満→高いけど、めちゃくちゃ欲しい気持ちがあったらちょっと迷って買う。
LV4:2000〜3000円未満→普通。
LV3:1000〜2000円未満→安いかも。
LV2:500〜1000円未満→安い!
LV1:1〜500円未満→安い!!

てな感じです。
この時は、お財布とも相談した結果、LV2までの物と言う事にしました。

とは言え、こうなると必然的に、LV2までの物=ファミコンソフトと言う事になります。
なので、当初の目的とは若干変わってしまいましたが、ファミコンソフトを購入する事になった訳です。

で、このファミコンソフトが、この当時めちゃくちゃ安かった!
LV1の物も大量にありましたし、これはまさしく買わなきゃソンだと感じました。

ウキウキと心を弾ませながら、早速ファミコンコーナー(ワゴン)で物色開始です。

で、数十分アレヤコレヤで探しまくった結果、以下のソフトを購入してきました。

@エキサイトバイク 200円
Aマッハライダー 300円(ぐらいだったと思う)
Bうっでいぽこ 50円


です。
3本も買って、合計金額が550円と言うのは正直驚きです。
いや、実は驚きは無いけど……。
ぶっちゃけ、毎回毎回ゲームショップに来ては、最終的にファミコンソフトに決まっていた為、特にこれと言う感情はありませんでした。

で、これが安かったかどうかを決めるにはまだ早すぎます。
全ては、家に帰ってからのプレイしだいと言うことです。
いくら安くても、面白くなきゃしょうがないですからね。