2013年10月27日

No.204 ファミコン『1942』


カプコンが発売したアーケードゲームを
ファミコンに移植した強制縦スクロールシューティングゲーム。

カプコンのファミコン参入第一段目のソフトでもあります。

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今作は、太平洋戦争をテーマとしたシューティングゲームということで
当時、双胴の悪魔として称されていた、
米陸軍戦闘機、“P38 ライトニング”がプレイヤー機となっております。

そして、太平洋戦争がテーマという事ですので
敵は勿論、枢軸のドイツ……、ではなく、なんと日本!!

まさかヤンキーを操作して
皇軍戦闘機を叩き潰すゲームを作ってしまうとは……。

ああ、何と恐ろしい。

アメリカ軍VSドイツ軍だったり、
日本軍VSアメリカ軍ならまだしも、
こっちがアメリカ軍で敵が日本軍とは!!
日本のゲーム会社だというのに、
製作者はマゾか国〇なのでしょうか!?

……とはいえ、たかがゲームなので、
その辺は度量の広さを見せる事にしましょう!

そもそも兵器の名称やら何やらが完全に日本軍というわけではないですし
架空の軍が敵であると思ってもらっていいでしょう。

さすがはカプコンです。
ちゃんと逃げ道を用意していた訳ですな!

なんというチキ……、いえ、なんでもありません、スイマセン。

とりあえず、プレイヤー機であるライトニングを操り、
日本軍モドキと戦っていくのであります。

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私自身がこのゲームに持った印象は、とにかく地味だと言う事。
プレイ中、ずっとピッピッピッピッ♪と、
耳に残るけれども単調なBGMと、見た目にも派手さがない演出、
そしてこのゲームのウリの一つでもある
緊急回避システムの“宙返り”でさえ地味に映りました。

ただ、私が初めてプレイしたのが、
発売から10年ぐらいは経っていたと言う事もあるので
時期的な事を踏まえれば、
そのような印象を持ってしまった事も仕方のないことといえます。

実際、空中と地上へのショットの撃ちわけが
主流だった当時のシューティングゲームにおいて
一方のショットを、救済措置的なボタンにする事で
他のゲームとの差別化をはかっていた事はむしろ斬新的であるといえます。

また、このシステムは、危機的状況に陥った際に宙返りをして
敵の攻撃を避けることができるものですが
いわゆる、“ボム”に該当する部分です。
ボムと違って、画面全体に敵へ攻撃を食らわすものではなく、
あくまで敵の攻撃を避けるための緊急回避にしかつかえませんが
ショットの撃ち分けや、余計な演出が無い分、
今でもストイックにゲームを遊びたい時に楽しむ事ができるといえます。

なお、画面上の敵を全滅させる事ができるアイテムなどは
従来にもありましたし、このゲームにも存在しております。
また、カプコンといったら“弥七”ですが
勿論このゲームでもお目見えする事ができますぞ。


太平洋戦争がテーマなので、
ステージも全て実際に戦場となった場所です。

ミッドウェイ、マーシャル、アッツ、ラバウル、レイテ、
サイパン、硫黄島、沖縄と全32ステージからなり
超大型爆撃機『亜也虎』といったボス機も存在します。

この亜也虎は、スタッフの名前から取ったもので、
後のシリーズにも登場する事になる看板的存在になっていきますが
このボス機の存在感は、地味な印象があったこのゲームでも
ひと際、目立っておりました。

というか、この存在が無ければ、
このゲームで32ステージは耐えられないかもしれませんw

……まぁそもそも、
私が32ステージまでたどり着けられるわけもないんだけどね!

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超大型爆撃機『亜也虎』
あの、富嶽を連想させるボスですな。

個人的には、やはり単調で地味という印象です。
しかし、ゲームが面白くないかといわれれば、そんな事も無く
逆にストイックにショットを撃つ快感に浸れるゲームでありましたから
個人的にはずい分楽しめたゲームでした。

ただ、盛り上がる所が特に無いので、
しばしば途中で飽きる事もありましたが。。。

『1942』評価:☆☆☆
発売・カプコン
ジャンル・シューティング
発売日・1985年12月11日
定価・4,900


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2012年04月17日

No.170 ファミコン『ドンキーコングJR.の算数遊び』


ファミコンでお勉強ができてしまう学習ゲーム!

……実際、本気で勉強がやりたくて
このゲームに飛びついた子供がいたかどうかは知りませんが
ファミコンを買ってもらう為の手段として
多くの子供達が飛びついたゲームであったようですね。

「ファミコンで勉強ができるんだよ!」

……ってね。

このゲームの発売日は1983年の12月12日ですが
任天堂もクリスマス商戦前にこのゲームを持ってくる辺り
やはりちゃんと考えておりますな。

ファミコンで勉強ができると言う事と
クリスマスのプレゼントと言う事で、親の財布の紐も緩くなるというものでありますからな!
まんまと親をそそのかして
見事ファミコンをゲットした人も多い事でありましょう。

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さて、ドンキーコングJR.の算数遊びと言う事もあって
算数の問題を解いていくゲーム内容となっています。
キャラやステージは先に発売された『ドンキーコングJR.』を元に構成されており
大きく分けて2つのゲームで遊ぶ……、もとい学ぶ事ができます。

一つは、「CALCULATE A」「CALCULATE B」
中央のドンキーコングが示す数字になるように
数字や記号を取って計算していく2人用のゲーム。

AとBの違いは難易度だけで内容は一緒です。

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もう一つは、「+−×÷EXERCISE」
計算式を解いていく算数ドリルの様なゲーム。

こちらは1人用です。

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ぶっちゃけ、「CALCULATE A」と「CALCULATE B」のゲームは
勉強がどうとか言う以前に、かなり白熱します。
友達と一緒になってプレイした日には
教育用のゲームと言う事を微塵も感じさせない対戦ゲームと化すわけです。

相手より早く計算して答えを導き出す事よりも
相手の取ろうとしている数字を妨害する事に情熱を注ぐわけですから
それも当然と言えましょう。

特に当時としては、友達と対戦できる様なゲームがまだそんなに無かった事もあり
多くの子供達がこう言ったゲームを利用して友達と遊ぶ事を覚えていったんでしょうね。

それはつまり、算数だけではなく
基本にとらわれない柔軟性をもこのゲームで学ぶ事ができたと。

まあ、それは言い過ぎかもしれませんがね!

『ドンキーコングJR.の算数遊び』評価:☆☆☆
発売・任天堂
ジャンル・学習
発売日・1983年12月12日
定価・4,500


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2012年04月06日

No.169 ファミコン『ドンキーコングJR.』


前作、『ドンキーコング』
恋人を救出すると言うヒーロー的な立ち位置だったあのマリオが
今回は悪役として登場し、プレイヤーの前に立ち塞がります!

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自分の女をさらった復讐とでも言うのでしょうか。
前作の敵であるドンキーコングをオリに閉じ込め
まるで見世物の様に扱う今作のマリオ。
ムチを持つ手からは、もはやヒーローの面影など微塵も感じさせません。

そして、ドンキーコングの息子ジュニアが父親を助ける為に立ち上がるも
様々な手を使ってそれを妨害してくるのであります。

ワニみたいなスナップジョーや鳥のようなニットピッカー
それと電気でできたスパークと言った敵を
ただ父親を救いたいと願っているジュニアに送り込んでくるのです。

まさに鬼畜生!!

さすがに、このマリオの仕打ちを見かねたのか
前作で救い出した恋人、レディの姿はありません。
少なくても、助け出したヒロインまでもこれに加担していたとしたら
なんともやりきれない気持ちになっていたでしょうなぁ。。。

まあ、マリオがムチを使って
モンスターをけしかけている姿を見るだけでも当時は衝撃的でしたけどね!!
(私の子供の頃は既にマリオが愛着のあるキャラクターとなっていただけに余計)

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マリお「どカスが!死にさらせや」

さてゲームは、一画面固定のアクションゲームです。
全4面からなっておりますが、4面を1周とする構成なので
4面をクリアすると難易度が上がった状態で再び1面から始まります。
1〜3面の鍵を取る目的のステージと
6個の鍵を鍵穴に差し込む事が目的の4面に分かれます。
見事、全部の鍵穴に鍵を差し込む事ができれば
ドンキーコングを救う事が出来るわけです。

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このゲームは、つるや鎖を昇り降りするアクションが特徴的で
つるや鎖を掴むのが2本だと、昇る時は早く、降りる時は遅くなり
逆に1本だと、昇る時は遅くなり、降りる時はかなり早くなります。
前作のドンキーコングには無かった部分ですが、システム的にも分かりやすいので
実際にプレイしてみればすぐに理解できるかと思います。

それにしても、ドンキーコングを捕らえてどうしようとしていたんでしょうかねぇ。。。
いやに敵のモンスターも調教されていましたし
やはり見世物にして金を稼ぐつもりだったんでしょうか……。

マリオ、恐るべしデス。

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『ドンキーコングJR.』評価:☆☆☆☆
発売・任天堂
ジャンル・アクション
発売日・1983年7月15日
定価・4,500


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2011年12月28日

No.162 ファミコン『サーカスチャリー』


1984年にコナミから発売されたアーケードゲームの移植。
サーカスチャーリーの名が示す通り
サーカスを舞台にした横スクロールのアクションゲームで
ファミコン版ではソフトプロからの発売となっております。

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私がファミコン版に触れたのは、プレイステーションの
『コナミ80'sアーケードギャラリー』に入っていたアーケード版に触れてからでした。
また記憶は曖昧ですが、MSX版で遊んだ記憶が僅かながら残っているので
ファミコン版が一番最後に触れたサーカスチャーリーだったりします。
……記憶が曖昧なのでたぶんですが。

そんな曖昧なMSX版は置いといて
一番やりこんだのはプレステで触れたアーケード版でしたね。
アホみたいに遊びましたよホント。
プレステのやつだとゲームオーバーになるたびに
コナミ80's〜のタイトル画面から始まるのでめっちゃダルかったけど
ゲーム自体は面白くて楽しめたモノでした。

まあ、今回はファミコン版の紹介なので
あっちの方の話は控えますけども、とにかくサーカスチャーリーは面白い!

火の輪くぐり綱渡り玉乗り曲乗り空中ブランコからなる
全5ステージの演目を、ピエロのチャーリーを操ってクリアしていくのですが
複雑な操作方法を必要としないので、誰でも簡単に楽しむ事ができるゲームです。
十字キーの左右前進後退AボタンかBボタンジャンプをするだけですからね。

ただ、タイミングがとてもシビアなゲームでもあるので
簡単と言うわけではありません。
少しでもタイミングを見誤れば即アウト!
一瞬の判断が生死を分けるゲームとなっているわけです。

……とは言え、慣れてタイミングさえ掴んでしまえば
人によってはあっさりとクリアできてしまうゲームでもあります。
その為、慣れてしまうとつまらなく感じてしまうかもしれませんが
個人的には、そこからがまた面白いのもこのサーカースチャーリーの魅力だと思います。
サーカスは『魅せる』ものですから、いかに早く演目をこなし
得点を稼ぎながらゴールまでたどり着くか、今度はそこに熱くなれるのです。

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火の輪くぐり

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綱渡り

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玉乗り

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曲乗り

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空中ブランコ

以上、五種の演目をこなしていきます。

ただ、アーケード版にあったトランポリン
おまけの水中トランポリンは無いので
そこがちょっと物足りないと言えば物足りないかも。

あとステージセレクトも無いので
やられる度に最初からと言うのも辛かったですね。
まあ、ヌルゲーマーですからw

……ちなみに5面の空中ブランコはいつまでたっても慣れません!

でも、全体的に良いゲームだと思いますよ。

『サーカスチャーリー』評価:☆☆☆☆
発売・ソフトプロ
ジャンル・アクション
発売日・1986年3月4日
定価・4,900


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posted by 二条ジョウ at 01:11 | Comment(2) | TrackBack(0) | ファミコン | 更新情報をチェックする
2011年09月12日

No.154 ファミコン『F1レース』


これで4本連続レースゲームのレビューになるけど気にしない!
リッジ、デイトナ、セガラリーと来たら
ファミコン初のレースゲームも忘れてはならないでしょう!

と言う事で、今日はファミコンの『F1レース』を紹介します。

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ファミコン発売前に人気を博していたレースゲームに
ナムコの『ポールポジション』と言うアーケードゲームがあります。
これはラスタースクロールによる擬似3Dの後方視点を採用したゲームで
トップビュー視点(真上から見下ろしたタイプ)が一般的だったこの頃にとって
かなり画期的なゲームと言えました。

そんなポールポジションでしたが
家庭用ゲーム機では擬似3Dの再現をする事が難しかった事から
一部の機種に移植こそされどこちらに関しては
なかなか満足がいく物とは言えなかったようです。

しかし、このポールポジションと同じく擬似3Dを採用したゲームが
家庭用ゲーム機であるファミコンで登場する事になりました。
それが『F1レース』です。

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ファミコン初のレースゲームに、トップビュータイプではなく
いきなり擬似3Dを採用した事は、かなり野心的な作品であったとも言えます。
やはり、ポールポジションの成功は
任天堂にとっても影響を受けるところ大だったのではないでしょうか。
そう言えばどこと無く似ていますしね。

ゲームは全10コースからなり
難易度の異なる3つのモード毎に5コース用意されています。
レベル1は1〜5コースレベル2は3〜7コースレベル3は6〜10コース
後半ステージになればそれだけ難易度も上がっていきます。
制限時間内にコースを2周すれば、次のコースへ。
最終ステージでは2周後、タイムが0になるまで走り続けます。

なお、敵車や障害物に当たると爆発炎上しタイムロスとなりますが
この辺りはポールポジションでもそうですね。
今のレースゲームに馴れた人から見ると、きっとビックリするかもしれませんが
この爆発炎上は、この頃のレースゲームにとって
欠かせないものだったのではないでしょうか。

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ところで、F1レースと言うとターボ技が有名ですが
何でも、自車のスピードが416km/hを越えるとターボがかかり
最高速度が496km/hまで出せると。
まあ、私の腕じゃまず416km/hまで出すのがムリなので
自分じゃ見たことは無いんですけどね!

あと、ターボの話をしたのでついでに言いますと
昔、ファミコンロッキーと言う漫画で
マシンが音速を超える裏技が披露されていました。
音速……、つまり1000km/h以上のスピードが出せる裏技が!

まぁこれ、漫画だけの話で実際に起こす事は不可能な技なんですけど
ファミコンのF1レースって言うと、何故かこの嘘技が印象的です。
ターボ技は知らなくてもこの音速技を知っている人も多いのではないでしょうか?

ファミコンロッキーをちゃんと見た事が無い私が
何故か嘘技の存在を知っているぐらいですから、その知名度は絶大な筈!

……たぶんですけど。

『F1レース』評価:☆☆☆
発売・任天堂
ジャンル・レース
発売日・1984年11月2日
定価・4,500


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