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2008年06月23日

No.106 MSX『アルファロイド』レビュー


たまにおちゃめ振りを発揮しちゃって、
ロウ・オブ・ザ・ウエストのようにバカゲーならぬアホゲーを移植しちゃう事もあるけど、
ちょっと内容がイッチャっていただけでゲーム自体は最高に面白い物から、
本当にイッチャってたおにゃんこタウンなど、
誰もが認める(かどうかは知らんけど)ゲームを提供し続けてきたポニーキャニオン。

そんなポニーキャニオンが、MSXで発売したアルファロイドは、
またまたおちゃめぶりを発揮して世に放った、
ロボ系シューティング格闘ゲームなのである。

00405.gif

……まぁ、意味が分かりませんわな。
ようするに、シューティング格闘の要素を取り入れた
ロボ系シューティング格闘ゲームと言う事なのである!
(勿論、ロボ系のロボは操作するロボットの事を指す)

基本は横スクロールシューティングなのですが、
上にも書いたとおり、このゲームには格闘の要素も盛り込まれています。
シューティング自体は、
自機が遅いとか、敵が大多数攻めてくると撃てる弾が減っちゃうとか、
障害物に当たってもヘッチャラな仕様がある点を除けば、
何処にでもあるようなシューティングゲームと同じです。
特に記す事もございません。
で、肝心のロボットがカッコいいのかカッコよくないかはこの際置いておいて、
シューティングだからこのロボットの武器はビームです。
ビームサーベルは出ませんよ、一応。

00404.gif

とりあえず、シューティングだけを見てみると、
何だか終わっちゃった感じもしますので、格闘要素の方に話を移したいと思います。

たまに地上に穴が開いてある場所があるのですが、
そこに自機を突入させると敵ロボットとの1対1のバトルに移行します。
ちなみにここでは武器の類は一切使えず、拳や蹴りで戦う事になります。
不利な感じもしますが、敵も使ってこないので問題ありません。
恐らく正々堂々な主人公って言うのを表現しているのでしょう。
敵が武器を持っていないのに、
こっちがビームで遠距離攻撃なんてした日にはそりゃぁ激しく萎えちゃうだろうしね。

まぁ、生きるか死ぬかの瀬戸際に正々堂々もクソも無いんだけど、
とりあえずここでは正々堂々とポニーの思惑通りに武器を使わずにやっつける事にします。

00403.gif

ちなみにカンフーっぽい攻撃と合わせて、
くるくると回転をしたりもするので、ロボットの癖になかなかの格闘センスです。
もはやロボットなのにロボットらしいそぶりは一切見せません。
シューティングの方が主体な癖に、
格闘部分の方がポニーの本気振りを伺えるぐらい、それはもう格闘ゲームしているわけです。

持っている武器も使わず、敵に合わせて拳で語り合うその姿……。
まさにフェア精神旺盛な正義のヒーローです。

基本、正義のロボットって言うのはフェアですからね。
と言うより、ロボットは子供のヒーローなのでそこは当然です。
例えば、子供の頃に見ていた戦隊物で、
主人公側のロボットが焦土作戦みたいな攻撃手段を用いたとして、
子供達は大喜びするでしょうか?
大体の子供達は普通に泣くでしょう。
正義の味方ってやつは、やっぱ拳なんですよ拳。
まぁウルトラマンが、逃げる20億ものバルタン星人を殲滅するシーンとかもあるけど、
ああ言うのは微々たるもんだし、そもそもあれはロボット物じゃないのでスルーします。

話が脱線しました。
とりあえず、この1対1のバトルで敵を倒す事ができると、
パワーアップアイテムがもらえます。
どれもシューティング時にはチート並に強くなれる優れものだったりするので、
よけいシューティングが終わっちゃった感じもしますけど、
でも、だからと言って、それがつまらないとかそういう意味ではないのでアシカラズ。

シューティングとしてはちょっと雑な感じがするし、
格闘部分も実際は少し盛り上がりに欠けますが、
多くのファンをいまだ魅了して止まない何かがこのゲームにはあります。
それはきっと、フェアプレイ精神旺盛なこのロボットに、
愛着がわいてしまうからなのではないでしょうか。
ロボットのグラフィックがヘナチョコみたいな感じもしますけど、
それすらも魅力的な要素の一つかも知れませんね。

『アルファロイド』評価:☆☆☆
発売・ポニーキャニオン
ジャンル・シューティング
発売日・1986年
定価・4,900

posted by 二条ジョウ at 01:54 | Comment(8) | TrackBack(0) | その他のゲームレビュー | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ポニーのお茶目ぶり・・・ワラタw
まさにこのロボット、正義の鏡ですな(´∀`)
焦土作戦なんかやられた日にゃ引きますぜw
機会があればプレイしてみたい代物ですね。
Posted by テリー at 2008年06月23日 16:14
はじめて見ますね〜。
格闘場面のキャラのデカさがグー!!笑

フォーメーションZよりつまらなそうです!?笑
Posted by ふじおか at 2008年06月23日 18:02
>テリーさん

実際焦土作戦みたいな事ができたら、ゲームとして成り立たなくなりますからね。
やっぱ拳ですよ拳w

>ふじおかさん

やっぱ格闘場面のでかさは気になるところですよね。
それはそうと、フォーメーションZの方が面白いと私も思いますw
Posted by 二条ジョウ at 2008年06月26日 02:02
イイですねぇ、フェアプレーの精神で正々堂々と戦う。
さすがポニーキャニオン、武士道も騎士道も裸足で逃げ出すこと請け合いです。
自分もパワーアップアイテム欲しいなぁ。
Posted by sergeant at 2008年06月26日 21:22
主人公をロボットにする必要性が全く感じられないのは気のせいでしょうか…?つーか、ロボットですか、これ?

MSXで、この格闘シーンはがんばってると思いますが、シューティングがイマイチぽいというのは…。

ポニーキャニオンのゲーム、、イッちゃってますか。そういや、僕の記事もポニーキャニオン結構あるような…。
Posted by gunchang at 2008年06月27日 01:47
>sergeantさん

主人公側に武士道精神、あるいは騎士道精神があったとしても、あのヘンチクリンな敵までもがそれに合わせるとはなかなか粋な感じです。
ただ、実際にポニーがその様に意図したのかどうかは知りませんけどねw

>gunchangさん

シューティングだけでなく格闘もそれなりですね実はw
つまらなくはないんですけど、どこかカンフー臭い対決になっております。
ポニーって案外、バカゲーが沢山あるのかもしれませんね。
チャレンジダービーもそう言えば……。
Posted by 二条ジョウ at 2008年06月29日 01:42
正拳突き、上段中段
下段蹴りがありますね
Posted by 名無しのゲーマー at 2014年09月20日 21:13
>名無しのゲーマーさん

そうですね、ご指摘ありがとうございます。
他にも幾つか修正しなければいけないと思っていた箇所があったので、
この機会にその部分も合わせて記事を修正させていただきました。
Posted by 二条ジョウ at 2014年09月21日 02:00
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