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2009年05月23日

キャラ列伝 No.8 〜ドラゴンクエストII 悪霊の神々より〜『ローレシアの王子』

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やぁ!諸君。
久しぶりじゃのぅ!!
ちょっとばかし間が空いてしまったが、
今回もゲームに登場するキャラをワシの独断と偏見で紹介していくぞ!
勿論、軍人適正チェックも健在じゃ!!

で、今回のキャラは勿論こいつである!!

『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』から、ローレシアの王子。

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前回はサマルトリアの王子を紹介したので、
何だかんだ言っても、今回はローレシアの王子を紹介する事にしたぞぃ!

……ちなみに今回は独断と偏見と言うよりも、
殆ど参謀本部が主体となって調べたのでワシは一切責任をもたんのでアシカラズ。
間違っても事実関係をワシに聞かないようにたのむぞぃ!


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それでは本日もイッツ、オクニスタイル!



彼はロトの子孫であると共に、アレフガルドの一大国家である、
ラダトーム王家の血筋を受け継いだまさに家柄も血筋も誉れ高い人物じゃ。

彼の生まれた時代には、ロトの血脈の者によって統治されている国家が3つあり、
建国者の妻ローラの名を冠して名づけられたローレシアの他、
その後枝分かれとなった、サマルトリアや、ムーンブルクなどがあったのじゃ。

元はしがない放浪者に過ぎなかったロト一族がここまで繁栄できたのも、
竜王を倒した名声と、ラダトーム王家の血筋を交えた事によって、
名実共に権力を手中に収める事ができたからじゃのぅ。
建国の為の資金もラダトーム王家が出した事は疑うべくも無いが、詳しい事は知らん。
とにかく、未開の地に国家を建国するって事は大変なことなのじゃ。
我が大月本帝国も、億万州国建国にどれだけの血を流した事かと。

……まぁ、いつの時代も民は英雄には憧れるものじゃからして、
ロトの名声と、ラダトーム王家の後ろ盾があれば楽勝だったに違いない。

じゃがいくらなんでも、
サマルトリアやムーンブルクの建国はいささかやりすぎの感が否めん。
そもそも地方自治の概念は無かったのかのぅ?
これじゃ財政が逼迫してすぐに衰退すると思うのじゃが……。

話を元に戻そう。
とにかくその様な家柄に生まれた彼は、
建国以来初めての有事に巻き込まれる事になる。
それがかのハーゴン戦役じゃ。
サマルトリア、ムーンブルクなどのロトの末裔達を束ね、
打倒ハーゴンの狼煙を挙げる事になった彼は、
様々な冒険を通して成長し、そして見事ハーゴン打倒を成し遂げたわけじゃ。

で、めでたし、めでたしと……。

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じゃが、ちょっとまてぃ!!


ワシはこのハーゴン戦役こそが、
ロト一族、特にローレシア王家の陰謀と思えて仕方ないのじゃ。

何故かって?

そうじゃのぅ色々理由はあるが、全て裏づけの無い話じゃからして、
話す事はためらわれるのじゃが、それでもかまわんかのぅ?
矛盾も多々あるかもしれんが……。

……そうか!なら話すとしよう!


〜ラダトーム王家とローレシア王家〜

まず、ハーゴン戦役のことを語る前に、一から話をせばならんのぅ。
そもそも、ローレシア王国建国にあたって、
建国の為の資金を何処から調達してきたのかと言う事じゃ。

まぁ、これはラダトーム王家から借りたか援助を受けたのであろう事は容易に想像が付く。
しかし、いくら建国者の妻がラダトーム王家の姫君であると言えど、
国家建設の為の資金をそうやすやすと与えるであろうか?
恐らく、通常であればその様なことはすまい。
じゃがラダトーム王家は先の竜王との戦争によって、
国家存続の危機に陥っていたと推測される。
その為、ラダトーム王家は代々続いた王家の名を残す必要に迫られるのじゃ。

例え、国王の世継がいたとしても、この場合は関係ない。
何故ならば、名を残す事と子孫を残す事の意味は同じようであって、
本質的には違うからである。
勿論、一族の者が代々受け継ぐ事が理想ではあるが、
栄枯盛衰不確かな現状においては、まず名を残す事が優先なのじゃよ。

戦争によって国庫が破綻したのにも拘らず、
ローレシア王国建国に莫大な資金を与えたのも、
全ては、ラダトーム王家の名をローレシアに受け継ぐ事を考えた為であり、
国号をローラとしたのも最愛の妻がどうたらとかと言う綺麗ごとではなく、
資金を援助する代わりに、名を残して欲しいと頼まれたからではなかろうかのぅ?
恐らく、初代の国王は快く承諾したに違いないが……。

しかし、初代が如何に立派な勇者であろうが、
次の代以降の子孫が立派とは言えないのが、世襲制の恐ろしいところじゃな。

ローレシア建国からそれほど月日が経っていないのにもかかわらず、
子孫はさらに、サマルトリアとムーンブルクを建国した。
恐らく資金を援助した事によって、ローレシア王国内における、
ラダトーム王家の発言力は極めて高かったに違いないのじゃ。
国家元首よりも他の王家の者が権力を振舞うそんな状態。
それを危惧した子孫が、
ラダトーム王家の国庫を今度は意図的に破綻させ、
二度と立ち直る事がないように、
必要の無い国家建設の為の資金を要求したのではなかろうかのぅ?
第一、普通ならば地方自治制を導入すればいいだけの話である。
建国間もない状態の国家がする暴挙ではない。

それとも、○○御三家みたいな位置付けとしていたのじゃろうか?

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まぁ、全部根拠は無いがな!


とりあえず、そんな状況によってラダトーム王家は衰退の一途をたどる。
ローレシア国内における発言力も、ハーゴン戦役時にはその影すらなかったのじゃ。

〜ローレシア王家と他の一族〜

さて、サマルトリアとムーンブルクを建国した事で、
ラダトーム王家の国庫を破綻させ、
ローレシア国内の権力をようやく手中に収める事ができたローレシア王は、
次に新たなる問題を抱える事になるのじゃ。
それは建国したサマルトリアと、ムーンブルクが、
同じロトの一族であると言うだけでローレシアと肩を並べようとしていた事じゃな。

ローレシアは、竜王討伐を成し遂げたロトの子孫が自ら建国した国家であり、
また建国者の妻ローラの名を冠した国家である。
いわゆる嫡流の血筋として名を残す家柄なのじゃ。
その胸中は複雑な思いであったろう。
しかし、表向きは姉妹国家として平和であった。
ローレシアとサマルトリアは地理的にも近い事もあって、
監視が可能であるし、ムーンブルクには誰か近臣を差し向けていたのでじゃろう。

〜ハーゴン戦役〜

さて月日は流れ、いわゆるハーゴン戦役が起きた時代の事じゃ。
先にも述べたとおり、このハーゴン戦役とはローレシア王家の企てなのではないかと思う。
ロト一族を束ねるべきローレシアと、肩を並べようとする不穏分子たるサマルとムーン。
これらの国を統治する為には、ロトの名声では意味が無い。
武力による侵攻もロトの名を汚すだけである。

では、どうすればよいのか?

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第三者にサマルとムーンを滅ぼさせるのじゃ。

第三者とは?

聖霊ルビスを信仰していたアレフガルドにおいて、
その他の宗教は全て邪教とされていた。
いわゆる悪魔崇拝などと呼ばれて、多くの者が囚われ殺されていったのじゃ。

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(ローレシアにおける邪教徒狩りとされる資料)

もしこの邪教徒を利用する事ができればどうじゃろう。
邪教徒であれば、利用しても口封じは簡単であるし、
第一、捨て駒にはもってこいじゃ。

ローレシア王は、その中でハーゴンと呼ばれる邪教の神官と密約を交わしたのじゃ。
恐らく、ハーゴンたちが崇める神を国家神道として認めるとか、
そう言うような密約を取り交わしたのではないかと。

ハーゴンは忠実にその約束を守った。
もちろん、ローレシア王には約束を守る気などさらさらなかったのじゃがな。

そして、知ってのとおりムーンブルクは壊滅……。

さて、残るはサマルトリアである。
聞くところによると、サマルトリアの跡継ぎである王子は、
ウツケと専ら評判でわざわざ滅ぼさなくても、
充分に懐柔出来ると踏んでいたローレシア王は、
別の手段で意のままにしようと思い立っていた。

それはロト一族を束ねて、ムーンブルクを滅ぼした邪教徒達を、
ロトの名において討伐すると言う事じゃ。
これで口封じと、大義名分によって得られる民意も一気に手中にしようとしたわけじゃな。
まさに一石二鳥じゃ。
もちろん、束ねるのはローレシアじゃ。
ムーンブルクからの使者は、ローレシアに報告をしにきたんじゃからな。


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何という出来すぎた展開!
勿論、王の計画のうち。



この様な、ローレシア王の思惑を知ってか知らずか、
ローレシアの王子は、打倒ハーゴンの狼煙を挙げる事になる。
大臣や側近からは勿論反対はあった。

―ローレシア王国軍を投入するべきではないか?

とか、

―もし行かせるにしても、充分な装備を与えるべきではないか?

など、その意見は様々であったが、
ローレシア王にしてみれば、
戦後の新秩序構築の為の資金をこの戦役で消費する事は避けたかったに違いない。


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こうしてみると、ローレシア王は凄まじい奴じゃな!

そして、ローレシアの王子も冒険を通して、
次第に己が使命に気づく事になったのじゃ。
ハーゴンを倒すのに、サマルの力を借りてはいけないと。
ベラヌールの町でサマルトリアの王子を置き去りにしたのは、
戦後の事も見越しての事だったのじゃ。

サマルトリアはハーゴン打倒の功を手に入れることが出来ず、
ロト一族においての発言権は無きものと同じになった。
ムーンブルクはそもそも国が無いので、
結局、ローレシア王の思い通りの戦後の秩序建設が始まるのであったのじゃ。


結論、
ハーゴン戦役は、ローレシア王家が企てたことである。



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では今回も適正チェックじゃ!


00479.gif.クラス:
陸軍大尉
兵科:

歩兵
能力:
権謀術数

解説:
ロト一族を束ねる選ばれし血筋を受け継いだ彼は、
父、ローレシア王の駒の一つとは気づかずに、打倒ハーゴンの狼煙を挙げるのじゃ。

魔法は使えないが、剣の腕前は相当なものがあり、その事から兵科は歩兵。

弟分のサマルトリアの王子の行動が多少ウザったらしく感じてはいたものの、
勇者としての気概をつねに持ち合わせていた彼は、
そんな事をおくびにも出さなかったのじゃ。

しかし冒険を通じて、自らの使命に気づき、
父、ローレシア王に認めてもらいたいと言う衝動から、
様々な謀略を用いて、戦後の新秩序構築の為に影ながら奔走したりと、
その腹黒さはローレシア王以上のモノといえる。

そんな彼の階級は大尉。
世が世なら、一部隊を任せても申し分の無いその統率力と行動力は、
まさに、ロト一族の頂点に立つに相応しいお方な訳である。



てな訳で、今回はローレシアの王子じゃった。
さて、ここまで話してきた事は、全く根拠の無いことじゃ。
勿論、ゲームにおける考察でも何でもないので、質問とかは無しじゃぞ。


参考文献
『図説 ハーゴン戦役』
『ローレシア王家に学ぶ基礎戦術理論』
『元近衛兵の回顧録』
『ローレシア王家の陰謀』
『私はあの日ムーンブルクに居た』
『ドラクエIIの攻略本』
『神官ハーゴンの名誉を取り戻す市民の会』
『ウィキペディア(魔女狩りの画像)』


posted by 二条ジョウ at 19:08 | Comment(11) | TrackBack(0) | キャラ列伝 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
質問とかは無しですか?
裏に回れば腹黒い陰謀が渦巻いているのはゲームでも同じってことですね〜。
自分も気をつけねば・・・家族に。
Posted by sergeant at 2009年05月23日 23:53
ドラクエがそんなに濃い内容だなんて・・・

あ!根拠の無い話だったんか〜いwwwwww
Posted by テリー at 2009年05月24日 10:38
あ、このシリーズ久しぶりですね!

しかし中々面白い仮説で楽しませてもらいました。そういう考えは無かったですね。

個人的にはラダトーム王家の血をひいた者がそんな大それた事を考える能力は持たないと思うんですよね。なにしろ、最強だったはずのロトの血族は、この王家の血が入ったことで、どんどん弱体化したわけですからね…。

「そんな…ひどい…」とか言って、もとあった国を乗っ取ったとか、そのほうが無茶ですね(笑)!
Posted by gunchang at 2009年05月27日 00:36
ドラクエの考察は色んなサイトでみてきましたが、ここまでぶっ飛んだのは初めてですよ(笑
またそれらしいから困ります(笑
Posted by 黒猫 at 2009年05月27日 16:28
>sergeantさん

質問されても答えられないと言うのが本音です。
全部根拠がありませんからねw

お互い駒にならないようにがんばりましょうw。

>テリーさん

本当のドラクエは勿論こんな内容ではないですよ。
ただ、色々と考えられる余地をプレイヤーに与えてくれるストーリーではあるので、色々な考察とかが生まれてくるのです。

真実は自分の目で感じて!

って事ですね。

>gunchangさん

まぁ、色々と考えられますよね。
ただ、間違ってもハーゴンが利用されたと言う事はまずないと私自身でも思う次第でありますw

>黒猫さん

それらしく考えるのが大変でしたが、
何しろ確証がないので殆ど妄想入っていますw
Posted by 二条ジョウ at 2009年05月31日 10:16
実はサマルがその裏を読んでいたからこそ直接滅ぼされないように無能のふりをし続けていた、、

なんてのはどうでしょう?

将来こっそり妹をローレシアに嫁がせてみたりとやりようはありそうですし(笑)
Posted by そうてん at 2009年06月04日 22:25
その発想は無かったですわw
個人的に、いただきですよソレ。
発狂するぐらいに今猛烈に感動していますw
Posted by 二条ジョウ at 2009年06月08日 20:48
おくにさんお久しぶりです。

最後の参考文献までこだわる作りが良いですね。
でも実際にあるのはドラクエの攻略本だけだったり?!

次回(?)ムーンブルクも期待してますよ
Posted by クリームころすけ at 2009年07月17日 14:01
実際の参考文献は攻略本とwikiの画像ですね。
あとは全部妄想内の文献ですw

次回ムーンブルク……になるんでしょうかw
期待しないでくださいね。
Posted by 二条ジョウ at 2009年07月19日 00:08
着眼点が素晴らしかったですw
あながち間違いとは言えないかもしれませんねw
Posted by keeps at 2016年02月19日 19:04
>keepsさん

ありがとうございます!
いろいろと無理やりな感もあるかと思いますが、そういっていただければ助かります。
まあ、ネタって事でw
Posted by 二条ジョウ at 2016年02月28日 01:39
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