2010年02月22日
キャラ列伝 No.9 〜スペランカーより〜『スペランカー』
平成22年2月22日22時22分22秒オメ!
この時刻にキッチリあわせて投稿してみたのじゃがうまくいったかのう。
でも、だからと言って何があるわけでもないのじゃがな!
ただのジコマンでおじゃる。
記念切手の一つや二つ、うpしようと思ったのじゃが
そもそも記念切手を買ってなかった事に気づいたので
それはできぬのじゃ、スマヌな。
とりあえず、この日に22歳の誕生日を迎えた者は
恐らく一生の思い出になるじゃろうてな。
心から祝福するぞぃ!
話は変わるが、先週の不毛地帯は泣けたのぅ。
壱岐のあの慟哭。。。
どちらかと言うとこれまで感情表現が豊かではなかっただけに
兵頭とのやり取りであそこまで感情をむき出しにして激昂した事にワシは心底震えた。
「生意気な口をたたくな!!君には極北の流刑地で囚人番号を押され
地下数十メートルの暗黒の坑内でツルハシを持ち
11年間も重労働を強いられた人間の苦しみがわかるかーッ!」
初めて口にした抑留生活での苦しみ。
解釈は人それぞれあると思うが
ワシは、それが自分のみならず
多くの同胞達が傷つき倒れていった姿を目にした
壱岐の感情を真っ直ぐに表したものだと思うのじゃ。
そんな11年にも及ぶ過酷な重労働に耐えた壱岐のこの言葉の重みの前に
ワシは久しぶりに胸打たれた……。
そして、そんな体験をしてきたのにもかかわらず
モスクワへと行く決心をした壱岐の強さの前に
さすがは元大本営作戦参謀と言わざるをえん。
ワシも、同じ参謀として見習わなければならんのぅ。
……さて話が長くなったが
ちゃんとキャラ紹介もするから安心せい!
海軍の横槍にもめげずに
いつもの如く独断と偏見によるキャラ紹介を行うぞ!
勿論、軍人適正チェックも健在じゃ。
それじゃあ、今日紹介するやつを紹介しよう!
スペランカー
言わずと知れたファミコン史上最弱のキャラクターじゃ。
こやつはホントクソみたいに弱くての、ホントにあんた主人公?
……って言いたくなるほどじゃったのじゃ。
自分の身長以下の高さから飛び降りただけで死亡。
こうもりの糞に当たって死亡。
ちょっとした下り坂をジャンプしながら前方に飛ぶと着地の衝撃で死亡。
爆弾が近くにあるわけでもないのに爆風に巻き込まれて死亡。
……と言った具合じゃ。
そもそもコヤツは
地下深くに眠る秘宝を求めて洞窟を探検したのじゃが
誰か止める奴はいなかったのかのぅ。
こんな虚弱体質な奴が、
「おれ、宝探ししてーわwww」
何て言った日には、殴ってでも絶対止めるがな。
つか、夢見るのも大概にしろよと。
……それに、コヤツはなぜ宝を求めたのか。。。
正常な判断ができる者ならば
自分でも、およそ探検家には向いていない事ぐらいは分かるはずじゃ。
ともすれば、虚弱体質な体にも関わらず
宝を求めなければならないワケでもあったのか。
ふむ。奥が深そうじゃな!
えっ!?いや、勿論、「奥が深そうじゃな!」で
終わらせるつもりはないぞ!
安心せい!!
まぁ、アレだよ。
宝を求めなければいけない訳があったんだよ。
恐らく、身を賭してでも手に入れなければならんかったワケが。
ワシが推察するに、恐らく彼の家族は病気かなんかで苦しんでたんじゃろうな。
で、その病気を治すために莫大な金が必要だった。
しかし、金はない……。
そこで目を付けたのが洞窟に眠る秘宝じゃ。
危険は伴うが、一刻の猶予もなかった彼は、装備もほどほどに単身乗り込んだんじゃな。
じゃが、突然の環境変化による洞窟での探索は
彼自身にも眠っていた病魔を呼び起こすキッカケとなってしまったのじゃ。
そう、彼は家族と同じ病にかかっていたのじゃ!
しかも、末期に近かったんではないのかのぅ。
ちょっとした行動ですぐ死ぬとか、多分その表れじゃろう。
糞で死ぬとかさすがにこの説明では無理があるが
まぁ、細かい事は気にすんな!ワカチコワカチコ。
そうそう、大事な事を言うのを忘れておったぞ!
このスペランカー、『スペランカー2 勇者への挑戦』の方じゃ格段に強くなったのじゃ!
恐らく、病気が治ったと推察するが、探検が癖になってしまったようじゃな。
それじゃあ、適正チェックに行きたいと思う。
クラス:
陸軍上等兵
兵科:
歩兵
能力:
探検
解説:
家族の為に、身命を賭して洞窟へ乗り込んだスペランカー。
環境変化に伴う突然の病の発症は
ただでさえ虚弱体質だった彼を完膚なきまでに打ちのめしたのじゃ。
爆弾が近くにないのに爆風で死ぬと言う幻覚に襲われたり
ちょっとした高さなのに、スンゲー段差があるみたいに錯覚したりと
病の影響で先に思うように進めなかったスペランカー。
しかし、家族を救いたいと言う想いが
彼を何度ともなく立ち上がらせたのじゃ。
時には、こうもりと戦い、またお化けとも戦うといった
末期症状に良く見られる幻覚に襲われもしたが
軽快な音楽を口ずさみながら(テーレッテテテテテテーレッテテテ♪)
最後まであきらめようとはしなかった。
そんな彼の階級は上等兵。
「病なんて上等でぇい!」
と言う、まさかのダジャレで無理やり決めちゃったけど
他に思い浮かばなかったのでいたし方があるまい。
兵科も同様に、無難な歩兵ではあるが、工兵でも良かったかなと思う次第。
まぁ、能力に関しては今更言う事もあるまいて。
そんな訳で、今日はスペランカーをピックアップしたぞぃ!
何だか、ムーンブルクの王女が軽くスルーされたみたいじゃが
まぁ、そんな事はないし、いつかやるじゃろうから、長い目で待っててタモレ。
ほいじゃまたのぅ!
この記事へのトラックバック
キャラ列伝・・・二条さんの独特な解説たまらんな〜www
あと不毛地帯は僕も見てますよ〜
こう言ったぞろ目はなかなかないですからね。
と言うより、もうこの近い将来ではないのではないかと。
それだけ、生まれた人には記念の残る日ではないかと思う次第であります。
>ふじおかさん
おお!お久しぶりです。
ワカチコワカチコw
>黒猫さん
不毛地帯見てますか!
あれ周りには見ている奴いなくて寂しい思いをしていたんですよw
ちょっと疲れる話ですけど、なかなかに面白話だとは思います。
あの見事なまでの死にっぷりで後世に名を残したんだから本望なのではないかな〜と思います。
スペランカーに関しては初めから最後までドット画の印象しかないところが凄いと思います。
やはり何事もインパクトが大事なのでしょうね、、、、
私も本望なのではないかとw
何だかんだ言ってもその知名度は高いですからね。
恐らく、ファミコンの話題になった時に真っ先にあげるキャラクターベスト3には入る事だろうと思います。
>そうてんさん
そうですね〜。
他のキャラって、パッケージとのギャップとか、コイツ全然原型がねーよ!
みたいな感じでとかく比較対象になる場合があるのですが、スペランカーといったら、このドット絵ですよね。
それだけ、インパクトが強烈なんでしょうね。