> ファミコン レビュー  > No.126 ファミコン『炎の闘球児 ドッジ弾平』レビュー
2010年03月07日

No.126 ファミコン『炎の闘球児 ドッジ弾平』レビュー


「あさひにひかーる♪はてないうーみを〜♪」

あの頃の弾平ブームはすごかった。
いや、弾平ブームって言うよりドッジブームかな?
弾平が先か、ドッジボールが先かいまいち定かじゃないんだけど
とにかく、私と周りの連中は弾平を見てドッジにハマった口だったりします。

コロコロで連載していた時なんて
サンダーショットの打ち方とかを特集記事にしていたぐらいだから
そりゃあ真似するし、憧れちゃうし、最終的にはチームまで作っちゃってさ。
『スーパーホワイトアローズ(SWA)』って。
ちょっと名前的にかっこいい気がするけど
単純に、弾平からパクってテキトーにモジっただけ。
しかも、チームを作ったはいいけど
対戦すべきチームが一向に現れないと言う罠にハマって
結局、我がSWAは一度もチームとして試合をやった事がないという現実。
でも、みんなドッジが好きだったから、固定チームなんて作る必要もなくて
昼休みとか放課後とか、その場にいる奴らをテキトーに集めて良く遊んだもんです。

で、ちょうど同じ頃に
体育の授業にもスーパードッジボールが取り入れられたんですよね。
ドッジじゃなくて、スーパードッジが。
まぁ、ドッジと、スーパードッジの違いなんていまいち覚えていないんですけど
とりあえず、先生もスーパードッジって言ってたし
ルール自体も弾平のルールだった事から
これはもう弾平の影響なのは間違いありません。

とにもかくにも、この弾平が及ぼした影響は
少なくても私やその周りの連中にとっては大きなものでした。

そんなブーム真っ只中にあって登場したのが
待望のファミコン用ソフト『炎の闘球児 ドッジ弾平』

00591.gif

人気漫画やアニメがゲーム化するのは世の常であり
それはいわゆるキャラゲーと呼ばれます。
で、キャラゲーって言うと
基本クソゲーのイメージが付きまとうんですが
このゲームの場合は、それに該当しません。
いわゆる当りのゲームと言うやつ。

まず、何と言ってもアニメさながらの演出で見せる
オープニングからして熱い。
勿論、BGMにはドッジ弾平のテーマソングが使われていて
これだけで、プレイする前からテンションMAXになってしまいます。

で、いつまでもタイトル画面で静止しているわけにもいかないと言う事に気づいて
先に進めると、シナリオモードとバトルモードの選択肢が現れます。

シナリオモードは、次々と現れるライバル達と戦っていく
ゲームオリジナルのストーリーが体験できるモードで
バトルモードは、自由に相手チームを選んで戦うことができるモードです。

ゲームは、カード形式のバトルを用いた一風変わったシミュレーションゲームで
アタックカード・ラインクロスカード・パスカードを用いてバトルをしていきます。
相手チームを全員倒すか
決められた時間までに相手より多く残っていれば勝ちとなり
シナリオモードならば、倒したライバルが仲間となってストーリーが進行していきます。

毎ターン、3枚のカードを予め選んで戦うので
試合の展開を読みながらと言う戦略的な駆け引きがとても面白く
また、グラフィックに関してもファミコンとしては最上級のデキと言っていいほど。
特に必殺技使用時のアニメーションは、アニメに近い迫力ある演出が施されていて
試合中に流れる弾平のテーマソングと共に、当時の私を熱くさせてくれました。

00592.gif

00593.gif

ただ、シナリオモードだと、倒したライバルが仲間になるのはいいんだけど
最終的に、登場するライバル達が全員編成できる為
駆け引きによる面白さが、終盤半減してしまうのがタマにキズ。
基本、必殺技が使えるキャラは限られているのですが
このライバルキャラ達は全員が必殺技を使える為
どうしても戦略的な駆け引きが少なくなってしまって
カードの強さによるゴリ押しになってしまいます。
しかも、終盤は敵がメチャンコ強いので
どうしても使わざるを得なくなってしまい
バランス的にもやや難があると言わざるをえないのが残念なところです。

しかし、それでも、このゲームは面白い。
思い出補正がかかっているせいなのかどうかは知りませんが
今プレイしても熱中できるキャラゲーであり
おそらく、元ネタを知らなくても十分に楽しめる事だと思います。

キャラゲー=クソゲーと言う概念を解き放って
たまにはこう言ったゲームをプレイしてみるのもいいかもしれませんよ?

『炎の闘球児 ドッジ弾平』評価:☆☆☆☆☆
発売・サンソフト
ジャンル・シミュレーション
発売日・1992年3月28日
定価・6,500

posted by 二条ジョウ at 22:34 | Comment(7) | TrackBack(0) | ファミコン レビュー | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も弾平世代だもんで当時は超流行してた記憶があります。
体育といえばドッジでしたねw
私は眼鏡をかけていたので顔にぶつけられるのが勘弁でしたが・・・
今の子供たちはプレイしているのでしょうかね?
Posted by テリー at 2010年03月09日 12:44
弾平よりもドッヂボールブームが先だった気がする。弾平がよりブームを加速させたのは間違いないが。
・・・・スーパードッヂ懐かしい
Posted by あ at 2010年03月09日 16:43
>テリーさん

今の子供たちもプレイしているんじゃないですかね?
でも、

「スカイショット!!」

みたいに、技名を叫んでのプレイはしていないと思いますw

>あさん

どっちにしろ、弾平が与えた影響は大きいと思います。
たぶん、弾平なかったら、私はハマってなかったかもしれないな〜w

Posted by 二条ジョウ at 2010年03月11日 20:12
メガドラ版のドッジ弾平ならウチの押入れの中でグーグー眠ってます。
それにしてもチームまで作るとは・・・子供の頃って何気に勢いありますからね。
Posted by sergeant at 2010年03月12日 22:15
そうなんですよ。
子供の頃って、勢いだけで行動しちゃいますからねw
たまに、過去の自分を見習いたくなるときもありますが、やはり難しいものです。
Posted by 二条ジョウ at 2010年03月15日 19:17
はじめまして。

当事はまっておりました。

アニメが終わった時はショックでした。

Posted by 凛とした紳士 at 2015年03月25日 15:33
>凛とした紳士さん

初めまして。

好きな作品が終了してしまうのはショックですよね。
アニメもそんなに長くは無かったと記憶しておりますが、これもブームが終息していったからなんですかねぇ……。
Posted by 二条ジョウ at 2015年03月26日 22:22
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック