最初から無理があったなんて、誰も気づかなかった。
気づいて欲しい時、人は誰しも孤独なのだ。
一歩進んで、二歩下がる。
明日への扉は、例えこじ開けなくても、きっと開かれるだろう。
でもその時、私は何を夢に思うのであろうか。
〜第三章『青き空の果てに編』〜
「ぬおーっ!」
つるベー君が発見した攻略法は
早くも次のステージ24において瓦解しました。
そもそも最初に動かすブロックが分からなければ
攻略もクソもないと言う事だったのです。
そして、最初に動かしたブロックが本当に正しいかどうかなんて
全体を動かしてみなければ分かるはずもありません。
完全に彼の攻略法は穴だらけだったのでした。
「今、ひらめいたぞ!」
しかし、つるベー君はさすがです。
自分の発見した攻略法が使えないと分かると
いつまでもそこに固執せず、新たな攻略法を模索する。
そんな探究心が見てとれました。
(見方によっては無かった事にしてる風にもとれるけど)
そんなつるベー君は、先ほどから何回もひらめいていますが、全て空振り状態。
そして私も、彼に負けじと同じように何度もひらめく事はあるのですが
やはり全て空振りに終わっていました。
このステージをクリアしたのはそれから20分後の事です(つるベー君が)。
ステージ25。
ようやくこてしらべコースの折り返し地点です。
そして、この段階になって、ようやく気づいた事がありました。
「ねぇ二条さん。僕、今凄い事に気づきましたよ」
「ああ、奇遇だな。俺も今、スゲー事に気づいた」
「「残りのステージが
全コース合わせて275ステージもある事に!」」
「……はあ、何だかだるくなってきましたよ」
「おいおい、もう降参モードか?」
「正直、あの攻略法が僕の限界だったみたいですね。
……二条さん。僕、あっちで電車でGO!やってるんで、何かあったら言ってください」
「お、おい、ジョーダンきついぞ……」
「んじゃ、わりーけど、そう言う事で」
……ああ、何と言う事であろうか!
タルるート以来のつるべーの戦線離脱!
前回のロックマンX8で、散々私にゲームに対する姿勢を語っていたつるべーが
まさかの戦線離脱とは誰が予想だにしていたでありましょうや!
ああ、主よ。
願わくば彼に天罰を。。。
と言うわけで、つるベー君は戦線離脱をしてしまいましたが
私はまだ諦めたわけではありません。
ロックマンX8で培った忍耐は
まがりなりにも私の血となり肉となっていたのです。
「くそっ、こうなったら俺一人でも攻略してやるぜ」

ステージ25

ステージ26

ステージ27

ステージ28

ステージ29
「はぁ、はぁ、はぁ……。どうだ、俺様の実力を!」
段々とレベルアップする難解なステージに翻弄されつつも
ステージ29までクリアすることができました。
しかし、つるベー君は
先ほどからあっちで電車でGO!に熱中している為か
彼からのリアクションは全くありません。
恐らく、もう自分には関係ないとでも思っているのでしょう。
電車でGO!のテーマソングを口ずさみながら
勝手に盛り上がっています。
「……ふぅ。まあ、とりあえず、次のステージに行くか」
そして、気を取り直して迎えたステージ30。

ここは難なくクリアしました。
あまり複雑では無かった事もあげられますが
これぐらいのステージなら、もう慣れてきたみたいです。
そんな私のがんばりが実を結んだのでしょうか。
つるベー君がようやく戻ってきました。
「どうよ、クリアした?」
「いや、まだステージ30をクリアしたところだよ」
「上出来ですぞ!二条さん!
じゃあ僕も復活しましょう!次のステージは任せてください!」
よほど電車でGO!が気分転換になったのか
先ほどの彼とは打って変わってやる気に満ち溢れています。
「実は僕が電車でGO!をプレイしていたのは
それが倉庫番攻略の糸口に繋がると思ったからなんです。
ただ単に飽きたからとかそんな理由じゃないんです。
……まあ、見ていれば分かる事でしょう」
なんと!
つるベー君が電車でGO!で遊んでいたのにはちゃんとした理由があったのです!
にわかには信じられないこの事実ですが、成果さえ残してくれれば何も言いません。
さあ、貴様の真髄を見せてもらおうか!
「……ごめんなさい。無理です」
「え?」
「どうやら、もう僕ではお役に立てないようです」
開始、15分で諦めモードになったつるベー君。
やはり電車でGO!は攻略の糸口にはならなかったようです。
「二条さん!僕は諦めますが
せめて二条さんの応援だけはさせてください!」
そして、つるベー君は全てを私に託しました。
しかし……。
「……いや、ここらが潮時だろう」
「なんですと!?」
「正直、私も疲れた」
「……よろしいんですか?
まだ、こてしらべコースすらクリアしてませんよ?」
「遺憾ではある。
それに私の戦歴に傷をつける事にはなるが、もはや致し方あるまいて」
「無念ですな〜」
「ああ」
「…………」
お互い、それ以上何も言えませんでした。
つるベー君は、自分の不甲斐なさに後悔し
私も力及ばなかった事にただ、ため息を漏らすだけです。
しばらくの間2人とも、暗鬱な気持ちになっていました。
「だが、つるべーよ。
人生とはそんなもんじゃないかね?」
しかし、それでは今日の失敗から何も学べないと判断した私は
暗鬱な気持ちを抑えて、あえて口を開く事にしました。
「と、言いますと?」
「失敗があってこそ成功もある。
だからこそ、人生は楽しいもんじゃないかなと」
「…………」
「ほら、空はあんなにも青いのに、俺たちの心は酷くくすんでいる。
俺たちも、あの青き空の様に心だけは晴れ晴れとしようじゃないか」
「……そうですね。いつまでもクヨクヨしてもしょうがないですからね。
たしか、人生は喜びに満ちた悲劇であると、誰かが言ってましたし。
僕達も、あの青き空の果てを目指して次はがんばりましょう!」
「ああ、あの青き空の果てを目指して!」
完

スーパーファミコン:スーパー倉庫番
プレイ時間:5時間30分
感想:
つるべー君
「青き空って言うが、当日雨だったし!」
私
「次回は、いつもと違う事をやりたいと思います」
スーパー倉庫番クリアならず……。
総撃墜数
5
総撃破数
1
総被害数
2
追伸
酷い終わり方ですいません。。。









つるべー氏との連係プレイでも歯が立たないとは残念です。
ゲームの選択をミスったような気がしないでもないので次回は慎重に決めてくださいませ。
5時間プレイして、250ステージ以上も残っていたら、誰でもギブアップしたくなると思います。しかたがないです。
オチは相変わらず周到でしたが(笑)
イカンですな。ヌルい。ヌルいですぞ〜 \(*`∧´)/
とは言え、5時間半もやってたんですからねぇ(笑) そりゃ、心も折れますよねww
とりあえず、お疲れ様でした。次回も期待しております!
やはりこの手のは一日ではちょっと無理でしたね。
でも、こてしらべぐらいはクリアしたかったです。
>クリームころすけさん
実は、当初から全クリは無理ではないのか?
などと思っておりましたが、まさかこてしらべすらクリアできないとは思いませんでした
。
>monokuさん
5時間半もプレイして、まだ先が長い状況でしたから、簡単に心も折れましたw
いや、でも、機会があればリベンジもしたいですね。
でも次があります!次回またお二人の攻略に期待しますよ。
……ただ次回はいつもと違う事をやりますので、その次からになると思いますがw
この“よくやったえらいぞ!”の人がでしょうか?
それなら、特にそういった要素はありませんでしたね。
歩数制限を過ぎると怒るんですか。
無理だとその前に諦めちゃうから見たことが無かったのですが、一度くらいは見ておきたいですねぇ。