据え置き機では約6年ぶりのドラゴンボール(前年にGBCでは出ている)。
まさかPS2になってもドラゴンボールができるとは思わなかった!
だって最後に出たのはPSの『ファイナルバウト』でしたからね!
あん時、中学生よ私!
いやはや、そんなわけでこのゲームのデモを店頭で見た時には
それはもうビックらこいたものです。
思わず店ん中で叫んじゃったぐらい。
しかし当時、原作完全版の発売に次いでDVD-BOXの発売が控えていましたし
ゲームでドラゴンボールが発売されるという事も必然だったのかもしれません。
そう言えば、ドラゴンボールの再放送もしてましたしね。
とにかく、あまりに凄い出来事だったので
その日予定されていた午後からの授業をボイコット(学生だったのだ!)して
つるベー君(イマしようの人)とファミレスで今後のドラ展開を語ったワケなのである!
……まあ、その辺は置いといて
とにかくドラゴンボールZのゲームを紹介だ!

ラディッツに、ナッパ、ザーボンさんが使える!
そして、ヤムチャまでも使える!!
あっ、ヤムチャは別にいらないけど。。。
でも、今までの格ゲーに比べて
結構、バラエティー豊かな陣容でうれしかったのです。
セルやフリーザが使えるのは当たり前田のクラッカー。
ギニューや、リクーム、天津飯、クリリンだって使えるんですからね。
Z戦士なんて、唯一チャオズが使用できない位なもんです。
そうです!
チャオズが使えないんです!!
あいつ、またハブられたんですよ。
ヤムチャがヘタレならチャオズは空気なんですか!?
確かにチャオズは悟空に煙たがられてるかもしれないけど(!?)
でも、チャオズだってZ戦士の一員なんです!
そうですよね!?

…………。
……まぁチャオズは使用できないんですけど
チョコチョコと登場はするんで一応ヨシとしますか。
つか、
使えないから困る!
……ってワケでもないんですがね!
とりあえず、バラエティー豊かなキャラがいっぱい登場します。

戦闘のシステムが色々賛否両論ですが
私個人にとっちゃ格ゲーのシステムとか、実はどーでもいいんです。
プレイしていて苦にならなければその辺りの事は許容範囲。
ただ、武闘伝で慣れてたからちょっと戸惑うって言うのはありました。
ジャンプやしゃがみができないのもそうですし
技の発動方法にしてもちょっと独特なんですよね。
まぁでも、私がドラゴンボールのゲームに求めている事は
キャラゲーとしてキチンと成り立っているかと言う事です。
この場合のキャラゲーとは
クソゲーとして成り立っているか?
と言う事では勿論ありません。
私はマゾではないんで、そんなのは求めて魔閃光。
キチンとキャラや原作を生かしているのかと言う事。
勿論、オリジナルな内容でも
愛を感じさせるに足るものがあればそれはそれでオッケーです。
だから、難しい事は置いといて
ドラゴン魂(ソウル)を感じさせてくれればそれでいいんデス。
で、今回のこのゲームで見て欲しい所はストーリーモードです。
原作読んでなきゃワケわかめってぐらいにシーンが飛びますが
それでもポリゴンで再現するストーリーに当時、感動したものでした。
そして、ストーリーはサイヤ人編、フリーザ編、人造人間編と原作通り。
また各シナリオをクリアした後に出てくる
アナザーストーリーがなかなかいい味出しています。
アナザー……、つかパロディーですが
ファンのツボをしっかり抑えているんですよ。
つか、このゲームの魅力は恐らくここに集約されています!

サイヤ人編のおまけシナリオ。
ナッパは良い奴だったと語るベジータ氏。
詳しくは自分の目で確認してくれ!
さて、ストーリー以外のことも話しておきましょうか。
このゲームはスキル編集で
キャラクターのカスタマイズを行なう事ができます。
スキルとは、キャラクターが持つ能力の事で
スキルを装備する事によって
技が使える様になったり能力が上昇するようになります。
ストーリーを進めたりスキルショップで購入する事で
スキルを手に入れる事ができるので
キャラクターを自分好みにカスタマイズするわけです。

その他に練習や対戦は勿論の事、天下一武道会や
サタン道を極めるLEGEND of Mr.Satanなんて言うのもあります。
天下一武道会はもう昔からのお馴染みのモードですね。
今回は、「初級」「中級」「上級」から選び
優勝か準優勝すれば賞金が手に入るので
スキル購入の為のゼニーはここで稼ぎます。
サタン道を極めるLEGEND of Mr.Satanは
次々と現れる強敵をサタンが倒していくモードです。
こちらも「初級」「中級」「上級」とあります。
LEGEND of Mr.Satanもパロみたいなもんなので一見の価値アリですよ!

ちなみにOPはアニメそのままを3Dにしたものなのでした。

これだけでも私、興奮したものです。
まあ、こんなもんですかね。
当時は6年ぶりの格ゲーと言う事もあって
何もかもが懐かしくまた楽しくプレイしたものでした。
また6年ぶりだったけど、全てが新しく生まれ変わったそんなゲームです。
この時期を境にしてドラゴンボールがまた息を吹き返した事や
ドラゴンボールのゲームやグッズが続々と発売されていった事を考えると
このゲームの存在は、それらの先駆けだったのではないかと思います。
まさかドラゴンボールが再び出てくるなんて思いませんでしたよ。
そしてそれは、後のドラゴンボール改の放送にもつながっていったのでした。


『ドラゴンボールZ』評価:☆☆☆☆
発売・バンダイ
ジャンル・格闘アクション
発売日・2003年2月13日
定価・6,800
ドラゴンボールZの格闘ゲームはスーファミの頃から個性的で独自の進化を遂げていったように記憶してます。
でも、よく考えてみたらPS版ですら手こずっていた自分が後発のPS2版に対応できるわけがないのでした〜、無念。
かなり楽しめました!
チャオズへの愛は相変わらずですね(笑)
確かに、独自の進化を遂げていってますね。
しかも、PS2のドラゴンボールの格ゲーは大きく分けて二つに分類されて操作がまた違うんですよ。
どちらかと言うと、キャラゲー色が強いのはスパーキングなので、格ゲーで慣れている人はこちらのシリーズがやり易いかもしれないですね。
>クリームころすけさん
おまけストーリの為だけでも一見の価値ありですよね。
個人的にヤムチャよりチャオズなんですよw