2010年10月05日
No.140 ファミコン『桃太郎電鉄』レビュー 〜小学生だった二条少年のお泊り会の思い出〜
今も根強い人気を誇る『桃太郎電鉄』、通称『桃鉄』。
長寿シリーズとしてハドソンの看板タイトルの一つを飾っています。
今回紹介する桃鉄は、そんな桃鉄シリーズの第1作目。
発売は今から22年前の事です。
現在のシステムは第2作目に当たるSUPER桃太郎電鉄がベースとなっているので
第1作目の今作は色々と勝手が違う事に気づかされます。
私自身も第2作目のSUPER桃太郎電鉄(FC版)から入ったので
初めてプレイした時は、いやにシンプルだな〜と思ったものです。
・貧乏神(ボンビー)は登場しない。
・プレイヤーの目的地がそれぞれバラバラ。
・一年は春、夏、秋、冬の4ターン。
・カードが無い。
・借金の概念が無い。
……など、今の桃鉄で慣れた人から見れば
ちょっと物足りないかもしれません。
相手を妨害すると言った要素も少ないので
基本的に資産を増やして収益額を競う感じです。
ただ、桃太郎電鉄Xが発売されるまで
鉄道路線が購入できたのはこの第1作目だけでした。
その為、一部ではこの独特なシステムが人気あったように思えます。
勿論、システム関係なく
このシンプルさがたまらねぇ〜って方もいる事でしょう。
私もその一人ですw
まあ、知り合いの子(プレイ時10歳ぐらい)にやらせたら
PS2のがやりたいとかほざいてましたけどね!
もう、世代のギャップをヒシヒシと感じますな〜。
さて、ここからはちょっとした昔話を。
つーかここからが本編ですw
小学校の3年か4年ぐらいの頃。
クラスの班で遊ぶ班遊びなるものがありました。
班遊びと言うのは、まあ、そんなに頻繁にあるわけではありませんが
決まった時に必ず班のみんなで遊ばなければいけないんです。
勿論、班の垣根を飛び越えて
別の班の子や班を交えても全然いいんですけど
これが私、大好きだったんですよ。
特定の友達とだけ遊ぶんじゃなくて
いろんな子と遊べるようにと言う先生の判断だったのかもしれませんが
私にとっちゃ、好きな女の子を誘って一緒に遊ぶいい口実でもあったわけですからね!
いや、あの当時、周りの奴らみんなムッツリだったから
みんなそう思ってました。
絶対。
間違いなく。
班遊びって言うぐらいだから、外で遊ば無ければいけないのかと言うと
明確な決まりは無く、誰かの家に行ってゲームをして遊んでも全然良い訳です。
でも、まあ、外での遊びも捨てたわけじゃないんですよ。
鬼ごっことか、ケイドロとか、ドラゴンボールごっことか
男同士でも盛り上がるこの手の遊びに、好きな子も参戦するんですからね!
普段の100倍はテンションがあがるってわけです。
でも、子供はそう言うのを外見にはだしません!
「……ったく女子が一緒だと迫力がねーよな」
なんて生意気な口をきくんです。
でも、その内心は、
――ああ、お友達になれるチャンスだよ、どーしよ、どーしよ、あわわわ。
……って、思っているんです。
でも、そんな男子の男心なんか分かってもらえる筈もなく
喧嘩になったりするんですが!
そして、極め付けが、班遊びの名の下に開催されるお泊り会!
これは、全部の班がやっていたわけではありませんが
当時、私が所属していた班ではたまに開催されていました。
そして、我が班は私の好きだったMちゃんがいる上に
仲の良いH君、そして、とっつき易いSちゃん、他二名。
ちなみに、他二名は、お泊り会には参加しませんでしたので省略いたします。
H君はSちゃんが好きだったので、見事な布陣と言えましょう!
勿論、このお泊り会の主催者はH君の案によるものです。
私ではありません!
そして、開催されるお泊まり会。。。
お泊り会と言っても、学校が終わってからすぐ集まるので
実際は泊まるだけじゃなくて、色々と遊ぶわけですが。
んで夜。
H君のお母さんの手料理を食べてみんなでお風呂に入って
みんなでゲームをして、みんなで和気藹々と過ごす。
ホントこう言う夜と言うのはサイコーな気分に浸れるわけですよ。
(MちゃんやSちゃんとは一緒に入れなかったのでお風呂はS君とだけでしたが!)
そして、極め付けがMちゃんのパジャマ姿!
まさに至福!
ちょっとほてった顔が何とも言えませんでしたな〜。
そんな4人が夜のお供として遊んだゲームが桃鉄!
そうです桃鉄です!
大勢いれば桃鉄なのです!!
でも、SUPER桃太郎電鉄ではなく無印の桃鉄でした。
この無印の桃鉄。
先ほどレビューでも紹介いたしましたが、すんげーシンプルなんですよ。
だから、今の桃鉄で慣れた人から見れば、
――盛り上がらねーだろ。
……って、思うかもしんないですけども。
そんなの関係ないんです!
当時はすんげー楽しめましたよ。
確かにSUPER桃太郎電鉄に比べると色々物足りなさもありますが
そこは色々と妄想を膨らませながら楽しむんですよ。
ごっこ遊びの延長戦と言いますかな?
つーか、ぶっちゃけちゃうと夜に女の子と遊ぶのが楽しいんです!
Mちゃんと夜に一緒にプレイしている事が!!!!
そして、ゲーム以上に楽しかったのが四人で布団に包まって
好きな人の話や将来の夢を語り合った事!
好きな人の話では、勿論、Mちゃんの事は言えませんでしたけども
そう言う話をMちゃんと共有しているだけでも楽しかったものです。
あれから20年近くが経過し
あの頃を、当時の学級通信を見ながら思い出しています。
この学級通信、毎週クラスで配られていたプリントを
文集として1つにまとめたものなんですが
その時の出来事なんかの感想文がプリントに乗るんですよ。
勿論、クラス全員分じゃなくてランダムで乗るんですけど
私、これが当時スンゴイめんどくさかったんです。
例えば、某年の10月15日付の学級通信No.41を見てみると
ハンドベースボールの試合が話題となっていて
それについてみんなが感想文を書いているわけです。
こう言った感想文を毎週書くわけですから
嫌じゃなかったけどスンゴイめんどくさかったんです。
うちの担任が凄いマメな人で、こう言うのやらせてたんですよね。
でも当時は、ブーたれていましたが
読み返してみると結構面白いのも事実。
と言うか、今だからこそそう感じるんでしょうけどね。
他にも、お誕生会とかお楽しみ会とかそう言う企画を
思い出作りの一環として子供達にやらせるんですが
やはり今にして思えば良い思い出になっているんです。
うちの担任、凄い怖い人だったんですが
なんか凄いうちらの事考えてくれてたんだな〜と、今更ながらに思いました。
後にも先にも、三年四年生時だけですからね、こう言ったの。
そして、形に残っている物って良いですね。
今になってありがたみがでてきました。
なんか、桃鉄の話よりも
個人的な思い出話が主体となってしまいましたね。
まとめると、桃鉄はみんなで遊べば盛り上がるって事を言いたかったんです!
勿論、一人で黙々プレイするのもいいものですよ♪
苦しいまとめ方でスイマセンでした。。。
『桃太郎電鉄』評価:☆☆☆
発売・ハドソン
ジャンル・テーブル
発売日・1988年12月2日
定価・5,800
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桃鉄はなつかしいですな〜。
それにしてもなんで当時の小学生男子はシャイでウブなんでしょう www
あぁ、子供時代にもどりたい・・・
なんででしょうね〜。
可愛い子見るといじめたくなっちゃうとか、ありましたよねw
>BBBさん
私も戻りたいですw
くうっ、このリア充がっ(泣)
どう思い返してもそんな綺麗な思い出が存在しないという現実が判明してしまいました、、、、、、
あの頃の自分にもう少し智恵があったならっ!!(大泣)
それはさておき、少年時代のお泊り会の思い出が美しく心に残っているとは羨ましいです〜。
一生の宝物ですね。
これからがありますぞ!
まだまだ人生長いんですから、お互い素晴らしい出会いをしようじゃありませんか!
>sergeantさん
やまいしい気持ちはあっても、下心がない少年時代ですので、美しい思い出になることができましたw
ありがとうございます!
記事を書く活力になりますです。