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2010年10月30日

No.142 プレイステーション『SIMPLE1500シリーズ Vol.33 THE 卓球』レビュー


お金が無かった高校時代に
安く手軽に買う事のできるシンプルシリーズという存在は
非常に大きなものでした。

しかし、安いからこそ買えてしまうこの存在は
財布の紐が緩くなる為、言い換えれば、一番危険な存在でもあったのです。

ゲーム一本買うのに、凄い悩んでいたあの頃にとって
1500円と言う値段は出せなくも無い値段です。

面白いと分かってはいるけれど、大作クラスなゲームを買えば
一ヶ月近く他に何も買えないし遊びにだっていけない……。
でも、シンプルシリーズならゲームを買っても
カラオケやゲーセンなどで遊ぶ事だってできたのです。

その為、安いシンプルシリーズに目が行くのも無理は無い話。
学校帰りにゲームショップに寄っては
毎回、悩んだ挙句に買うのが結局シンプルシリーズでした。

でも、この安さは言うなればフェイク。
多い月でシンプルシリーズのゲームを3本ぐらい買った事もありましたが
合計金額にすれば、結局大作一本が買えてしまうぐらいの出費なんですよ!

でもシンプルシリーズは安いから
何かお得感があって、なかなかそこから抜け出せない。。。
例え、クソゲばっか掴まされても
高い大作ゲームを買って失敗したんじゃないから
また次に期待しちゃうと言う悪循環。
すべて、メーカーの思う壺だったのです。

勿論、中には面白いゲームも何本かありました。
そして、そう言うゲームに巡り合ってしまうと
シンプルシリーズだって、捨てたもんじゃないなと思ってしまう訳なのです。

しかし、幾ら安くて手ごろなシンプルシリーズと言えども
バイトしていなかった一高校生にとっては、1500円だって大金です。
クソゲばかり掴まされたら本当にムカツクしイライラします。
大人になって色々なゲームを集めるようになった今だからこそ、

「ちょwwwこれクソゲwwwww」

……で済む事ができるかもしれないですけど
あの当時、クソゲを掴まされた時のメーカーに対する憎しみは相当なものでしたw

前置きが長くなりましたね。
要するに、私にとってシンプルシリーズ(1500円の方)とは
青春の日々を共に過ごした相棒であると共に、負の遺産でもあったのです。

今回紹介するSIMPLE1500シリーズ『THE 卓球』
そんな負の遺産の代表格と呼べる存在。
当時の私の言葉を借りて言うのであれば
ウ○コの中のウ○コキングダムです。

……つまり、やる価値すらないクソの塊りと言う事。


今日のレビューは若かりし頃特有の
純粋まっすぐな気持ちがレビューに現れております。
純粋まっすぐな気持ちゆえに、遠慮なしに何やかんやと言っちゃう場合がありますが
過去のリアルな感情を表現する為に、あくまで現在の私が代弁したに過ぎません。
皆様におかれましては、安心して微笑ましくご覧いただければコレ幸いにございます。


00730.gif

タイトル画面を評価するってのもアレだけど
この最初の雰囲気は結構好き。
コレだけ見てると、なんだか本当に面白いゲームな気がしてくるから不思議です。
でも、テキトー感まるだしのウ○コBGMのせいで
面白そうと言う感覚はものの数秒で薄れることになるんだけどね!

さて、スタートボタンを押してゲームを始めようとすると
いきなりメモリーカードのチェックが始まります。
起動時にチェックするゲームが多い中にあって、これはなかなかのレア物。
ワクワクドキドキしながらスタートボタンを押した子供達がかわいそうです。
何とも空気が読めない仕様ではありませんか。

まあ、このゲームを手に入れてしまった時点で
既にかわいそうな訳なんですけどね!


さて、今度こそ本当にゲームの始まりです。
STORY、FREE、VS、OPTION、4つのモードがありますが
ここはまず始めにSTORYをプレイしましょう。
FREEやらVSを先にプレイしてもいいんですが
デフォルトで使えるキャラクターがポン太ピン子しかいません。
なので、まずはSTORYモードで遊んでから他のモードを遊ぶのが吉。
それにどの道、STORYであろうとFREEであろうとVSであろうと
やる事は一緒ですから、FREEモードに固執する必要はありませんし
VSモードなんて友達が一緒にプレイしてくれるわけはないので
STORYモードでいいんです。

ちなみに余談ですが、間違ってもここで×ボタンを押さないようにしましょう。
押すとタイトル画面に戻るので
またメモリーカードのチェックで時間を取られますぞ!

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さてSTORYモードではポン太とピン子のどちらかを選んでお話を進めていきます。
基本、キャラによる性能差はないのでお好みでどうぞ。
まあ、男ならポン太、女ならピン子かな?

00734.gif00733.gif

ちなみに、ジャケ背面に紹介されているラブちゃんが使えないので
サギにあった感じがしますが、ゲームを進めていけば
いずれFREEモードで使えるようになります。
個性豊かなキャラクターが10人も登場するらしいので。
……つか、STORYモードでも使える様になるのかもしれませんが
如何せん、ゲームがクソつまらないので
そこまで進める前に飽きてしまうのであります。
気になる方は自分で確認してみてくださいね☆

00732.gif

つーか、そもそも何でクソつまらないのか?
……って事ですが、そりゃあ、卓球してる感が無いからに決まっています。
極端な話、ボールが来たらボタンを押すだけ。
これだけです。
一応、スマッシュゲージが溜まれば、スマッシュを放つ事ができますが
打ち分けはする必要がないに等しく、移動や強弱のコントロールとかも一切できません。
しかも、全体的にスピード感が無いから
卓球ゲームをしているのかさえ怪しくなってきます。
て言うか、キャラの動きがそもそもクルッパーです。

昔、ファミコンで『スマッシュピンポン』と言うゲームがありましたが
これとは比較にならないぐらいに良作なゲームでした。
あれも非常にシンプルなゲームだったけど
ショットの打ち分けも意味があったし、スピード感はあったし
何よりも、卓球(ピンポン)をやっている感がありました。

ゲームの面白さは、ハードの性能に比例しないと言う事が良く分かる一例と言えます。

00735.gif

ポン太かピン子を選び、ストーリーを進めて行くと
様々なステージ、様々なキャラたちと戦う事になります。
しかし、基本は同じ事の繰り返しです。
背景とキャラ絵が変わっただけ。
お話自体も全く面白くありません。
キャラクターのコミカルさが
逆に哀愁を感じさせ、キャラに同情を覚えてしまうほどなのです。

今年、アーカイブス版で
この『THE 卓球』が配信されたので
物は試しにプレイしてみるのも良いかもしれません。
300円ですので、当時ほどダメージは少ないかと。。。
と言うより、クソゲーと言う前知識があれば
きっと楽しくプレイできると思いますよ。

……たぶん。

『SIMPLE1500シリーズ Vol.33 THE 卓球』評価:☆
発売・ディースリー・パブリッシャー
ジャンル・スポーツ
発売日・2000年8月3日
定価・1,500


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posted by 二条ジョウ at 00:52 | Comment(9) | TrackBack(0) | プレイステーション レビュー | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
中古ソフトのワゴンセールで見かけました。(^-^)
たしか100円だったと思います。

記事を読んでるとかなり覚悟がいるゲームですね。(^-^;

『ゲームの面白さは、ハードの性能に比例しない』、おっしゃるとおりですね。(^-^)b
Posted by Game-PaPa at 2010年10月30日 18:22
安さが売りのシンプルシリーズも、たまに当たりが出るのがクセモノなんですね。
でも、当たりがなかったらクソゲーだらけになってしまいますが・・・。
ゲームソフト選びは一種のギャンブルみたいなものかもしれませんよ。
Posted by sergeant at 2010年10月30日 22:11
>Game-PaPaさん

100円ですか!?
なら、アーカイブスよりもお得ですねw
それぐらいならちょうどいいかも!?

あと、ハードの性能で言うと、移植とかもいい例ですよね。
移植でがっかりした事、けっこうありました。

>sergeantさん

ギャンブルですかw
でも、分かります。
前知識とかなく、値段を見て買う事もあるだけに、たまに意外に面白いものとか、逆につまらないものとか手にしちゃう事が。。。

まさにギャンブルですねw
Posted by 二条ジョウ at 2010年11月01日 00:26
横からの視点って、やりにくそうです(笑
タイミング合うのかな〜。
Posted by 黒猫 at 2010年11月01日 16:19
>黒猫さん

初めは戸惑いますが、慣れれば簡単だと思います。
タイミングにあわせて、打てばよいだけなので。
Posted by 二条ジョウ at 2010年11月03日 00:52
当方、卓球が趣味なため、中古100円で見かけたこの商品を購入。期待に胸ふくらませプレーしたものの、恐ろしいクソゲーぶり。カットなどの回転こそないものの素早い乱打戦の展開となるのだろういう予想に反し、くそ遅い展開でコースへの打ち分けも面白味に欠ける。初代ファミコンのテニスやディスクのピンポンをやり込んだあの頃が懐かしい・・・
Posted by 中年男 at 2012年01月20日 23:09
>中年男さん

ご愁傷さまであります。
このゲームはシンプル以前に卓球をやっている感がないのが困りモノですよね。。。
そもそも遅い展開と言うのが……。

ファミコンのテニスやピンポンはいまやっても充分面白いので、如何に完成されたゲームだったかがわかりますね。
Posted by 二条ジョウ at 2012年01月24日 01:27
言っても少しは遊べるだろうと、買って遊んでみたら本当にクソでした。これはない。
Posted by 名無しのゲーマー at 2013年02月07日 18:22
>名無しのゲーマーさん

ご愁傷様です。
幾らで買ったかでまたお怒りも違うかと思いますが、安い値段で買えていたことを願う次第であります。
Posted by 二条ジョウ at 2013年02月07日 22:53
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