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2011年02月09日

ハテゲー特集 No.8『あみだ』


二条建設が結成したチーム『ニジョット』
旧建設チームのおよそ半分を製作業務に参入させ
知識と人材を外部からも集めた本格的なゲーム開発部門であった。

しかし、完成したゲームの評価は惨憺たるもので
せっかく立て直した経営も再び破産の危機に追い込まれた。

何としてもここでビッグな成功を収めたいニ条建設は
背に腹はかえられないとして、過去のゲームからヒントを貰う事で
この難局を打開する方針を打ち立てるのであった。

それが二条建設言う所の“インスパイア計画”である。

インスパイア計画とは、他メーカーが過去に作ったゲームからヒントを貰い
二条建設が新たに手直しを加えて世に出そうとした計画だ。

そして、この計画の下、一本のゲームが完成した。
それが今日紹介する『あみだ』である。

00862.png

解説:
『あみだ』
1989年の作品。
1982年にコナミから発売されたアーケードゲーム『アミダー』を彷彿とさせる
ドットイートタイプのアクションゲーム。
あみだの名が示す通り、あみだくじの要素を取り入れている。

発売前に、コナミ側から著作権侵害にあたるとして発売の自粛が求められたが
後にコナミ側はそれを撤回し、パロディ作品である旨を認めた。
これには、両社の間で何らかの提携が結ばれたと推測されるが定かではない。

説明書より:
あの懐かしのゲームが我が二条建設の手により復活した!
キミは、主人公であるリーゼントくんを操作して
アミダくじにある全てのゴミを拾わなければならない!
途中、宇宙人の抵抗が予想されるが、ツッパリ魂で敵を蹴散らすのだ!

内容:
奇数面と偶数面でゲームシステムが異なるアミダーと比べ
こちらは、ボーナス面を除き、一貫して同じゲームシステムを用いている。
網目状のフィールドの線に配置されているドットを
自機を操作して全て消せば面クリアとなる。
なお、フィールド上の枠になっている四辺のドットが消えると枠内の色が変わる。
基本的に、アミダーの奇数面と変わらない内容だ。

00863.png

ちなみに、あみだくじの要素である部分は
敵キャラの行動パターンに関係している。
あみだくじと同じで、敵は線の流れに沿って行動している。
その為、プレイヤーは敵の動きを予測しながら
フィールド上にあるドットを消していくと言う戦略を立てる事ができるのだ。
本家本元である“アミダー”では、外周を回る敵はその法則に縛られていなかったが
“あみだ”では、全ての敵があみだくじの法則にしたがって動いている。
これは、あくまでも“あみだ”であり
“アミダー”とは別ゲーであると言う事を示したかった為だ。
なお、他にも敵に挟まれた際にジャンプして避ける事ができない
四隅を塗りつぶした際の一定時間無敵が無いなど、アミダーとは異なる部分がある。

ちなみに、アミダーで偶数面の後にあったボーナス面は
あみだでは3面置きに出現する。
こちらもあみだくじのルールが採用されており
あみだくじの上段で高速で動く自機をタイミング良く止めて最下段の果物へ導くとボーナスだ。
アミダーではボーナス点が入るだけだったが、こちらは果物を取ると自機が1機増えた。

00864.png

なお、このゲームにはディスクシステム版も存在している。
ディスクシステム版だと2P対戦モードが追加されていた。

感想:
ユーザーからしてみれば
“あみだ”は“アミダー”をパクッたものである事は明白であったし
色々ハショッた分だけ劣化移植の印象が付いてしまったようだ。
しかし、私個人的に言えば、結構楽しめた作品だった。
これまでの二条建設の作品は、お世辞にも面白いとは言えなかったが
このあみだで、その認識を改めたほどである。
やはり元ネタがしっかりしているだけはあると……。

そして、二条建設は、このインスパイア計画に味を占め
第2第3のリスペクト作品を世に送り出していくのである。
そしてそれは、神(任○○)をも恐れぬ行為に発展するのだが
それはまた別のお話。

情報:
ディスクシステム版には致命的なバグがあり
2P対戦を行うとフリーズする為、実質対戦で遊べない。
後に改善されたバージョンでは2P対戦が無かった事になっていた。


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posted by 二条ジョウ at 01:09 | Comment(9) | TrackBack(0) | ハテゲー特集 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
アミダーの移植?二条建設?
聞いた事のない事に、自分の知識不足かと思いましたが、してやられました。

これは、良くできてますね〜。
でもなんでアミダー(笑)
Posted by アミアミ at 2011年02月09日 19:31
なんだ〜?! このゲームwww

二条さん・・・二条建設www
Posted by テリー at 2011年02月10日 00:04
>アミアミさん

お褒めの言葉ありがとうございます。
アミダーにしたのは、作りやすそうだったからで、別に理由なんかないんですよw

>テリーさん

おほほほ。
Posted by 二条ジョウ at 2011年02月11日 12:16
アミダーをそもそも知らないのですが、こちらは本当にコナミから、発売されたものなんですか?

あみだは二条建設ですから、存在しないにしても、本当にあるならやってみたいですね。
Posted by クリームころすけ at 2011年02月12日 02:59
>クリームころすけさん

コナミのアーケードゲームが元になっています。
私も、アミダーをやった事はないんでやってみたいんですけど、コンシューマーには移植されていないようです。
なお、あみだは仰るとおり、架空の二条建設が作ったゲームなので勿論存在しませんw
Posted by 二条ジョウ at 2011年02月12日 14:37
他社でも少なからずインスパイア計画を実行していると思われますが、二条建設は一線を越えてしまったのですね。
神をも恐れぬ行為の行き着く先が気になります。
Posted by sergeant at 2011年02月12日 17:55
ちょっと遊んでみたいゲームですね。
少し空いた時間に楽しめそうな気がします。
これからのインスパイア計画に期待です。(^-^)
Posted by Game-PaPa at 2011年02月13日 17:26
もしもファミコンでアミダーが移植されたら、こんな感じになるんだろうな〜と、感心しながら拝見させて頂きました。
偶然面と奇数面でゲームのルールが異なる仕様でしたが、クイックス風の奇数面がとても面白かったです。できれば奇数面も見てみたいですが、それは想い出でで補完しておくとしますか(笑)
ゲーセンで遊んだのが懐かしかいです。
Posted by JAJAMADO at 2011年02月14日 05:51
>sergeantさん

神を怒らせてしまったが最後。
しかし、行き着く先がどうなるのか、まだそれは私も考えていなかったのでしたw

>Game-PaPaさん

ほんのちょっと空いている時間にやるぐらいがちょうどいいかもですねw
これからのインスパイア計画も、頑張ってネタを探しておきますです。

>JAJAMADOさん

ゲーセンで遊んだ事のある人に感心していただけたので、一応はそれらしく出来たようで安心しました。
あと、奇数面は思い出として補完しておいていただけると助かりますw
Posted by 二条ジョウ at 2011年02月17日 01:07
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