これで4本連続レースゲームのレビューになるけど気にしない!
リッジ、デイトナ、セガラリーと来たら
ファミコン初のレースゲームも忘れてはならないでしょう!
と言う事で、今日はファミコンの『F1レース』を紹介します。

ファミコン発売前に人気を博していたレースゲームに
ナムコの『ポールポジション』と言うアーケードゲームがあります。
これはラスタースクロールによる擬似3Dの後方視点を採用したゲームで
トップビュー視点(真上から見下ろしたタイプ)が一般的だったこの頃にとって
かなり画期的なゲームと言えました。
そんなポールポジションでしたが
家庭用ゲーム機では擬似3Dの再現をする事が難しかった事から
一部の機種に移植こそされどこちらに関しては
なかなか満足がいく物とは言えなかったようです。
しかし、このポールポジションと同じく擬似3Dを採用したゲームが
家庭用ゲーム機であるファミコンで登場する事になりました。
それが『F1レース』です。

ファミコン初のレースゲームに、トップビュータイプではなく
いきなり擬似3Dを採用した事は、かなり野心的な作品であったとも言えます。
やはり、ポールポジションの成功は
任天堂にとっても影響を受けるところ大だったのではないでしょうか。
そう言えばどこと無く似ていますしね。
ゲームは全10コースからなり
難易度の異なる3つのモード毎に5コース用意されています。
レベル1は1〜5コース、レベル2は3〜7コース、レベル3は6〜10コースと
後半ステージになればそれだけ難易度も上がっていきます。
制限時間内にコースを2周すれば、次のコースへ。
最終ステージでは2周後、タイムが0になるまで走り続けます。
なお、敵車や障害物に当たると爆発炎上しタイムロスとなりますが
この辺りはポールポジションでもそうですね。
今のレースゲームに馴れた人から見ると、きっとビックリするかもしれませんが
この爆発炎上は、この頃のレースゲームにとって
欠かせないものだったのではないでしょうか。

ところで、F1レースと言うとターボ技が有名ですが
何でも、自車のスピードが416km/hを越えるとターボがかかり
最高速度が496km/hまで出せると。
まあ、私の腕じゃまず416km/hまで出すのがムリなので
自分じゃ見たことは無いんですけどね!
あと、ターボの話をしたのでついでに言いますと
昔、ファミコンロッキーと言う漫画で
マシンが音速を超える裏技が披露されていました。
音速……、つまり1000km/h以上のスピードが出せる裏技が!
まぁこれ、漫画だけの話で実際に起こす事は不可能な技なんですけど
ファミコンのF1レースって言うと、何故かこの嘘技が印象的です。
ターボ技は知らなくてもこの音速技を知っている人も多いのではないでしょうか?
ファミコンロッキーをちゃんと見た事が無い私が
何故か嘘技の存在を知っているぐらいですから、その知名度は絶大な筈!
……たぶんですけど。
『F1レース』評価:☆☆☆
発売・任天堂
ジャンル・レース
発売日・1984年11月2日
定価・4,500



記事が気に入ったらクリックお願いします☆やる気に繋がりますデス。
いやはや、自分も何度爆発したことか。
同じクラスに裏技ができたと、嘘をつくヤツまでいてました。(^-^)
当然、このF1レースのオーバーマッハもできたと言ってました。
私も何回も爆発しましたねw
ファミコン時代のレースゲームは爆発の印象があります。
>Game-PaPaさん
嘘を付くヤツいますよねw
ファミコンロッキーではないですが、昔ドラゴンボールの武闘伝2の嘘ネタを信じてたやつができたとか言っていましたよw
若くして亡くなってしまいましたね。。。
あまりにも早い死にまだ信じられません。
社長が手がけたゲームは、私もプレイして来ましたが、名作ばかりでした。。。