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2006年12月03日

No.8 ファミコン『アルカノイド』レビュー


ファミコンと桃太郎伝説を購入した翌日、早くも2本目のソフトを手にすることになった。
父親が会社帰りに購入してき為である。
先日興味深そうにソフトを眺めていたのは
自分でもできるソフトを探していたからなのでしょうか。

「お〜いジョウ!ゲーム買ってきたぞ〜」

父親は、誇らしげに私を呼び寄せると
買ってきたばかりのゲームソフトを袋から取り出し目の前に出した。
そのゲームソフトとは、「アルカノイド」である。
先日ゲームを購入したばかりだというのに
また新しいゲームソフトを買ってきて貰えるとは夢にも思っていなかった為
つい狂喜乱舞してしまった私がいた。
しかし、母親のほうはあきらかに不機嫌である。

「ちょっとお父さん!昨日買ったばかりなのにまた買ってきたの!?」
「まぁせっかくゲーム機を買ったんだから、
俺たちにもできるゲームを買わんと正直勿体無いだろ?
それにこれは母さんでもできるから」


父は母の言葉を軽くスルーすると
早速買ってきたソフトをプレイしようとする。
私も新しいソフトがやりたくてしょうがなかったから
桃太郎伝説をすぐに終了させ、代わりにアルカノイドを本体に差し込んだ。

デンデデンデロリロン
デンデデンデロリロン

スタートボタンを押し早速プレイ開始。
しかし、まずは父親がプレイする。

アルカノイドはご存知の通りブロック崩しである。
自機を操作しブロックを崩していくという至ってシンプルなゲームであるが
アイテムによってレーザーが撃てたり、自機がでかくなったりと、その内容は奥が深い。

00012.gif00013.gif

父はすぐにゲームオーバーを迎えるが
それでもゲームが生まれて初めての経験と言う事もあって何回もプレイした。

「あら。結構面白そうね。ちょっとお父さん代わってよ」
「まぁまぁ。ここからが、いいところなんだから」


母も先ほどの不機嫌から一転して
父のプレイしているゲームに興味を持ち始めていた。
父はようやく1面をクリアしたものの
またゲームオーバーになると、名残惜しそうに今度は母にコントローラーを渡す。
父と違って昔インベーダーゲームをやっていたらしく
正直その腕の程を見てみたいと子供心に思う私がいた。

デンデデンデロリロン
デンデデンデロリロン

さぁ、ゲームの開始である。
初めこそ穏やかにプレイしていた母だったが
次第にゲームにのめりこんでいくその様はとても新鮮であった。

「……コノヤロウ!主婦を舐めんじゃねー!」

挙句に日頃見せない言動も相まって
父も私も正直唖然としてしまった。

車に乗ると性格が変わる人間がいるのと同じで、あれのゲーム版がうちの母親であった。
ゲームを手にしたうちの母は、これまでけして見せたこともないような形相で
コントローラを振り回しながらプレイしていた。
ゲームを操作する時には、別にコントローラーを振り回さなくてももちろん自機は動くのだが
母のプレイは、自機を左右へ動かすと体もそれにつられて動く。
正直怖い。

しかも、凄い下手だし……。

母のゲームをする姿を見て、ようやく思い出したかのように
父がもう一つ買ってきたものを袋から取り出した。

「そうそう。このゲームの専用コントローラーも買ってきたんだったよ」

父が取り出したのは、アルカノイドの専用コントローラーであった。
早速このコントローラーで母がプレイをする。
すると今度は体を動かさずにゲームをプレイしているじゃないかと。
しかも、先ほどとはうって変わって、人格が変貌したかのような言動もみられない。

これはイケル!

……と判断したのだが、やはりうまさが向上したわけではなかったので
すぐにゲームオーバーとなった。

「なんか、意外に面白いじゃない」

プレイしてもプレイしてもすぐやられるのに、どんどん深みにはまっていく家の母。
我々が驚愕していることなどすでに眼中に無い。
ちなみに私はまだ一度もプレイしていないので
そろそろ代わって欲しいと心底願う次第である。

「お母さん。そろそろ代わってよ」
「ちょっと待ってね。もうすぐ代わるから」


私が、この後アルカノイドをようやくプレイすることができたのは
それから2時間後のことであった。

意外にも、父親と母親がゲームにのめり込み
まるで童心にかえったかのような姿を見れたのは
恐らくこの時が生まれて初めてであっただろう。

ゲームって人を変えるな〜。

と思った幼い私でした。


余談ですが、父親が買ってきたアルカノイド専用コントローラーは
実はこのソフト専用ではなかったんですね。
実はアルカノイドIIのほうだったんですわ。
IIでないアルカノイドでこのコントローラーを使うと、自機が一番端にまで届かないんですよ。
通りでちょっとおかしいなとは思っていたんですが、当時は全く気付きませんでした。
結局このコントローラーは、自機が端にまで届かないということで
私も父親も使っていませんでしたが、母親は最後までやり易いという事で使っていました。
母親はこのコントローラーでないと変貌するので、まぁ良かったと言えば良かったのかもね。

00014.jpg

何はともあれ私も結構楽しめましたし、今でも充分遊べます。
このソフトを手に入れた為
その前の日に買った桃太郎伝説は次第にやらなくなったと言うのも自然の成り行きでした。
ちなみに3面が一番むずかしいと思うのは私だけでしょうか……?

そうそう。
新宿の某ゲームセンターに行くと
超大物女性声優さんがこのゲームをプレイしているのが見られます。
その姿を見ると、当時の母親の変貌した姿を思い出してしまいます。
でも、この人のプレイはめちゃくちゃうまいんですけどね……。

さすがド○え○んだぜ!

『アルカノイド』評価:☆☆☆☆
発売・タイトー
ジャンル・アクションパズル
発売日・1986年12月26日
定価・5,400


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posted by 二条ジョウ at 01:30 | Comment(4) | TrackBack(0) | ファミコン レビュー | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
始めまして!クリームころすけという者です。アルカノイドの専用コントロ−ラ−は自分も持っていましたよ。1のほうのアルカノイドは青アイテムで自機をでかくしないと右側までとどかないんですよね。懐かしいです。二条さん、これからもカキコすると思うのでよろしくお願いします。
Posted by クリームころすけ at 2006年12月03日 16:50
初めましてクリームころすけさん!
そうでした!アイテム使うと一応端まで届くんでしたね!まぁ、アイテムが出てくれないとすぐにやられちゃう訳ですがw
こちらこそこれからもよろしくお願いいたしますね。
Posted by 二条ジョウ at 2006年12月06日 03:01
初めまして。アルカノイド、パドルで検索したらここにたどり着きました。母親の変貌楽しかったです。自機、右端まで動かすことできますよ。専用コントロ−ラ−Uの右下にあるプラスチックをはずすとネジが見え、それで調節できます。難しいですが…ちょっとずつ動かしたほうがいいです。
Posted by ウタウタ at 2008年08月07日 19:00
初めましてウタウタさん。

パドルそうだったんですか!
私全然気づきませんでした(汗)
まさかその様な裏技があるなんて思いもよらず、
十数年も押入れの中にしまっていました。
勿体無かった……。
情報ありがとうございます!
Posted by 二条ジョウ at 2008年08月10日 00:27
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