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2006年12月12日

No.13 スーパーファミコン『スーパーマリオカート』 レビュー 前編


新しいゲーム機が出ると、子供はすぐに欲しくなります。
それは私とて例外ではありませんでした。

スーパーファミコン。

私がファミコンを買った後に、時を置かずして登場した新ハードがこれです。

ファミコンを上回るグラフィック。
サウンド面でも同時期のゲーム機を凌駕する品質。


全てが、ファミコンとは比べ物にならないほどの新ハードなわけで
欲しくなるのも無理もない話でした。
ただ、私が欲しくなったのは発売から約2年後のことでしたがね……。

しかし、ファミコンというハードをすでに持っている以上
親がそうやすやすと買ってくれる筈もありません。
購入してからまだ2〜3年ぐらいしか経っていないし。

ですが、この『スーパーマリオカート』は何としても買ってプレイしたかったのです。
スーファミの発売と同時に出た『スーパーマリオワールド』
いとこのねーちゃんが持っていたのでたびたびプレイ出来ていたのですが
マリオカートは買わないと言っていた為
こっちで買わないとプレイできない状況だったのです。

しかし、親におねだりすると

「ファミコンがあるでしょ!」

と、当然のように言われるのです。
すでに購入していた友達がマリオカートで和気藹々と楽しんでいる時も
こちらは細々とスーパーマリオブラザーズをやっていた訳です。

まぁ、ジャンルは違うんですが。。。

当時、クラスでの会話はもっぱらマリオカートです。
持っていない人間は勿論これに参加する事はできないので
以下のような会話が成立してしまうわけなのですよ。

「おれは150ccだしたぜ」
「まじかよ!俺はまだ100ccコースもクリアしていないよ」
「まぁ、努力しだいだぜ!……で、ジョウはどんな感じだ?」
「……」
「ジョウはまだ持っていないんだから悪いだろ?それよりあっちで話の続きをしようぜ」
「そうだな。悪いなジョウ!
……じゃぁ、あっちでマリオカートトークとシャレコミますか!」
「そうですな!ははははははは」


マジ粉砕したくなったね!これは!

で、このような苦渋を二度と味あわない為にも
何としてもスーファミを購入しなければならなかった訳です。

――さてどのように親を調略するか……。

私の頭の中はこの事で一杯でした。


しかしある日、運がいいことに、父親が競馬で万馬券を出したのです。
家の父親は毎週競馬をやっているのですが
万馬券を当てた日には必ず何かを買ってくれました。
この日も例外ではありません。
とても上機嫌に、好きなものを買ってやるぞと言ってくれたのでした。
勿論、私が欲しかった物はスーファミなので、まさに願ってもない事だったのです。

「そうか、そうか。よし買ってやろう。
でも、母さんが良いって言ったらだぞ」


めったに万馬券を出すことは無い以上
これを逃したら次はいつチャンスが巡ってくるか分かりません。

母親の了承を得る。。。

これが最後の砦でした。
しかし、この砦が一番の難攻不落なわけで……。

「はぁ?まだ言ってんの!?ダメって言ったでしょ!」

案の定です。

しかし、ここでめげる訳にはいきません。

「でも、お父さんは良いって言ってたよ」
「ちょっとお父さん!!ジョウに勝手なこと言わないで頂戴!」
「まぁまぁ母さん。ギャンブルで設けた金なんだから」
「そうそう」
「だけどね、ファミコンのソフトを買うわけじゃないのよ」
「だからこそだよ。これでジョウに買ってやれば、
ご先祖様も、そうかそうか優しい親心だな〜といって、
また勝たせてくれるんだからさぁ」
「だからと言って、すでに一台持っているのよ!それでいいじゃない」
「俺が良いって言ったらいいんだよ!少しは父親をたてろ!」
「だったら、まずアンタのその性格を直しなさいよ!!」
「何だと〜!!」


……いつしか、私の事などそっちのけで、喧嘩を始める両親。
このバトルはとてつもなく長期戦となったので
眠くなった私は、他人事のように床についたのです。
スーファミを買ってもらえるか否かは、父親の双肩に委ねられたのです。

翌日。
起きてみると父親の姿がありません。

なんと!

父親が家を出て行ってしまったのです。
たかがスーファミ如きでこんな大惨事になってしまったと
子供心に凄い恐怖心を覚えました。

しかし夕方、ちゃっかり父親は家に戻っていました。
どうやら家を飛び出したはいいが、金を持ち出していなかったらしく
モ○バーガーで一夜を過ごしたらしいのです。
なんだったんだよ!
……と。

そして、何食わぬ顔で帰ってきた父親の行動は、終始母親のご機嫌取りでした。
母親の方は機嫌が凄く悪かったのを覚えていますが
父親は喧嘩しても翌日にはすっかり忘れているような人間なので
ケロリと無かった事にしようとするのです。
本人的にはそれで勘弁してくれみたいな感覚なのですが
怒っている方としてはこの態度が逆に気に障るようです(母談)

余談ですが、このような事が二条家ではこの先も何回か起こる事になります。
しかし、それはまた別なお話なので、今回はスルーさせていただきます。

話を元に戻します。
どうにかして母親の機嫌を取り戻そうと必要以上に話を振りまくる父親は
もう威厳も何もあったものじゃありません。
母親も次第に面倒になってきたのか、いつしかいつも通りの振る舞いに戻っていました。

これで、一件落着。
しかし、スーファミは……。

幼い私は、その翌日ぐらいには
スーファミの事が無かったことにされていた事実に気付いたのです!

オーマイガッ!!
うまいことはぐらかされた感じ!!

で、

――これって、私にあきらめさせる為にとった芝居だったのか!?

……と、思わずにはいられない幼い私でした。

でもその後、どういう風の吹き回しか
向こうから買ってやると言ってくれたのです。

しかも母親が!

きっと、親同士で何かが話し合われたんでしょうね。

で、スーファミを手に入れた私は
必然的に『スーパーマリオカート』も手に入れたわけです。


ふぅ……。
随分長くなってしまいましたね。
まだ、レビューすらしてないのに……。
つか、もう眠いので(リアルで)、この続きはあしたに記したいと思います。
それでは。


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posted by 二条ジョウ at 03:41 | Comment(9) | TrackBack(0) | スーパーファミコン レビュー | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
日本ではなんとかシェアを守り切った任天堂だが、海外ではそう甘くはない。SNES(北米版スーパーファミコン)が発売される前である1989年にSEGAからGENESIS(北米版メガドライブ)が発売されているため、海外でのシェアはあっさり任天堂からSEGAに移り変わったため、今更1991年にSNESを発売するももう手遅れ、GENESISに「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」が発売されているため、時すでに遅かった。メガドライブの頃のSEGAはアメリカ、欧州、南米じゃ最強だからね。
Posted by マイケル村田 at 2013年03月11日 16:24
>マイケル村田さん

セガ系のゲームは海外では特に人気ありますからね。
私もサターンではお世話になったものです。
Posted by 二条ジョウ at 2013年03月11日 22:37
海外でのセガサターンはメガドライブ、メガCD、32Xが長く売れすぎたため、次世代機移行が中々進まず、セガサターンはプレステおろかN64にすら敗北してしまい、ピクルスを漬けていたそうな…。
Posted by マイケル村田 at 2013年03月12日 14:41
>マイケル村田さん

それだけ、長く愛されていたんでしょうな。
Posted by 二条ジョウ at 2013年03月14日 19:37
「スーパーマリオブラザーズ4 スーパーマリオワールド」のコミカライズは沢田、本山と共に結構長く続いた作品として掲げられます。沢田版は「スーパーマリオくん」としては最初の作品で、クッパ城突入時の展開は、スーパーマリオカートやスーパーマリオUSAを劇中に無理矢理だしたりしていたが、学年誌で「ちょっとだけよ完結編」とその続編の「スペシャルゾーン編」で一応完結させたものの、スーパーマリオワールド編の真の完結編は描かれる事はなかった。ボンボンの「スーパーマリオワールド(本山一城)」はボンボンとデラボンの同時進行で連載されたため、ボンボン版はストーリー性、デラボン版は攻略情報とギャグを重視しており、ゲーム本編は第4巻で完結し、第5巻はゲーム本編の後日談でもあるスポーツバトル編、第6巻はキノコ王国で起こる事件を解決するマリオ刑事編、第7巻は特撮色の強みがあるスーパーマリオG編(元ネタはサンダーバードとウルトラマン)、単行本には収録されなかったものの、オリンピック編とタイムトラベル編も連載されていた。特に本山版のスーパーマリオワールドは6巻以降は完璧に名を冠しただけの番外編の展開となり、本山一城がやりたい放題の路線に…。 すみません、ゲームとは無関係な事を書いてもうわけありません…。
Posted by マイケル村田 at 2015年02月16日 20:36
>マイケル村田さん

スーパーマリオくんは子供の頃に呼んでいた作品でしたが、今も続いているんですよね。
この前見かけてビックリしました。
Posted by 二条ジョウ at 2015年02月17日 23:10
スーパーファミコンのSFバズーカ型のガンコン「スーパースコープ」。スマブラシリーズではお馴染みの武器でもあり、あのマリオの実写映画「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」の逆進化銃として登場する銃器として登場しているのは有名な所…。主な専用ソフトはスーパースコープ本体に同梱している「スーパースコープ6」。SFロボットガンシューティングゲーム「スペースバズーカ」やマリオとヨッシーがスーパースコープを武器にジュエリーランドを襲うクッパ軍団をやっつける「ヨッシーのロードハンティング」、他にもケムコの「X ZONE」、バンダイの「DESTRUCTIVE」、アクレイムの「ターミネーター2・ジ・アーケード」等が発売された。

スーパースコープの発売を受けた任天堂のライバルメーカー、NECは当然、スーパースコープに該当するようなPCエンジン用の光線銃は発売しなかった。 一方のSEGAは負けてたまるかという意気込みあったようなので…メガドライブ用の光線銃「SEGA MENACER(日本ではメガスパイダーの名で発売予定だったが中止…)」を発売、但しこちらの方はスーパースコープに比べると軽量感があり、パーツの組み合わせによってライフル型の光線銃になったり、ハンドガンタイプの光線銃になるという優れものだった。
Posted by マイケル村田 at 2015年03月09日 18:54
>マイケル村田さん

メガドライブ用の光線銃が発売予定だったとは・・・。
普通に海外では出ていそうな気もしますね。
Posted by 二条ジョウ at 2015年03月10日 23:52
「マリオペイント」。マリオカートが発売される以前の7月に発売された任天堂のお絵かきツールソフトでスーパーファミコンマウスも付属。テレビ画面で絵を描いたり、アニメや音楽の作成も出来ると言う優れもの。ミニゲームとして「ハエたたき」もプレイ出来るのも良い所。なおこのマリオペイントは同時期のスーパーマリオカートと同様、評判が良い程の出来となっており、マリオペイントの作品コンテストが開催された事もあった。沢田ユキオのマリオくんではマリオペイントモンスター、マウス号としてクッパが送り込んだゲームにはない敵キャラとして登場するが、本山一城のスーパーマリオシリーズでは「GO!GO!マリオペイント」というショートコミック形式のギャグ漫画でコミックボンボンの兄弟誌「デラックスボンボン
」で連載された。
Posted by マイケル村田 at 2015年03月12日 21:04
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