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2007年03月24日

No.37 スーパーファミコン『ドラゴンナイト4』レビュー


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ドラゴンナイト4!

元々は、18禁のシミュレーションゲームなんだけど
勿論これは、お子様もプレイするスーファミの方なので、そんなの一切なしです!
当時の私が、エロエロシーン目当てに買ったのに、蓋を開けてみればナントやら
非常に無念を感じたゲーム……、と言う訳ではないので勘違いしないようにね!

でもね、いくらこのゲームにエロエロシーンが無いとは言え、ただでさえ元は18禁ゲーム。
でるわでるわの女性キャラ。
当時周りにいた男友達の間では
漫画のらんま1/2電影少女でさえタブーとされ読もうものならば、

「お前エロいな〜」

と、言われてしまう訳ですから、このドラゴンナイト4を買った事実がバレてしまったら
その日の内に学校内で有名人になってしまいます。
なもんで、このゲームを買った事は周りのお友達には内緒。
勿論家でも、机の引き出しの中に隠していました(汗)
だから、お子様でもプレイできるなんてウソです。
スーファミに移植されても、お子様なんて勇気を出さないと買えないわけですから。
(余談ですが、サクラ大戦、ときメモですらエロゲーと呼ばれていました)

まあ、そんな当時のチキン話は置いといて、とりあえず勇気を出して買ったこのゲーム。
エロエロシーンは無くても、そのゲーム性に感動をしてしまいました。

ゲームの内容。
ある日、一通の手紙がヤマト・タケル(主人公の父)の下に届いた所からゲームが始まる。
タケルは、前作までの主人公なのだが、今作はその息子であるカケルが主人公。
触れたものを石に変えてしまう黒い霧から逃げつつ
魔界の四天王の一人ルシフォンがいるライムリン大陸を目指す。
エトと名乗る謎の剣士の力を借り、又、仲間と共に数々の戦いを潜り抜け
ついにライムリン大陸へと着く(途中の部分は略)。
しかし、最終局面である、ルシフォンとの決戦の際
カケルは罠にはまり、仲間達を失ってしまう。
バッドエンドな雰囲気がプンプンしたわけだが
実はこれからが本当の物語の始まりだったのだ。
カケルは過去へと戻り、かつてのエトが、少年であるカケルを導いていったように
今度は自身がエトとして未来を切り開いていくのであった。

大まかな流れはこんな感じです。
前半の明るい雰囲気とはうって変わって、過去へと戻った後の後半は
それまでの明るい雰囲気がウソのようになっています。
ストーリーはそんな感じで前半後半と分かれているのですが
後半の戦闘シーンは、前半と同じ事の繰り返しとなってしまいますので
この作業がだるい事この上なかったです。
しかし、主人公の成長過程や
段々と謎が解明されていくストーリーの構成自体はとても面白く
また、多少はえっちぽい画像があったものの
これが元は18禁だったとは全然思わないぐらいにめちゃくちゃ感動できた作品でした。
最後のシーンには思わず涙がチョチョ切れてしまいましたしね。

なお、このゲームの良さを周りに教えてあげた私は
後日、エロスケの称号を頂きましたとさ。


なんでやねん!!

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『ドラゴンナイト4』評価:☆☆☆☆☆
発売・バンプレスト
ジャンル・シミュレーション
発売日・1996年12月27日
定価・7,980


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posted by 二条ジョウ at 02:27 | Comment(2) | TrackBack(0) | スーパーファミコン レビュー | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 初めまして。美佐野と申します。

 ドラゴンナイト4は私も大好きでプレイしていました。しかしながらエト編は勝利条件が少し難しくなっているところがあり、クリアできずにつんでしまいましたが……キャラの絵がきれいだし、マルレーネは美人だし、シュミレーションソフト最高峰の一つだと思います。
Posted by 美佐野 at 2009年04月17日 07:02
>美佐野さん

初めまして!
書き込みありがとうございます。

二週目のエト編は私も苦労しました。
同じマップではあるものの、結構条件が厳しかった記憶があります。

マルネーレこそ真のヒロインですよねw
Posted by 二条ジョウ at 2009年04月19日 12:09
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