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2014年02月09日

No.209 NINTENDO64『マリオカート64』レビュー


マリオシリーズでお馴染のキャラクター達が
カートに乗って競い合う、マリオカートシリーズの第二作目。

今作はNTENDO64専用ソフトとして発売されました。

SFC版は、かなりやり込んだマリオカートでしたが
64版はハード自体所持していなかった事もあって
当時は友人の家でバトっていたのみでした。

なのでSFC版の頃の様に、ストイックにタイムを追い求めたり
テレ東系列で放送していた任天堂のゲーム番組などを見て研究するという事は
この頃にはもう遠い過去の事となっていましたね。
SFC版の頃は、やりまくっていたので、
クラスでも一二を争うぐらいのタイム(?)だったんですけど、
過去の栄光を見せ付けようと調子に乗って勝負すると大抵私が負けていましたし!

そんなわけなので64版は、たまに友人とレースに興じていたぐらいで
特にこれといってやり込んだゲームではなかったりします。
ただ、当時は私が所有していなかった事もあって
友人の家でプレイすると、日の暮れるまで遊んだ覚えがあります。
やっぱ対人戦が熱いゲームですからな。

01052.gif

NINTENDO64となった事により、ゲームは3Dとなりました。
これにより、立体的で起伏の激しいコースでのレースが展開できるようになり
見た目的にも様々な演出が光るゲームへと進化を遂げています。
高速道路で走り回る一般車両や、雪道で邪魔をしてくるペンギン、
また広大な荒野を走っている列車のステージでは踏切で足止めされるなど、
お邪魔キャラや仕掛けなどもグレードアップし
立体的で生き生きと表現されるようになりました。
また、3Dスティックによる操作性の向上は
これまで以上に細かい操作を可能としています。

基本的なゲームシステムは、前作同様なので
SFC版をやっていた私でもスンナリとのめりこむ事ができました。
3Dスティックの操作は最初ちょっと慣れが必要でしたが
慣れたら十字キーでの操作よりも、格段に気持ちよくハンドリングができましたね。

今作から最大四人でプレイできるようにもなったのですが
四人どころか三人でプレイした事も無いので、なんともいえないんですけど
こんな所にもパーティゲームとしての面白さが進化しているといえますなぁ。

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一般車両なんて目じゃないぜ!バンバン飛ばすぜ!

なお、今作のキャラクターは全8人
軽量級や中量級、そして重量級と、
それぞれ特徴が異なる3つのグループに分かれます。

ノコノコとドンキーコングJr.は残念な事にいなくなってしまいましたが
今作からワリオやドンキーコング(2代目)が代わりに登場する事になりました。

またアイテムにも変化が見られ、コインと羽根のアイテムが無くなったものの
パワフルキノコ、トゲゾーのこうら、にせものアイテムなどが追加され
既存のアイテムの中にも、一度に複数使えるアイテムが加わっています。
アイテムボックスが一度入手した場所でも出現するようになったりと、
前作以上にアイテムによる駆け引きが
レースの展開に影響を及ぼす仕様となったわけです。

トゲゾーのこうらとか、トップを走るカートを執拗に狙って攻撃してくるので
1位からの転落など日常茶飯事になり、
まさに息をもつかせぬ白熱のバトルが楽しめるようになりましたしね!

初めて食らった時は本当に、

――なんじゃこりゃ!?

……って、思ったものですw

01052s3.gif
キャラクターは全部で8人!好きなキャラで遊んじまえ!

ぶっちゃけ当時は、友人の家でやったっきりで
私の中では、SFC版とそこまで違いは無いという認識でした。
勿論、色々進化していた事は分かりましたし、
やっていて面白いゲームではあったのですが、
64本体購入のキッカケとなるまでにはいきませんでした。

私が一番最初に思ったことは、3Dになったからどうとか
操作性が向上したからどうとかという事でも無くて
単純に、キャラクターが増えてないんだな。。。
という事でした。

結構、キャラクターのインパクトは私の中で重要で
SFC版との違いを感じるには、そういったキャラクターが増えた!
キャラクターが大きく変わった!っていう単純な部分での要素が、
個人的にではありますが、欲しかったゲームです。
もし、ノコノコらがいなくならないで、
さらに二人ぐらいキャラクターが追加されていたとしたら、
64本体を購入するきっかけになっていたソフトであったかもしれません。

……ただ、結局友人の家でマリカーを遊べていたので
そういうのも買わなかった理由のひとつだったかもしれませんけどねw

『マリオカート64』評価:☆☆☆☆
発売・任天堂
ジャンル・レース
発売日・1996年12月14日
定価・4,800(ソフト単体)/9,800(コントローラー同梱)

posted by 二条ジョウ at 18:15 | Comment(3) | TrackBack(0) | その他のゲームレビュー | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
アイテムで相手の足を引っ張るのが楽しすぎるゲームでありますが
やはりキャラクターの個性は大事な要素ですよ。
友人宅で遊べたので買わずに済んだのはラッキーだったかも。
Posted by sergeant at 2014年02月14日 20:58
SFCのマリオカートは私もやり込んだ思い出があるんですが、
マリオカート64は遊ぶことがなかったです。
というか本体を持ってる人がいませんでした。orz
この頃は、PSかSSでしたもんね。
Posted by Game-PaPa at 2014年02月17日 16:13
>sergeantさん

64になってからアイテムが鬼みたいになりましたねw
その分、最後まで展開がわからないので常にハラハラ状態で遊べたのは素直に面白かったです。

>Game-PaPaさん

私の周りでも本体を持っている人は少なかったです。
なので、64本体を持っている友人は貴重でしたw
PSとSSが強かったですからねぇ。。。
Posted by 二条ジョウ at 2014年02月19日 21:54
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