
ファミコン初の二人同時プレイが可能なゲームにして
初めてマリオの名を冠したゲーム。
そして、弟ルイージが初登場した記念すべき作品でもあります。
画面左上と右上の土管から、カメやらカニやらハエやらが出てくるのを
床下から叩いてひっくり返し、それを蹴って粉砕していく固定画面アクションゲームです。
ちなみにカメは所詮カメなので、
一度叩いてひっくり返せばいいだけのザコ敵ですが、
カニは二度叩かないとひっくり返せません。
ハエは一度だけでいいのですが、
うるさい音を奏でながらフワフワとのんびり行動するので目障りな事この上ありません。
他にも床を凍らせるタケノコモドキの敵や、
土管からファイヤーボールが放たれたりとそれなりにバラエティーに飛んでおります。
決められた敵を全員倒すと面クリアとなりますが
最後の一匹は移動速度が早くなるので油断は禁物。
見た目の色も変わり、ボス化してしまうのであります。
……と、こんな感じのゲーム内容。
そして、このゲームの面白い部分は何と言っても二人同時プレイです。
それも協力してクリアを目指すというプレイではなく、
相手を潰して遊ぶ、一種の対戦ゲーム的なプレイが!!!!
恐らく多くの人が協力プレイよりも殺し合いで遊んだのではないかと思いますが、
下手をするとリアルファイトにまで発展する危険性を持った恐ろしいプレイスタイルでした。
……しかし、このプレイスタイルは邪道では無いんですよね。
アーケードのインストラクションカードには、
“協力するか”それとも“裏切るか”と書かれていて、
公式的にも対戦という遊び方を暗に示していたわけなんですよ。
なので、殺し合いをしても良いという免罪符を得て遊べていたわけです。
まぁもっとも殺し合いをする時は、
予めそういうルールにすると決めてから遊ぶのが良いと思います。
間違っても、
「協力プレイして今日は、進めよう!」
とか言ったのに、途中で裏切るみたいなやり方は、お勧めいたしません。
いくらマリオブラザーズは殺し合いをするものという暗黙のルールがあるにしても、
人によってはマジギレしますからね!
あと、普通に殺し合いをしてても、やり過ぎすると空気が悪くなるので、
これ以上はヤベーなって所で、一歩踏みとどまる勇気も
円満な人間関係を構築する上で必要なのかもしれません。
私、思うのですが、この手の友情破壊ゲームは、
同時に友情を育めるツールであると思うんですよね。
どこまでやったらヤベーのかっていう線引きが自然と身につきますし、
相手に花を持たせると言う空気を読むプレイも自然と覚えられるわけですから。
まぁ子供の頃は、そんなメンドクセー事を考えながらプレイした事は無いんですが!
ちなみに、ステージ中央にあるPOWブロック(パワー床)は、
叩くことで画面全体を揺らし、複数の敵をひっくり返したり、
逆にひっくり返っている敵を起こす事ができるので、
これを利用して相手プレイヤーを殺す事もできました。
ひっくり返っている敵を踏みつけようとした所を、
パワー床で復活させて、相手プレイヤーを殺すみたいな。
まあ、一口に殺すと言っても、色々と殺る方法はあるわけです。
ところで、やり過ぎると喧嘩になって険悪な空気になってしまうとは言ったものの、
そこまで深刻な事態になった事はありませんでしたね。
アイスクライマー(過去記事参照)の時同様、
何だかんだで、喧嘩しながらも楽しくプレイしたものです。

なお、三年前にイマしようの特別企画として行われた10番勝負では、
このマリオブラザーズで死闘を繰り広げました。
懐かしい……(´・ω・`)
〜関連記事〜
・イマしよう No.30 特別編〜第9戦 敵か味方か!?マリオブラザーズの大乱戦!〜
『マリオブラザーズ』評価:☆☆☆☆
発売・任天堂
ジャンル・アクション
発売日・1983年9月9日
定価・3,800(後に4,500)



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リアルファイトに、発展したこともあったなー(笑)
ところでイマしよう、そろそろ更新を期待してもいいですか?(笑)
リアルファイトはもはや鉄板ですかね!
ところで、最近はイマしようの更新をトンとサボっていましたねw
がんばって近年中に一本ぐらいは更新したいですw
思い入れがあるソフトですね。
友達と遊ぶときは、殺し合いでしたね。
協力プレイなんて体験したことがないです。(爆)(≧▽≦)
ステージ構成が1つなのに、かなり遊びました。
凄いゲームです。(o^-')b グッ!
これ自分では持ってなかったですが、友達のうちでよく遊びました♪
でも途中からバトルになったりとかしちゃってましたよ〜(笑)
当時どこまで空気読めていたのか、すごく疑問です(笑)
このゲームが同時購入のソフトでしたか。
それは思い入れがあるってもんですよね。
ステージの構成は一つなのに、ホント熱中するぐらいバトったものです。
やはりすごいゲームですね!
>ひでちゃんさん
やはりバトルになっちゃいますよね!
私も子供の頃は空気を読めていたかどうかは結構疑問の残るところですが、まあ、私に限らず周りも似たようなものでしたし、モーマンタイですかねw