カプコンから発売された横スクロールアクションシューティングゲーム。
西遊記を題材としたコミカルなキャラクター達が登場するゲームとなっています。

孫悟空の孫である孫孫(ソンソン)と、
猪八戒の孫……、であるかどうかは定かではありませんが、
猪八戒似の豚のトントンが、お釈迦様からお経を貰うため、
天竺を目指すというストーリーなゲーム。
二人同時プレイが可能で、1Pがソンソン、2Pがトントンとなっています。
ちなみに、三蔵法師と沙悟浄(おそらくコイツも孫)と馬(玉龍)らは
冒頭で何者かに連れさらわれてしまうので、物語には全く絡んできません。
なので西遊記な題材がいきなり猿と豚オンリーの物語になってしまいますが、
まあ、いたからといって別段何か変化が起こるとも思えないので、
細かい事は気にしないでおきましょう!
それに天竺に着けばこいつらも同時に助け出されますから、
ストーリー的にハブられたわけではないです、はい。
とりあえず、猿とブタが天竺を目指すって話。

猿と豚が見ている前で、他のメンバーが連れさらわれてしまう!ナンテコッタイ!
縦6段に区切られたフィールドが特徴的なゲームで、
敵の出現に合わせて位置取りをしながら進めていきます。
その為、段の上下移動が必要となってくるゲームであり、
左右への移動も自由に行えるようになっています。
まあ、こちらが自由に移動できるという事は、
大体において敵さんも自由に行動できるという事ですので
敵の攻撃の激しさは、なかなかのモノ。
とにかく上下左右関係なしに集団で攻撃をかましてくるので、心休まる暇がありません。
基本、敵は集団で行動し、その動きもそこまで複雑なものではないので、
対処は楽なはずなのですが、いくつもの集団が様々な位置から波状攻撃を仕掛けてくるので
頭では分かっていてもなかなかに切り抜けるのが難しいのです。
一応、こちらのショットは左右への撃ち分けが可能なので
後方からの反転奇襲攻撃にも対処はできるのですが、
いかんせん、キツイ。
また、上下移動中には僅かな隙も生じるので、
いつ移動するかの見極めも非常に重要となってきます。
「オラ、つえーやつと戦いてぇ」
ってな悟空ならまだしも、こっちは戦闘力15ぐらいの猿。
天竺まで行かなきゃならない目的がなければ、早々に逃げ帰ってしまいたいでしょうな。
しかし!
こっちは戦闘力15の猿でも、心強い味方である豚がおります。
一人で乗り切るのが難しければ、2Pプレイでこの難局を乗り切れば良いのです。
事実、このゲームは、2人プレイでやった方が4倍面白い。
そして、4倍楽に攻略ができます。
しかし、通常時に比べて4倍、リアルファイトに発展する恐れもあります。
でも、せっかく豚が使えるのならば、そりゃあ、やらなきゃソンソン。
やらなきゃソンソンであります!!
上3段は、オレの担当、下3段は、お前の担当……、そんな風に取り決めて
プレイした諸兄も多いことでしょう。
担当を決めて、敵の波状攻撃に対処すれば、比較的攻略も楽なのであります。
ただ今度は、道中に落ちているアイテムをめぐって
プレイヤー同士の奪い合いが始まり、
それをきっかけに相手を出し抜くプレイが始まるのはもはや自明の理といえるでしょうな。
“POW”という、画面内の敵を、
全てジャンボフーズとかいう食べ物に変えてしまうアイテムがありますが
高得点が獲得できるという事もあって、
これが出現した時のお互いの牽制ぶりは、ゲーム以上にハラハラします。
で、牽制しすぎて、敵にやられるってパターン。
もはや、お決まりですな。
ちなみにPOWが出たついでに言うと、
カプコン同じみの“弥七”もこのゲームに登場します。
しかしまあ、なんだかんだで二人同時プレイは熱いです。
マリオブラザーズとかに比べると、リアルファイト率は低いかと思われるので、
その辺も安心なゲームですな。
やらなきゃソンソンですぞ!!

『ソンソン』評価:☆☆☆
発売・カプコン
ジャンル・アクションシューティング
発売日・1986年2月8日
定価・4,900



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AC版のハードモードのソンソンも意外に歯応えあって面白いですよ、序盤早々から背後から敵が来ますので、よりスリリングなプレイが楽しくて、最近はハードモードばかり遊んでます。(笑)
この頃のカプコンは、STG一途でしたからね…。
長文になってすいませんでした。
協力プレイが楽しくて、あまり争いが起きないのも良いですよね♪(笑)
でも終盤の敵の波状攻撃がけっこう厳しくて…
まだクリアしたことはありませんです。。(^^;
某スーパーモンキーを除けば西遊記モチーフのゲームに外れありませんねっ!
かなりやりこんでますね〜。
ファミコン版は一度クリアしたことがありますが、2週目は……。
AC版のハードモードも、かなり凄ごそうですw
それにしても、あのタケノコ、ゼビウスから来ていたとは。。。
>ひでちゃんさん
協力プレイ、面白いですよね!
純粋に協力して進めていくのが面白かったです。
ただ、息があってなかったのか頻繁にやられることも……w
>そうてんさん
某スーパーモンキーは……w
西遊記だと、やはりその某スーパーモンキーの印象が強すぎですね。
そういえば、ジャレコにも西遊記のゲームがありましたなぁ。
ファミコン版を買って遊びました。
協力プレイは非常に楽しいですね
やはり協力プレイが楽しいですよね。
今はなかなか人とできる環境ではないですけど、たまにやると盛り上がります。
接待ゲームとして重宝しますねw
私はアーケードで遊んでました。
そして、ファミコンに移植されることを知ったときは嬉しかったです。
家でソンソンが遊べるんですからね。(^-^)
でも、、、
ファミコン版は買いませんでした。
何故、買わなかったのか定かではありません。
たぶん、お金がなかったのかも、、、。(^-^;
で、
私が家でソンソンを初めて遊んだのは、
PSのカプコンジェネレーションです。
遅ッ!!(゚ロ゚;)
アーケードから遊ばれて、それがファミコンに移植となったら、やはりうれしいものですよね。
ファミコン版を購入しなかったのは何らかしらかの理由があったんでしょうけど、PSでその分カスカスになるまで遊んだものと推測いたしますですw