豪華13人+αのキャラクター達が贈るバラエティーゲームてんこ盛り!!
声優ファン要チェックの1本です。
……とかなんとかと、声優ファンに的を絞った売り文句に加えて、
怪しいパッケージ絵の相乗効果+どんなゲームか想像が付かないなタイトルと合せて、
なかなかにターゲットを絞りまくったこのゲーム。
そもそも、パッケージに声優の名前が一切乗っていないので、
完全に声優ファンでも躊躇しそうなゲームなのですが……。
とはいえ蓋を開けてみると、
宮村優子とか緒方恵美とかその他モロモロ有名どころは出ているので、
その辺は本当に豪華だったりします。
まあ、それがイコール面白さと直結してるかどうかは置いときますが!!

ゲームは、次々と登場する女の子とミニゲームで対戦していくストーリーモードと、
好きなミニゲームでとことん遊べるゲームオンリーモードの2種類からなります。
いわゆるミニゲーム集といったモノで、
神経衰弱とかジグソーパズルとかそういったゲームが10種類入っております。
ストーリーモードでは、女の子に勝つたびに1枚絵のサービスショットが堪能できるので、
さすがは美少女バラエティゲーム!!
……といいたい所ですが、
よく分からないシチュエーションに、絵的にも微妙なCGのオンパレードなので、
あってもなくても別にどっちでもいいというのが正直な所。
というより、勝たないと先に進めない運ゲーを永遠繰り返して得たご褒美グラフィックが
エロくないどころか可愛くもなんともないっていうね!!
これは苦労も報われませんわ……。

勝利後のご褒美絵。
このぐらいならまだ全然イケますけどね!
ストーリーモードは、4つに区分されたワールドからなり、
カジノ次元城のルーレットから、ラピュラスの神殿の15パズルまで
ほぼ一本道でミニゲームが展開していきます。
ゲームの順番は完全固定(ボス戦でゲームを選択する場合は別)なので、
ワールド毎にゲームが区切られていても、順番に攻略していかなければなりません。
ミニゲームは、ルーレット、ワンチャンスポーカー、ブラックジャック、
間違い探し、神経衰弱、ジグソーパズル、しゃげき、音あわせ、もぐら叩き、
15パズルとなっていて、わりとバラエティ豊かなミニゲームの数々ではあります。
しかし、初っ端から最も運ゲー要素の強いミニゲームが控えているので、
なかなか先に進めず、途中でやる気力がなくなってしまうなんて事も……。
(しかも、一番つまらないので余計)
ただ運が絡むとはいっても、ある程度の攻略法はあります。
特に最初のカジノ次元城の運ゲーの数々は、
相手のコインを0にする事で勝ちとなりますが、
相手の持っているコインはそう多くないので、一発必中を狙う戦法が有効なんですな。
チビチビと賭けていくよりも、コンティニュー覚悟で賭けるコインを最大にしてやれば
負けた時は痛いですが、それで勝てば1回〜3回ぐらいの攻防で
そのミニゲームをクリアする事も可能かと思います(各ゲーム二戦目もあるけど)。
まあ、つっても運ゲーなので、
これで勝てなくても、許してちょんまげってことで!


ミニゲームは全部で10種。
全部遊んだ人はいるかな?かな?
豪華な声優陣という売り文句に嘘偽りは無いゲームですが、
逆に言えば、それだけのゲームともいえます。
ミニゲームも後半の方はそれなりに遊べるんですが、
あくまでそれなりですし、そこまでいくのがまず大変ですからね。
これでご褒美のCGが良ければまだ話は違うかもしれませんが……。
なお、ストーリーモードで一度遊んだミニゲームは
ゲームオンリーモードで自由に遊べるようにはなるので、
ミニゲームを黙々とやるなら、こちらのモードの方がお勧めです。
まぁその為には、結局ストーリーモードを進めていかなければなりませんが!
ちなみに、声優ファン向けのゲームではありますが、
ミニゲーム中は殆ど喋らないので、
声優ファンでも、そこが許容できるかどうかがカギですね!
『美少女バラエティゲーム ラピュラスパニック』評価:☆☆
発売・翔泳社/BMGビクター
ジャンル・バラエティ
発売日・1996年4月26日
定価・5,300



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しかし、こういう紹介記事を見て興味を持ってしまうと、なんとなく欲しくなってしまうのがゲーマーのさが。
もし見かけたら購入してプレイしてみようと思います^^
私も何となく手にとった口ですが、それだけになかなかの冒険でしたw
声優ファンでも無かったので、完全に地雷に突っ込んだ形ですねw
まあ、もとから覚悟していただけに、ダメージ的にはそこまでではなかったのが救いでした。