進化を遂げたバージョンアップ版
ストIIダッシュのバージョンアップ版である、ダッシュターボの移植です。
ダッシュの名称は、諸般の事情でカットされておりますが、
中身はダッシュターボのみならず、ダッシュも含まれているお買い得なソフト。
短期間の相次ぐマイナーチェンジで、
焼き直しという批判もあったアーケード版とは対照的に、
ダッシュが発売されていなかったスーパーファミコンでは、
無印から直接バージョンアップしたような形になった本作。
国内では200万本以上の売り上げを果たし、
前作に続いてミリオンセラーを成し遂げました。
デフォルトで同キャラ対戦が可能となったほか、敵として登場した、
バイソン、バルログ、サガット、ベガの四天王が操作できるようになり、
新技の追加や全体的なバランス調整も行われております。
他にもターボモード(ダッシュターボに該当するモード)では、
ゲームの速度も変更でき、
よりスピーディーな対戦が楽しめるようになったのも大きな特徴の一つです。
私は☆4のスピード(星の数が多い程速い)でずっと遊んでいたせいか、
通常のスピードに戻った際の違和感はハンパなかったです。
ターボをやるまでは全然感じなかったのに、これで慣れた後は、
すべてがスローモーションに感じて、やり辛くなってしまったんですよね。
それぐらい速さの違いがあったんですけど、
恐ろしいのは、裏技を使うとさらにスピードを速くできるんですなコレが。
最大で☆10にできるので、そのMAXスピードでチャレンジした後は、
よけい通常のスピードで遊ぶと違和感がバリバリでした。
まあ、MAXスピードだと、まともに操作できなかったので、
やはりデフォルトで最大の☆4ないし☆3ぐらいがちょうど良いんですけど。。。
ターボモードでスピードの変更が可能。
タイトルで☆を増やしてスピードを調整だ!
ノーマルモードは、ストIIダッシュに該当するモードだぞ!
四天王が追加され、戦いは益々盛り上がる!
マイキャラはリュウと春麗、ときどきベガ
個人的にはバランス調整がされた事で前作よりキャラが弱くなったとか、
あるいは強くなったとか、そういった違いを何となく感じはしたものの、
当時、細かく何がどう違うかまでは分からなかったのが正直なところでした。
必殺技が追加されていたりで、キャラの性能とか
あきらかに違うのは分かるんだけど感覚的にって感じでしたしね。。。
無印から同様、私はリュウと春麗を使用する事が多かったのですが、
ターボでスピードが速くなったこともあってか、リュウは格段に使いやすくなっていましたね。
春麗は、使用することは多かったけど、
いまいち使いこなせていなかった無印時代とは対照的に、
飛び技である気功拳が使えるようになって、
ある程度はマシに戦えるようになったのがターボでの大きな変化でした。
まあ、そもそも今も昔もあんまり格ゲーが得意ではない人なので、
マシといってもうまい人から見たらクソみたいなものですが。。。
あとターボから四天王が使える事もあって、
ベガ辺りも好んで使うようになりましたが、
やっぱりリュウが一番使用頻度が高かったかもしれません。
人と対戦する時は、リュウが多かったですし……。
というか、ガチ勢のいとこのねーちゃんと対戦することが多く、
そのねーちゃんがベガを使っていたので、
どこか気後れしていたっていうのもあるかもですがね!
とにかく、ターボは格段に面白くなっていたので、
ヘタッピな私でも、小さい頃は無印以上に楽しく遊んだゲームの一つでした。
『ストリートファイターIIターボ』評価:☆☆☆☆☆
発売・カプコン
ジャンル・対戦格闘
発売日・1993年7月11日
定価・9,980
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