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2018年09月22日

No.265 プレイステーション3『バトルフィールド1943』レビュー


第二次世界大戦を背景に、大日本帝国とアメリカ合衆国の戦いが楽しめる
オンライン専用のファーストパーソン・シューティングゲーム(FPS)。

二次大戦物のバトルフィールドとしては、BF1942以来のFPSです。

BF1943 タイトル画面

私のFPS初オンゲデビューを飾ったBF1943


BF1942は、私が一番初めに遊んだバトルフィールドだったのですが、
当時はパソコンのスペック不足からオフラインでしか遊べなかったんですよね。。。

BF1942のオンラインでクソ楽しそうに遊ぶ友人を凄い羨ましく思ったものですが、
数年の歳月が経ち、コンシューマーでも二次大戦もののFPSが遊べるって事で、
私もついにオンラインでFPSのデビューとなったわけです。

それがこのBF1943。
PS3と同時購入をした
『バトルフィールド:バッドカンパニー2 ULTIMATE EDITION』に特典として
タダで付いてきたゲームでしたが、むしろバッドカンパニー2の方がおまけで、
BF1943の方が目当てだったんですよね私。
まあ、言ってしまえばFPSがやりたいというよりも、
日本軍になってドンパチやりたいっていうのが
大きなウェイトを占めていたワケでして、
BF1942でオンラインができなかった鬱憤をコレで晴らそうとしたわけです。

BF1943は単品でもダウンロード専用タイトルとして売られていましたが、
その価格も1500円(現在は1000円)というリーズナブルぶり。
低価格という事もあって、
通常のBFタイトル並みのボリュームとまではいきませんでしたが、
初FPSのオンゲデビューとしては、これでも相当楽しんだものでした。

FPS初心者に優しいシンプルな設計


BF1943のゲームモードは、
通常のバトルフィールドシリーズに比べると限られていますが、
拠点を奪い合ういわゆる“コンクエスト”と、
戦闘機同士の闘いが楽しめる“制空権モード”2つのモードからなります。

ガダルカナル島やウェーク島、
それに硫黄島といった3つのマップからなる“コンクエスト”は、
マップ数こそ少ないもののシリーズお馴染のルールで遊べるモード。
マップに点在する拠点を、
最大24人のプレイヤーが日米両軍に分かれ奪い合っていき、
最終的に敵のチケットゲージを0に減らす事が目的となるゲームです。

チケットゲージは、半数以上の拠点を確保する事で時間と共に減少していき、
より多くの拠点を確保する事でその減少は速くなっていきます。
勿論、敵を倒す事でも相手のゲージは減っていくので、
拠点の確保は勿論、積極的に敵を倒す事も求められるわけです。

ただ、敵を倒すことばかりに気をとられてしまって、
拠点を奪取する事を疎かにしてしまったら本末転倒。
自軍の勝利を目指す為には、如何に協力して拠点を奪取し
ゲージを減らしていくか……。
そこが重要なポイントとなっていくわけです。
敵を倒すだけがチームの勝利に結びつくというわけではないので、
エイム力に自信が無くてもチームの勝利に貢献できるし、
単純なドンパチのうまさだけでは測れない面白さがあります。

それに付随して、このゲームでは日米共に3種の兵科からなりますが、
兵科の装備は固定となっているので、
やれ強い銃がアンロックされないという事もなく、
誰もが平等に戦えるわけなんですね。
まあ、装備は兵科で固定なので、ぶっちゃけ少ないなんて思ってしまいますが、
その分、各兵科それぞれの役割がハッキリしているので、
初心者にはとっつき易いのではないかと思います。

私も初心者としてプレイした時は分かりやすかったですし、
役割がハッキリしていたので、すぐに慣れる事ができました。

……その分、慣れてくると、他のバトルフィールドシリーズの様に
武器が色々欲しくなったり、物足りなくもなってくるんですけどねw

まあ、入門用としてコストパフォーマンスには優れているので、
初心者にはとっつき易く、また二次大戦物で
日本軍が操作できるゲームがあまり無いとくれば、
それでも充分楽しめる事は間違いないでしょう。

BF1943 ゲーム画面
イヤッホー!

制空権モードも忘れずに!


私は制空権モードはあまり手を付けていないのですが、
こちらは、日米の航空決戦が楽しめるモードです。
両陣営双方共に、空母から戦闘機で発艦。
邪魔な敵機を排除し、中央の空域拠点を制圧、
制空権を確保し、敵軍チケットを0にする事が目的となります。

まあ、空バージョンのコンクエって事ですね。

3種の兵科と魅力的な旧軍装備の数々


このゲームで使える3種の兵科は、以下の通りです。

BF1943 出撃画面

ライフル銃兵


中・遠距離戦が得意な兵科。
自動小銃を手にし敵を蹴散らしていくぞ!

日本軍だと、M1ガーランドを改造した五式半自動小銃(四式自動小銃)を装備し、
時に九一式擲弾器(ライフルグレネード)で、戦車戦もこなす!

歩兵


近距離戦が得意な兵科。
対戦車戦闘や戦車の修理も可能で、味方戦車の側にいると心強い!

日本軍だと、一〇〇式機関短銃を装備し、
M18とクリソツな十八式無反動対戦車砲とかで戦車をアレするぞ!

偵察兵


遠距離戦が得意な兵科。
でも偵察兵だから、偵察してナンボ。
狙撃銃装備だけど、拳銃と爆薬も装備しているので、
近距離や対戦車戦だってこなせるぞ!

日本軍だと軍刀を装備しているので近距離戦で花開く!?
万歳突撃が楽しいぞ!

以上の兵科から好きな兵科を選んで遊んでいくわけです。
また、数こそ少ないものの、
マップに点在する戦車や戦闘機だって使えますぞ!

BF1943 チハ
九七式中戦車(チハ)
我らがチハたん。
大日本帝国陸軍が誇る中戦車です。
ゲームではM4相手に無双だってできるぞ!

BF1943 零戦
零式艦上戦闘機
奥に見えるのが、大日本帝国海軍の傑作艦上戦闘機です。
ゲームでは味方にうまい人がいれば心強い!
まさに神鷲ぞ!

BF1944、マダー?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン


BF1943のレビューを書くに辺り、久々に遊んでみましたが、
いやはや未だに過疎って無いんですねコレ。
やはりコレに変わる二次大戦物のFPS、
とりわけ日本軍で遊べるオンラインのゲームが
コンシューマだと皆無だからでしょうか。
PCだとあるんですけどねぇ。。。

でもまあ、久々に遊んでみてもやっぱり日本軍でやるのは楽しいですね。
BF4やBF1も楽しいですけど、
やっぱり旧軍が操作できると、また違った楽しさがありますね。

シンプルですが価格以上の満足度はありました。
個人的には、これをさらに充実進化させたBF1944とかが出て欲しいと思う今日この頃。
PS4で続編出てこないですかねぇ……。
首を長くして待っておりますぞ。

……ちなみに今回のレビューがPS3の初レビューとなりました。
もう発売から10年以上が経ったので、
そろそろPS3の方も色々やっていきたいなぁって思っています。

てなわけで今回はこの辺で。
さらばラバウル!

『バトルフィールド1943』評価:☆☆☆☆
発売・エレクトロニック・アーツ
ジャンル・ファーストパーソン・シューティング
発売日・2009年7月9日
定価・1,500(後に1,000)
備考・ダウンロード専用ソフト


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posted by 二条ジョウ at 22:42 | Comment(0) | プレイステーション3 レビュー | 更新情報をチェックする
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