セガサターンで発売された最後のX指定ソフト。
その最後を飾ったのは、アーケードから移植の脱衣麻雀!
つまり今日のレビューはセガサターンですが、扱う題材はエロいヤツ。
18禁ゲームに興味のない方や嫌悪感を抱く方はご注意ください。

アニメーションで魅せる如月四姉妹との脱衣麻雀
麻雀好きの四姉妹と対戦していく二人打ち麻雀。
どの姉妹からでも対戦していく事ができるので、
順番にやらないと、お気に入りのキャラと戦えないって事もありません。
ここ重要ですね。
何せ、脱衣麻雀ですので!!
子ギャル系、スポーツ娘、メガネっ娘、クールなお姉さん系……、と、
まあ、人によって色々嗜好は変わりますからな。
で、X指定のソフトって事もあって、その過激さもなかなかのものです。
推奨とは違ってX指定なので、パンモロどころか、
ちゃんとビーチクも見えるのが脱衣麻雀的には〇。
シーンにはアニメーションも使われているので、
なかなかに見所がありますよ。
ただ、読み込みに時間がかかるので、
アニメの切り替えがスムーズではないのがちょい気になるところでしょうか。
脱衣シーンもそうですが、
対戦している際のアニメの読み込みが頻繁に入るので、
テンポが著しく悪いというのが全体を通して言えますけど……。

麻雀のお相手は如月四姉妹の4人!
甘えん坊な四女の光やボーイシュな三女の満里奈など、勝てばみんな脱ぐぞ!!
(ちなみに四女はまだ15歳っていうからヤバいね!)


テンポは悪いけど、
キャラクターは表情豊かでリアクションは豊富。
(麻雀ゲーム的には致命的かもしれんケド!!)
ちなみに、キャラクターの原案協力にはうたたねひろゆきが参加。
キャラのボイスには当時の人気声優を多数起用しています!
イカサマじゃないけど、色々キツい!!
さすがはアーケードの脱衣麻雀からの移植と言いましょうか。
基本的に、対戦相手の配牌は脱衣麻雀な
アーケードゲームにありがちなインチキレベル(偏見かも知れんケド)。
麻雀だけにポンポンポンポンツモられて、
こっちがリーチかけた瞬間に和がりやがるし、
揃って無くても必ずテンパイなのは当たり前だのクラッカーだし、
さすがは脱衣麻雀、鬼畜だな!って感じです。
なので、初心者に毛が生えた程度の私にはなかなか大変……。
ゲーム中の一時停止ができないのは勿論、ツモや打牌には制限時間がある為、
考える時間も与えられないアーケード仕様ですからな。。。
プレイ中にトイレにも行けん!(意味深)
まあ、とは言っても、こと脱がすだけならそう難しくはありません。
ぶっちゃけ、オールクリアもラクチンです。
つか、ヌルゲーです。
持ち点は1000点ですけど無限コンティニュー(無しにもできるケド)なので
何度でもチャレンジできますし、
負けても脱がした状態はキープされているので、
また最初からなんて事をしなくても良いんです。
(負けたら逆に服を着ちゃうとかいう設定もできるけど、まぁしないわな!)
なので、無限コンティニューを武器にカズ撃ちゃ当たる作戦を展開すれば、
誰がやってもオールクリアできるんじゃないかと思います!
まぁ、麻雀ゲームとしてどうなのよ?って話ですが、
そもそも脱衣麻雀の目的はエロにあるからして、
なかなかに素晴らしい救済措置であると私は思うわけです。
それに麻雀的な思考ルーチンは、
敵がインチキレベルなので、うまい事相殺されているんじゃないかなと。
その様に思う私なのでした。

満貫和がりでミニゲームに挑戦!揃えば連続で脱がす事も可能だぞ!


オーソレミーオ!
嗚呼、僕らのX指定!
X指定のゲームは、1996年の10月を以って規制により廃止されてしまったので、
このゲームがその括りの最後のゲームとなります。
95年4月に定められた基準により登場したX指定でしたが、
わずか1年ちょいという短命に終わってしまったわけですね……。
そんなX指定の最後を飾るこのゲームでしたが、
規制期限内ギリギリの9月27日に発売したという事もあって、
なんとか間に合わせた感が漂うぐらいに、
粗が目立つ作品になってしまったのは残念といえます。
アーケードでは人気があった作品の様なので、
それだけにもう少し練っていたらまた違った感じになったんじゃないかなと。
演出やキャラクターの表情は豊かだし、
悪い部分だけじゃなく良い部分もあるだけにやはり色々勿体無く感じました。
『麻雀四姉妹 若草物語』評価:☆☆☆
発売・ナグザット
ジャンル・テーブル
発売日・1996年9月27日
定価・8,800
備考・X指定



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