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2021年05月20日

No.281 PC-9801『ドラゴンナイト』レビュー


エルフという名のメーカーを一躍有名にしたシリーズの初作品にして、
美少女ゲームの方向性に転機をもたらした作品。

そんなわけで今日はエルフの『ドラゴンナイト』の紹介です。
18禁ゲームですが、
一応、画像などはある程度安心して見れるようなものを選んで載せています。
ただ、一部発言なども含めて過激な場合がございます。
18禁ゲームに興味のない方や嫌悪感を抱く方もご注意ください。


ドラゴンナイト タイトル画面

エルフ最初のヒット作は業界の転換点


一般向けのPCゲームやファミコン等で人気を博していたRPGのシステムと
可愛い美少女キャラのグラフィックを融合させたこのドラゴンナイトは、
当時の美少女ゲームの水準を越え、大ヒットをもたらしました。

また秀逸な広告展開と口コミによって知名度を上げた事により、
一般向けゲームのユーザーをも取り込む事に成功。
少人数で始まった小さなソフトハウス『エルフ』最初の躍進は、
美少女ゲームそのものを以前より身近にさせ、
業界の発展にも大きく貢献するに至ったのであります。

ドラゴンナイトのストーリー


女性だけの国である『ストロベリー・フィールズ』。
そこにそびえ立つ『女神の塔』には水の女神が存在し人々に崇められていた。
しかし、暗黒の魔王ドラゴンナイト総統の手によって女神は封印され、
奪った宝玉の力でストロベリー・フィールズを滅ぼそうと企む。
王女に助けを求められた“ヤマト・タケル”は6つの宝玉を取り戻し、
封印された女神を復活させる為、単身女神の塔へ乗り込むのであった。

……っていうのがこのゲームのストーリーです。

ウィザードリィタイプの3DダンジョンRPG


ゲームはウィザードリィに代表される様な3DのダンジョンRPGです。
ただ、ゲーム的にはそこまで複雑ではなくわりとシンプルな作り。
パーティ制では無い為、ダンジョンは一人で潜り込むのですが、
基本的にレベルを上げ武器や防具を買って進めていく感じですね。
難しい仕掛けも無いですし、謎解き要素はあって無きに等しいレベル。
マッピングしながら進めて行けば、自ずと道は切り開かれる様にはなっています。
(謎を解くというよりフラグを立てる感じ)
ダンジョンは全6階ですが、大変なのは序盤のレベル上げぐらいですし、
わりと最後までスンナリ進めて行く事ができます。

当時の一般向け3DダンジョンRPGと比べると難易度はかなり低い部類で
敵にレベルを下げてくる様なヤツがいないのは勿論、
状態異常といった概念もありません。
戦闘そのものも至ってシンプルで、選択できるコマンドは、
攻撃する・魔法を使う・逃げだす、の3つのみ。
魔法も攻撃回復の2つしかありませんし、敵に至っては魔法すら使ってきません。

まぁシンプルだからと言って戦闘が楽ってわけでもないんですけどね。
敵は最大で6体でてきたりもするので、レベルを上げていないとキツいですし、
通常使える様なアイテムも存在しないので、HPの回復も魔法頼みで挑む事になります。
勿論、ダンジョン探索中はMPの回復手段はありません。
難易度はけして高くはないですが、油断するのは禁物です

極限までシンプルにした感じですが一般向けとは違って、
このゲームにはエロ要素があるので、
テンポよく進められないと困るってなものなので、
そこはうまい事バランスが取れてるかなと思います。

ドラゴンナイト 画面1
敵であるドラゴンナイト一族の一人。

ドラゴンナイト 戦闘画面
シンプルながら洗練されたシステム。

救え!ストロベリーフィールズの戦士たち!


主人公が女神の塔に乗り込むよりも前に、
ドラゴンナイトを倒す為、勇敢にも塔内部に侵入した女戦士達がいます。
それがストロベリーフィールズの戦士達なのですが、
お約束通りモンスターに捕まってしまったので、
彼女らを救出する事も主人公の目的の一つなのであります。

つまりこのゲームはアダルトなゲームなワケなので
そういったご褒美シーンがあるわけですね!!
当時のグラフィック的にも最高水準を誇るレベルなので、
今見てもソソるものがありますぜ!

……ちなみに、そういうシーンは結構ソフトです。
直接的なチェケラッチョシーンはありませんのであしからず。

01178s4.gif
彼女らを救出するとご褒美グラフィックが!
新しい情報もくれるぞ!


最後に


ドラゴンナイトはエルフ最初のヒット作ですが、
同時にニッチな市場だった業界をメジャー化する事にも一役買っているんですよね。
一般向けのユーザーを取り込んだ事も大きいと思いますが、
これ以降、様々なメーカーがアダルトなゲームにも
ゲーム性を取り入れる様になったので色々影響を受けた事が分かります。

ただ、そもそもとして、一般向けユーザーが
美少女ゲーム市場を意識するようになったのは、前年に発売された
『カオスエンジェルズ』(こちらも美少女物の3DダンジョンRPG)の影響も
あったのではないかと推察致します。
その下地があってこそ、ここまでのヒットに繋がったのかもしれませんね。

『ドラゴンナイト』評価:☆☆☆☆
発売・エルフ
ジャンル・3DダンジョンRPG
発売日・1989年11月1日
定価・6,800


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posted by 二条ジョウ at 22:21 | Comment(2) | その他のゲームレビュー | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
やっぱりグラフィックが美麗ですね。
遊んだのはPCエンジン版でしたが移植されるとは思って無かったので嬉しかったですなあ…。
オリジナルは当時お店で大々的に宣伝していたので羨ましかったですねw
Posted by ななし at 2021年06月04日 14:52
>ななしさん

今みてもグラフィックは綺麗ですよね!
当時、ヒットしたのも頷けます。

PCエンジン版は2の後なのに加え、ゲームの名称が違くて、最初1の移植とは気づかなったのを思い出しましたw
Posted by 二条ジョウ at 2021年06月05日 18:17
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