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2007年11月22日

No.83 スーパーファミコン『アクトレイザー』レビュー


地上は魔物がはびこり、人が住めないような土地へと変わり果てていた。
神は、この荒廃した世界から平和を取り戻す為、自ら剣を取って戦うのであった。

てな訳で今回はエニックスのSFC初参入ソフト『アクトレイザー』
アクションとシミュレーションが一遍に味わえるまさしく1本で2度おいしいソフトです。

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神様となったプレイヤーは魔物退治や町の発展に勤しむ事になります。
各地域は魔物がはびこっているので、これを蹴散らさない事には話になりません。
新秩序の建設にはまず破壊が必要なのです。

アクションモードで見事魔物共を蹴散らすと
その地に人が住み始めクリエイションモードとなります。
いわゆるシミュレーションです。
最初は2人しかいませんが、町を発展させる事により徐々に人口も増えていきます。
また人口増加によって、アクションモード時の神様の力にも影響するので
疎かには出来ません。
でもそこはご安心を!
疎かにするどころか集中してやってしまいたくなります。
何気にアクションよりもこっちの方が実はハマッテしまったりね。

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町を発展させていく過程で、巣から現れる魔物が襲ってきます。
土地を取り戻しても、まだその地域には魔物の巣が存在しているので
しもべたる天使を操作して町めがけて攻撃してくる魔物と戦います。
しかし、いくら天使が奮戦しても
巣がある限り永久的に出続けるので元を絶たねばなりません。
そこで、人類の出番です。
人々に進むべき道を示し、彼らに魔物の巣を封印させます。
町を発展させながら、その地域にある邪魔な魔物の巣を全て封印すると
2度目のアクションモードとなります。
ここでボスを倒す事ができれば、この地域は晴れて解放され
魔物に脅かされる事がなくなるのです。
こうして、アクション→クリエイション→アクションを繰り返していきます。

雷で町を焼き払ったり、地震を呼び起して破壊活動を行ったりと、気分はもう神様です。
人々が献上品を持ってきたりするシーンでは思わず、

「くるしゅうない」

とか言って、神様になった気で舞い上がってしまう事必至。
SFC初期の良作をこの機会に堪能してみてはどうでしょうか。

『アクトレイザー』評価:☆☆☆☆☆
発売・エニックス
ジャンル・アクション
発売日・1990年12月16日
定価・8,000

posted by 二条ジョウ at 01:15 | Comment(5) | TrackBack(0) | スーパーファミコン レビュー | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
アクトレイザー・・・・・すっかり忘れておりました。
押入れの奥深くに収納したままになってます。
別に封印している訳ではありませんです、ハイ。(笑)
Posted by sergeant at 2007年11月22日 21:35
それは一刻も早く封印を解かねばなりませんね!
魔物ならいざ知らず、ゲームなれば早急に!!

あっ、封印してるわけでは無いんでしたねw

私も封印……、もとい大切にしまってあるゲームが多数ありますw
Posted by 二条ジョウ at 2007年11月24日 00:22
アクトレイザーから続く一連の神様シリーズはSFCゲームの中で最も好きなゲームたちです。

アクトレイザーはSFC本体と同時に格安で購入してきたソフトだったんですが、音楽のよさにも引きずられ、友人に引かれるくらいやり込んでました(笑)

久しぶりにまたやろうかな〜
Posted by そうてん at 2007年11月27日 12:50
当時SFCを買えなかったのですが、音楽がとにかく良いと言う評判を確かめられず、やきもきしておりました。結局未だに聴いてませんがやっぱり良いんですか?…あ、そしてゲーム内容も良いんですね。押入れのSFC引っ張り出してみようかな?
Posted by gunchang at 2007年11月28日 01:02
>そうてんさん

やっぱ、何回やっても飽きないですよね。
2はクリエイションがなくなって少し残念な気もしましたが、それでも楽しいものですわ。

是非再プレイを!

>gunchangさん

ゲーム内容は勿論の事、音楽もサイコーですよ♪
外出する時は、MP3にいれていつも聴いてますw
Posted by 二条ジョウ at 2007年11月29日 03:11
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