当時、バーコードバトラーなる物が小学生の間でブームとなっていた頃、
それに便乗したからなのかどうかは知りませんが、
ファミコンでできるバーコードゲームが登場しました。
それがデータック。
このデータックと専用カセットをファミコンに取り付けるだけで、
バーコードを用いたゲームができるのです。
バーコードバトラーでは、バーコードを読み込むと液晶画面上に、
キャラクターのパラメーターが表示されます。
表示されるのは攻撃力・守備力・生命力と言ったパラメーターだけですが、
読み込ませるまでどんなキャラか分からない(実は分かったりもする……)どきどき感と、
想像を膨らませながら友達同士で対戦するこの仕様には、
私のみならずあの当時のちびっ子達は夢中になったものです。
バーコードを使ったゲームというのも非常に新鮮でしたし、
また強いカードを探す面白みもありました。
そんなバーコードバトラーにすっかりとハマっていた私が、
データックに手を出したことも無理もありません。
しかも、初期ソフトがドラゴンボールならば尚更の事です。


このゲームはとにかく面白い。
私のファミコンランキングでベスト20位以内には入る代物です。
ネット上ではクソとか色々なことも聞きますが、私は楽しめた!
データック本体を買うともれなく一緒に付いてくるのですが、本体の箱からしてドラゴンボールです。
まさに、ドラゴンボールの為だけに生まれてきた様な商品なのです!!
最初からバーコードが付いたカードが付属され(しかもドラゴンボールのキャラクターカード!)、
バーコードを持っていなくても買ったその日から遊べる点も好感触でした。
バーコードバトラーはとかくパラメーターに左右されていましたが、
こちらは読み込ませたキャラクターを実際に操作して戦わせるので、
パラメーターの弱さをカバーする事ができます。
対戦格闘ゲームにバーコード機能を取り付けた物と思っていただければ、
分かりやすいかもしれません。
アイテムカードも使用する事ができるので、より一層の白熱としたバトルが展開されるのです。
ストーリー性は皆無ですが、1対1のVSバトル、4人でランダムに戦うバトルロイヤル、
天下一武道会形式である8人トーナメントから選ぶ事ができます。
1人でも勿論遊べますが、やはり友達同士でカードを用いて戦うのが一番盛り上がります。
中でもバトルロイヤルは特にサイコーです。
これは、誰か1人が勝ち残るまで戦っていくモードなのですが、
時間内に対戦相手を倒せなかった場合は次に持続されます。
ダメージを負った状態ならそのままで次の対戦者と戦わなければいけません。
対戦相手も4人の中からコンピューターがランダムで決めるので、1人が連続して戦うこともあるし、逆に最後になるまで1度も戦わなかったなんてこともザラにあるのです。
めちゃくちゃ強いカードを持っていても、連続で戦えばそれだけダメージが蓄積されるし、
弱いカードでも最初はダメージを負わないように逃げていれば、最後には逆転も可能なのです。
どういう結果になるか分からない、カードの強さがそのまま影響しないからこそ、
皆で楽しめたゲームでもありました。
まぁでも、弱いキャラよりも強いキャラの方がいいと考えるのは誰しも同じでして、
いくら操作次第と言っても、結局の所誰もが強いカードを求めるのですよ。
そうなると市販のカードを買うか、適当に何かから切り取って使うかなのですが、
私が試したところ市販のカードはデータックでは使い物にならないし、
身近にあるようなバーコードではなかなか良いのがでねーんですよね。
特に週刊誌や単行本、ノートは最弱もいいところです。
バーコード集めは強いキャラを手に入れる事もそうでしたが、
最初から付属しているカードでは使えないキャラもいた為に
ありとあらゆるものを切り取って、データックの為だけに使用していました。
今にして思えば、バーコードの為に犠牲となった書籍関連の方が悔やまれるんですけどね。

百聞は一見にしかず。
騙されたと思って一度プレイしてみてください。
本当はカードも紹介したいところなのですが、
付属されていたカードは親が捨ててしまった為に紹介することができません。
なので、あの当時私が使っていたカードを紹介して今日はさよならしたいと思います。

サイバイマン。
至って平凡な能力。
このカードで勝つ為の必勝法:
必殺技の溶解液を駆使しながら遠距離による一撃離脱!
近距離だとなれていないと死ねるよ。
という訳で適当に印刷してお使いください。
※注
このカードを使用した事によって生じたいかなる障害、損害に対して
私二条ジョウは一切の責任を負わないものとします。
それをご理解の上ご使用ください。
※追記
データックの新品未開封品を新たに入手致しました。
こちらに記事を書いております。
『DATACH ドラゴンボールZ 激闘天下一武道会』評価:☆☆☆☆☆
発売・バンダイ
ジャンル・バーコード対戦格闘アクション
発売日・1992年12月29日
定価・7,800(本体込み)
こ、これ、えらいレアなやつじゃなかったでしたっけ!?
はじめて拝見させてもらいました。。。
データック本体、またソフトと、最高にカッコいいじゃあ〜りませんか!!!
グラフィックも高水準で、ファミコンっぽくないんですけど!?
これは凄いわ〜。。。今のちびっ子も全然遊べそうですし。
こんな物が存在していたんですね!
バーコードバトラーもなつかしい響きです!
めちゃ懐かしい!
私は入れてもらえませんでしたが、いつもプレイ中にすごく盛り上がってて、うらやましかったんです〜
せっかくソフトがあるのに、カードが無いって残念ですよね。
カード類は親に無下に捨てられるのはよくあることです…
それにしても、データックを買っときゃよかったかなぁ。
パスした過去を振り返っての一言でした。
えっ!?
これってレアなんですか!?
全くそのことに関しては知りませんでしたw
そうか〜、そうなのか〜w
データック本体は私もかっこよくて気に入ってまして、箱とカード含めて完全品が欲しいところです。
>クリームころすけさん
バーコードバトラー懐かしいですよね。
私Uも持っていたんですが両方とも昔壊れてしまいました……。
持っていましたら私の二の舞にならないようお気をつけくださいませ。
>ココマルさん
弟さん達も盛り上がっていましたか!
でも、入れてもらえなかったんですね……。
ファミコン買ってもらう以前に、人のプレイを見ているだけだった頃の気持ちと何かダブります。
カード類は本当に良く捨てられました。
カードダスなんて、いつの間にか半分近く消えていたんですもの……。
>sergeantさん
大抵はパスしちゃいますよね。
なんだかんだで、データック対応ソフトってそんなに数がありませんでしたし。
数があまりにも出なかったので失敗したかなとか思ったこともありました。
ファミコンとは思えないグラフィックなど、レベル高そうですね。しかし専用カセット、と言うことは他にもあるんですよね、やっぱりキャラゲーでしょうか。
そういやバーコードバトラーって、海外製品だと強いという話らしく、従兄弟に言われて探した思い出が…実際どうだったんだろう?
きのこの山禁止令とか
なんかそんなキーワードが思い出されます。
実際に自分でプレイした事は無かったんですが
確かに当時の一大センセーションでしたね。
はい。
ほとんどキャラゲーです。
しかもバンダイw
海外製品の物が強いと言うのは多分バーコードバトラーU以降ですね。
初代バーコードバトラーでは、特に明確な区別は無かったと思います。
ただ、絶対そうだとはいえませんが……。
>そうてんさん
きのこの山w
あれは禁止令がひかれましたね。
めちゃくちゃ強かったですしw
日本で一番強いんですかね?
そう言えば、データックでは試していませんでした。