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2008年06月09日

No.105 ファミコン『爆笑 愛の劇場』レビュー

『1999 ほれ、みたことか!世紀末』はある意味では面白いゲームでありました。
しかし、ボードゲームを本当の意味で楽しみたかった私は、
ネタゲーはもういらなかったので、心底楽しめるゲームが欲しかったのであります。

特に爆笑人生劇場シリーズは当時ハマッたボードゲームだったので
この『爆笑 愛の劇場』も相当の期待を込めて購入した訳です。
もしハズレても、1999 ほれ、みたことか!世紀末
(字を打つのがメンドクサイので以後ほれみた)よりは絶対マシだろうと。

だがしかし!!

私のそんな純粋な心はまたしても打ち砕かれたのであります。
このゲーム、爆笑人生劇場とは全くの無関係!
それどころかほれみたの前作にあたる作品だった訳です!
そんな訳でハズレもハズレ、大ハズレ!!!!
絶対マシどころかコイツは、ほれみた以上のモノだったのです!
(しかも、ほれみたの次に購入したボードゲームだったりする)
しかし、それでも当時の私は一縷の望みを捨てていた訳ではなかったのです。

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でもやはり期待を裏切らないと言うか、
と言うよりそもそも裏切って欲しかったんだけど、
このゲームは期待を裏切らないでくれました。
つーか期待じゃなくて願望か……。

まず、ほれみたでもお馴染みだった主人公がブサイク面と言う仕様は、
この頃から健在です。
一応、とーちゃんとかーちゃんを場のカードから選んで
それと配合させて自分の分身たるキャラが出来上がるのですが、
まぁ、そのカード自体も伏せてあるので殆ど関係ないですね。
大体とーちゃんとかーちゃんもブサイク、ブス仕様ですから。
まぁ、でも、こう言った嫌な仕様も何だかもうナレみたいなものがありました。
免疫が付くと人間心が大らかになります。

とりあえず今回のレビューの為に、
私の分身たるじょう君でプレイする事にしました。

00396.gif

ちなみに顔グラどころかパラメーターもランダムです。
今回はなかなかいい感じになってくれました。
ええ、これでもマシな方ですよ?

それにしても、能力の頭普通とか、好感度悪いとか、いちいちウルセーって感じですな。
数値にするとかもっといい方法はなかったんでしょうかね。
勿論、ほれみたと同じように、
この初期パラメーターがゲームにも多分に影響してくる訳でして……。
まぁ、こんな所で立ち止ってもしょうがないので先に進めることにします。

今回は、大学生活をテーマとしていますので、
その意味では世紀末をテーマとしていたほれみたよりは親近感が少なからずもあります。
勉学に勤しんだり、彼女とラブラブになったりとか。
これは普通のボードゲームでも良くあるテーマです。
まぁ、このゲームは普通じゃないから、勉学に勤しんでも何かしらかで失敗するし、
彼女とラブラブになるのだって確率が極めて低いから、予め注意していた方がいいけどね。
それと、カレンダーがボードに見立てられているのですが、
その時点で、このゲームは普通じゃないからね。
どんだけ手抜きなのかと。
ほれみたの同じ所をグルグルと周るマップよりも酷いですよ。
……まぁ、斬新的と言えば斬新的なのですが。

00397.gif
↑マップ

とりあえず大学生活と言う事ですので、まずは大学入試から始まります。
算数の問題とか、あいうえお順に文字を埋めていくとか、
まぁ、そんな易しい問題が用意されています。
人生劇場も多分こんな感じだったと思います。
子供でも分かりやすい様に難易度を落としている所は素直に評価……。

しかし!そこはやっぱ愛ゲキクオリティー!!!

やってくれます。
制限時間が短すぎなのです。
たかだか53+26=、……みたいな計算式しか出ないようなテストで
私はたった40点しか取れませんでした!!
早いんだよ、制限時間が!
何とたった20秒。
1問10点ですので、100点満点を取る為には、
1問2秒で解答しなければいけません。
口答ならまだしも、問題を確認して数字を入れる作業をしていたら、
とてもじゃないですが無理です。
これで点数が低ければ3流大学に強制入学ですから、どんなクソ仕様かと。

でもって、次のサークル選びがまた酷すぎ。
まぁ、ランダムでイベントが発生するのですが、
大抵よさげなサークルは断られます。
しかもその理由がバカだからとか、デブだからダメだとかね。
今回は運よく一発目からサークルに入る事ができましたが、
そのサークルが宗教サークル、こんなんばっかです……。
つかこの会社、宗教ネタ多いよ!!

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さて、ほれみたではマイナスイベントばかりで、
イライラしてくる要素がいっぱい詰まっていましたが、
さすがはほれみたの前身となった作品です。
それに輪をかけて酷い仕打ちがまっています。
マイナスイベントがクソ多いのは基本中の基本。
今回はそれに+αしてプレイヤーを凹ますネタがテンコ盛りなのです。
しかも良いイベントでも一言多いからイチイチ癇に障ります。

例:マイナスイベント。
・じょうはバカだから彼女ができませんでした。
・じょうは顔が変だから彼女に振られました。
・じょうはオタク族だったので彼女に嫌われました。
・じょうは第一印象で嫌われてしまった。「あなたの顔変!」
・じょうはバカなのがばれて友達になれなかった。「アホは嫌いよ」
・○○さんとデート、道端でオナラして、彼女に「くさ〜」と言われる。
・じょうは英検の3級に今更合格。みんなにバカにされてしまった。


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例:プラスイベント。
・じょうはネクラだけど体は丈夫なのでゲーマーになった。


こんな感じです。
なんだかプラスイベントが少ない気がしますが、
比率的にもこんな感じなのでしょうがありません。
それにしてもマイナス要素の殆どに、
バカ、アホ、顔が変、デブ、背が低いとか、そういう単語を乱発しすぎです!
ほれみたがまだ可愛く見えらぁ……。
(勿論上記以外にもプレイヤーを凹ますネタはふんだんに入っています)

そんなマイナスイベントばかりなので、全くパラメーターがあがりません。
プラスイベントにしても、
何かがあがって他のところがマイナスにもなったりするので余計に。

で、そんな逆境にも耐えて最後まで進めると、
エンディングでこれまでのプレイヤーの行動から幸せ度が表示されるのですが……。

00402.gif

幸せ度95点!!

…………。

……。



(#゚Д゚) ヲイ!!!!



なんじゃこりゃあ!!
あれで幸福だったのかよ!!?
バカとか、アホとか、キスがヘタだとか、親父が破産したとか、
そう言う所も全部ヒックルめてでた結果がコレですか!?



カーッ(゚Д゚≡゚д゚)、ペッ



どうしようもネーMじゃねーかよ主人公って……。




と言う訳で、この『爆笑 愛の劇場』。
何だかんだと言いましたが、今では決して嫌いではありません。
こう言うのも意外にやれば面白く感じてしまいます。
(ゲーム性云々は別として)

まぁでも、子供の頃は超キレたけどね☆

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『爆笑 愛の劇場』評価:☆☆
発売・ココナッツジャパンエンターテイメント
ジャンル・テーブル
発売日・1990年12月29日
定価・7,300

posted by 二条ジョウ at 01:24 | Comment(10) | TrackBack(0) | ファミコン レビュー | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なんだか精神的に追い込まれそうな作品ですね。
ネタとしては(゚∀゚)イイ!!!
私もMですが、ここまで変態扱いされるとさすがにご立腹ちゃんになるな〜(#`Д´)
Posted by テリー at 2008年06月09日 21:09
前のも相当でしたが、これも凄い!ココナッツ恐るべし…ですね。
そしてまたしても定価が高い!
Posted by クリームころすけ at 2008年06月11日 19:37
なんですかこれ笑
凄く欲しくなってしまったじゃないですか〜笑
これ複数で遊べます?
ウケそうです笑
Posted by ふじおか at 2008年06月11日 21:07
>テリーさん

子供の頃にプレイするのと、大人になってからプレイするのとでは印象がまるで違う事を痛感させられました。
レビューではあんな感じで書いてしまいましたが、愛すべきゲームのひとつだったりします。
是非ご友人方にお勧めをばw

>クリームころすけさん

定価が高いですよね。
これをリアルタイムで新品で購入してししまうと
軽く泣けますね。
私は中古でしたがw

>ふじおかさん

おお!さすがはふじおかさんw
お気に召したようで。
こちらは最大4人プレイで遊べる上に、
ネタもいいのでかならず盛り上がる事間違い無しです!

Posted by 二条ジョウ at 2008年06月12日 03:00
こうも次から次にバカにされるとゲームとはいえ凹みそう。
自虐的な趣味はないので、これをプレイしたらキレそうな気がします。
それを笑って許せる懐の深さは、さすが二条ジョウさんです。
Posted by sergeant at 2008年06月12日 21:52
>sergeantさん

いえいえ、私だって昔はかなり凹みましたよ。
子供の頃なんてソレは凄かったんですから。
何ていうか、洗脳されちゃったって感じですw
そしてそんな私でも、1人ではプレイしなかったりしますw
Posted by 二条ジョウ at 2008年06月13日 01:28
うわ、これ(ネタに)欲しいなあ(笑)
つーか、最近マジにあるゲームか警戒するように…もう病気でしょうか(笑)

思うにボードゲームは桃鉄と人生ゲームとモノポリーでほぼ完成してるんでしょう。だから面白い要素を盛り込もうと…それが空回りしてるんでしょうね。バカゲー好きにとっては楽しい限りです。

ちなみに僕もネタを用意してます、野球人生というゲームですが…うーん、このゲームとカブるかも(笑)
Posted by gunchang at 2008年06月13日 12:57
確かにボードゲームは、桃鉄と人生ゲームとモノポリーで完成してる感じですね。
私もそう思います。

それはそうと、野球人生きましたね〜。
あれもなかなかアレがアレしてアレな感じですから、コレはどうくるか今から楽しみですw
Posted by 二条ジョウ at 2008年06月16日 00:55
あ〜、、、コレは知ってます、、、。

意外と、雑誌なんかでの宣伝が多かったのでちょっとやってみたいような気になってしまったんです。

エンディングの文面を見て色々萎えたのも良い思い出ですね(笑)
Posted by そうてん at 2008年06月16日 16:32
エンディングで、
”これはゲームです!”
って念を押している所が何かとてつもなく素晴らしいですよね。
これさえ言えば許してくれるだろう的な姿勢がw
ちなみに私も昔エンディングで萎えましたw
Posted by 二条ジョウ at 2008年06月20日 01:36
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