2015年10月08日
No.240 PC-9801『ALICEの館』レビュー
今回は18禁ゲームの紹介です。
一応、画像などは考慮して安心して見れるようなものを選んで載せていますが
一部発言なども含めて青年将校並みに過激な場合がございます。
その為、18禁ゲームに興味のない方や嫌悪感を抱く方はご注意ください。
大丈夫だと言う方のみ続きをどうぞ
2015年03月10日
No.231 MSX『王家の谷』レビュー
コナミからMSX向けに発売されたアクションパズルゲーム。
エジプトの王家の墓に眠る秘宝珠を求めて、
冒険家であるビックが王家の谷にあるピラミッドを探検する、そんな物語。
7年ぐらい前に、謎のゲームを追え!っていう記事で
思い出せないゲームとして紹介したヤツです。
かなり前のことですが、あのあと密かにゲットしておりました。
しかし、よもやそのあとすぐに手に入れたPSのMSXコレクションVol.3に
このゲームが移植されていようとは……。

じゃーん!

襲い掛かってくるミイラ達を避けつつ、
ステージ中にある秘宝珠っていうお宝を全部集めるのが目的のこのゲーム。
行動パターンが異なる多種に亘るミイラ達から逃げ回りつつ、
単純には取れない秘宝珠に頭を悩ませる事もしばしば。
アクション要素と、パズル的な要素を加味した、
ロードランナーに近いゲーム性を持っております。

ステージ中には、アイテムである剣やツルハシがあって、
それを駆使しながら攻略していく事が求められます。
剣は投げてミイラに攻撃を加えるもので、持っていると探索中は心強く、
またツルハシは、床に穴を掘る事のできる盗掘必須のアイテムです。
剣は投げた後に拾えば、何度も使用が可能ですが、
ツルハシは、一つにつき一回しか掘る事ができないので、
闇雲に入手したり、穴を掘ったりすると、ステージの攻略ができなくなってしまいます。
また、ロードランナーに近いゲーム性を持っていると言いましたが、
決定的に違う部分としては、主人公がジャンプできる点です。
しかし、アイテムを持っている時は、そのジャンプができないので、
必然的に段差が越えられません。
つまり、アイテムの入手には見極めが重要となってくるわけです。
パズル的な部分はそこまで難解というわけではありませんが、
これらの要素がうまく調和して適度な難易度となり
面白さを引き立てていると感じました。

ミイラは剣を投げてやっつける事が可能。
ただし復活するので、油断は禁物。

ツルハシを使って穴を掘らないと取れない秘宝珠も。
また下手な掘り方をするとツミます。
抜け出せなくなったら、自殺もやむなし。。。

秘宝珠を全て取っても、扉に入らないとクリアにならないので、
何度、あともう少しのところで泣かされた事かと……。
不覚にも、階段を高速で昇り降りしやがるミイラに、一瞬ビビったり、
独特のエジプト風BGMについメロディを口ずさんでしまったりと
思った以上に世界観に没入してしまった私ですが、
それだけになかなか奥が深いゲームだった事に気づかされました。
なお、MSX2用ソフトのコナミゲームコレクションvol.1には
こちらのゲームが収録されており、
そちらだとROM版よりステージ数が多く、尚且つエディット機能も搭載していたとか。
MSXのコナミのゲーム、まだまだ奥が深そうです。
『王家の谷』評価:☆☆☆☆☆
発売・コナミ
ジャンル・アクションパズル
発売日・1985年3月
定価・4,800



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2014年02月09日
No.209 NINTENDO64『マリオカート64』レビュー
マリオシリーズでお馴染のキャラクター達が
カートに乗って競い合う、マリオカートシリーズの第二作目。
今作はNTENDO64専用ソフトとして発売されました。
SFC版は、かなりやり込んだマリオカートでしたが
64版はハード自体所持していなかった事もあって
当時は友人の家でバトっていたのみでした。
なのでSFC版の頃の様に、ストイックにタイムを追い求めたり
テレ東系列で放送していた任天堂のゲーム番組などを見て研究するという事は
この頃にはもう遠い過去の事となっていましたね。
SFC版の頃は、やりまくっていたので、
クラスでも一二を争うぐらいのタイム(?)だったんですけど、
過去の栄光を見せ付けようと調子に乗って勝負すると大抵私が負けていましたし!
そんなわけなので64版は、たまに友人とレースに興じていたぐらいで
特にこれといってやり込んだゲームではなかったりします。
ただ、当時は私が所有していなかった事もあって
友人の家でプレイすると、日の暮れるまで遊んだ覚えがあります。
やっぱ対人戦が熱いゲームですからな。

NINTENDO64となった事により、ゲームは3Dとなりました。
これにより、立体的で起伏の激しいコースでのレースが展開できるようになり
見た目的にも様々な演出が光るゲームへと進化を遂げています。
高速道路で走り回る一般車両や、雪道で邪魔をしてくるペンギン、
また広大な荒野を走っている列車のステージでは踏切で足止めされるなど、
お邪魔キャラや仕掛けなどもグレードアップし
立体的で生き生きと表現されるようになりました。
また、3Dスティックによる操作性の向上は
これまで以上に細かい操作を可能としています。
基本的なゲームシステムは、前作同様なので
SFC版をやっていた私でもスンナリとのめりこむ事ができました。
3Dスティックの操作は最初ちょっと慣れが必要でしたが
慣れたら十字キーでの操作よりも、格段に気持ちよくハンドリングができましたね。
今作から最大四人でプレイできるようにもなったのですが
四人どころか三人でプレイした事も無いので、なんともいえないんですけど
こんな所にもパーティゲームとしての面白さが進化しているといえますなぁ。

一般車両なんて目じゃないぜ!バンバン飛ばすぜ!
なお、今作のキャラクターは全8人。
軽量級や中量級、そして重量級と、
それぞれ特徴が異なる3つのグループに分かれます。
ノコノコとドンキーコングJr.は残念な事にいなくなってしまいましたが
今作からワリオやドンキーコング(2代目)が代わりに登場する事になりました。
またアイテムにも変化が見られ、コインと羽根のアイテムが無くなったものの
パワフルキノコ、トゲゾーのこうら、にせものアイテムなどが追加され
既存のアイテムの中にも、一度に複数使えるアイテムが加わっています。
アイテムボックスが一度入手した場所でも出現するようになったりと、
前作以上にアイテムによる駆け引きが
レースの展開に影響を及ぼす仕様となったわけです。
トゲゾーのこうらとか、トップを走るカートを執拗に狙って攻撃してくるので
1位からの転落など日常茶飯事になり、
まさに息をもつかせぬ白熱のバトルが楽しめるようになりましたしね!
初めて食らった時は本当に、
――なんじゃこりゃ!?
……って、思ったものですw

キャラクターは全部で8人!好きなキャラで遊んじまえ!
ぶっちゃけ当時は、友人の家でやったっきりで
私の中では、SFC版とそこまで違いは無いという認識でした。
勿論、色々進化していた事は分かりましたし、
やっていて面白いゲームではあったのですが、
64本体購入のキッカケとなるまでにはいきませんでした。
私が一番最初に思ったことは、3Dになったからどうとか
操作性が向上したからどうとかという事でも無くて
単純に、キャラクターが増えてないんだな。。。
という事でした。
結構、キャラクターのインパクトは私の中で重要で
SFC版との違いを感じるには、そういったキャラクターが増えた!
キャラクターが大きく変わった!っていう単純な部分での要素が、
個人的にではありますが、欲しかったゲームです。
もし、ノコノコらがいなくならないで、
さらに二人ぐらいキャラクターが追加されていたとしたら、
64本体を購入するきっかけになっていたソフトであったかもしれません。
……ただ、結局友人の家でマリカーを遊べていたので
そういうのも買わなかった理由のひとつだったかもしれませんけどねw
『マリオカート64』評価:☆☆☆☆
発売・任天堂
ジャンル・レース
発売日・1996年12月14日
定価・4,800(ソフト単体)/9,800(コントローラー同梱)
2013年07月02日
No.197 MSX『ドラゴンアタック』レビュー
左右に移動しながら画面下目指して降りてくるドラゴンを
到達する前に全て倒す事が目的のシューティングゲーム。
いわゆるスペースインベーダー風のゲームです。

見た目もルールもスペースインベーダーなんですけど
敵はインベーダーではなくドラゴンになっております。
そしてそのドラゴンは、頭以外のところに攻撃をすると分裂して増えてしまうので
ピンポイントにヘッドショットを狙っていくことが求められるゲームとなっています。
スペースインベーダー同様、
敵の数が減っていくにしたがって、動くスピードも早くなり
狙いをつけるのが難しくなっていきます。
しかも、時折出現するUFOからミニドラゴンが射出され
バカみたいに弾を吐き出しながらプレイヤーを攻撃してくるので
ドラゴンだけに気をとられていると、あっという間にやられてしまいます。
なので、このミニドラが射出されたら
即座に撃滅するのがカギであります。
勿論、ドラゴンの攻撃に気をつけながら……。

画面、緑のヤツがソレ。
縦横無尽に動き回り、プレイヤーに攻撃をしてかけてくるぞ!
しかし、このゲーム、ドラゴンが分裂して
うねうねと画面いっぱいに動いているのを見るとなかなかに気持ち悪いです。
この分裂するオリジナル要素がいい味を出しているし
ヘッドショットを狙って敵を倒した時は、それなりに爽快感があるのですが
いかんせんドラゴンのうねうねが気持ち悪いw
また、BGMが一定のリズムでずーっとループするものですから
うねうねの気持ち悪さと相まって、プレイしていて精神崩壊しそうでした。
そのBGMにしても
他のゲームで使われていたような気がするんですけど
まあ、きっと気のせいでしょう!
つか、分裂したりうねうねしたりと
ドラゴンじゃなくて、トカゲかヘビじゃないのかと。
そんな事も思ってしまう私なのでした。
『ドラゴンアタック』評価:☆☆☆☆
発売・HAL研究所
ジャンル・シューティング
発売日・1984年
定価・4,800



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2013年06月16日
No.195 カセットビジョン『ギャラクシアン』レビュー
さて今日紹介するゲームは、ギャラクシアン!
しかし、ギャラクシアンはギャラクシアンでも
中身はギャラクシアンの面影が全く無い、
あのカセットビジョン版のギャラクシアンを紹介!
ちなみに、カセットビジョンのゲームを紹介するのは実に6年半ぶりなんだぜ!!

こちらのゲーム、タイトルこそギャラクシアンとなっているものの
中身は、ムーンクレスタというゲームに近いです。
なので、そもそも※ナムコ公認のゲームかは分かりません。
つか、中身ムーンクレスタでナムコの公認だったら
それはそれでヤバいような気が。。。
まあ、この時代は大らかだったという事でしょう!
(ナムコは普通に訴訟を起こす事もあったけどね!)
とりあえず、ムーンクレスタでもお馴染のスタート時のBGMは健在!
スタートキーを押すと、軽快なスペースサウンドが流れて
ゲーム画面に宇宙船が現れるとゲームは始まります。
このゲームは、カセットビジョンのゲームなので
十字キーが付いているようなコントローラーは勿論ありません。
全ての操作は、ゲーム機本体についているレバーやボタンを押して進めていきます。
LEVER-1と2で自機である宇宙船を左右に動かし(1と2どちらでも好きな方で)、
PUSH-1,2,3,4(どれでも)でビーム発射及びロケット噴射ボタンとなります。
なお、ビーム発射は3発まで連射が可能で
ロケット噴射は、ボーナスゲーム時に使用します。
ゲームは、ギャラクシアン軍団の攻撃3パターンと
ボーナスゲームの4つの構成からなっており
ボーナスゲームが終わるとループする仕様となります。
以下詳細。

6匹のスペースフライが次々に現れ分裂しながら攻撃をしてくるパターン1。

15匹のスペースデビルが、スペースイーグルあるいはスペースボンバーに変身しながら
攻撃を仕掛けてくるパターン2。

15匹のスペースデビルが、スペースイーグル、スペースボンバー、
スペースサターンなどに変身して、
あらゆる方向から攻撃を仕掛けてくるパターン3。
ギャラクシアン軍団の総攻撃となっています。

上記3つのパターンが終わるとボーナスゲームになります。
ボーナスゲームでは、隕石を避けながら
上部に浮遊している母船にドッキングするのが目的です。
(ちなみに一番難しいです……)
以上を繰り返して遊んでいきます。
こんな感じのゲーム内容。
OPのBGMだったり、敵の湧き出てくる感じとか、ドッキングなど
やはりギャラクシアンというよりもムーンクレスタを彷彿とさせるゲームですが
まあ、中身を変えなきゃいけないような大人の事情があったのでしょう。
しかし、ゲーム的には悪くは無く、
カセットビジョンの独特の操作性と
スピード感溢れるゲーム展開がけっこうクセになります。
カセットビジョンと言う事で
今プレイするのはなかなかに難しいかもしれませんが
Wiiのバーチャルコンソールとプレステのアーカイブスで
ムーンクレスタが配信されているので、似た雰囲気は味わえるかと思います。
ちなみに、ギャラクシアンだと、
このゲームの雰囲気は味わえないから注意ですぞ!
※ Wikiによれば、ナムコの許諾は得ているようです。
『ギャラクシアン』評価:☆☆☆☆
発売・エポック社
ジャンル・シューティング
発売日・1981年8月10日
定価・4,980



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