2012年09月14日

No.178 プレイステーション・ポータブル『涼宮ハルヒの約束』レビュー


2006年にアニメ化された『涼宮ハルヒの憂鬱』のゲーム化第1弾!

アニメとリンクしたゲームオリジナルストーリーと
最先端技術によって動くキャラクター達の相乗効果により
ここでしか味わえないハルヒワールドがPSPで堪能できます!

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長門は俺の嫁!

……って事で、なんとPSPでも長門が堪能できると。

いやはや、いい時代になりましたなぁ。
最近は全くハルヒ熱が冷めてしまった私ですが、やっぱ長門は別格ですな。
綾波レイと同様に殿堂入りを果たしておりますよアハハハハハハ。

……まぁそれはさておき、
PSP初のハルヒゲー……、っていうか初のハルヒゲーって事で
ゲームが出るって聞いた時はそれはもうテンションが高くなったものですよ。

通常版か超プレミアムBOXかで悩んで
結局、通常版を買った国賊ではありますがね!

そんな国賊な私ですから、

「二条氏、愛がたりないでござるよ!」

とか友人に言われちゃいましたけど、長門は俺の嫁な事に変わりはありません。

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さて、そんな話はどーでもいいとして、ゲームの中身に話を移しましょうか。

このゲームの見所は何と言っても、
最先端アニメーション技術の「モーションポートレート」を応用した
「S.O.S.(シームレスオペレーションシステム)」が魅せる会話モードです。

1枚の絵からキャラクターの多彩な表情を楽しむ事ができる
新世代の「動き萌え」を実装しているんですな。

会話の流れに合わせて
リアルタイムで表情が変化するので
なかなかに臨場感があります。

キャラクターのその時の気分と会話の内容によって
様々な反応が返ってくるので
こっちは本当に相手がいるかのように会話を楽しむ事ができるわけですよ。

同じ話題でも、キャラの気分次第で返ってくる反応も違うので
その反応を見るのもなかなかに楽しいものです。

まあ、長門はそんなに表情がコロコロ変わるキャラじゃないのでアレですけど
それを見極めるのも長門スキーの使命といえましょう。

……と、そんな新技術が盛り込まれたこのゲームなわけですが
不満が無いわけではありません。

このS.O.S.会話中は、一切スキップができないことと
S.O.S.会話に入る前と入った後のロード時間があまりにも長い!
しかも、S.O.S.会話は何度もやり直す必要もでてくるので
なかなかに快適とは言えません。

ゲーム業界初のシステムなので
まだその辺りがうまくいってないのかなと思ってみたりもしますが
S.O.Sじゃない所でもやたら読み込んだりするので
あんまり関係のない事かもしれません。

とは言え、長門を堪能できるのはなかなかに素晴らしいので
そこはなんとかガマンしましたがね!
つか、エンドレスエイトを毎週見続けた地獄に比べれば全然モーマンタイですわ!

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S.O.S.会話

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通常会話

物語は、ゲームオリジナルですが
アニメとリンクしているので、違和感なくプレイできます。

時系列的には、北高祭を間近に控えた学園を舞台にストーリーが展開されていきます。
映画『朝比奈ミクルの冒険』の上映に向けて
連日の徹夜編集作業に勤しんでいた主人公のキョンを中心に
非日常的な異変の数々が巻き起こります。

ハルヒゲーでは結構おなじみだったりするんですけど
このゲームではエンドレスエイト的な展開が起こります。

つまり、何度も同じ日をループすると!

同じ一日が繰り返されるので
そこから抜け出す事がゲームの目的でもあるわけですけど
アニメのエンドレスエイトとは違って
ちゃんと意味のあるループなのでその辺りは安心です。

と言うか、この手のループ系の話って
ノベルゲームだと意外に相性がいい気がしますねw

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とりあえず、原作やアニメでも語られなかった部分とか
逆に原作を知っていれば余計に楽しめる部分とか
そう言う所が随所に盛り込まれているので、ゲームとしては非常に面白かったです。

ミニゲームもあったり、極めつけの『長門のおしゃべりたいまー』が付いていたりと
細かい部分でもなかなか楽しませてくれます。

そう!!
長門のおしゃべりたいまーですよ!!


このゲームには長門が時間を知らせてくれる機能が付いているんですな!
例えば、自分の誕生日を設定しておけば
誕生日に長門が祝ってくれるんですよ!!

私は、結局毎回忘れてしまうのでまだ祝われておりませんが
いつでもどこでも一緒にいたいと言う
そんな長門スキーの気持ちに真摯に答えてくれておるわけです。

いやはや、時代の進化と言うのは素晴らしいものですね。

ちなみに、おしゃべりたいまーですけど、長門は元々声量が小さいので
目覚まし代わりには使えないと思いまする。
長門の声で一日を迎えようと思っても起きれなきゃ仕方ないですもんね。

うむむ、残念ですたい。

『涼宮ハルヒの約束』評価:☆☆☆☆
発売・バンダイナムコゲームス
ジャンル・非日常体験アドベンチャー
発売日・2007年12月27日
定価・4,800(通常版)/9,000(超プレミアムBOX)


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posted by 二条ジョウ at 00:08 | Comment(4) | TrackBack(0) | その他のゲームレビュー | 更新情報をチェックする
2012年02月25日

No.166 PC-9801『Rance −光をもとめて−』レビュー


今回は18禁ゲームの紹介です。
一応、画像などは考慮して安心して見れるようなものを選んで載せていますが
一部発言なども含めて青年将校並みに過激な場合がございます。
その為、18禁ゲームに興味のない方や嫌悪感を抱く方はご注意ください。

大丈夫だと言う方のみ続きをどうぞ
posted by 二条ジョウ at 23:55 | Comment(2) | TrackBack(0) | その他のゲームレビュー | 更新情報をチェックする
2010年06月04日

No.132 LSIゲーム『子供の頃に遊んだゲームをまとめて紹介』レビュー


久しぶりのLSIゲームですが
ドラゴンボール以外のゲームが色々と見つかったので
今日はその他のゲームを軽くまとめて紹介します。

『それいけ!アンパンマン バイキンマンをやっつけろ!』

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幼稚園の頃かあるいはそれ以前かは定かではありませんが
当時、仲がよかった友達が持っていたゲームウォッチがきっかけで購入したゲーム。
それ以前は、ミニカーや戦隊物のロボットやプラレールなどで遊んでいた事もあって
そのゲームウォッチには凄い感動を覚えました。
ホントに趣味嗜好が180度変わったほど。
それは必然的に、アナログな遊びから、デジタルな遊びに変わった瞬間でもありました。

このアンパンマンは、私のゲームデビューを飾ったその最初のゲームでもあります。
ファミコンを買ってもらうまで、ずっと遊び通したゲームと言う事もあり
個人的には、思い出深いゲームとなっています。

ちなみにこのゲーム
前に紹介したドラゴンボールのLSIゲームと全く内容は同じです。
キャラがアンパンマンかドラゴンボールかの違いだけだったりします。

『ウルトラマン倶楽部 決闘!極悪星人』

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確か二個目に購入したLSIゲームだったかと思います。
新宿のどっかの店で購入しました。
当時、ウルトラマンが好きで好きで、おもちゃとか集めてましたが
ゲームウォッチに目覚めていた私は、ゲームのウルトラマンにも手を出したわけです。
結構面白かった記憶がありますが
アンパンマンに比べ、ちょっち難しかった事もありやり込みはしませんでした。

ちなみにもうひとつこれと同時に購入した
ウルトラマンのLSIゲームがありましたが、そちらは既に手放してしまいました。。。

『仮面ライダー バトルライダー』

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『地球戦隊ファイブマン 必殺!ファイブロボ』

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『ちびまる子ちゃん まるちゃん飴をもらいにいくの巻』

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いづれも幼稚園ぐらいの時に購入したものだったと思いますが
時系列が分からないのでまとめて紹介します。

仮面ライダーとファイブマンは、当時、スーパーで買ったものです。
当時、普通のスーパーでも当たり前のようにLSIゲームが売っていたのに加え
値段もデパートで売っているものに比べ格段に安く手にしやすかったゲームでした。
ただ、値段は安いのですが、LSIゲームをさらに簡略化した物でしたので
面白さ的には微妙なものが多いです。
名称も、ポケットゲームと呼ぶみたいなので
また違ったジャンルに分類されるのかもしれませんね。

ちなみに、ちびまる子ちゃんのほうもスーパーで買った物だったと思いますが
記憶が曖昧なので、よく分からなかったりします。
その上、動作もしないので、ゲーム内容も今となっちゃ覚えていません。。。

それにしても、SDガンダムとか
まじかるタルるートくんとかもあった筈なのに何処いったんだろう。
見つかり次第紹介したいと思いますが
最悪、捨てたのかもしれません。。。
posted by 二条ジョウ at 18:39 | Comment(2) | TrackBack(0) | その他のゲームレビュー | 更新情報をチェックする
2010年05月21日

No.130 MSX『おてんばベッキーの大冒険』レビュー


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ステージにいる全ての敵を穴に落として倒す。
敵がその穴から這い上がる前に踏んづけて
金塊……じゃなくて、リンゴにしてそれを食っちまえ!

と言った感じのゲーム内容。
いわゆるロードランナー風なゲームです。
もっと原点をたどれば、スペースパニックのパ○リと言ったところでしょうか。

ただ、ロードランナーが一番下の段も掘れたのに対し
こちらはそれができず、穴も自分の真下にしか掘れないので難易度は言わずもがな。
さらに言えば、敵さんは容赦なくこちら目指して突き進んでくるので
団体行動で下まで追い詰められた日には、もう回避のしようがありません。
ステージ構成も毎回変わるし。。。

ああ、ベッキーちゃん!
キミは何故、こんなエイリアン共と死闘を演じているのか!
エイリアンをリンゴにして食っちまうなんて
正直おてんばどころの騒ぎではないですぞ!
(別に食わなくても消せばオッケーだったりします)

昔、MSXの雑誌かなんかにも
これのプログラムリストが掲載されていたので
打ち込んで遊んだ人も多いんじゃないでしょうか。

『おてんばベッキーの大冒険』評価:☆☆☆
発売・MIA
ジャンル・アクション
発売日・1983年
定価・4,800

posted by 二条ジョウ at 20:03 | Comment(2) | TrackBack(0) | その他のゲームレビュー | 更新情報をチェックする
2010年04月09日

No.128 PC-6001mkII『野球狂』レビュー


当時、野球ゲームと言えば、任天堂の『ベースボール』でした(1984年当時)。
パワプロは勿論のこと、ファミスタすら存在していなかった頃です。

――マイコンでもファミコンのような野球ゲームができればいいのにな……。

なんて、思ったマイコンユーザーも少なくは無かったかと思います。
そんな夢にまで見た、本格野球ゲームがハドソンから発売されたのです!

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マイコンでゲームをやった事がある人なら
誰もが知っているらしいこの『野球狂』
今回紹介するのはPC-6001mkII版ですが
それ以外にも、FM-7、PC-8801、X1などでも発売されました。

いわゆる『〜狂シリーズ』と呼ばれる
ハドソンがパソコン向けに発売したゲームの一つです。

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当時プレイしていたのは88版のほうで
P6版は88版を持っていた友達のお兄さんから貰ったものでしたが
実は全くやらなかったんですよP6の方は。
私がこのゲームをプレイしたのは
ファミスタが発売されて、かなり経った頃でしたから
家でわざわざ長いロードに耐えるよりも
どうせやるなら、ファミスタが良いと思ったわけです。
それに、ちょうどあの頃
レコーダー(テープを読む機械)が壊れてたって言うのもあって
結局、そんなにはやらなかったんですよね。

でも、当時、非常に良くできているな〜とは思いました。
2P対戦は勿論の事ですが、エディットモードで選手の登録ができるんですよ。
自分の好きな選手を登録して、打率とか守備率とかをデータに入力していくんです。
好きな選手を入れてチームも作れるし
オリジナルの選手を入力して独自のチームなんてのも作れました。

これが出た当時、他にも野球ゲームって言うのは存在していましたが
やはり任天堂の『ベースボール』級のゲームは無きに等しかったようですね。
そんな暗雲立ち込めていた野球ゲーム界に突如として登板したこの野球狂は
歓迎を持って迎えられたとかそうでなかったとか。

まぁ、このクラスのゲームは、私の時代にはもうゴロゴロしてたって言うのもあるんで
個人的にはあまり目新しさが無かったって言うのが本音だったりします(スンマソン)。

『野球狂』評価:☆☆☆
発売・ハドソン
ジャンル・スポーツ
発売日・1984年
定価・4,000

posted by 二条ジョウ at 22:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他のゲームレビュー | 更新情報をチェックする