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2010年04月09日

No.128 PC-6001mkII『野球狂』レビュー


当時、野球ゲームと言えば、任天堂の『ベースボール』でした(1984年当時)。
パワプロは勿論のこと、ファミスタすら存在していなかった頃です。

――マイコンでもファミコンのような野球ゲームができればいいのにな……。

なんて、思ったマイコンユーザーも少なくは無かったかと思います。
そんな夢にまで見た、本格野球ゲームがハドソンから発売されたのです!

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マイコンでゲームをやった事がある人なら
誰もが知っているらしいこの『野球狂』
今回紹介するのはPC-6001mkII版ですが
それ以外にも、FM-7、PC-8801、X1などでも発売されました。

いわゆる『〜狂シリーズ』と呼ばれる
ハドソンがパソコン向けに発売したゲームの一つです。

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当時プレイしていたのは88版のほうで
P6版は88版を持っていた友達のお兄さんから貰ったものでしたが
実は全くやらなかったんですよP6の方は。
私がこのゲームをプレイしたのは
ファミスタが発売されて、かなり経った頃でしたから
家でわざわざ長いロードに耐えるよりも
どうせやるなら、ファミスタが良いと思ったわけです。
それに、ちょうどあの頃
レコーダー(テープを読む機械)が壊れてたって言うのもあって
結局、そんなにはやらなかったんですよね。

でも、当時、非常に良くできているな〜とは思いました。
2P対戦は勿論の事ですが、エディットモードで選手の登録ができるんですよ。
自分の好きな選手を登録して、打率とか守備率とかをデータに入力していくんです。
好きな選手を入れてチームも作れるし
オリジナルの選手を入力して独自のチームなんてのも作れました。

これが出た当時、他にも野球ゲームって言うのは存在していましたが
やはり任天堂の『ベースボール』級のゲームは無きに等しかったようですね。
そんな暗雲立ち込めていた野球ゲーム界に突如として登板したこの野球狂は
歓迎を持って迎えられたとかそうでなかったとか。

まぁ、このクラスのゲームは、私の時代にはもうゴロゴロしてたって言うのもあるんで
個人的にはあまり目新しさが無かったって言うのが本音だったりします(スンマソン)。

『野球狂』評価:☆☆☆
発売・ハドソン
ジャンル・スポーツ
発売日・1984年
定価・4,000

posted by 二条ジョウ at 22:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他のゲームレビュー | 更新情報をチェックする
2009年12月18日

No.123 PC-6001mkII『アイス・ブロック』レビュー


1981年に発売された8ビットのホビーパソコンであるPC-6001。
その後継機であるPC-6001mkII
物心付いた私が初めて触れたパソコンでした。

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世間ではパピコン(マイコン)と言う愛称で親しまれ
タレントの武田鉄也をイメージキャラとして起用した事で知られています。

で、そんなPC-6001mkIIのゲームである
『アイス・ブロック』を今日は紹介したいと思います。

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元々私は、PC−6001のゲームは1本も持っていませんでした。
物心付いた時に触れていたとは言え、その頃はゲームで遊ぶ事はおろか
パソコンで何が出来ると言う事も知らなかったから当然です。

父が仕事で使っていたmkIIを、幼稚園ぐらいの時に貰ったはいいけど
殆ど、その他多くのおもちゃ同様な扱いだったんですよね。
なもんで、たいして遊んでいないのにすぐに飽きて
気づいた時にはいつの間にやら物置に隔離されていました。

私が、初めてPC-6001のゲームで遊んだのは
もっと先のことで、小学校低学年の時でした。
友達のお兄さんが凄いゲームマニアで
色んなゲームやらゲーム機を持っていて、よくやらせてもらっていたんですが
中でもマイコンと呼ばれる、私にとって未開なゲームには凄い心打たれたんですよね。
当時、スーファミが出るちょっと前か出たぐらいの時に。

そんな頃ですから、グラフィックがショボく思えたり
媒体がテープのゲームだと、ロード時間の長さに戸惑ったりなんて事もありましたが
未知の領域であったこれらパソゲーと呼ばれる物に、私は虜になってしまったんです。

で、このお兄さんは勿論PC-6001のゲームもいっぱい持っていました。
そんな中でも、今日紹介する『アイス・ブロック』はPC-6001と言えども
あきらかに他のとは一線を画していたんですよ。
ファミコン並みのグラフィックに、ゲーム自体もなかなか面白いと言った具合に。

あまりにもハマったので、私自身、PC-6001が欲しくなっちゃったのです。
早速親にねだり、いつもの様に買ってくれとせがんだのですが
勿論、却下され、それでも諦めきれない私は
ファミコンに移植されているかどうかを確認する為にゲームショップ巡り。
(つか、この頃P6はもう売ってなかったとかね……)

だが、無い。。。

もうダメだと思いましたね。

でも、そんな事をする必要が全く無かったのは周知の事実。
何故ならば、PC-6001mkIIを持っていたわけですからね!

しかし、幼い私はその事実を既に覚えていませんでした。
親にしても、持っていたmkIIの事は
ワープロとして認識していたので勿論気づくわけもありません。
と言うより、既に記憶からデリートされていたのではないでしょうか?

そんなわけで、この因果関係にも似た出来事が解決するのに
さらに数ヶ月の時間を要したのです。

何がどうして解決したかは些細な事
ふとした瞬間に物置にあったそれを見つけたからです。

「あ゛あああ!!これはまさかのP6ちゃん!!」

と言った具合に、狂喜乱舞するのは当然ですよね。
あとは、ゲームなんですが
ゲーマニなお兄さんは、似たようなゲームをもう一本持っていたので
これをタダで譲ってくれたのです。

ただ、熱しやすく冷めやすい私が
いつまでもロードが長いコレに情熱をかけることは無く
その後本体と共にお蔵入りした事は言うまでもありません。

でも、こんな面白いゲームを開発したデービーソフトの事は
私の胸にいつまでも刻まれることになったのです。

そう!
あの事実に気づくまでは!!


さぁ、コレを御覧ください。

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私の思い出深いゲームとして印象づけられているこのアイス・ブロック。
どこかで見たことはありませんか?

そう!
セガのペンゴです!!

なんと、このアイス・ブロックはパクリゲーだったのです!
何と言う衝撃的事実!!
しかも、ペンゴを見た時に

「これって、アイス・ブロックのパクリじゃん。
セガもどうしようもねーなw」


と、そんな失礼極まりねー事をほざいていたのです。
あぁ、許してたもれ。
私が浅はかでしたわ。

ちなみに、ペンゴを真似たゲームは他にも沢山あり
全ての事実を知った時には、セガの偉大さを再認識したのでした。
(ただ、開発は違うところらしいですけどね)

ゲームは、ブロックを使い、敵を押しつぶして全滅させると言った内容です。
特殊なブロックをそろえる事によってボーナス得点が入るなど
ペンゴまんまな内容で、たまにどっちが本物か分からなくなってきます。
唯一、PC-6001だと音が寂しいのがペンゴとの大きな違いと言ったところでしょうか。

まぁ、幾ら内容は同じだとは言え
わざわざ本物を避けてコレをプレイするよりも
色んな機種に移植されているペンゴの方を間違いなくお勧めいたしますがね!


そんなわけで、初のP6レビューでした。
なんだか、レビューよりも思い出話が主体でしたけど。。。

先日物置を整理していたら結構出てきたので
これからもちょっとづつ紹介していけたらなと思います。

『アイス・ブロック』評価:☆☆☆
発売・デービーソフト
ジャンル・アクション
発売日・1983年
定価・不明

posted by 二条ジョウ at 00:52 | Comment(4) | TrackBack(0) | その他のゲームレビュー | 更新情報をチェックする
2008年08月18日

No.113 MSX『パナソフトのラグビー』レビュー

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ジョイスティック対応のラグビーゲーム。
シンプルな作りではあるものの、
長時間プレイしても飽きが来ない良作ゲームです。
ちなみにジョイスティックに対応はしていますが、
キーボードでの操作も勿論可能。

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一見すると、ボールを奪い合ってただゴールに突っ走ればいいような、
そんな初期のスポーツゲーム独特の匂いがプンプンします。
しかし、長時間プレイしても飽きが来ない良作と言ったように、
このゲームは非常に良く作りこまれています。

プレイヤーは、ボールに最も近い自チーム側の点滅しているキャラを操作して、
攻撃をしたり、敵からの攻撃を阻止したりしてゲームを進めていきます。
キックオフから始まるのはゲームも同様で、
この時、キーの押し具合によって飛距離が変わります。
基本、ルールは実際のラグビーと同じです。
敵ゴールの22メートルラインより手前ならばキックでドロップゴールを狙う事が出来るし、
トライ後のゴールキックも再現されています。
他にもタックルで敵の攻撃を阻止したり、スクラムを組んだりと、
内容はとても充実しており、シンプルながらも奥が深いゲームとなっています。
オフサイドやペナルティキックなどの一部の規則はこのゲームでは再現されていませんが、
それでも芸が細かいと思わされる事の方が多いですね。

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スクラム!!

基本私はラグビーを知らない人ですが、
それでもこのゲームは良くプレイしたものです。
これが出た当時、他にどんなラグビーゲームがあったのかは知りませんが、
少なくてもこれは、初期のラグビーゲームの中では良作と言える一本なのではないかと。
つか、これが日本で始めてのラグビーゲームだったりして……。

『パナソフトのラグビー』評価:☆☆☆☆
発売・パナソフト
ジャンル・スポーツ
発売日・1985年
定価・4,800

posted by 二条ジョウ at 23:26 | Comment(7) | TrackBack(0) | その他のゲームレビュー | 更新情報をチェックする
2008年06月23日

No.106 MSX『アルファロイド』レビュー


たまにおちゃめ振りを発揮しちゃって、
ロウ・オブ・ザ・ウエストのようにバカゲーならぬアホゲーを移植しちゃう事もあるけど、
ちょっと内容がイッチャっていただけでゲーム自体は最高に面白い物から、
本当にイッチャってたおにゃんこタウンなど、
誰もが認める(かどうかは知らんけど)ゲームを提供し続けてきたポニーキャニオン。

そんなポニーキャニオンが、MSXで発売したアルファロイドは、
またまたおちゃめぶりを発揮して世に放った、
ロボ系シューティング格闘ゲームなのである。

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……まぁ、意味が分かりませんわな。
ようするに、シューティング格闘の要素を取り入れた
ロボ系シューティング格闘ゲームと言う事なのである!
(勿論、ロボ系のロボは操作するロボットの事を指す)

基本は横スクロールシューティングなのですが、
上にも書いたとおり、このゲームには格闘の要素も盛り込まれています。
シューティング自体は、
自機が遅いとか、敵が大多数攻めてくると撃てる弾が減っちゃうとか、
障害物に当たってもヘッチャラな仕様がある点を除けば、
何処にでもあるようなシューティングゲームと同じです。
特に記す事もございません。
で、肝心のロボットがカッコいいのかカッコよくないかはこの際置いておいて、
シューティングだからこのロボットの武器はビームです。
ビームサーベルは出ませんよ、一応。

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とりあえず、シューティングだけを見てみると、
何だか終わっちゃった感じもしますので、格闘要素の方に話を移したいと思います。

たまに地上に穴が開いてある場所があるのですが、
そこに自機を突入させると敵ロボットとの1対1のバトルに移行します。
ちなみにここでは武器の類は一切使えず、拳や蹴りで戦う事になります。
不利な感じもしますが、敵も使ってこないので問題ありません。
恐らく正々堂々な主人公って言うのを表現しているのでしょう。
敵が武器を持っていないのに、
こっちがビームで遠距離攻撃なんてした日にはそりゃぁ激しく萎えちゃうだろうしね。

まぁ、生きるか死ぬかの瀬戸際に正々堂々もクソも無いんだけど、
とりあえずここでは正々堂々とポニーの思惑通りに武器を使わずにやっつける事にします。

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ちなみにカンフーっぽい攻撃と合わせて、
くるくると回転をしたりもするので、ロボットの癖になかなかの格闘センスです。
もはやロボットなのにロボットらしいそぶりは一切見せません。
シューティングの方が主体な癖に、
格闘部分の方がポニーの本気振りを伺えるぐらい、それはもう格闘ゲームしているわけです。

持っている武器も使わず、敵に合わせて拳で語り合うその姿……。
まさにフェア精神旺盛な正義のヒーローです。

基本、正義のロボットって言うのはフェアですからね。
と言うより、ロボットは子供のヒーローなのでそこは当然です。
例えば、子供の頃に見ていた戦隊物で、
主人公側のロボットが焦土作戦みたいな攻撃手段を用いたとして、
子供達は大喜びするでしょうか?
大体の子供達は普通に泣くでしょう。
正義の味方ってやつは、やっぱ拳なんですよ拳。
まぁウルトラマンが、逃げる20億ものバルタン星人を殲滅するシーンとかもあるけど、
ああ言うのは微々たるもんだし、そもそもあれはロボット物じゃないのでスルーします。

話が脱線しました。
とりあえず、この1対1のバトルで敵を倒す事ができると、
パワーアップアイテムがもらえます。
どれもシューティング時にはチート並に強くなれる優れものだったりするので、
よけいシューティングが終わっちゃった感じもしますけど、
でも、だからと言って、それがつまらないとかそういう意味ではないのでアシカラズ。

シューティングとしてはちょっと雑な感じがするし、
格闘部分も実際は少し盛り上がりに欠けますが、
多くのファンをいまだ魅了して止まない何かがこのゲームにはあります。
それはきっと、フェアプレイ精神旺盛なこのロボットに、
愛着がわいてしまうからなのではないでしょうか。
ロボットのグラフィックがヘナチョコみたいな感じもしますけど、
それすらも魅力的な要素の一つかも知れませんね。

『アルファロイド』評価:☆☆☆
発売・ポニーキャニオン
ジャンル・シューティング
発売日・1986年
定価・4,900

posted by 二条ジョウ at 01:54 | Comment(8) | TrackBack(0) | その他のゲームレビュー | 更新情報をチェックする
2008年02月28日

No.94 SG-1000『ドロール』レビュー


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横スクロールアクションゲーム。
主人公であるロボットのドロールが、さらわれた家族(ペット含む)を救出するのが目的。

これは海外からの移植なのですが、さすがに難易度はそれ相応に難しいです。
画面内を移動する敵をやっつけながら、これまた画面内を移動している家族に触れて助けます。
なんでさらわれた筈の家族が、画面内を縦横無尽に動き回っているのかは不明ですが、
これがまた敵と区別ができなくて困ります。
だって、似たようなグラフィックだし。
瞬時に判断がつきませんよ。

まぁ、主人公のドロールが可愛いので、個人的には結構好きなゲームだったりします。
他の連中は家族も含めて化けモンばっかだけどw

『ドロール』評価:☆☆☆
発売・セガ・エンタープライゼス
ジャンル・アクション
発売日・1985年
定価・4,300

posted by 二条ジョウ at 01:15 | Comment(2) | TrackBack(0) | その他のゲームレビュー | 更新情報をチェックする