2007年04月26日

No.47 ファミコン『ロックマン4 新たなる野望!!』レビュー


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今回はいよいよ4です。
いや、特別4に思い入れがあるわけでも無いんですが、ロックマンシリーズの中では
比較的スムーズに進める事ができた作品なので、子供の頃は一番楽しめた作品でした。
また、これまでは事前説明があまりされないまま
いきなりタイトルシーンにはいっていましたが
今回はプロローグ的なイベントシーンもはいっていて
ゲーム開始前からとても期待が膨む作りになっています。

今回はDr.コサックと言う人物が、Dr.ワイリーに代わり世界征服を企むのですが
勿論その後ろで暗躍していたのはワイリーだった訳で……。
ゲーム開始前にはそう言う情報が分からないようになっているのですが、
何故か開始前から、

「こいつは絶対ワイリーが絡んでいるな!」

と感じとっていました。
まぁ何も私だけに限らず、ワイリーが絡んでいると言う事実を
何となく周り中が感じ取っていたんですよね。
しかもゲーム開始前から……。
これは今となっても不思議極まりないのですが、
やっぱ、ロックマンと言ったらワイリーだろ!
と言った、ある種の期待感が、そのように連想させたのではないかと思います。
まぁ、テキトーですけど。

で、今回からロックバスターに改善が施されました。
3までは数々の難敵を相手に
貧弱なバスター(通称、豆玉バスター)で挑んでいたのですが
今回の武装は違いました。
通常時は、これまでと同じように、豆弾でぶち殺す仕様は変わらないのですが
ちょいとロックマンがバスターをチャージすると
ニューロックバスター(チャージショット)と呼ばれる
バスターが発射されるようになりました。
ニューなんて新しい意味にしかとれませんが
名前とは打って変って、その攻撃力は豆弾とは比べ物にならないほどの破壊力です。
豆弾が拳銃だとすると、チャージしたバスターはパルスレーザー砲みたいな感じです。
チャージに時間がかかってしまうのが難点ですが
これがあるのと無いのとでは全然違うほど、凄まじい新要素だった訳です。

これまでは、敵ボスから手に入れた武器を駆使しながら攻略していくという感じでしたが
今回はこのチャージショットでもボスと充分に渡り合えることが可能だったので
これまでのプレイスタイルとは一新した訳でもあります。
その意味では難易度が下がった感じもしますが
私のようにアクションが苦手なユーザーでも、
比較的手が出しやすいソフトでもありました。
勿論、ロックマンの良さは損なわれてはおりません。

また、Dr.コサックが何故世界征服に乗り出したかなどのエピソードも書かれており
これまでにはなかったイベント的な要素も豊富に盛り込まれました。
まだファミコン版ロックマンをプレイした事が無い方は
色々な要素が盛り込まれるようになった4から遊んでみるのもいいかもしれませんね。

さて、今回まで連続でロックマンをレビューしてきましたが
次回からはまたいつものように、私の気まぐれでレビューをしていきたいと思います。
まだ5や6なども残っているのですが
5は個人的なエピソードが多いので思い出話になってしまい
これだと書く気力が沢山ある時にでないと書けない為、
日を改めて書き記したいと思います。
6は全然思い出無いけど、4まで順番に来ているし
やっぱレビューするなら5後という事で、
こちらもまた日を改めてと言う事でよろしくデス!

『ロックマン4 新たなる野望!!』評価:☆☆☆☆
発売・カプコン
ジャンル・アクション
発売日・1991年12月6日
定価・7,800


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posted by 二条ジョウ at 01:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | ファミコン レビュー | 更新情報をチェックする
2007年04月22日

No.46 ファミコン『ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?』レビュー


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はい。
今回もロックマンです。
1から順々に紹介しているので、3も避けては通れません。
しかし、3はレビューする程やった記憶が無いって言うか、クリアした事もありません。
さらに購入したのも5後だったので、個人的にプレイしたロックマンの中では
わりと後期の方でした(エックスなどは抜かして)。

結構、1や2よりも簡単だぜ!みたいな話を聞くのですが
個人的にはこの3が1番苦労したロックマンでもあります。
4や5だと、ロックマンが撃つ豆弾の他にチャージをして撃つ事ができる
ニューロックバスターや、スーパーロックバスターがあったのですが
3ではそんな新兵器はまだ登場していないし
5でなれていたせいか難易度は非常に高く感じました。

E缶とかもストック数が2に比べて増えてはいたのですが、
いかんせん、とにかく難しかった!
もともと、アクションとかが得意なほうでもなかったので
しょうがないと言えばそれまでなのですが
1や2はクリアできていたので、これは凄い悔しかったですね。
今作からロックマンがスライディングもできるようになったし
パートナーであるラッシュが登場したりして、確かに所々では有利に運べたんですけど
ゲームが難しい事には変わりなく何度挫折を味わった事かと。

このラッシュ、まぁ、犬型のサポートロボな訳ですが
こいつを使って空飛んだり、海もぐったり、高くジャンプしたりなど
前作にもあったサポートアイテムが、より使いやすくなって帰ってきた感じはしました。
全体的に見て、新しい要素もさらに増えたし、ゲームバランスも申し分ないし
(でもクリアできんかったけど)
純粋に面白さが倍増していた点はさすがロックマンだと思います。

このロックマン3、タイトルが『Dr.ワイリーの最期!?』……となっていますが
知っての通り、この後もワイリーは懲りずにまだまだ登場する事になります。。。

『ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?』評価:☆☆☆☆
発売・カプコン
ジャンル・アクション
発売日・1990年9月28日
定価・6,500


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2007年04月21日

No.45 ファミコン『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』レビュー


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シリーズ2作目のロックマン。
私が初めてプレイしたロックマンでもあります。
パスワードが導入された事によって、より遊びやすくなった点は良いのですが
だからと言って難易度が低くなった訳でもなく、難しさはあいも変わらずです。
このパスワードの他にも、ライフを全回復してくれるアイテムのE缶
最初に登場するボスも6体から8体に増えたりと
基本的な部分は壊さないまま、よりグレードアップしました。

また、ボスキャラを一般から募集し始めたのも今作からで
幼少の頃にロックマンのボス絵を書いて
ポストに投稿した人も多いのではないかと思います。
自分の書いたキャラがゲームに出てくるなんて
考えただけでもうれしいこの企画、
やはりロックマンがとてつもなく人気があった証拠ですね。
私も、ロックマン4か5の頃に投稿した事がありましたが、
まあ、それが使われたかどうかは神のみぞ知る(世の中そんなに甘くない)。

ところで、基本的な部分は壊さずにグレードアップしたと先ほど言いましたが
私は今作からのプレイだったので、当時はそんな事微塵も思いませんでした。
パスワードも普通にあるものだと思っていましたしね。
逆にワイリーステージでは、
パスワードの概念が存在しない事に腹を立てていたぐらいだし。
とにかく難しかったんですよ。
このゲームは!

『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』評価:☆☆☆☆☆
発売・カプコン
ジャンル・アクション
発売日・1988年12月24日
定価・5,800


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2007年04月14日

No.44 ファミコン『ロックマン』レビュー


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人気シリーズ、ロックマンの初作品です。
その後のロックマンにある基本要素は既にこの頃から完成されていました。
各ステージのボスをやっつけて
親玉のステージにいく毎度お馴染みの構成もこの時からです。
まさしくシリーズの原点です。

しかし、その後のシリーズにあるような、チャージショットがうてたり
スライディングしたりなどは、このロックマンではできません。
敵を倒せば、そのボス特有の武器などは手に入りますが
通常時の武器はただ豆弾が撃てるだけです。

シリーズの原点ではあるけれど
何から何まで同じと言う訳ではないのです。
今のように親切な設計ではないし
現在のロックマンで慣れているからと言って油断していると泣きを見ます。
まぁ早い話、難易度が高いソフトって事ですね。

ロックマンシリーズ全般に言える事ですが
ボスは楽なんだけど、ステージが難しいと思った事はありません?
ボスには大抵攻略法などがあるから、それほど難しくは無いのですが
私の場合、ステージでいつも苦しい思いをしていました。
ですが、この初代ロックマンでは、ボスもめちゃくちゃ強いのが登場したりするので
いくら弱点を突いて挑んでも倒せなかったりと
あきらかにその後のシリーズとは違うワイリーのヤル気が見えるのです。
勿論、各ステージのボス(カットマンとかエレキマンなどの最初に倒すボス)は
それ程でもないのですが、それらを倒した後に登場するワイリーお抱えのボス
(黄色い悪魔、イエローデビル!)が尋常では無いほどの強さを誇っています。
シューティングで言うところの
パターンを読まないと勝てないと言った具合です。

また、そのボスの所に行くまでの間にも
わんさかとザコキャラと呼ばれる強敵が襲ってくるので
一時も心休まる暇はありません。
何度やり直した事かと。
おまけに、この無印ロックマンにはパスワードなんてものは存在しませんからね。

そんな訳で、この激ムズロックマン。
当時はクリアする事はできませんでした。
(今でも、クリアするのにはかなり本気にならないと無理だけど)
漫画のロックマンを見て、色々と攻略法などを探ったりもしたのですが
漫画のロックマンはちょいと尋常じゃないぐらいなキャラに変貌していたので
攻略の参考になると言うよりも、トークのネタぐらいにしかなりませんでした(汗)

現在のロックマンの親切設計に飽きた方は
この初代ロックマンの理不尽さを体験してみるのもいいかも知れませんね。
難しいけどゲーム自体は普通に面白いので。

『ロックマン』評価:☆☆☆☆
発売・カプコン
ジャンル・アクション
発売日・1987年12月17日
定価・5,300


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2007年03月13日

No.35 ファミコン『ヨッシーのクッキー』レビュー


高校時代のある日、何故かその日一日中、ファミコンをやりたい衝動にかられていました。
授業中も、部活中も、友達と会話している最中も、頭の中は、

――あぁっ!!ファミコンやりてー!

……の、15文字のみ。

もし誰かがプレステの話を持ち出していたのなら、きっとブチキレていたでしょうね。
しかし、家に帰っても、その欲求を満たしてくれるファミコンが無いのです。
高校時代、既にファミコン本体は壊れていて、とても使用できる状態ではなかった為です。
そんな訳で、新しいファミコンを手に入れる必要がありました。

それで、学校帰りにふと立ち寄ったゲームショップで
ニューファミコンがあったので買おうとしたのですが
なんと結構な値段がするじゃありませんか!
いくらかは忘れましたが
当時、バイトをしていなかった私にはとても買える値段ではありません。
……が、ファミコンはやりたい。

当時の私の収入は、1ヶ月に5500円のこづかいと
一週間分の学校での食事代3500円のみ。
なもんで、今みたいに即決で購入と言う訳にはいかなかったのです。
そして財布の中身は、既に2000円まで減ったこづかいと
食事代の残り2000円、あわせて4000円だけです。

悩みました。
凄い悩みました。
でも、ニューファミコンは、財布の中身以上のお値段だったので
どうあがいても買える訳が無いんです。
でも、悩んだんです。
財布の中身以上の値段がするのに、なんで悩んでいたのか
この際、気にしないことにしましょう。

で、結局ニューファミコンは、買えなかったのですが(あたり前だけど)
それに変わるいい物を見つけました。

そのいいものとは『ふぁみ魂野郎』といいます。
こちらは、ファミコンの互換機でしたが、ニューファミコンよりも安く
さらには、初めから幾つかのパチ物ゲームが内蔵されている優れものでした。
今週の食事をかけそばで乗り切れば、充分買える範囲内だったので
悩む事なく、ゴートゥーレジとあいなりました。

そしてホクホク笑顔な私に、さらにホクホク情報が持たされました。
キャンペーン期間につき『ヨッシーのクッキー』が一緒に付いてきたのです!
ファミコンだけではなく(正確にはふぁみ魂野郎だけど)
ファミコンソフトまで、手に入れることが出来た訳です。
(しかも新品でした!)

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さて、家に帰って、箱を取り出し早速プレイ開始です。
まずは内蔵されていたゲームをプレイしましたが、

見事なまでにパクリゲーのオンパレードでした!

そして勿論、すぐにヨッシーのクッキーで遊んだのでありました。

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で、そのヨッシーのクッキーですが、周知の通りこれはパズルゲームです。
そしてルールは簡単。
六種類あるクッキーの絵柄を
同じ模様のクッキー同士で縦か横の1列をそろえて消していきます。
対戦も可能で、どちらかと言うとこちらの方をずっとプレイしていた記憶がありますね。

それにしても、ヨッシーのクッキーとは、懐かしかったです。
私の友人にHちゃん(H君とは別人)と言う人物がいたのですが
他の奴らと違ってファミコンを買った時期が少し遅かったんですよね。
もう世間ではスーファミが主流となりつつあった頃ですから完全に出遅れです。
しかもHちゃんは、買ってからスーファミの存在を知ったぐらいだったので
自分でもやっちまった事に気づいて、それが余計に哀れで……。

でも、本当は何が主流とかそんなのは関係ないんですよね。
自分がやりたいゲームを買ったんですから。
それに気づいたHちゃんはその後、
バカみたいにファミコンソフトを買いまくる事になります。
そうなると私も、ちょくちょくHちゃんちへ入り浸たるワケですよ。
ヨッシーのクッキーもそんなHちゃん家でよく遊んだゲームでした。

そんな懐かしさもあった事から、ふぁみ魂野郎を購入後に
久々にHちゃんを呼んでヨッシーのクッキーで盛り上がったわけです。

ファミコンは、昔の思い出をも呼び戻してくれる不思議なアイテムです。
当時の事を振り返りながら夜が更けるまで、
お互いヨッシーのクッキーをプレイしましたとさ。


『ヨッシーのクッキー』評価:☆☆☆
発売・任天堂
ジャンル・パズル
発売日・1992年11月21日
定価・4,900


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posted by 二条ジョウ at 03:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | ファミコン レビュー | 更新情報をチェックする