2006年12月08日

No.11 PCゲーム『大戦略 大東亜興亡史 ニイタカヤマノボレ一二〇八』レビュー


起つや忽ち撃滅の〜♪

……と、大東亜決戦の歌を歌ってしまいたくなる今日この頃です。
いやはや、何で急に歌いたくなったんだろうね〜。
とても不思議ですわい。
おっ!そうか、今日は大東亜戦争開戦記念日だからか!!
うむ。
なんとも偶然ですな〜。
というわけで、今日のレビューはPCゲームの
『大戦略 大東亞興亡史ニイタカヤマノボレ一二〇八』をお届けしたいと思います!

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大日本帝国が皇紀2601年12月8日、
真珠湾に奇襲攻撃をした事は周知の通りですが
ここは歴史云々を議論する場ではないので、あえてスルーすることにします。

あまり話すと
国粋主義者と勘違いされる恐れがあるのでね!


とにかく大戦略です。
前のレビューではセガサターン用ソフトの大戦略について色々と話をしたわけですが
今回はPCのほうを取り上げます。
このゲーム、タイトルからしてアレですが
大戦略の中で、日本軍を主体としたゲームが殆ど無いと言っていい中で
大量の日本軍兵器が登場するわ、海戦、陸戦はテンコ盛りだわで
マニアにはうれしい出来となっております。

システム的には今までの大戦略と大差が無いのですが
キャンペーンモードのシナリオが大量にあったり
分岐点がいっぱいあったりで、とても楽しめます。
戦略次第で日本軍が勝ちまくったり、史実どおり苦汁を舐めたりと
まさに思いの通り指揮が揮えますが
ただ日本軍兵器(特に陸上兵器)は貧弱なものが多いので
戦車部隊を大量に生産しようものならば、まず負けます。
ですので、うまく考えながらやらないと辛い思いをしますね。

さらに資金を投じて開発などができるのですが
提案される新規開発プランを無視すると、もう二度とプランにあがってこなくなって
その派生兵器も開発できなくなると言う罠が待っています。

だったら、無視しなければいいじゃん!

と思うかもしれませんが、資金が足りないのです。
資金が全然足りないので開発ができず、
最後まで旧式兵器で戦うと言うパターンに陥ります。
敵は新型兵器を次々に投入してくるのに
こちらは零戦すらないといった状況にさえなりうるのです。

おまけに勝利して入ってくる資金も少ないし
被害にあったユニットの補修を自動的にするので
入ってきた資金もすぐにパァという状態です。

1週目の最終決戦でのこちらの主力戦闘機は零戦21型(史実では戦争初期の主力)。
敵はF8F(米軍の戦争末期の主力)以上の戦闘機。
まさに地獄絵図でした。

戦闘機でさえこれですから、他の航空機なんて未だ複葉機ですよ!
レトロ飛行機の展示会じゃないんだから、もっとましな物を使いたかったです。

で、このパターンで戦闘すると、大体1対9の比率で負けます。

もちろんこちらがね!

まさにプレイ中はイライラの連続で、楽しいのですがムカつきます。
ただ、システム的におかしな部分があるので
B29には零戦でも勝てたりはするんですけどね。
(意味分からんな)

とまぁ、こんな感じのゲームです。
ちなみに日本軍以外にも、アメリカ軍側でのキャンペーンのプレイが可能です。
(やらないけどね)

ちなみに救いとしては、2週目以降にも兵器や開発した物を持ち越しできるので
長くやっていれば、続々と日本軍兵器が登場することでしょう。

面白いことは面白いのですが、システム的に難があるので
本当に好きでないとつまらなく感じてしまうでしょうね。
自分は楽しめましたが……。

それでは、今日はこの辺にて。
英霊に感謝をこめて……。

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『大戦略 大東亜興亡史 ニイタカヤマノボレ一二〇八』評価:☆☆☆☆
発売・システムソフト・アルファー
ジャンル・戦略シミュレーション
発売日・2005年1月28日
定価・9,800


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posted by 二条ジョウ at 03:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | PCゲーム レビュー | 更新情報をチェックする