
ドラゴンボールのゲームで
最も原作を忠実に再現しているゲームと言ったら
まちがいなくコレと続編である覚醒編の二つ。
ゲームをすると言うよりも、物語を楽しむノベルみたいな感じですが
時たまバトルなんかもあり、単純に読みゲーで終わっていないところが好感触です。
基本的に原作の流れに沿った会話シーンなどが盛り込まれており
原作を知らない人でも、勿論知っている人でも充分楽しめる事ができます。
物語はブルマとの出会いからピッコロ大魔王編まで。
まさに少年時代のドラゴンストーリーを満喫できるのです。
ただバトルを抜かせば、単純に原作を読んでいるだけのような感じですので
飽きてしまえばそれまでですが……。
また、原作通りとは言っても、悟空のみに主眼が置かれ
その他脇役などの戦闘シーンが省かれているので個人的には少々残念でした。
(原作ファンゆえに、こういった所が少し気になるところなんですよね)
ちなみに私が子供の頃、基本的に買うゲームの大半は中古だったのですが
ドラゴンボールに関しては、全部新品で買っておりました。
箱とか説明書とかは、どうせ捨てる事になるのに、毎回毎回新品で。
いや、中古でも良かったんですけど、やっぱスグやりたいんですよ。
中古で出るのなんて待ってられなかったんです。
でも新品だと当時はえらい高かったんですよね。
それこそ、今の5800円とかのソフトなんて目じゃないくらいに。
1万とか……。
その度に、どう親を説得するかなどを考えたりするだけでも大変です。
だって、中古なら3本ぐらい買える金額ですからね。
「もうこれで最後にするから」
なんて、お決まりのセリフでいつもカタが付くんですけど
これで最後になる訳がないんですよね!
よくこれで買ってもらえたものだと今更ながらに思うわけですよ。
この突激編、イトー○ーカドーで買ったのを今でもはっきり覚えてます。
危うく、定価の2割り増しぐらいで買わされそうになったのですが
うちの母親が気づいて、なんとか定価で買う事ができました(あたりまえだけど)。
もしあの時私1人だったら、定価の2割増しで買っていたことでしょうね。
当時は算数苦手でしたし。
(今もね!)
で、家に帰るまで我慢できずに、バスの中で中身を取り出してみたりとか
帰る時に寄ったマックで、マックシェイクをこぼして
シミが説明書に付いちゃったりとかもいい思い出(?)です。
ドラゴンボールはホント思い出がいっぱいあります。
単行本も大事にしようとして、将来絶対売ることの無いように
ご丁寧に名前を書いちゃったりして、高校のときに全部買いなおした事とかもね。
マジ、当時の私を恨んだよ……。
……話が脱線してしまいましたが、ようするにこのゲーム、買えてうれしかったんです。
でも、バトルが難しくて途中でストーリーとかが進行しなくなっちゃったりね。
まぁ、これに関してはめずらしく最後まで諦めずにやりましたが。
今でもクリアはできるのですが、どの防御コマンドが
どの技に有効なのかいまいち把握できていないんで
今度プレイする時には把握してじっくり腰をすえてやりたいものです。
〜バトルシーン〜

〜会話シーン〜

『ドラゴンボールZ 超悟空伝 突激編』評価:☆☆☆☆
発売・バンダイ
ジャンル・アドベンチャー
発売日・1995年3月24日
定価・10,800



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