極東ゲームレビュー館 > 未だクリアしていないゲームを1日(仮)でクリアしよう!
2009年10月08日

イマしよう No.17 プレイステーション2『ロックマンX8』〜その8〜

このゲーム開始時に、

「こいつ、ラスボスっぽいな……」

とか言ったのは、別に本当にこいつがラスボスだと確信していたわけでもなく
ただ単純に、そうだったらオモシレーのにと思っていただけで
実際に真のラスボスがシグマじゃなかった事はやはり衝撃的でした。

つか、エンディングだと思ったのに、真のラスボスの登場は
面白くも何ともない悪いジョーダンにしか思えませんでした。

「さぁ、面白くなってきましたぁ!」
「…………」


つるべーの無駄に高いテンションと比べ
私のテンションはもう最悪です。

だって、勝てるわけねーもん!!

あれですよ、シグマを倒してウハウハ言っていた後に
真のラスボス登場&戦闘だけでもお腹いっぱいだと言うのに
何と、ライフゲージがシグマ戦からの持続ときたもんです!

さすがに精神的にまいります。

「もう諦めるしかないのかね……」
「!!!!」
「いや、一応やるけどね」
「あったり前ですよ二条さん」
「ふっ、まぁ、お助けカードもまだあるしな」
「ちっ、ヌルゲーマーが(ニヒルな笑い)
まぁ、どうしようもなくなった時は遠慮なく言ってくれ」


「よし!」

かくして、最後の戦いが始まったのでした。


〜もうやめて!私のライフはもうゼロよ!〜

最後のバトルは、ヤコブ管理者であるルミネとの対決。
最初、拉致られちゃってそのまま姿をくらましていましたが
そう、コイツが黒幕だったのです!

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シグマをも利用したルミネの戦闘力……。
果たして如何ほどのものか。

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「ポカーン。コイツ強くね?」
「まぁ、ラスボスですから、簡単にはいきませんわな」


真のラスボスだけあってその戦闘力もハンパありません!

強い!

さっきまで手こずっていたシグマが可愛く見えるぐらいです。

で、あっちゅーまに死亡。

「……まぁ、ライフを持続した状態での挑戦だったし、次からが本番だな」
「…………」
「さて……、えっ!!??」


シグマ戦を持続していた状態と言う事はそれ即ち
リトライチップも使い果たしていた状態と言う事……。
ルミネに一回でも敗れれば、ゲームオーバーだったのです。
こうなった場合、勿論ステージの最初からやり直す事になります。

つまり、VAVA、シグマを倒しても
ルミネ戦で敗れ去れば、また最初からやり直さなくてはいけないと!

「カプコンを粉砕したい気分だぜ……」

私がその様に思ったのも無理もないことでした。


「とりあえず、リトライチップと回復アイテムは温存しておかないとな」
「ええ。さっきみたいにアイテムを湯水のように使ってしまっては、
結果は目に見えていますからね。
シグマを倒すまでは一回も死なないつもりで挑んでください」


まぁ、それができれば苦労はないわけですがね……。


さぁ、恐怖の永久ループの始まりですよ!


再チャレンジ1回目。

とりあえず、全ての力をルミネ戦に投入する為に
アイテムリトライチップの温存に勤めながら挑んでいく事にします。

「いや〜、子供の頃の記憶が蘇ってくるようじゃありませんか」
「子供の頃だったら、一日でクリアしようなんて思わないけどな」
「あはははは、そうですね。
でも、貴方は今日一日でクリアしなければならないんですよ?」
「ふむ。当初はここまで長時間プレイをする事は想定していなかったよ」
「あははははは。ジョーダンきついですね。
何しろこの企画のお題目からも想像できる通り、
最長で24時間はプレイ可能範囲ですからね」
「あくまで(仮)だがな!!」


そんなことを話している間に
中ボスVAVAを蹴散らし順調に先へ進むエックスとアクセル。
しかし、やはり苦手としていたトゲ地帯では、5機ばかし失ってしまいました。
リトライチップの上限が5ですから、全てを失ってしまったのです。

そして、シグマまで到着するも敗北。

再チャレンジ2回目。

こうなってくると、プレイに精細さが欠け始めてきます。
焦りと、苛立ちと、疲れが、どっと押し寄せ
もう、私からは笑みが消えていました。

「…………死ねよ!クソカプコン!何で、クリアできねーんだよ。
こっちは眠いんだからさ、そろそろクリアさせろよ!」


苛立ちが徐々に募っていきます。
勿論、カプコンには何も落ち度はありません。
イライラしている時は得てして
こういう風に他人に責任を転換してしまうのです。
いけませんね。

良い子は真似しちゃいけませんよ。

「また、ここでヤラレタし!!
なんなのこの配置は!!もう私怒りましたよ。ええ、怒りましたとも」


こんな状態でルミネ戦までとても到達できるわけがありません。
最終的にシグマ戦までは行けましたが
そこで今度も敗れ去ってしまったのです。

つるべー君も私の限界を悟ったのか
ここにきてお助けカードの使用を勧めてきました。

「二条さん。とりあえず、シグマまでは確実に行けるみたいですので
私がそこまでもって行きましょうか?」


この時の私にとって、これほど心強い言葉が他にあったでしょうか?
私は勿論お助けカードの使用をためらう事はありませんでした。

再チャレンジ3回目。

さすがはつるべー君と言ったところでしょうか。
シグマ戦まで持って行くのに一機も失わないどころか、ノーダメージで到達です。
私は残機もライフも気にせず
シグマとルミネを倒す事だけに集中できるわけです。

「これは完璧な布陣だな!」
「……ふぅ。後は頼みましたよ」


いつのまにやら苛立ちも収まっていた私。
ボスだけをやっつければ良いと言うだけで
こうも気持ちにゆとりが出来るものなんですね。

そんなゆとりが私に集中力を高めてくれたのか
シグマ戦において、一機も失わずに倒すことが出来ました。

そして、約1時間ぶりのルミネ戦です!!

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このルミネはさすがに強い。
バリアは標準装備なので、なかなかダメージを与えられないし
ルミネは8体ボスが使っていた技を繰り出す上に
この技がとてつもなく規模がでかく、また、その使うボスの技に応じて
こちらはその弱点に値する武器を使わないと、大きなダメージが与えられないのです。

私の場合、そのボスの弱点武器を考えながら挑むのがメンドくさかったので
標準武器を主として挑みました。
こちらのほうが時間はかかりますが、楽と言えば楽です。

そんなこんなで何度か敗れはしたものの
遂に、ルミネを倒すことが出来たわけです!!

「よっしゃーーーーーーーーーーっ!」

が、しかし!!

さすがはカプコン、やってくれます。
なんと、ルミネが最終形態になりました!!

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さすがに、これは予想できませんでしたよ、ええ。

「何というロックマンX8!!」

もはやここまでくると、どうにでもなれって感じです。


そして、ルミネ最終形態の前に、なす術もないまま、敗れ去ってしまうのでした。。。

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再チャレンジ4回&5回目。

シグマまでは、つるべー君が持って行ってくれるとしても
強敵三連戦はさすがに堪えます。
8体ボスとの連戦とはわけが違うのです。

最終形態のルミネまで行っても
その時点でアイテムもリトライチップも使い果たしているとなると
クリアへの望みがだんだんと薄くなってきます。
もはや絶望的です。

そして、敗れてまた最初からと言うループ……。

「もう、いっそ殺してーーーー!」

私の悲痛が深夜のつるべー宅に響き渡りました。

再チャレンジ6回目。

本当は休憩を挟みたいところですが
ここで休憩を挟んでしまうと、確実に夢の世界へ旅立ってしまうので休憩はしません。
先ほどからずっとぶっ通しでプレイです。
きっと、これ以上ゲームを続けたら
ゲームが嫌いになってしまうのではないか、
などと思ってもやめる事はできません。
もはや義務感でゲームをしているようなものです。

つるべーは私の疲労振りを見て、元気付ける為なのかどうかは知りませんが
ロックマンX8のオープニングテーマを歌い始めました。

「ふんふんふんふーん♪」

まぁ、余計疲れが蓄積されそうなんですがね!

そして、またしても最終形態のルミネに敗北。。。

再チャレンジ7回目。

奇跡か、それともつるべーソングに元気付けられた為か、それは定かではありません。
あきらかに、今までよりも有利な状態で
最終形態のルミネに挑む事ができるチャンスが到来しました。

リトライチップも3回分残っており、回復アイテムも多少ですが残っています。
そして、ライフもほぼ満タンな状態です!

……これで負けたら、もう希望はありません。

ちなみに、今更ですが
ダメージを負った味方を交代させると
ライフゲージにある赤いゲージ分だけ体力を徐々に回復させる事ができます。
単独でやられるまで戦うよりは
交互に戦わせて、ライフを少しでも回復させたほうが
有利なのは言うまでもありません。

そして、すっかり頭の片隅に追いやられていたダブルアタックの使用。
これも忘れずに、この難局を乗り切ります。

しかし、ルミネの攻撃力はハンパないので
その戦法をとる前に早々とアクセルがやられてしまいました。

もう、エックス1人で戦うしかありません。

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苦しい戦いです。
バスターのみで戦っているとは言え、こちらはイカロスアーマーを装備しています。
ただのエックスではありません。
そう、今までの戦いを通してきてかなりのパワーアップを果していたのです。
それに広範囲技である、ギガクラッシュ。。。
でも、全然効いてイネーと。

そんなこんなで、戦いはほぼ均衡状態が続きます。
なかなかダメージを与えられませんが
ルミネの行動もだんだんと把握できるようになってきました。

敵の行動を把握できるようになってくると
後は如何にダメージを与えるかだけなのですが
やはり、これに関してはスキを見て徐々に減らしていくしかありません。

この戦い、そんなわけでかなり長引いています。
傍らで見ているつるべーも、眠い目をこすりながらじっと見守っています。
もしここで、先ほどのつるべーソングを口ずさんでいたら
一気に集中力が途切れていた所でしょうが、さすがにその後方支援はありませんでした。

そして、あと一歩と言うところまで追い詰めた時
ルミネ渾身の必殺技であるパラダイスロストが炸裂します。

「おっ、画面が暗くなったぞ……」

画面全体が暗闇に包まれました。
しかし、この必殺技、特にダメージは無いようです。

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……と言うのは勿論勘違いで
この技が発動されたら、ルミネを30秒以内に倒さなければいけないのです!
30秒が経過すると、この暗闇によってプレイヤーは強制的に死ぬからなのです。

何と言う鬼畜技でしょうか!!

なお、この情報は、この時の私にはまだ知るすべもありませんでした。

「がんばれ〜!二条さーん!」

そう、つるべーはこの大事な局面においても
一言もその情報を教えてくれなかったのです!!
応援よりも実のある支援をして欲しかったのですよ!!

しかし、そんな事とは露知らない私は
このつるべーの応援をバネにして、30秒以内にルミネを粉砕したのであります!!

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そう、ロックマンX8攻略達成の瞬間であります!!!!


「いよっしっ!」

思わず手に力が入ってしまいます。
全ての緊張が解け、開放感が体全体を包み込みます。
そして、言葉では言い表せないこの達成感が、長いプレイを通してようやく味わえたのです。

「…………はぁ」

しかし、なかなかコントローラーを触る事ができません。
会話シーンに入ったと言うのに、ボタンを押す事がためらわれてしまうのです。
そして、ここで今までのことが走馬灯のように蘇ります。

「絶対、不可能だと思っていた事が達成された時って
凄いすがすがしい気持ちに慣れるんだなと、改めて認識したよ。
やっぱ人間、最後まで諦めなければどうにでもなるんだなとね」
「そうでしょう。僕が今回、二条さんを1人で攻略させたのには
実はそう言う意味があったんですよ」


それから、つるべーは語りだした。

「当初はサポート役として手伝うだけの予定だったのに
いつの間にやらそれが形骸化してしまいました。
それが、二条さんのダメ振りをさらに加速させたのです。
悪魔城の時には昼ねをし、マッピーの時には席をはずし、
雨格子の時には、最後に総当りをしたのにも拘らず未達成……。
僕はそんな現状にうんざりしていました。
僕がいるから大丈夫的なそう言うハナから投げ出していた態度にね!
だから今回、二条さんに1人でやってもらって、1人で攻略する達成感と、
僕がいなくてもどうにでもなると言う様な事を認識させたかったのです」


「つるべー……」
「どうです今の気持ちは。
まるで天に召されたかの様なすがすがしい気分でしょう」
「ああ。そうだな」
「まぁ、とにかく、攻略おめでとうございます。
では、ゆっくりとエンディングを鑑賞いたしましょう」
「ああ」


そして、感動のエンディングです。


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↑全てが終わり、また平和な日々にもどるの図。


何だか個人的に、次はアクセルが敵になるような
そう言ったニュアンスを帯びたエンディングだと感じました。
まぁ、元々ストーリーは頭の中には入っていなかったけど。。。



とにもかくにも、これで14時間にも及ぶ攻略は完了しました。
気づけば、もう朝なんですよね。
とっとと寝たい気持ちです。

しかし!

つるべーはまだ寝させてはくれなかったのです。

「そうそう、このゲームに昔のボスが隠しキャラとして出て来るんだけど、
ついでにそれも見ましょう。ここまで来たんですし」
「えっ!?それは別にいらないんじゃないの?」
「いえ、いります」
「でも、もう疲れたよ……」
「安心してください。僕がご褒美として見せますから」



そんなわけで、まだ続くロックマンX8でした。


ファミコン:ロックマンX8
プレイ時間:14時間

感想:
つるべー君
「14時間ってどんだけ!?」

「次回は、絶対アクションはやりません」


ロックマンX8クリア!!(ノーマルモード)
総撃墜数
5
総撃破数
1
総被害数
1


〜おまけ〜

ある特定の条件を満たす事によって
ロックマンシリーズの懐かしいボスが登場します。

それがコイツだ!!

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言わずと知れた無印ロックマンのボスキャラカットマンです。

急激なグラフィックの変化に戸惑いが隠せませんでしたが
もっと戸惑いが隠せなかった事は、こいつがメチャ弱いと言う事です。
時代の変化に追いつけなかったと言う事なのでしょうか。
バスター数発であっけなく粉砕です。

「どうですか。懐かしかったでしょう」
「そうだな、懐かしいな。ご褒美としては最適かもね」
「そうでしょう、そうでしょう。ちなみに僕はカットマンが……」


この後、歴代ボスについて熱く語るつるべー君でしたが
睡魔に勝てなかった私は、いつの間にか深い眠りの中へ落ちたのでした。
2009年09月15日

イマしよう No.16 プレイステーション2『ロックマンX8』〜その7〜

8体ボスとの再戦に勝利したものの、ゲートウェイステージが崩壊。
そして、脱出を試みるエックス、アクセルの前に現れたのは
このステージのボスであるシグマであった。

残機はまだ残っているものの、ここでゲームオーバーになってしまえば
また8連戦からやり直す事になるのかもしれないと言う恐怖が私を包み込んだ。

絶対負けてはならない一戦……。
私は意を決して宿敵シグマに挑んだのであります。

〜そして、最終ステージへ〜

意を決して挑んだこの戦いでしたが
予想していたほど、この敵はそんなに強くはありませんでした。
息もつかせぬ猛攻撃の前にシグマは敗れ去ったのです。

「全然たいした事ねーじゃん」
「……私の目には結構危うかったようにも見えましたが、
まぁ、とりあえずはおめでとうございます」


本当はちょっとだけ危うかったのも事実だけど
とりあえずそれは置いといて
彼の反応があまりにも薄いのが引っかかります。
あのシグマを1機も失わないで倒したと言うのに
この反応はなんなのでしょうか?

私的には、

「おお!やりましたね二条さん!
さすが天才!これはもうエンディングも近いっすな!あはははは」


……みたいなのを期待していたのに
とりあえずおめでとうって、一体全体どうしちまったのでしょうか?
いつもだったら、あからさまにイヤラシイよいしょをしてくるのにこの反応……。

まさか!?

「ええ、そのまさかです。
ちなみに、心の声は口に出さないでおくことをお勧めいたしますよ」
「あっ、聞こえてた?失礼」
「……とにかく!貴方の考えは多分間違っていません。
奴はシグマじゃありません。だから倒せて当然なんです!
調子に乗らないでいただきたい!!」
「…………」


返す言葉がありませんでした。

しかし、さっきのがシグマであろうとそうでなかろうと
立ちふさがる敵は全員倒していくだけです。
どちらにしろエンディングに近づいている事だけは確かな筈ですから。。。

さて、最後の決戦に向かうとしましょうかね。

〜最終決戦!〜

シグマ・パレス
シグマの本拠地がある月での戦いです。
思えば、ロックマンX8初心者な私が
本当に1日でここまでこれるとは思いませんでした。

……しかし、目指すべきはエンディング。
それ以外は何処まで進もうが、何処で諦めようが全て同じ事。
敗北を意味しているのです。
だから、私にはここまでこれた事に満足している余裕は無いのです。

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ストーリーなどは、もはや頭に入っていませんが
ロックマンもスケールがでかくなってきたなと感じることは確か。
これまでとは異なった宇宙での戦いに
私は少し感慨深いものがありました。

「……まぁ、ここまでこれたんです。
最後まで諦めないでやり遂げてくださいよ」


―勿論だ!

と、私は言葉で返す代わりに、ここまで培ってきた自分の成果を
全てコントローラーを持つ手に注ぎ込みます。
それを返答の代わりとして。。。

出てくるザコキャラを次々に蹴散らしていくと
まだステージ序盤と言うのにもかかわらず早くも中ボスが登場しました。

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「またコイツか!」

これまで何度も行く手を遮ってきたVAVAが、またしても登場しました。
正直、私の中ではやっつけたつもりでいた敵なだけに
この出現は予想外でした。
しかも、今度はライドアーマーを引き連れて……。

「中ボスなんだよな……、コイツ」
「ええ。軽くヒネっちゃってください」


つるべーの言うように
軽くヒネる事がでれば言う事ありませんが
そんなうまくいく筈もありません。

この戦い、死ぬ事はありませんでしたが
それでもギリギリといったところです。


さて、VAVAを倒してもまだこのステージは続きます。
そして、ここからが地獄の戦いのハジマリでした。

VAVAを倒し先へ進めると、コピーシグマが何体も待ち受けていました。
とは言え、コピーなので戦闘力はそれ程でもありませんが
普通のザコキャラより強いし
ほぼ一撃死確実のトゲ地帯を渡った先に待ち構えていたりと
地味にダメージが蓄積されていくのです。

そう、何と言っても配置がイヤらしいのです!

個人的に一番手を焼いたのが
やはり壁蹴りを駆使して、トゲ地帯を突破するところでしょうか。
ここで何度死んだかは分かりません。

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そして、傷つきボロボロになりながらも、一歩ずつ前進して行くと
如何にも最終決戦の名に相応しい場所へと辿り着きました。


遂にシグマとのご対面です!!


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「うおおおおお!!遂に本物のシグマが来たか!」

1人テンションが高まる私でしたが
つるべー君は、トゲ地点突破がなかなか果せないでいた私を見て

―こりゃぁ、長くなるぞ!

……という理由から
ちょうど酒の補充をしに外へ繰り出していたのです。
この一番盛り上がる場面でまさかのつるべー不在。。。

なんともKYな奴です。

とは言え、つるべー君が帰ってくる前にクリアしてしまえば
この私のお株が急上昇するのもまた事実。
今は、この状況を逆に感謝する事にし
帰ってきた奴を驚かせるのもまた一興なのではないかと。

「よし!そうと決まれば、死ぬ気でシグマを倒してやる!」

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……しかし、世の中そううまくはいかないもの。
さすがはシグマ、これまでのボスとは比べものにならないぐらいに強い。
もはや死ぬ気ぐらいの力では到底及びません。

「ふむ。私が推察するに、コイツはイエローデビル級だぜ!」

つまり、つるべーが帰ってくるまでの間に攻略はムリと言う事。
あと一歩と言うところまで追い詰めても、トドメの一撃がなかなか決まらない。

しかし、このシグマ、パターンがあるのは分かります。
何度もやり続ければ、決して倒せない敵ではないのです。

だけど、

パターンある=覚えなきゃならない=時間がかかる=メンドクセー

……な図式の私にとって
これほど嫌なことはありません。

確かに、2度、3度と対戦を繰り返していくうちに
少しずつ呑み込めていきましたが
それにしても、一体いつになったら倒せることが出来るのやらと。

そうこうしている間に
リトライチップも使い果たしてしまいました。

残機ゼロ……。
もはや絶体絶命。

……その時!!

「たっだいまー」

!!!!

つるべーの御帰還です。
これで、つるべーが居ない間にうんたら〜な計画は頓挫してしまいました。

「おう、お帰り。早かったな」
「そうですかね?
まぁ、そんな事より、シグマと相見えたんですね」
「まぁでも、コイツの戦闘力はハンパねぇよ」
「そりゃぁそうです。シグマですもん。
ここは飲み直してから集中してがんばりましょう!
せっかく酒も買って来た事ですし」


計画は頓挫したものの
やはり1人で攻略するよりは2人の方がいい。
支えてくれる仲間のありがたさを身にしみて実感します。


さて、しばしの休息の後に、再びシグマとの決戦です!

序盤はシグマに一方的にやられていた私ですが
徐々に奴のパターンというモノに、体が反応していくようになります。

確かに厳しい戦いです。

しかし、
勝ちたい!
と言う想いが私に力を出させてくれました。

これまで何時間とプレイした中で
始めてその気持ちに至ったのは正直遅いのかもしれません。
しかし、コレこそが何よりも集中力を高めてくれるのと同時に
最後まで粘る事の大事さを思い出させてくれたのでした。

「ヴおおおおおおおおおおおおぉ、やったっ!!!」

私の咆哮がシグマの断末魔よりも勝ります。
そしてかき消される程私は喜び狂いました。
勝利の瞬間です!

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「遂に、やったぜ……」

何時間にも亘るこの戦いは決して短くなく
体力的にも精神的にも、とっくの昔にピークを過ぎていました。

でも、やり遂げるってこんなに清々しいものなんだなと。

そう、私は実感しました。

勝利の喜びはエンディングムービーを堪能しながら噛み締めます。
この瞬間がなんとも言えません。

「おぅ!つるべーよ、酒を注いでくれ!」
「……あぁ、どうぞ」
「サンキューな!」




グビグビ。



―!?


「ま……、まさか!!」
「二条さん、貴方が一番最初に予想した通りの展開になりましたね」

「コイツがラスボス!?」


そう、私がエンディングムービーだと思って見ていたのは
ただのイベントムービーだったのです。

そして、シグマを凌駕する戦闘力を持つ
真のラスボスとの死闘が!

……まだ、戦いは終わってはいないのでした。


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続く。
2009年08月13日

イマしよう No.15 プレイステーション2『ロックマンX8』〜その6〜

前回、最後の最後でまさかのメトロイド的展開が待ち受け
プレイヤーたる私のやる気をズタズタに引き裂いてしまったコケコッカーステージ。

とりあえず、やる気がなくなってしまった以上
コントローラーを持つ事もためらわれます。
しかし、サポート役のつるべーがそんなことを許すはずも無い事は
もう何回も挑戦をしてきて分かりきっている事です。

案の定、横から再挑戦を促すアイコンタクトが……。

「……分かったよ。もう、俺だって成長してるんだ。
ここで諦めるなんて事もしないさ」


とは言ったものの、集中力が途切れちゃった事もまた事実。
今度は、コケコッカーを倒すことも出来ないまま時間だけが過ぎていきました。

―もう限界!

……と、思い始めたその時、今までニヤケ顔だったつるべーが
静かにコントローラーを持つと、とても真剣な顔つきで口を開きます。

「……よくがんばりました二条さん。
本当は、開始早々で、直ぐに投げ出すんじゃないかなと思っていましたが、
意外や意外、私の期待をいい意味で裏切ってくれました。
ここらが限界でしょう。私も参加させていただきますよ」


と言う訳で、つるべーの参戦です。
彼の快進撃は私のソレなんかとは比べ物にもなりません。
あっという間にコケッカーを倒すと
私のやる気を削いだメトロイド地点も難なく突破。
そしてステージ攻略を果たしたのです。

私はこの快進撃を手放しで喜びましたが
つるべー君の返答はサッパリしていました。

「何回もクリアしてますから当然ですよ」

と……。

その言葉を聞いた時
私は今まで自分の中に置き忘れていた何かを
取り戻す事ができたような気がします。
気づいた時には本体のリセットボタンを押していました。

「二条さん?」
「……俺なんかはお前の今の快進撃を見てスゲーって思ったけどさ、
お前にとっちゃ出来て当たり前なんだよな。
多分、お前が参戦すれば確実にエンディングは見れると思う。
でも、それは違うかなって。
ゲームってさ、色んな発見や苦労をしながら進めていくから面白いのであって、
何度もクリアしているつるべーが攻略しちゃっても意味なんか無いんじゃないかって。
「…………」
「結局人生と同じ。自分のケツは自分で拭けってことだよな!」
「…………」
「とりあえず、俺はもう逃げも隠れもしないぜ!
来るなら来て見ろ赤トンボだぜ」
「……二条さん。あなたはこのロックマンでかけがえの無いものを手に入れたんですね」
「ああ!カプコンには感謝しなくちゃな!」


と言う訳で、カプコンに感謝しつつ
再度コケコッカーステージに挑みます。

何度かやられたりもしましたが、それでも諦めません。
コケコッカーは既に倒した実績があるのですから
最後のメトロイド地点さえ何とかなれば良いのです。
先ほどまで集中力とやる気がなくなっていた私とは思えないほどのポジティブさです。

そしてついに!!
コケコッカーステージをクリア!!

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これで、8体のボス共は全員蹴散らしました。
ここまでだけでも凄い時間がかかりましたが
勿論、これで終わりな訳がありません。

新たにヤコブステージが表示され、宇宙へあがることになります。

「シグマめ!まっていろよ」

私のテンションも弥が上にもあがり、いよいよ後半戦の始まりです!

……と、その前にまず、エックスとアクセルの能力を上げておく事も忘れずに。

〜最終決戦への序曲〜

軌道エレベーター「ヤコブ」。
エレベーターなので、勿論強制スクロールです。
休むまもなく次々と敵が襲い掛かってくるので気が抜けません。

そして、長い!!

難しいとかそう言うの以前に、とにかく長いったらありゃしない。
このステージを何回も繰り返したら
きっと投げ出していたんじゃないかなと。
それこそさっき言った忘れかけていた心を
今一度忘れてしまう所だったかもしれません。

しかし、運がいい事に一度も死なずにボスまで辿り着きました。

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VAVA登場!
ステージ攻略中に何度もお目にかかったアイツです。

どんな武器がきくのか全く分からないので
初戦はまず探り探り戦う事にします。

しかし、色々と試してみますがどれも効果のあるようにも思えません。
また、空中からの攻撃を繰り出すVAVAの前にあっては
そもそもこちらの攻撃を当てるチャンスと言うのがなかなかありません。
時間が経てば経つだけ私の方が不利になるので
ここはアクセルのホバリングによる一撃離脱に賭ける事にします。

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そして、見事撃滅です!

今回一度もゲームオーバーにならなかったので
なんだか、腕が上がってきているような錯覚に囚われてしまいます。

実際、多少は腕が上がっているのでしょうが
ここは勝って兜の緒を締めるつもりで次なるステージに挑みます。
初心忘れるべからずです。

なお、このVAVA戦後に、

「決着をつける!」

みたいなセリフをゼロが吐いていましたが
勿論この先もエックスとアクセルで行くので軽く無視して
次なるステージ、『ゲートウェイ』に挑みます。

「なんだか終わりが見えてきてる感じじゃね?」

とつるべー君。
彼の目にもスムーズに進行し始めてきた私のプレイが
よほど頼もしく映っていたに違いありません。
その期待に答える為にも
最後まで気を抜かずにプレイです。


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ゼロ「ナビゲートしてくれ!俺が決着をつける!」の図


このステージを先に進めて行くと広間みたいな場所に出ました。
そこには8個のカプセルみたいな装置があって……。
はい、もうお約束ですね。
ロックマンXシリーズをそんなにプレイしていない私でも
これから起こる展開が大いに予想出来きます。

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前に倒したボス共との8連戦です!

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予想できていた事とは言え骨が折れる戦いでした。
それにしても、8体ボスとの再戦ってこんなに早い段階だったけ?
などと思う今日この頃。
とりあえず、8体のボス共を再び倒し終えると
このゲートウェイステージが崩壊します。

またしてもメトロイド的展開が!!

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一刻も早く脱出しなければなりませんが
焦る時って必ず私失敗します。

そして案の定、死亡。
先ほどから嫌な予感だけは的中します。
一応8連戦から再開って事にはなりませんでしたが
ゲームオーバーになったらどうなるか分からないので
ここは残機がある間にこのステージを攻略する必要があります。

まぁ、ただ脱出するだけですからね。
もう嫌な8連戦は終わったんですし
このステージはクリアしたも同然です。

あはははは気楽に行きましょうや……、って!!

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現れやがったよ、敵が!!

まぁ、何だかんだで
8体ボスだけじゃないってうすうす気づいていたけど
でもまさかシグマが登場するとは思わなかった!!

にしてもお前の登場はえーよ。
これだと、

「私がラスボスではありません」

……って言ってるようなもんじゃないのね。
まぁ、ここまでくればどっちにしろエンディングは間近です。

多分ね。

続く。

2009年02月11日

イマしよう No.14 プレイステーション2『ロックマンX8』〜その5〜

記事的には何ヶ月にも亘ってお届けしていますが、
全て昨年の4月に行われた合宿での事。
そろそろペースをあげていかないとまる一年経ってしまいます。

嗚呼、恐ろしいですね。

というわけで今回も前回の続きから!

〜雪原の悪夢!セントラル・ホワイト〜

2つ目のシューティングステージを目の当たりにして、

―これはもうアクションゲームじゃねーじゃん。
ふざけんなよカプ○コン!


……と、私が心のどこかで思っていても、
一度このゲームをやると決めたからには、
是が非でも攻略を果たし、エンディング画面まで到達せねばなりません。

……それが例え、困難な道のりであったとしても。

セントラル・ホワイトって言うだけあって、一面の雪景色。
本来ならば、この雪景色を楽しみつつ進めて行きたい所ですが、
私の腕ではそんな余裕はございません。
シューティングステージならではの強制移動と、
ライドチェイサーなる乗り物のバカみたいに早いスピードに翻弄されるのに加えて、
前からの敵、後ろからの敵を相手にし、
道中の穴に落ちないようにするのにいっぱいいっぱいです。

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そしてこのステージに挑む事数回。
どうしてもクリアができなかった私は、
つるべーの提案で少し気分転換をすることになりました。

そろそろ酒とつまみも底を付き始めていたので、
買い出しもかねて外へ繰り出します。

もう一度、このステージに挑んだのはそれから20分後の事でした。


「さて、気分転換も済んだことだし、
二条さんとっととクリアしてくださいよ」


つるべーはすっかり気分転換が出来たようで、
その爽快振りは、私も見習わなくてはいけないな、と思いつつも、
どこか癪に障る今日この頃です。
何故なんだろう?

さて、これでクリアできなかったら、先ほどの20分間は全くの無駄になってしまいます。
勿論、私自身は決してそのように思うはずも無いのですが、
つるべー君からそのようなオーラがヒシヒシと伝わってくるので、
私も超集中して、このステージをとっととクリアしたいと思います。


超集中!!


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……人間やれば出来るもんなんですね。

この超集中効果と気分転換の甲斐もあってか、続くステージも次々とクリア!
傍で感心していたつるべーにも作業っぽいところは全部任して、
お互いの連携プレイも軌道に乗り始めました。


そして残すボスは一体。

ドロップ・デッドステージの攻略が始まります。

〜コケコッカーの罠〜

ステージ開始早々、心の準備が整う間もなく、
強制スクロールの中を下降していくエックスとアクセル。

私の嫌いなパターンがやってまいりました。

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上がってくるリフトを足場にしながら、下へ下へと向かいます。
しかしこれまでならば、

「あわわわわわわ」

などと言いながら、テンテコマイ状態に陥るこの私も、
すでに経験を多く積んだロックマニスト。
屁でもありません。

「あらよっよっと」

このように軽快にプレイするまでに進化を遂げたのであります。

たった10体ほどのエックスとアクセルを死なせただけで、
難なくこの強制スクロール場面を後にします。

嫌なパターンが終わったのもつかの間、
先に進んでいくと今度は、一撃死確実のトゲ地帯へ。

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どうやら、壁蹴りを駆使しながら先に進まなきゃいけないようです。
またしても私の嫌いなパターン……。

しかし、これまでならば、

「もうムリポ」

などと言って、すぐさま諦めるこの私でも、
すでに経験を多く積んだロックマニスト。
すぐには諦めません。

「もうちょっと頑張れるぜ俺

あと1回使えるお助けカードを使わなくても、
まだまだ自分自身で頑張ろうとする気概が生まれていたのであります。

たった10回ほどのゲームオーバーを迎えただけで、
難なくこのトゲ地帯を後にします。

そしてその先をさらに進めていくと、
ボスのバーン・コケコッカーと対決です!!

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「ぐふふふふ」(声はハスキー)



こいつを倒せば全てが終わる。

……ワケもありませんが、今私とエックス、アクセルの心はひとつになりました。
残念ながらゼロは家でちんすこうを食べているので(そう言う非公式設定)
彼とは心をひとつにする事はできませんが、
かわりにつるべーの心が私に力を与えてくれます。
先ほどまで述べていた軽快なプレイとか、全部嘘だったので、
これほど心強いことはありません。


エックスの勇気。

アクセルのやさしさ。

つるべーの男気(彼曰く)。



とにかく全員(ゼロ以外)の魂をコケコッカーにぶつけます!



そして……。



「ぬお〜っ!!!!!」


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見事撃滅!!



「「「「よっしゃー!!」」」」


「二条さん!やっぱ、力を合わせるって大事なんすね!」
「ああ!これもみんなの力を合わした結果だな」
「ええ。そうですね」


1人の力はありんこみたいでも、3人集まれば文殊の知恵とか何とかって言うアレです。
3人じゃなくて4人だったけど、
とにかくこの圧倒的大勝利に思わず私とつるべーは抱き合い、感動を分かち合います。
(ちなみに腐の展開はありませんアシカラズ)


と、まさにその時!!

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アレ……?
なんだか、ナビゲーターの子が必死に叫んでいるけど、これって何なのかしら?

「ああ、そうそう。このステージはボス倒してもそれで終わらんのよ」

つるべーが何やら不可思議な事を言い始めます。

ふむ。
つまり、つるべーが言いたい事を要約すると、

とっととここから逃げろ。

って事かな?



ヲイ!

なんだその展開!?

まさかのメトロイドつぅわけか!!



「ええ、そうです」


非常に冷静沈着な面持ちで、どこか遠い目をするつるべー。
まるで、第三者的な立ち位置。
先ほどまで3人集まれば何たらとか、みんなの心をひとつにとか、
あれは全部マヤカシだったんだね!

まぁ、よくよく考えてみると実際にプレイしたのは私1人だったわけで、
みんなの力を合わした結果とか、意味がわからんしな。


とにかく、ここを突破しないとクリアにならんと言う事で、
私は最後の力を振り絞って、1人の力で挑むことにします。

誰も信じず、己が力のみを頼りに……。


しかし、冷静さを欠いた私は、灼熱の炎の中に飲み込まれてしまったのでした。

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ティウンティウンティウン!

挙句に、リトライチップも使い果たしていた為に、
無常にもゲームオーバーとなってしまったのでした。

「…………」
「あらら」


あまりにも痛いこの現実。
信頼関係を失ったのみならず、
続行してプレイする気力すらも削がれ、
人間不信と言う大きな痛手を負った私。

はてさて、このまま終わるのであろうか!?

続く。

2008年12月07日

イマしよう No.13 プレイステーション2『ロックマンX8』〜その4〜

さて、毎月1回ペースの更新となりつつありますが、
そんな事もどこ吹く風の様に、ペースを乱さずに行っていきたいと思います。

〜シューティングなんてありかいな!?〜

ブースターズ・フォレストでの戦いでロックマンX8に慣れてきたのか、
それとも酒の効力のおかげか、続くトロイア・ベースも順調にクリアしていきます。

……まぁ勿論、順調の二文字で片付けられるほど、
トロイア・ベースでの戦いが簡単だったと言うわけでもありませんがね。
それどころか、その次のステージ以降はまさに手探り状態となってしまい、
ステージをセレクトしてはゲームオーバーになり、また別のステージを模索。
……そんな状態が長く続く状況に陥ってしまったのです。

あるステージでは、中ボスVAVAの猛攻に敗れさる事数回。
また苦手とするシューティングがメインのステージに翻弄される事1時間……。
もはや八方塞です。

「ヲイ!いつからロックマンはシューティングになったんだ!?」

成果が上がらなくなってくると、
それに比例してストレスが高まっていきます。
イライラもイライラです。
特に横でちんすこうを食いながら、
1人酒で盛り上がっているつるべーを見ていると余計に。

「あぁン!?うるせーよ。テメーで調べろ」

しかも、キレられたと言うこの理不尽さ!
……もはや酔いがまわっているつるべー君に期待するのは無理と言うものなのか。
まだ、お助けカードが2回使える設定だったはずだけど、
なんかそれすらも言い出しにくい雰囲気に。

と、私が若干冷静さを取り戻し、今後のプランを考えていたその時であった!!

「お助けカード使います?」

と、つるべー君が前後の会話を一切無視してその様に言ってきたのである。
それもニコヤカに。
また私のイライラのボルテージは上がっていきます。
結局ネタかよ!
と。
でも、彼の申し出を断る必要性は全くありません。
お助けカード、ここで使わなかったらいつ使う!
と言う事で、つるべー君にバトンタッチです。

「まぁ、見ていてくださいよ」

私の得意ジャンルがシミュレーションとパズルならば、
彼の得意ジャンルはアクションとシューティング。
特にシューティングは私の目から見ても相当の腕前。
まさに、このステージにはうってつけの陣容です。
と言うより、私がこのゲームで活躍する場なんてありえなくね?
みたいな感じですが、そこは気にせず彼には頑張ってもらう事にしましょう。

……まさに速攻!!
私が1時間近くも翻弄されていたステージも、
彼にとっては朝飯前のように意図も簡単にボスまで導いてくれたのでした。

そんなわけで、ボスは私が倒します。
シューティングでは翻弄されていた私も、
なんとかいい所を見せる事ができましたよ。

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この様に足止めを食らいつつも、
その後も一歩一歩と着実にステージをクリアしていき、
気づけば残すステージもあとわずかです。

そうそう忘れていましたが、インターミッションのメタル稼ぎや、
一度クリアしたステージでのアーマーパーツ探しなどは、
つるべー君がお助けカード無しでやってくれる事になりました。
私もメンドクサイ作業をしなくていいし、
彼もただ見ているだけの状況に飽きてきたっぽかったので、まさに一石二鳥!!

そしてこの頃になると、エックスをメインで使う割合よりも、
使い勝手があまり良くないと思っていたアクセルを主力で使うようになっていました。
ましてや、ゼロなんて全く使用していない有様。
留守番要員です。
今後つるべー君のように出番がまわってくることすらも無い、
悲しい留守番要員ですが、でもプレイ中、
ゼロの存在を一時でも忘れた事なんてありません。
私たちは誰か1人でも欠けてはいけないのです。

「ゼロ、今何してるかな……?」
「……大丈夫だって。ゼロは強い男の子だもん」
「……つるべー、お前って優しいやつなんだな」


プレイ中こんな感じでゼロの事を忘れまいとしていた私たち。
聞くも涙、語るも涙でした。

さて、そんな感動的場面でさえも、敵さんはぶち壊してきます。
なんと!!まさかの2つめのシューティングステージ!!

「ヲイ!!いつからロックマンはシューティングになったんだ!?」
「あぁン!?うるせーよ。カプコンに聞け!!」


そんなわけで、
私たち5人の戦いはまだその終わりを見せないでいたのでした。

続く。