極東ゲームレビュー館 > 未だクリアしていないゲームを1日(仮)でクリアしよう!
2008年10月19日

イマしよう No.12 プレイステーション2『ロックマンX8』〜その3〜


最初のステージを攻略したのも束の間、
エックスやゼロの同僚だった元イレギュラーハンターであるVAVAによって、
ヤコブ管理人のルミネが連れさらわれてしまいました。
それと同時に、各地で8体のイレギュラーが出現。
彼らの目的が何なのかはこの時点では分かりませんが、
とりあえず、出現した8体の敵を倒す事は、
長いロックマンシリーズに共通して言える事です。

と言う訳で、長い長い戦いの幕が切って落とされたのでした。

〜脱力!重力でテンテコマイ!〜

さて最初に訪れたステージは、
重力を切り替えながら進めていくプリムローズ。
ロックマン5でも重力ステージはありましたが、
今回はその重力を自分で切り替えながら進めていかなければなりません。
ステージ中に重力を切り替えるスイッチを押す事で、
これまで壁だったところが今度は足場へと変わる等、
一種のパズル要素も含まれているわけです。
勿論、重力の発生方法を間違えると、
ブロックに押しつぶされたりしてすぐに死んでしまうので、一瞬たりとも気が抜けません。

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ちなみにステージ開始前に、
エックス、アクセル、ゼロの中から自分が使用するキャラを2人選べるのですが、
勿論私は、エックスとアクセルです。
ゼロは使いにくいので慣れるまではパスする事にします。
また、同じようにナビゲーターも、
それぞれその特性が異なる、エイリア、レイヤー、パレットから選ぶ事ができます。
前回まで強制的にナビだったエイリアは、ステージの攻略、
レイヤーはボスの弱点などの解析、パレットは隠しルートの解析等に優れているわけです。
ステージによって使用キャラとナビを使い分けていくか、
それともお気に入りのキャラで一貫するかはプレイヤーの自由。
そんなわけで、このステージでは攻略方法を教えてくれるエイリアをナビに、
戦闘要員をエックス、アクセルとして挑んだのであります。

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しかし、ただでさえ慣れていない人間が、
いきなりこんな特殊なステージに挑んでうまくいくはずもなし。
スイッチによってクルクルと周る画面に四苦八苦し操作もおぼつきません。
ゲームオーバーを2回ほど迎えたところで、私の気力も付き始めようとしていました。

「早すぎるんだよ、気力尽きるのが」

つるべー君の何の労りもない言葉はさらに私を打ちのめし、弥が上にも士気は下がります。
確かに、気力が尽きるのにはまだ早すぎます。
ここでググッと精神を集中し、
隣でただ見ているだけのサポート役のつるべー君に目にものを見せてやることにします。

と、その前に、ここいらでエックス達のパワーアップを行う事にしましょう。
ステージ中に獲得したメタルを支払う事で彼らの力を増強できるわけです。
とりあえず主力メンバーである、エックスとアクセルのどちらかを。
ゼロはまぁ、追々と言う事で。

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今回はエックスのライフの上限値をあげました。

さて準備は万端。
……ですが、バカ正直に何度も同じステージに挑む必要は全く無いので、
今度は別のステージに挑むことにします。

〜ブースターズ・フォレスト戦〜

先ほどとは打って変わって、特にイヤラシイ仕掛けもないこのステージ。
登場するサポートマシン(ライドアーマー)の操縦が、
唯一の難点と言えば難点ですが、それでも先ほどのステージに比べたらマシです。
……マシンだけに。

「誰がうまい事言えと。つか、全然ダメじゃん」

私の言葉にいちいち突っかかってくるつるべー君。
しかし、彼が言った様に全然ダメな事は全くなく、
おそらく、私が言った爆笑もんのギャグに嫉妬して、
つい口から出ちゃっただけの事でしょう。
その証拠に、いつの間にやらボス戦に突入していました。

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バンブー・パンデモニウム

このボスの前に、私はものの30秒も経たずに敗れ去ってしまいました。
このパンダの強さは異常です。
単に私が弱いってだけの説も存在しますが、それは通説ではないのであしからず。
恐らく一番の敗因は、ボス戦が始まる前にアクセルが死んでいた事と、
エックスの体力が半分ぐらいしかなかった事です。
そこにきてこのパンダの戦闘能力。
体力が満タンな状態でようやく倒せるといったところでしょうか。
そんなわけでこの戦いでゲームオーバーになった私は、再度このパンダに挑むべく、
なるたけステージ中に体力を温存しておく様に勤めることにします。

が、しかし!
突然の緊急任務の前に、パンダ攻略は後回しになりました。
インターミッションの出現です。
クリアすればたくさんのメタルが獲得できる上に、
何度でもチャレンジが可能なこのボーナスステージ。
今回はノアズ・パークのインターミッションが出現したのですが、
まだまだそんなボーナスステージがあるらしいです。

さて、インターミッションによって沢山のメタルを獲得し、
アクセルのパワーアップ増強も果たしたところで、
再度、ブースターズ・フォレストに挑むことになります。

そして、今度の私は一味違います。
何せボスまでノーミス、ノーダメージ、
尚且つライドアーマー搭乗状態で挑むことが出来たのですから。

「この進歩は何!?」

急な出来事につるべー君も戸惑いが隠せないようです。
でも、一番ビックリしているのは私ですから。

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ライドアーマー搭乗状態だと、
体力を気にせずボスを滅多打ちにできるのがサイコーです。
もう作戦もクソもありません。
ただ突撃とパンチを繰り出すのみ。
ボスの体力もミルミルうちに減っていきます。
そしてトドメはアクセルのマシンガン乱射。
ステージクリアです!!

「幸先良いですよ二条さ〜ん」
「楽勝楽勝♪」
「これは、すぐにでも攻略できそうですな」
「おうよ。とりあえず、初勝利の祝いだ。酒を注いでくれ」
「おk」


戦いが始まってから全く酒を飲まないでいた私にも、
ようやく心のゆとりが出来た瞬間です。
この先どうなるかはまだ分かりませんでしたが、
少なくても、全くの絶望的状況ではない事だけは確か。
それを確信しただけでもこの戦いは大きな一歩となったのでありました。

続く。

2008年09月21日

イマしよう No.11 プレイステーション2『ロックマンX8』〜その2〜


〜緒戦、ノアズ・パークでの操作訓練!〜

遂に始まったロックマンX8の攻略。
初期作品以来と言う事もあって、
とにかく基本操作をマスターしない事にはとても先に進める事すらもできません。
都合のいいことに、最初はプロローグ的なステージなので、
ここで練習時間を設ける事にします。
エックスお得意のバスターや空中でダッシュ移動するエアダッシュなどを使いながら、
探り探り先に進めつつ基本操作を叩き込んでいきます。
そして勿論壁蹴りの練習もしたい所です。
そう、私はここまで確認しなければならない程新参兵な訳なのです。
しかし、敵は最初と言えども容赦しません。
練習する時間すら与えてくれないままに、中ボス登場!

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あまりにも突然の出来事+見た目強そうな敵の前に、
早くも私がオロオロしていると、いつの頃から登場したキャラか知りませんが、
ナビゲーターの女の子がアドバイスをくれました。
敵は相手を捕まえて、身動きを取れなくするタイプのイレギュラーのようなので、
捕まったらダメージが酷くなる前にレスキューチェンジをして切り抜けて!
と言うアドバイスを頂きました。
でも、そもそもレスキューチェンジって言う単語自体が分かりません。
それ程新参兵な訳です。
な訳で、もう1人のアドバイザーたるつるべー君に助けを求める事にします。

「習うより慣れろだ」

しかし、クソの役にもたたないので自分で考えます。
このレスキューチェンジ、説明書によると(以下説明書よりそのまま抜粋)、
敵に捕まり身動きできなくなった時に、
L2ボタンを押すと待機中のプレイヤーキャラクターが救出してくれます。
救出後、待機していたプレイヤーキャラクターと自動的にプレイヤーチェンジされます。

つまり、ヤバクなったらキャラチェンジをして切り抜けられる。
と言う事のようです。
やはり説明書は見ておくべきですね。

さてさて、そんな訳でレスキューチェンジを早速やってみたくなるのが人の性と言うもの。
しかし、こういう時に限って私の力が遺憾なく発揮されてしまい、
なかなか敵が私を捕まえてくれません。

「おいおい、このままじゃ倒しちまうぞ」

本来ならばそれでいい筈なのに、レスキューチェンジを見たいが為に、
私はとても不愉快になっていました。
するとつるべー君が、

「別に捕まらなくても、普通にキャラチェンジは出来るぞ」

と、アドバイスをくれました。
さっきはアドバイスをよこさなかったくせに、どう言う風の吹き回しでしょうか。
とりあえず、好意には甘えておきますがね。

てな訳で、早速キャラチェンジ!

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エックスに代わって登場したのはショットが連射できるアクセル。
連射が出来る上に、方向キーと一緒に押せば攻撃方向も変える事ができ、
しかも、ジャンプ中に攻撃をすると空中で停止しながら撃つ事ができる。
勿論ジャンプ中にダッシュすれば空中浮遊しながらの攻撃となる。
しかし、今の段階ではそこまで気づく事ができず、しかも攻撃力は弱いので
使い勝手の悪いキャラと私に位置づけられて、そうそうにエックスと交代してしまうのでした。

エックスでちょちょいのちょいと中ボスを撃滅した後は、
この中ボスのAIサンプルが手に入ったとかなんだとか言って、
エックスは早々に戦線を離脱してしまいます。
なもんで、まだ使い勝手のよく分からないアクセルで先に進める事になってしまいました。
ちなみにこのアクセルの声が名探偵コナンのコナンだったりする。

しかしこのアクセル、使い難い。
エックスでさえ基本操作をマスターしていないと言うのに、
このアクセルで先に進めることなんて今の私にできるの?
……って感じです。
案の定、2回ほど死にましたが。

そうそう。
死ぬとリトライチップを消費する事で、
ステージの途中からリトライできるのですが、
モードによってその回数が変わります。
私は今回NORMALモードにしたので、リトライチップが最大で5つ
(3つ目以降は開発しないとならない)所持できることができます。
EASYだと何回もリトライがきくみたいですけど、
つるべー君がEASYはダメって言うから、制約がついている訳です。
あしからず。

さて、2回ほど死んだ所でようやくアクセルにも慣れてきました。
快進撃です。
途中、ゼロが味方に加わったので、プレイヤーチェンジも可能になりました。

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早速ゼロを使ってみますが、
アクセル以上に使い難いので彼は盾要員にする事にして、
アクセルでそのまま行きます。

そして、2体目の中ボスが登場!
こいつは滝の中に隠れながら攻撃を仕掛けてきます。
顔を出した時にしかダメージを与えられない上に、その顔が高い位置にある為、
攻撃がなかなか当たらんのです。
ナビゲーターのエイリアがまたしても意味不明な事を口走るのですが、
その直後に私はゲームオーバーです。
で、最初からやり直しと。

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再び2体目の中ボスと相見えたのはそれから5分後の事。
ここまではようやくスイスイとこれるようになりました。
で、先ほどエイリアが言っていた意味不明なセリフをもう一度聞く事になりますが、
今度はキチンと説明書も読んでいたので大丈夫!
ちゃんと意味も理解しています。
すなわち、ダブルアタックである!!
ちなみにダブルアタックとは、
アタックゲージが満タンの時にR2ボタンを押す事で、
キャラ2体による攻撃が可能となる技
なのである。
説明する必要もないぐらいにそのまんまの意味でしたね……。

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ダブルアタックの効果もあり、今度はなんなく中ボスを撃破する事に成功。
するとまたサンプルが手に入ったので、
今度はアクセルが戦線を離脱してしまいます。
後に残ったのは、一番使い難いゼロ……。
幸先不安になってしまいます。
このままゼロでボス戦に突入してしまったらどうしようとも思いましたが、
エックスが途中で戻ってきてくれたのでまぁ一安心。
そして、迎えるはこのステージのボス戦!
勿論主力はエックスにして挑みます。

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この敵が異常に強かった……。
なにせこのノアズ・パークだけで、
1時間以上もの時間を使ってしまったんですもの……。
つるべーは見ているだけだし、アドバイスくれんし、もう何回もゲームオーバーです。
見た目はこれまでの中ボスと同じなんだけど、
今回は壁蹴りを多用しなければならず、なれていない私にはとてもとても……。
このボスにはダブルアタックが有効とか何とかとエイリアが言ってくれたのですが、
それでも倒せん!!
そんな私の様子を見かねたつるべーが、

「一応、裏設定で3回だけは二条さんの手助けをしていい事になっているけど、
どうする?お助けカード使う?」


と、いつ決めたのか知らないれど、そのような追加ルールを私に説明してくれました。
私は悩みます。

―こんな初戦でお助けカードを使ってしまったら、
最終面に辿り着く前に全部使い切ってしまうのではないか?


と。
自分自身の手でクリアしたい!
なんて気持ちはハナから微塵も持ち合わせていなかったので、
手助けしてくれるものならば手助けしてもらいます。
別にそこに不満はありません。
ただ、そこに制限がついている事が私を悩ませてしまった要因なのです。

「3回か……、少ないな。せめてその10倍ぐらいになんない?」
「それは無理です。常識的に考えて」
「じゃあせめて10回ぐらいは……?」
「それも無理です。常識的に考えて」
「じゃあ……」
「……二条さん。僕はがっかりです。
本当なら3回も手助けしてやる事でさえ許されない事なのに、
それにあなたは甘えて、すがって、媚び諂って……、もう自分の力を試そうともしない。
ハッキリ言って、今のあなたはサイテーです。
僕が常識的に考えない人ならばあなたをぶん殴っていますよ」
「…………」


私は愚かだった。
なんて愚かだったのであろうか!!
確かに手助けさえあれば、
このロックマンX8ぐらいならばいとも簡単にクリアしてしまう事であろう(つるべーが)。
でも、それじゃ意味がないのだ。
誰かが言っていた。
自由も平和も人から与えられるものではないと。
自らの手で勝ち取ってこその権利であると。
そう、誰もが等しく平等ではないのだ。
神は、何もしない人間に救いの手を差し伸べてはくれない。
それをつるべーは言いたかったのだ。

「すまん、つるべー。私は甘えていた。
どっぷりとキミの好意に甘えてしまった、許してくれ」
「分かってくれたのならばそれでいいんです」
「うん」


こうしてまた一歩大人への階段を上る事に成功した私は、
つるべーから得られる3回のお助けカードだけで、
このロックマンX8を攻略してやろうと心に決めたのであった。
また私には自らの手で未来を切り開こうと言う意思が芽生え始めていたので、
この初っ端のボス戦でお助けカードを使う事に何の躊躇もいらなかった。

と言う事で、残りのお助けカードは2枚。
ノアズ・パークをクリアしたとは言え、戦いはまだ始まったばかり。
さてさて、この先どうなる事やら……。

続く。
2008年08月30日

イマしよう No.10 プレイステーション2『ロックマンX8』〜その1〜


最近どうにも勝率が上がらないので、
比較的クリアが容易なアドベンチャーゲームあたりで点数を稼ぐつもりでいたのに、
そうは問屋がおろさないとばかりに私の前に立ちはだかる悪の手先がいました。
そいつの名はつるべー。
私が用意していたアドベンチャーゲームは、つるべーの手に渡るや否や、
あっちの方に投げ飛ばされてしまいました。
本当は、つるべーもアドベンチャーゲームに乗り気だったのに、
当日になって裏切りやがった訳です。

今回のイマしよう!は、4月に行われたゲーム合宿での事。
酒を飲みながらヌルく攻略する気でいた私に、
つるべーが用意したソフトは『ロックマンX8』でした。
そして、さらに追い討ちをかけるかのように、

「二条さん、今日は1人でやってください」

と、その様に言ってきたのであります。

何と言うことでしょうか。
今までサポート役に徹してくれていたつるべー君が、
今回は一切手助けしないとその様に言うのです。
いや、手助け云々の前に、ロックマンX8をすでにやる方向で決まっているのが解せません。
私は必死で反論します。
……が、

「はい、ダメです。二条さん、今回はロックマンって決まりましたから」
「シラネーよ。大体お前も昨日まではアドベンゲーで乗り気だったじゃない」
「ええ、昨日まではね。でも、僕は二条さんが攻略するロックマンを見てみたいんですよ」
「…………」


まさに飼い犬に噛まれるとはこの事!
私の意志とは無関係に、話は進んでいきます。

「じゃあ、早速セッティングしますんで準備しといてください」
「…………」
「それじゃあいきますぜ!
…………シャカリキ、スターティング!!」


なんだか、やらなければいけない空気が漂い始めていたので、私も覚悟を決めます。
ただ、Xシリーズなんて2以降やった事もない私が、
本当に1人で攻略できるんでしょうかね?

まぁ、それはとりあえず置いといて、とにかく挑戦開始です!

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〜ストーリー〜
人類と“レプリロイド”のたび重なる争乱により、
地球の荒廃は止まらずついに人類は生存の途を“宇宙”へと求めた。
惑星ムーンへの移住は、起動エレベーター“ヤコブ”の完成により
本格的に始動し、多数の“新世代型レプリロイド”が基地建設のために
ムーンへと送られていった。
だがDNAを元に誰にでも変身できる新世代型レプリロイドは
その性能と引き替えに、危険なDNAをコピーしていたのだった。
滅んだはずの、“シグマ”のDNAを…
そして勃発するレプリロイドの反乱。
エックスは事態の究明のため、ゼロやアクセルと共に宇宙へと向かう。


ちなみにX8はつるべー君曰く、4以来の良作との事。
4なんてやった事もないからそんな説明はどーでもいいんですが、
とりあえず、アクセルって誰よ?
……まぁ、あまりXについて知らんので、
詳しい説明はつるべー君に聞きながらプレイする事にします。
ゲームのシステム面もちょいと違うようなので、
その辺含めて攻略しつつ話していく事にしますね。

ゲームをスタートするとアニメーションムービーが流れます。
ルミネとか言うヤコブの管理責任者が出てきて、
何だか私の知らないようなセリフをいっぱい吐くのですが、
ストーリーは頭に入らない私なので軽くスルーする事にします。
そんな事よりもシグマ(コピー)が大量に出てくるシーンに圧巻でした。
とりあえずこのルミネ、最後のボスっぽい雰囲気を出していますが、
まぁ、今のところは敵ではないようです。
と言っても、どーせ今回もシグマが最後のボスだろうさ(ロックマンのワイリーみたいに)。

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アニメーションムービーを堪能し、いよいよゲームの開始です。
先ほどのヤコブ周辺施設でイレギュラー反応が出たので、
これを粉砕しに行きます。
まぁ、プロローグ的な場面なのでしょう。
ここで一応の操作をつるべー君から習う事にします。
何せ、久しくXをプレイして無かったので操作も覚えてないと……。
果たしてこんな調子でクリアできるんでしょうかね?

続く。
2008年03月05日

イマしよう No.9 ファミコン『六三四の剣 ただいま修行中』〜後編〜


前回の続きです。

〜六三四 六歳 道場破り編〜

ついに修行もクライマックス。
実戦を試す日が到来しました。
それは道場破りであります。
剣の道を志すものならば誰もが一度は通る道。
勿論六三四も例外ではありません。
今の六三四の力量ならば、こんなのはおちゃのこサイサイと思われましたが、
どうやらまたしても一筋縄ではいかないようです……。

この3面は道場破りです。
剣の基本を教わっていない六三四には酷かも知れませんが、
ミサイルが飛来してくる訳のわからない修行よりは全然マシです。
少なくても、我々2人にとってはそんな事関係ないし。
ようは、クリアすればいいんですからね。

しかしその考えもすぐに覆されることになりますが……。

ここでは、その道場の門下生と1対1で戦うのではありません。
次から次へとまるで闇討ちのごとくやつらが襲ってくるのです。
挙句にはとかババアとか訳わからん連中とも戦わなければいけなかったり、
動員できるやつは根こそぎって感じです。
それに皆さん本気で殺しにかかってきます。
道場破りというよりも、難攻不落の要塞に挑んでいるような気分。
ミサイルの方がまだマシだったりします。
師匠鬼だね。

そして勿論、我らは何度も挑みますが蹴散らされます。
彼我の戦力差は歴然としているからであります。
ここには乃木将軍のような智将がいる訳でも、
児玉参謀のようにサポートをしてくれるような人物もいません。
挙句に、主力となる武器は竹刀1本のみです。

まぁ、ただの道場破りならばそれで充分かもしれませんが、ここは難攻不落の要塞です。
無謀と勇敢とでは雲泥の差があるのですよ。
なので我々2人は、この『ドウジョウ要塞』攻略に向けて作戦会議を開きました。
そして導き出された結論は……。

ただ前進あるのみ!!

と言う、無能を代表するような作戦案でした。
これでは作戦会議の意味すらないのではないかとね。
しかし我々2人には、先ほどにはなかった精神が芽生え始めました。
それこそが攻撃精神なのであります。

まぁ、精神だけで何とかなれば苦労はありませんが。

挑むこと約20回。
既に疲れ始めていた我ら2人は、案の定と言ったところか、
先の攻撃精神の事なんてすぐに忘れて、それぞれ好き勝手にプレイしていました。
ドラゴンボールのうらないババのモノマネを一心不乱になってやってみたり、
ア○マスの曲の冒頭部分だけを繰り返し口ずさんでみたりと、その光景はまさにカオス!
会話すらない状況で、それぞれが他人のプレイを邪魔するような行動に出始めたのです。
それはもう集中力なんて無いのと同じです。

「秘儀ツバメ返し!!」

とか、わけの分からん事言って、六三四に強要してみせたりとかね(つるべーが)。

再び集中力を取り戻す事になるのは、この後随分たってからの事なのでありました。

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〜全国大会〜

「よくぞ辛い修行に耐えた。後は、全国大会に出場し見事優勝して故郷に錦を飾るのだ」

ついに全国大会に出場を果たすことが出来た我々は、師匠の最後の訓示を胸に秘め、
己が実力を試す時が到来したのであります。

――これが最後だ……。

全国大会になると、これまでの横スクロールアクションから変わって、
純粋に1対1の対決である格闘モードへと移行します。
勿論、難易度は鬼です。
ここまでで竹刀を集めていなかったら、きっと瞬殺だったでしょう。
Aボタンで通常攻撃。
Bボタンで必殺技が使えます。
必殺技は、それぞれ上中下段の集めた竹刀マークを10個使用して放つ事が出来ます。
ですので頻繁に使うことは出来ません。
できれば緒戦で使うことを控えて決勝戦までは温存しておきたいものです。
しかし、あまり温存しすぎて敗れてしまったら元も子もありません。
使うべきところを見極めて挑みます。

そしてゲームオーバーを繰り返すこと数回。
いよいよ最終決戦までこぎつけました。
敵はあの修羅だ!!

修羅
「へっへっへっ、せいぜい楽しませてくれよ……、はああああああ!!!」

六三四
「だ……大地が震えている……!!」


まさしく、最後の戦いにふさわしいバトルです。
まず1点先取したのは六三四。
私のクリティカルヒットが見事決まりました。
しかし、修羅もさすがと言ったところでしょうか。
次は修羅に点を取られてしまいます。

そして泣いても笑っても次ぎで決まる……。
つるべーにすべてが託されました。

「…………」

負ければ1面からなので、ここは是が非でもつるべーに勝ってもらわなければなりません。
緊張が高まる中、先に戦端を開いたのはつるべーでした。

「秘儀!無双乱舞っ!」

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〜エピローグ〜

戦いは終わった。
振り返ってみれば、多くの時間と労力を消費した消耗戦でもあった。
だが、不思議と私の心は晴れ渡っている。
確かに多くの者が犠牲となったが、彼らは私の中で生きているのだ。
時間を取り戻すことは出来ないけれど、彼らと共に歩んだ時間は私の中で大切なひと時となった。
修羅、師匠、トイチ、etc……。
私は彼らの分まで生きなければならない。
生きて子供達に話してあげたいのだ。
戦いが如何に無意味であるとかそういう事ではなく、
彼ら個人の生きてきた歴史が如何に輝いていたかを……。

……師匠、今日もお江戸は日本晴れですぞ。



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「いや〜、感動のフィナーレですな!」
「うむ。つるベー君も良くやってくれたよ」
「いやいや、二条さんこそ今回は頑張ってくれましたからね!」
「そうかい?まぁ、2人とも良くやったってことだな」
「そうですな!」
「「ガハハハハハハ!」」


フフフフフ。

「この声は!?まさか、師匠……!?」

六三四よ!まだ戦いは終わってはおらん!!
貴様は全国大会に優勝して安堵しているところだとは思うが、
良く画面を見てみろ!もう次の戦いが始まっているではないか。

「「!!!!」」

さぁ、剣を取れ!!
でなければ、真のエンディングは永久に訪れぬぞ。

「……いわゆる裏面と言うやつか」
「二条さん……」


さぁ、どうした!
やはり修羅を倒した時に見せた力はまぐれだったのか?

「そんな事はない!!」

なら見せてみろ。
貴様の力を…………。

「……二条さん。俺やりますよ。どうせここまで来たんだし、
ハッピーエンドを迎えましょうよ!」
「つるべー……、よし、そうだな!あのじじいに目にものを見せてやろう!!」


かくして、再び剣を手に取った六三四(我ら)は、
今までよりも遥かにスケールの大きい戦いに身を投じるのであった。

トイチも修羅もいる、そんなエンディングを目指して……。

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裏面での死闘。
ミサイルも竹やりもテンコ盛り!
ちなみにタルるート挑戦時に、大量降下した星が我々を苦しめた事は記憶に新しいが、
今回はそれを遥かに凌駕する規模の竹やりが降り注いだ。


そして……。

「なぁ、実際は修羅も犬も死んでないんだしさ、別に裏面攻略しなくてもいいんじゃない?」

そのようにつるベーが言ったのは、裏面を攻略し始めてから30分ぐらいたった時であった。

「大体、あのエピローグは何?パチこきまくりじゃん!」
「おいおい。今更そんなこと言うなよな……。
ああでもしない限り裏面をやろうなんて気おきないでしょ?お前が」
「でも俺も一緒に攻略してんだから無意味じゃん。騙されねーよ」
「…………」


気まずい雰囲気である。
そして……、しばし考えた私はついに英断を下したのである!

「遺憾ではある。遺憾ではあるが、ソレも止むを得ないかも知れないな」
「英断ですぞ二条さん。恐らく、これを見ている方はぶち切れるかもしれませんが、
私はあなたの意見に賛同です!」
「……うむ」
「つらいですが、戦いは時に退く事も考えなければなりません。
いやむしろ退き際が分かっている者こそ真の名将!貴方はそれを分かっていらっしゃる!」
「……つるべー。お前も辛いんだな」
「何を……。私の辛さなんて貴方に比べたらミジンコ並です。
いや、ゾウリムシ位しかありません!
……さぁ、もういいでしょう。リセットボタンにお手を……」

「すまない。つるべー。私は今日ほどお前を頼もしいと思ったことはない。
きっと私も、裏面をやりたくなかったんだな。お前に言われて分かった気がするよ。
私だけが意気込んでみたものの、お前の気持ちなんてこれっぽっちも考えていなかった。
辛いのはお互い様なのにな。……ふふふ。笑ってくれよこんな私をさ。
でもな、手が震えてるんだよ。こんな私に……」



「いいから早く押せってんだよ!!」


ブチッ!

「あっ、やっちゃったよ」

ちゃんちゃん♪

ファミコン:六三四の剣
プレイ時間:8時間

感想:
つるべー君
「一応クリアしたことにはなるよな?」

「つかれました」


六三四の剣クリア!!(裏面未攻略)
総撃墜数
4
総撃破数
1
総被害数
1


注※ 今回は裏面を残してのクリアなので撃破という事にしました。
2008年03月03日

イマしよう No.8 ファミコン『六三四の剣 ただいま修行中』〜前編〜


夏のゲーム合宿から約半年。
久々につるべーと相見える機会が到来した。
約半年ぶりと言うこともあってか、我々2人の……、特につるべーのこの日に対する熱情は、
言葉では言い表せないほど凄まじいものがあった。
それは、この日のつるべーのいでたちからしてそれをうかがい知る事ができる。
彼の姿を目にした時の私の驚きようと言ったらなかったのだ。
想像してみて御覧なさい。
目の前に野武士の格好をした男が突っ立ていたら、それは誰でもビックリするでしょう。
つまりはそういう事。
まぁ、何はともあれ彼の熱意は私に伝わった訳である。
何故、彼が野武士みたいないでたちで姿を現したのか……。
それは今回挑戦するゲームに関係してくるのである。

とまぁ、そんな嘘話はあっちに置いておいて、とにかく今回挑戦するゲームは、
ファミコン『六三四の剣 ただいま修行中』
漫画『六三四の剣』をゲーム化した作品です。

昔ちょこっとだけプレイして、その後お蔵入りとなっていましたが、
再チャレンジの機会が到来したのであります。
あの頃クリアできずにいた私が、果たして今クリアすることが可能なのでありましょうや?
まぁ、つるべーがいるから何とかなると高をくくっています。
いつも通り、他力本願なイマしよう。
今回もノンビリマッタリとプレイ開始です!!

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「……二条さん。盛り上がってるところ悪いけど、俺、このゲーム未プレイよ」

……何処からか何か聞こえてきましたが、きっと空耳でしょう。
まさかロケハン役のつるベーに限って未プレイはねーし。
そうだろ?つるべーよ。

「……ええ、勿論ですよ。ちょっとシャシャリ過ぎたようですね」
「なら良かった!」
「……」


さて出端を挫かれましたが、まずは私からプレイを始めたいと思います。

〜このゲームは横スクロールアクションである“特訓編、荒修行編、道場破り編”と、
並みいるライバル達と対決する“全国大会”で構成されています。
1〜3面で手に入れることができる“上中下段の竹刀マーク”を集めることによって、
全国大会では必殺技を放つ事ができるので、
攻略中はこの事も念頭においてのプレイとなりました〜


注※
当方、原作を知らないので一部六三四の剣に関する事柄で間違いがあるかと思います。
その点を考慮に入れた上でお読みいただけますようお願いいたします。


〜六三四 三歳 特訓編〜

3歳になったばかりの六三四は、いよいよ剣の修行に打ち込むことになります。
愛犬のトイチと共に、師匠が用意した特殊訓練場にてもう特訓を始めるのです。
3歳だからどうせお遊戯みたいな特訓だろ?
と思ったら大間違い。
海兵隊顔負けのハードな教練が六三四を待ち受けていたのです。

「まずは何もせんでいい。生きるんだ。
お前がもし無事に生きて訓練を終えた時、その時戦い方を教えてやろう」


そう言っていた師匠の言葉を思い返しながら、六三四は生まれて初めて剣を取りました。

最初のステージと言うこともあってか結構順調です。
六三四が生まれて初めて剣を手にしようが、
プレイヤーたる私は過去にプレイ済みなのですからね。
竹刀は勿論のこと、隠しアイテムを取ることも忘れずにひたすら前進!

――ふふふ。これならば問題なくクリアできそうだな。

怪物共も襲ってきますが目ではありません。
……しかし、師匠は甘くはありませんでした。

バシューン!!
バシューン!!


「ぬおっ!!」

何と、六三四目掛けてミサイルが飛んできました。
この特訓にここまでの予算をつぎ込むとは、
どうやら師匠は本気で殺しにかかってきているようです。
でも、私は瞬時に判断しましたよ。
これも、私(六三四)を思えばこそ。
金に糸目をつけない姿が何とも立派です。
私もそれに答えて、ひょいひょいと避けます。

「矢でも鉄砲でもミサイルでもどんとこいってんだ!」

と言ってたら、今度は上空より竹やりが振ってまいりました。
で、それにあたって死亡と。
確かに矢でも鉄砲でもミサイルでもって言ったけど、竹やりは想定外でした。。。
恐らく、予算が尽きたんだな……。

で、続くはつるべー。
ロケハンで練習した腕を今こそ披露です。

……しかし、開始数秒で死亡。

「私もよくよく運の無い男だ」

何処かで聞いたことのあるセリフを、さらりと言いのけるつるべー。
勿論、私はそれを完全無視です。
それよりも……。

「なぁ、ロケハンしたよな?」
「何を言っているのかがわかりませんが?」
「いや、だからロケハン。」
「あはははは。……ねぇ、二条さん。ちょっとすげーこと言っていい?」
「何よ」
「俺、ロケハンしてない」


やっぱロケハンしてなかったんじゃん!
信じた私が馬鹿でしたよ、ええ。

「いや重要なのは、そこじゃなくてな、ロケハンの話は全く聞いていないのだが……」

えっ!?

「いや、マジで。もしロケハンの事聞いていたら俺だってちゃんとするし」



( ゚д゚)ポカーン



(;゚д゚)



(;゚д゚)アッ....



早くも先行き不安な展開が予想できる1コマでした。

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ちなみに、ミサイルを無視して屋根づたいに行ける事を思い出したのは
この後すぐの事でした……。


〜六三四 四歳 荒修行編〜

四歳を迎えた六三四は、いよいよ本格的な修行に挑むことになります。
地に足をつけて戦うだけが剣の道にあらず
か、どうかは知りませんが、今回のテーマはなんと空中戦。
と言っても六三四が空を飛ぶ訳ではありませんが、
迫りくる敵共を蹴散らし飛んでくるミサイルや竹やりを避けながら、
足場の悪いこの地形で修行するその光景はまさしく空中戦なのであります。
つか、こんな荒修行よりちゃんとした剣道を教えてくれ。

さて、ああだこうだと言いながらも2面です。
コツさえつかめば1面は目ではありません。
ロケハンなんて不必要だぜ!
と、我ら2人は思った程です。

しかし、ここからが本当の地獄の始まりでした……。

足場が悪い地形と言うことは、必然的に地に着いている時間が少ないと言うことなのであります。
着地、ジャンプ、着地、ジャンプと繰り返し進めても、少しの操作ミスで谷底へ急降下。
それに付け加え、ミサイル(恐らくAIM-47 ファルコン)が
まるで見計らったかのように着地地点に寸分のくるいもなく飛来。
これを唯の竹刀で回避または撃破することはどう考えても不可能なのであります。
(しかも六三四はまだ4歳よ!)

で、元々3機しかない上にコンティニューがないので、
ゲームオーバーになればまた振り出しから……。
我ら2人の長く果てしない戦いが始まった瞬間でもありました。

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空中戦での死闘。
ミサイルがビュンビュン飛んでくるので気が気でない。
ちなみに、下にいる犬のトイチはサポートしてくれる味方ではなく、
ただ単に残り時間を表すタイマーの代わりだったりする。


「二条さん!そろそろ本気だしていいんですよ!」
「いやいや、つるべー君こそ私にかまわずやっちゃって下さいよ」


自分でクリアすることは不可能だと既に2人とも悟っていました。
となれば、相手の奇跡を信じたくなると言うのが人間のサガと言うもの。
しかしいつもなら、

「そろそろ本気を出しますかな!」

とか言っていたつるベーでさえ、もう随分前から本気モードに移行していたのでした。
言える事は、我ら2人はこのゲームのやりこみを決定的に欠いていたのです。
そして1→2面を何回繰り返した事でしょうか。
せっかく竹刀を集めても、ここでゲームオーバーになれば苦労は水の泡。
いつしか竹刀を集めることすらも忘れ、ただ2面突破だけを目指していました。

しかし、やり込みを欠いていたのであれば、やりまくれば何んとかなるものです。
元々アクションに関してはつるべーにまかしていれば大丈夫だと信じて疑っていなかった私は、
この絶望状況真っ只中でさえ、冷静さを欠いてはいなかったのでした。
そして、その事を実証するかのごとく、つるベーはメキメキと上達していたのです。
え、私?知らんよ。

そしてついに2面を突破したのである!!

奇跡とは常識では考えられない不思議な出来事を指す。
必然は、必ずそうでなければならず、それ以外にはありえないことを指す。
両者はまるで違う言葉のようにも思える。
が、奇跡が起こった後と、必然を成し遂げ後の結果は、
感情云々を抜きとすれば結局は同じなのではないかと思う。

1人の英雄の成し遂げた行為を第三者から見た場合にはそれを奇跡と呼ぶかもしれない。
しかし、また別の人物がそれを奇跡であったと発言するとは必ずしも限らないのである。
どちらにも言える事は結果を出したという事。
ともすれば、このつるべーの快進撃は奇跡であったのか、それとも必然であったのか……。

私は思う。
過程に意味はないと。
結果を出しさえすれば、それが奇跡であろうと必然であろうと同じことなのだから。
だから私はこれを必然であったと思う事にした。

ちなみに私自身がクリアできない事もまた必然だったりする。

続く