テレビ朝日で放送されていた同名番組が元となっているクイズゲーム。
平日朝の帯におよそ12年の長きに渡って放送された番組がゲームで蘇ります!

柳生博の司会でお馴染み!
100万円クイズハンターといえば視聴者参加型のクイズ番組です。
そして司会は柳生博!
勿論ゲームでも司会として柳生博が登場します。
懐かしのクイズ番組を再現したゲームなので、そこはヌカりありません。
まぁ私自身、司会が柳生博って事と内容をおぼろげに覚えているぐらいなのですが、
ゲームの雰囲気は番組そのものを忠実に再現しているっぽい感じですね。
解答者の紹介が入ったり、CMや提供テロップなどが合間に入ってくるので
実際の番組の様にゲームが進行していきます。
司会の柳生博はよくしゃべるし、
問題文を読み上げるナレーションも当時と同じなので、
あたかも番組に出場しているかの様にゲームが楽しめますぞ。

提供テロップ、番組っぽい雰囲気がでてます。
なお提供テロップ中には、
柳生さんが出演者一人ひとりと握手するというこだわりっぷりも。
ゲームの流れ
クイズハンターは、ジャンルの書かれた20枚のパネルから
1枚を選んでクイズに答えていきます。
正解するとパネルに隠された商品を手に入れる事ができ、
その商品の値段がそのまま得点として加算されます。
正解者には次のパネルを開く権利も与えられ、
全てのパネルが開くまで、他の参加者とクイズバトルをしていくわけです。
また、パネルの中にはゴールデンハンマーが隠されており、
後半のハンターチャンスで
それを持っている人のみが解答権を持つクイズも出題されます。

パネルを開いて商品獲得!

早押し勝負!みんな早いぞ!
全てのパネルを開き終わると、番組お馴染みのハワイムービーが流れ、
後半戦であるハンターチャンスへ。
ハンターチャンスでは、クイズに正解すると他の解答者から商品を奪う事ができるので、
一発逆転のチャンスを狙うことも可能。
ゲームでは、トップの参加者から
ひたすら値段の高い商品を奪っていけば良いんですけど
実際には欲しい商品と照らし合わせて高いもの……、
っていう欲も出て来るようで、そこがゲームとリアルの違いですかね。
とりあえず、そうした血みどろの奪い合いを制した勝者が優勝を得る事ができ、
優勝者はハワイ旅行獲得に挑戦できます。
3つの箱から1つを選び、ハワイ旅行を獲得するという最後は完全なる運任せであり、
泣いても笑ってもそこでエンディング。
スタッフロールが流れて問答無用で終わるわけです。
ここまでが一連の流れですが、
恐らく、実際の番組の流れとゲームと、そう変わりは無いと思います。
ゲームだとこの番組の構成を再現した『TVハンマー』モード以外にも、
1人でひたすらコンピュータとクイズバトルをするモードとか、
問題数を設定して純粋に4択クイズに挑戦するモードなんてのもありますぞ。

このゴールデンハンマー、懐かしいと感じる方も多いのでは?

ハワイ旅行獲得は運!
まあ、ゲームなので気楽にいきましょう!
クイズハンターファンや柳生博ファンは買い!?
テンポが多少悪い事と、
ポリゴン化された柳生博が気持ち○い事を抜かせば、
完成度的には申し分ないのではと思います。
残念ながら私自身にあまり記憶が無いので、
どこまで再現されているのかは正直分からないのですが、
記憶に多少残っている感じとゲームの雰囲気が結構酷似しているので
良い感じに再現されているのではないかと思われます。
無駄にこっている演出等をみているだけでも、
そこは疑いようも無いと思うんですけど、
まあ、そこはファンの人が見てどう思うかですかね。
一応、番組風な感じでクイズゲームを楽しめるので、
元の番組を知らなくても普通に楽しめるんじゃないかな〜と。
……ゲーム内の演出等もそうですが、
コンピュータの解答がめちゃくちゃ早く、
問題文を読み終わる前に早押ししてくるので、
そこが変にリアルというか、番組やってる感がありましたねw
『100万円クイズハンター』評価:☆☆☆☆
発売・富士通パソコンシステムズ
ジャンル・クイズ
発売日・1998年12月23日
定価・5,800



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