あずまんが大王のキャラクターがドンジャラで対戦するキャラゲー!
それ以上でもそれ以下でもございません。

実は、あずまんがを初めてまともに見たのは、ここ2〜3年の事なんですけど、
ゲーム自体は前から持っていたので、完全に順番が逆になってしまいました。
でも、ドンジャラゲーとして買っていたので、その辺はモーマンタイ!
つまり、ファンじゃなくても楽しめるゲームであると。
まあ、ドンジャラのルールが破綻していなければ、楽しめないわけがありません。
勿論、原作やアニメを知っていればなお面白いです。
ぶっちゃけ、ストーリーはあってないようなものですが、
あずまんが独特のまったりとした雰囲気や、ほのぼのとした展開は、
原作やアニメを忠実に再現しているといえます。
ドンジャラの対戦では、3Dポリゴンのキャラクターが、
牌を捨てたりしてコミカルに動き回りますし、
そのリアクションは見ていてとても楽しいものがありますよ。


まずドンジャラとは、麻雀のルールを単純化し、
キャラクターなどの牌を用いて遊ぶテーブルゲームの事を指します。
基本は、同じ絵柄の牌を3つ1組、
それを3組揃えてドンジャラする(上がる)ように、手牌9枚で役を作っていきます。
このゲームでは牌があずまんがのキャラなので、
役もこの作品に関係した組み合わせからなり、
例えば、ゆかり・ちよ・大阪で、恐怖のドライブ、
智・大阪・神楽でボンクラーズという役になります。
ちなみにこのボンクラーズの役は、
3人が取ったテストの点数が103点という事から、
原作に準じて103点の得点が付くというこだわりっぷり。
原作やアニメを見ていると、役も何となく分かるし、
こういう細かい所はちょっと感心してしまいますね。
で、そんな役は全部で16種類。
役に絡む事が多い牌とそうでない牌の差もある為、
若干バランスは悪いかもしれません。
また前述したように、
3Dポリゴンのキャラクターがコミカルに動き回るのは良いのですが、
一つ一つの行動にその動作が絡んでくるので、非常にテンポは悪いです。
役の数がもう少し多ければ、バランスと合わせて
多少はテンポも良くなったのではないかと思う次第です。
というか、それを抜きにしても、もう少し欲しかった……。

とにかく、このように役を揃えて点数を取っていき、
ストーリーモードなら1対戦5ラウンドを5戦、
フリー対戦なら5ラウンドを自由に戦っていく事になります。
ストーリーモードをクリアすると、
使用したキャラによって新しいキャラクターが解放されるのに加え、
CGなども取得できるので、やり込み要素も完備していますね。
運の要素も絡みますが、そこまで難しいゲームじゃないですし、
あずまんが大王好きの人なら、手軽に楽しめるかと。
予約特典で、あずまんが仕様のドンジャラ牌が一つ貰えたそうですが、
私もソレ、欲しかったなぁ……。
『あずまんがドンジャラ大王』評価:☆☆☆
発売・バンダイ
ジャンル・テーブル
発売日・2002年4月18日
定価・4,800



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