信長の野望のレビューなのに、昨日は信長の野望の「ノ」の字も出なかったので
本日は、ちゃんと頑張って信長の野望の話をしたいと思います。
恐らく、レビューじゃなくて思い出話主体になるでしょうけど。。。


足利大好き云々については、昨日の通り。
それは
『信長の野望 覇王伝』を手に入れてからも変わる事はありませんでした。
むしろ益々ヒートアップって感じ。
あの頃は、どちらかと言えばセガサターン用ソフトを中心に購入していたので
プレイステーション用ソフトは、数えるぐらいしか持っていませんでした。
そこで、新たなプレイステーション用ゲームを発掘すべく
近所のゲームショップへと行ったわけです。
そしてそこで色々と見てまわるのですが、どれも面白そうに見えない。
やっぱここはスーファミのソフトにするか?と、考え始めた時です。
(スーファミがまだ主力として棚に並べられていた頃です)
今までに自分がプレイした事の無いような斬新なゲームがあるではないですか!
それこそが
『信長の野望 覇王伝』だったのですが
周知の通り、
ファミコンにもこのシリーズはあったし
スーファミにも信長の野望は存在していました。
ですがこの時の私はそんなことを知りもしません。
しかし、それを抜きにしても
ちょうど今自分が求めているようなゲームだったので、迷わず購入しました。
値段も2000円と言う安さだったし、躊躇は無かったですね。
はやる気持ちを抑えながら店を後にし
自転車を猛スピードで飛ばして、家へと向います。
そして早速プレイ!
信長の野望と言うぐらいだから
信長を操作して天下統一をするゲームだと思っていたのですが
ところがどっこい!
織田信長以外にも操作できる大名は数多くあり
勿論そこには私の好きな足利家もふくまれておりました。
プレイヤーは戦国大名の1人となって、全ての城を支配下に入れるか
又は、征夷大将軍となって他の勢力を恭順させる事でゲームクリアとなります。
ここは足利家で天下統一を果たし、日頃の夢であった
足利幕府再興をゲームの中で味わう事にしました。
プレイできるシナリオは4つありましたが
信長がシャシャリでてくると足利家での天下統一はキツイと判断し
ここはまだ織田家の勢力もそれ程でかくない時である1551年のシナリオを選ぶ事に。
足利家は支配している城こそ1つしかないものの
幕府の威光はさすがといったところで、殆どの大名家と仲が良いです。
ここはじっくりと腰をすえて、長期決戦の心意気でプレイしました。
なもんで、この時から暫くの間は
信長の野望一筋で毎日毎日地道にコツコツと遊びほうけます。
何週間か経った後、ようやく、日ノ本の国の半分を手に入れ
もう間違いなく足利家の天下は目に見える状態にまでなっていました。
しかし、何をとち狂ったか、セーブデーターを謝って消してしまい
今までの苦労が水の泡となってしまったのです。
覇王伝は確かに面白いのですが
とにかく全国統一までの道のりが長いんです。
150以上もある城を一個ずつ落としていくんですからそりゃあ時間もかかりますが
データが消えてしまった日にはコレほど辛い事も無いんです。
その為、暫くは信長の野望を見るのも嫌になったほどでした。
しかし、このゲーム、
最大8人プレイが可能と言う事で
今度は1人じゃなく、友達と共闘して天下統一の野望に向けてまたもや動き始めます。
また足利家を自分でプレイするのではなく、足利家を盛り立てる役割として
友人らと共に
足利家臣団のつもりでゲームをプレイします。
私は、
畠山家。
友人のうち
オギ君が
本願寺家。
もう1人の友人の
ホジ君が
長尾家となります。
ですが、ここで、思わぬ事態に陥ったのです。
オギ君は私と同じく、
足利幕府に対し忠誠を誓っているので
幕府に仇名す敵に対し例え国力が乏しくても
惜しみも無い兵力を投入したり同盟を結んだりしていって地道に頑張っていたのですが
三勢力の中で最も強力である長尾家を操るホジ君は
勝手気ままに支配地をどんどん広げていったのです。
初めのうちは、
「幕府に仇名す敵を排除してご覧に入れよう!」として、近隣諸国に対し、戦を仕掛けまくっていたのですが
勢力が我々二人を合わしたものよりも3倍ぐらいでかくなると
さすがに危機感を表せずにはいられません。
本願寺家と長尾家は目と鼻の先でしたしいつ裏切るかも知れぬ状況です。
おまけに支配地をかなり広げていた為に
本願寺家が取れる領地もなくなってきていたので
ホジ君に対して、
「しばらくはゆっくりと休んで、我々にお任せ下さい」などと言って、何とか押しとどめようとしていたのですが
全く聞き耳を持たずに、いつのまにか京へと上洛を開始し始めていました。
おまけに幕府に仇名す敵とも同盟を結び始めると
さすがに黙っている訳にもいかず
我が畠山家と本願寺家が共闘して長尾家に宣戦を布告です。
しかし、ホジ君もこれを待っていましたとばかりに
本願寺家に対して先手を打ちます。
オギ君も、本願寺家特有の技(?)である門徒達を使って一揆を仕掛けますが
全体の兵力差が1対5ぐらいなので、あまり効果はありません。
そうこうしている内に、本願寺家はピンチに陥っていました。
私はというと、勿論オギ君と共闘して
幕敵であるホジ君に対し
戦力の殆どを投入して挑みますが全く勝てません。
初回の戦闘を例に出すと
畠山・本願寺連合軍3万5000対
長尾・斎藤連合軍10万みたいな感じです(汗)
ですから、どんどんじり貧になっていく訳です。
しかも、こうしている間にも、
他の大名家が足利家を滅ぼしてしまったりと
もう手に負えない状況にまでなっていました。
で、最終的にこのシナリオは、1日ではクリアが不可能だったので
何日かに渡って繰り広げられていくのですが、勿論所有者が私ということもあって
二人がいない間に
戦力バランスの調整などを行っていました(卑怯!)
しかし、こんな小細工をしても結局長尾家には太刀打ちできずに
本願寺家が長尾家に降伏したのを契機に、畠山家も長尾家に降伏するのでした。
とまぁ、こんな感じで、結局、幕府再興は叶いませんでしたが
それぞれが各大名とかになりきってゲームをしていくと
面白さも倍増して、非常に楽しくプレイできました。
この後もしばしば信長の野望をプレイしていく事になるのですが
もう学校でもどこでも暇さえあれば戦国ごっこをして
ゲーム以外でも遊んでいたほどハマリまくったと言う訳ですよ。
最大8人プレイということもあって
もっと友達を呼んでプレイした日には、まさしくサイコーです。
このゲームは、何か知らないけど二度購入したゲームでもありますし
やはり思い入れも深いゲームです。
その後の信長の野望シリーズも購入していく事になりますが
合戦シーンはこの覇王伝が一番好きですね。

シリーズ中一番戦闘がダルイと評される覇王伝ですが
凸で軍勢を表しているのでかっこ良さはシリーズ中一番!
……私がそう思っているだけですが。
また、PS版は戦闘シーンのBGMなども最高で、敵が圧倒的に不利なときに流れる
ズンタカタカタカタッタ♪と言う曲はかなり気持ちが高揚します。
純粋な戦国ファンにとっては、むしろ至高のゲームではないかと思うのですが気のせい?
ちなみに、ここに出てきたホジ君。
いつでも、悪役に徹してくれた友人として、非常に面白く一緒にゲームが楽しめました。
どんな事をやらかしやがるか、一緒にプレイしていていつもハラハラしますが
これも戦国時代を遊ぶ為の醍醐味ともいえますからね。
また、今だから言うけど、戦力バランスの調整は二人がいない時だけではなく
ホジ君がトイレ休憩に行っている時にも行っていましたとさw
『信長の野望 覇王伝』評価:☆☆☆☆☆
発売・光栄
ジャンル・歴史シミュレーション
発売日・1995年9月15日
定価・6,800


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