2008年02月20日

No.93 プレイステーション『ザ・ファミレス〜史上最強のメニュー〜』レビュー


シミュレーションはやっぱハマってしまいます。
育成物だろうと、戦略物だろうと、経営物だろうと、
どれもこれも私の大切な時間を奪うに見合った面白さを提供してくれました。
大戦略、信長の野望、提督の決断、シムシティ、ダービースタリオン、綾波育成計画など、
あげればきりがありません。
勿論、ファイアーエムブレムに代表されるようなシミュレーションRPGもです。
とにかく、シミュレーションが好きな訳であります。

そんな訳で本日は必然的に経営シミュレーションである、
『ザ・ファミレス〜史上最強のメニュー〜』を紹介する事になります。

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ザ・コンビニに非常に良く似た作品ではありますが、
どちらも元はマスターピースが作った物ですから致し方がありません。
しかし、似てはいてもソレはソレ。
こちらは、コンビニではございません。
ファミレスですから食がメインでございます。

和食・中華・洋食から店舗で取り扱うメニューを決めてレベルを上げていき、
お金を稼ぐのがこのゲームの目的です。
最初は小規模なお店を運営していくことになりますが、
お客さんが増えればそれだけお金も増えていきますので、
新たな店舗を展開したりはたまた増築して店の規模を拡張したりと、
オーナーである主人公の経営手腕が試されるのであります。
雇用、宣伝、新メニューの開発、接客、従業員のスキルアップなども行いながら、
マップ毎のシナリオをクリアしていきます。
勿論、ライバル店も存在するので、いやが上にも士気は高まることでしょう。

また、実際に存在するファミレス(ガスト、すかいらーくなど)と提携を結んでいるらしく、
登場するメニューも、何処か御馴染みの物が数多く登場します。
そして、開発によって作れるメニューも300種類と言う奮発振り。
経営シミュレーションが好きならば、じっくり腰をすえてプレイしたくなっちゃいますよ。

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ちなみに廉価版も含めると同じようなタイトルがゴロゴロしていますので、
探す時に戸惑ってしまうかもしれません。
が、基本的にはPC版のほぼ完全移植である『ザ・ファミレス〜あの町を独占せよ〜』と、
独自のアレンジを加えた『ザ・ファミレス〜史上最強のメニュー〜』の2本になります。
また、似たようなゲームで『ファミレスへようこそ!』と言うのも存在しますが、
まぁソレは置いておきます。

最後に暴露しますが、
実はこのゲームの一番のお勧めは、オープニングのアニメーションだったりねw

『ザ・ファミレス〜史上最強のメニュー〜』評価:☆☆☆
発売・ヒューマン
ジャンル・経営シミュレーション
発売日・1998年12月17日
定価・5,800

posted by 二条ジョウ at 01:39 | Comment(2) | TrackBack(0) | プレイステーション レビュー | 更新情報をチェックする
2007年12月03日

No.84 プレイステーション『俺の料理』レビュー


今でこそ料理アクションゲームは定着していますが(ホントか?)、あの時は、

――こんなにおもしろい料理アクションゲームは見たことがない!

とマジで思ったものです。
そもそも料理アクションというジャンル自体に触れた事が無かったので
見たことが無いと言うのも無理も無い話なんですが……。

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このゲームは、とにかく料理を作っていきます。
ラーメン、ハンバーグ、えびちり、うどんなど
ありとあらやる料理をアナログスティック(デュアルショック)のみで操作して作り
色々なお店で腕を振るっていくのです。
たまねぎを切ったり、皮をむいたり、麺を茹でたりするのも
全てアナログスティックでやっていきます。
具を切るなら包丁を使う感覚で
米を磨ぐなら腕を回す感覚でアナログスティックを操作する訳です。
その感覚は実際に料理をしているかのような気分にさせてくれます。

勿論、ただ作ればいいと言うものでもありません。
何しろ料理アクションゲームですから
一つ一つの料理に手間隙かけるなんてことはできないのです。
例えば、スーパーマリオブラザーズ。
ノコノコやらクリボーやらを一匹づつ手間隙かけて倒していったらどうなるでしょうか?
恐らくタイムオーバーでスグ死ねます。
勿論マリオに限らず、他のアクションゲームでも
じっくりゆっくりプレイなんてしたらまず間違いなくタイムオーバーですよ。

そんな訳でこのゲームにも、ゆっくりと手間隙かけて作れない要素、言うなれば、
料理を作るうえで一番大事な部分が欠如している要素が盛り込まれている訳です。
それが、次々と来店してくるお客さん達。
彼らは、たった一人で料理を作っている私(プレイヤー)に
鬼のように注文をしまくってきます。
しかも彼らは待つのが大嫌いな人たち。
注文を受けたら手際よく料理を作っていかねばならんのです。

もし、少しでも出すのが遅れてしまったら彼らを怒らせてしまいます。
なもんで、質よりも早さが重要となってくるのは仕方がありません。
麺の具、例えばナルトを切る過程にしても、均等に切るなんて事はまさに神業。
神の領域に達していない時点では、適当に真っ二つにするぐらいで鍋にぶち込みます。
茹で時間も数秒程度。
そうしなければ、とても対応なんてできないからです。

でも、速さ重視にしてばかりいても、

「なんじゃこりゃーっ!」

とか言われ、評価はググッと下がってしまいます。
いわゆる食えたものではない料理だからですね。

早くする為に適当に作ったらまずい料理ができ、
じっくり手間隙かけて作ったら遅いと言われる。
さて、どうしたらいいのでしょうか。

答えは簡単。
おいしい料理を早く作ればいいのです。

いや、そもそもそれが無理だから……。
と、思うかもしれませんが、要はなれです。
何しろアクションゲームですから、慣れればなんとかなります。
例えば、スーパーマリオブラザーズ。
最初はノコノコやらクリボーやら相手に苦戦を強いられるかもしれません。
しかし、なれてしまえば、彼らとて烏合の衆に早変わりになってしまいす。
最初はてこずっていたゲームも、やりこみ次第では攻略できてしまうソレと同じです。

「おおこの感覚、アクションやってるよ!」

最初はテンデできなかった事が、慣れによってできてくるこの感覚。
まさにアクションゲームと言うのも頷けます。
でも料理を作るだけではなく、酔っ払いや食い逃げを捕まえたり
ゴキブリ退治に勤しんだりと、作るのに慣れたからと言って
一時も心休まる時間は無いので注意が必要ですけどね。

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こんな感じで料理を作っていく。
たまに来店する評論家には手を抜かず旨い物を出すべし。

さてこのゲーム、ゲーム自体もとても面白いのですが
ストーリーもかなり面白いものがあります。
地球を悪の料理で支配している悪の軍団、カエル軍団を倒し、地球を救う!
と言ったものなのですが、このストーリーのおバカ具合がまたイイ!
勿論登場する人物全員が個性豊か過ぎて、見ているだけでも飽きません。
特にパートのおばちゃんの声は、一度聞いたら耳から離れ無い事請け合いです。
イージーモードやノーマルモードではストーリーが若干違いますが、やることは同じです。
大衆食堂から始まり、ファーストフード店、ファミレスなど
主人公は様々なお店で多種多様な料理を作っていきます。
時には料理でないものを作ったりもしますが、とにかく各お店で料理の評判を上げていき
最後にはカエル軍団のリーダー……ではなく、
パートのおばちゃんを倒して真のエンディングを迎えるのです。

なんともやりこみ要素が満載なこのゲームですが
特にお勧めするのが対戦モード。
ここでは、時間が経つのも忘れてプレイしてしまいます。
いつもアクションでヒーヒー言わされている方(私みたいに)も
このゲームならば一緒になって楽しめる事間違い無しです。
日頃料理を作らない方も、
自ら進んで料理を作りたくなっちゃう(ゲーム内で)そんなゲームです。

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『俺の料理』評価:☆☆☆☆☆
発売・ソニー・コンピュータエンタテインメント
ジャンル・料理アクション
発売日・1999年9月9日
定価・5,800

posted by 二条ジョウ at 01:19 | Comment(4) | TrackBack(0) | プレイステーション レビュー | 更新情報をチェックする
2007年06月06日

No.56 プレイステーション『ゼロ・パイロット 銀翼の戦士』レビュー


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ヤマト軍が誇る数々のレシプロ機を操作することができる!
零戦や九九艦爆、天山だって勿論の事、震電だって、二式飛行艇だって操作できる!
ただ間違っても、ストーリーは第二次世界大戦とは関係ないので注意が必要です。

このゲームは3Dフライトシューティングなんですが
なんかフライトシミュレーターにニュアンスが似ていて難しそうなイメージがします。
しかし、リアル志向であるシミュレーターとは違い
こちらは操作も簡単で手軽に遊べることができます。
その為、フライトシミュレーターとしてみた場合には、かなり無理があったりしますが
ゲームとして見れば面白いので、あまり深くは気にしないほうがいいです。

主人公は、敗色濃いヤマト軍が戦局を打開する為に編成した「第101特務飛行大隊」
一小隊長として、ガーランド軍との戦いに身を投じていきます。
偵察、戦闘、爆撃、雷撃などの多種に渡る任務を行いながら
数々のミッションをクリアしていきます。
しかも、登場する機体はかなり豊富で
それぞれのミッションにあった機体が選べるので面白いことこの上ありません。

しかしですね、大隊なのに味方の戦力が3機程度とはどういうことなのでしょうか?
主人公は小隊長だから、これぐらいの部隊を指揮しているのかもしれませんが
同期でもう一人いる小隊長は何をしているんでしょう。
戦闘シーンになる前に基地で仲間たちと会話したりするのですが
そこには確かにもう一人小隊長がいた筈です。
偵察やら簡単な護衛任務ならば、このぐらいの戦力でいいのかもしれませんが
敵機動部隊を撃滅するのに、この戦力では……。
敵さんは、こちらの3倍ぐらいの数いますからね。
おまけにこちらの艦隊は
新鋭空母「大鶴」1隻、巡洋艦1隻、駆逐艦1隻と言う貧弱艦隊です。
こんなんで、本当に戦局が打開できるのかと。
つか、3隻で艦隊って、どんだけだよw
こっちはガン○ムを積んでいるわけでもないし
おまけに主人公がニュータイ○でもないんですからね。
まぁゲームだから、この辺りはしょうがないと言えばそれまでですが、プレイ中は、

――きっと見えないところで戦っているんだろう!

と、自分に言い聞かせて孤独な戦いをしていましたよ。
しかも戦っている味方は味方でクソの役にも立たないしね!

他にも、理不尽な事やイライラする事、また、これはありえねーダロ!的な部分も
多々ありましたが、ゲーム的には面白かった1本でした。

また、クリアすると、米軍機もといガーランド軍機でのプレイも可能です。

『ゼロ・パイロット 銀翼の戦士』評価:☆☆☆
発売・ソニー・コンピュータエンタテインメント
ジャンル・3Dフライトシューティング
発売日・1998年3月12日
定価・5,800


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posted by 二条ジョウ at 04:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | プレイステーション レビュー | 更新情報をチェックする
2007年04月02日

No.41 プレイステーション『信長の野望 覇王伝』レビュー(思い出話) 第二章〜ゲームでなりきりライフ〜


信長の野望のレビューなのに、昨日は信長の野望の「ノ」の字も出なかったので
本日は、ちゃんと頑張って信長の野望の話をしたいと思います。
恐らく、レビューじゃなくて思い出話主体になるでしょうけど。。。

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足利大好き云々については、昨日の通り。
それは『信長の野望 覇王伝』を手に入れてからも変わる事はありませんでした。
むしろ益々ヒートアップって感じ。
あの頃は、どちらかと言えばセガサターン用ソフトを中心に購入していたので
プレイステーション用ソフトは、数えるぐらいしか持っていませんでした。
そこで、新たなプレイステーション用ゲームを発掘すべく
近所のゲームショップへと行ったわけです。

そしてそこで色々と見てまわるのですが、どれも面白そうに見えない。
やっぱここはスーファミのソフトにするか?と、考え始めた時です。
(スーファミがまだ主力として棚に並べられていた頃です)
今までに自分がプレイした事の無いような斬新なゲームがあるではないですか!

それこそが『信長の野望 覇王伝』だったのですが
周知の通り、ファミコンにもこのシリーズはあったし
スーファミにも信長の野望は存在していました。
ですがこの時の私はそんなことを知りもしません。
しかし、それを抜きにしても
ちょうど今自分が求めているようなゲームだったので、迷わず購入しました。
値段も2000円と言う安さだったし、躊躇は無かったですね。

はやる気持ちを抑えながら店を後にし
自転車を猛スピードで飛ばして、家へと向います。

そして早速プレイ!

信長の野望と言うぐらいだから
信長を操作して天下統一をするゲームだと思っていたのですが
ところがどっこい!
織田信長以外にも操作できる大名は数多くあり
勿論そこには私の好きな足利家もふくまれておりました。

プレイヤーは戦国大名の1人となって、全ての城を支配下に入れるか
又は、征夷大将軍となって他の勢力を恭順させる
事でゲームクリアとなります。

ここは足利家で天下統一を果たし、日頃の夢であった
足利幕府再興をゲームの中で味わう事にしました。

プレイできるシナリオは4つありましたが
信長がシャシャリでてくると足利家での天下統一はキツイと判断し
ここはまだ織田家の勢力もそれ程でかくない時である1551年のシナリオを選ぶ事に。

足利家は支配している城こそ1つしかないものの
幕府の威光はさすがといったところで、殆どの大名家と仲が良いです。
ここはじっくりと腰をすえて、長期決戦の心意気でプレイしました。
なもんで、この時から暫くの間は
信長の野望一筋で毎日毎日地道にコツコツと遊びほうけます。

何週間か経った後、ようやく、日ノ本の国の半分を手に入れ
もう間違いなく足利家の天下は目に見える状態にまでなっていました。
しかし、何をとち狂ったか、セーブデーターを謝って消してしまい
今までの苦労が水の泡となってしまったのです。

覇王伝は確かに面白いのですが
とにかく全国統一までの道のりが長いんです。
150以上もある城を一個ずつ落としていくんですからそりゃあ時間もかかりますが
データが消えてしまった日にはコレほど辛い事も無いんです。
その為、暫くは信長の野望を見るのも嫌になったほどでした。

しかし、このゲーム、最大8人プレイが可能と言う事で
今度は1人じゃなく、友達と共闘して天下統一の野望に向けてまたもや動き始めます。
また足利家を自分でプレイするのではなく、足利家を盛り立てる役割として
友人らと共に足利家臣団のつもりでゲームをプレイします。

私は、畠山家
友人のうちオギ君本願寺家
もう1人の友人のホジ君長尾家となります。
ですが、ここで、思わぬ事態に陥ったのです。
オギ君は私と同じく、足利幕府に対し忠誠を誓っているので
幕府に仇名す敵に対し例え国力が乏しくても
惜しみも無い兵力を投入したり同盟を結んだりしていって地道に頑張っていたのですが
三勢力の中で最も強力である長尾家を操るホジ君は
勝手気ままに支配地をどんどん広げていったのです。
初めのうちは、

「幕府に仇名す敵を排除してご覧に入れよう!」

として、近隣諸国に対し、戦を仕掛けまくっていたのですが
勢力が我々二人を合わしたものよりも3倍ぐらいでかくなると
さすがに危機感を表せずにはいられません。
本願寺家と長尾家は目と鼻の先でしたしいつ裏切るかも知れぬ状況です。
おまけに支配地をかなり広げていた為に
本願寺家が取れる領地もなくなってきていたので
ホジ君に対して、

「しばらくはゆっくりと休んで、我々にお任せ下さい」

などと言って、何とか押しとどめようとしていたのですが
全く聞き耳を持たずに、いつのまにか京へと上洛を開始し始めていました。
おまけに幕府に仇名す敵とも同盟を結び始めると
さすがに黙っている訳にもいかず
我が畠山家と本願寺家が共闘して長尾家に宣戦を布告です。

しかし、ホジ君もこれを待っていましたとばかりに
本願寺家に対して先手を打ちます。
オギ君も、本願寺家特有の技(?)である門徒達を使って一揆を仕掛けますが
全体の兵力差が1対5ぐらいなので、あまり効果はありません。
そうこうしている内に、本願寺家はピンチに陥っていました。

私はというと、勿論オギ君と共闘して幕敵であるホジ君に対し
戦力の殆どを投入して挑みますが全く勝てません。

初回の戦闘を例に出すと
畠山・本願寺連合軍3万5000長尾・斎藤連合軍10万みたいな感じです(汗)
ですから、どんどんじり貧になっていく訳です。
しかも、こうしている間にも、他の大名家が足利家を滅ぼしてしまったりと
もう手に負えない状況にまでなっていました。

で、最終的にこのシナリオは、1日ではクリアが不可能だったので
何日かに渡って繰り広げられていくのですが、勿論所有者が私ということもあって
二人がいない間に戦力バランスの調整などを行っていました(卑怯!)

しかし、こんな小細工をしても結局長尾家には太刀打ちできずに
本願寺家が長尾家に降伏したのを契機に、畠山家も長尾家に降伏するのでした。

とまぁ、こんな感じで、結局、幕府再興は叶いませんでしたが
それぞれが各大名とかになりきってゲームをしていくと
面白さも倍増して、非常に楽しくプレイできました。
この後もしばしば信長の野望をプレイしていく事になるのですが
もう学校でもどこでも暇さえあれば戦国ごっこをして
ゲーム以外でも遊んでいたほどハマリまくったと言う訳ですよ。

最大8人プレイということもあって
もっと友達を呼んでプレイした日には、まさしくサイコーです。

このゲームは、何か知らないけど二度購入したゲームでもありますし
やはり思い入れも深いゲームです。
その後の信長の野望シリーズも購入していく事になりますが
合戦シーンはこの覇王伝が一番好きですね。

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シリーズ中一番戦闘がダルイと評される覇王伝ですが
で軍勢を表しているのでかっこ良さはシリーズ中一番!
……私がそう思っているだけですが。
また、PS版は戦闘シーンのBGMなども最高で、敵が圧倒的に不利なときに流れる
ズンタカタカタカタッタ♪と言う曲はかなり気持ちが高揚します。
純粋な戦国ファンにとっては、むしろ至高のゲームではないかと思うのですが気のせい?

ちなみに、ここに出てきたホジ君。
いつでも、悪役に徹してくれた友人として、非常に面白く一緒にゲームが楽しめました。
どんな事をやらかしやがるか、一緒にプレイしていていつもハラハラしますが
これも戦国時代を遊ぶ為の醍醐味ともいえますからね。
また、今だから言うけど、戦力バランスの調整は二人がいない時だけではなく
ホジ君がトイレ休憩に行っている時にも行っていましたとさw

『信長の野望 覇王伝』評価:☆☆☆☆☆
発売・光栄
ジャンル・歴史シミュレーション
発売日・1995年9月15日
定価・6,800


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posted by 二条ジョウ at 03:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | プレイステーション レビュー | 更新情報をチェックする
2007年04月01日

No.40 プレイステーション『信長の野望 覇王伝』レビュー(思い出話) 第一章〜大河ドラマと足利家〜


昔、大河ドラマの『秀吉』を見て、むちゃくちゃ戦国時代にハマッタ時期がありました。
当時、小学生か中学生ぐらいだったと思います。
秀吉役の竹中直人がおもろくて、足利義昭役の玉置浩二がおもろくて
そして織田信長役の渡哲也がかっこよくて、子供ながらに毎回楽しんで見ておりました。
つかあの当時、周りはみんな見ていましたね。
大人ばかりではなく、子供も結構な数が見ていた事から
やっぱ人気ドラマの一つだったんではないかと思います。
とんねるずでも、この大河ドラマをネタにしたコントやっていたし。

で、竹中直人は充分面白いのは言わなくてもいいとして
玉置浩二の足利義昭もいい味していました。
特にあの台詞回しが独特で、私自身も四六時中モノマネをしていた程です。
そんな訳ですから、学校での会話も必然的に大河ドラマの話になります。
周りもむちゃくちゃハマッているので
子供とは思えないような会話が繰り広げられる訳ですよ。

「やっぱ信長公(既に呼び捨てにすらしていませんから)は偉大な御仁でしたな」
「うむ。仕官するなら是非織田家にしたいものじゃ」
「何を言うておる。室町幕府を滅ぼした幕敵なのじゃぞ!彼奴は!」


というように、これが子供の会話か!?
思わず叫ばずにはいられなくなるほど
私を含め、周り中がこの大河ドラマブームに乗っておりました。
傍から見ればイタい会話に見えるかもしれませんが
当時は子供でしたので、逆に微笑ましく映っていたに違いありません!
それに、周り中こんな感じだったし。

今思えば、テレビってこんなにも影響があるものなんですね。

で、私が好きな武将は足利義昭です。
……というより足利家全般です。
この大河ドラマで戦国時代にすっかりハマッてしまった私は、日々図書館通い。
毎日本を探しにウロウロと友達と入り浸っておりました。
日頃ゲームばかりで勉強しない私が熱心に勉強していたのを見て
家の親もすごい不思議がっていました。
まぁ、勉強と言うよりは、殆ど趣味だったんですけどね。

で、大河ドラマも終わると、周りは一気に熱が冷めるわけですが
私は益々ハマッていく事になります。
もう一種の戦国マニアと化していました。


ある日の事です。

「ジョウは、戦国武将で誰が好きなんだ?」

と父親に聞かれ事がありました。
勿論迷わずに、

「足利義昭、足利義輝、足利義栄!」

と答えると、父親は、

「全部足利か。まぁ、それも無理は無いか」

とか言い始めます。
何がそれも無理は無いのかと聞こうと思ったら
父親の口から意外な事実を聞かされる事になったのです。

「お前は、足利家の血を引いているんだぞ」

とね。
一瞬何を言っているんだと思いつつも、丁寧に反論します。
足利将軍家は滅んだんだからそんな筈は無いと。
……が、父親は一向に引かずに、これは本当だの、なんのかんのと言いやがる訳です。
父曰く、将軍家は滅んだけど、足利尊氏(初代将軍)の子基氏の血流である関東公方家
戦国時代も生き残り江戸時代には喜連川藩になっていたとか。
その何代目かの時の分家筋に当たるのが現在の我が二条家と言うのです。
まぁ、その時は全然信じていなかったのですが、後で調べてみたところ
実際に関東公方家は存在していたし、江戸時代には喜連川藩というのはあったようで
めちゃくちゃ我が目を疑いまいました。

でもそれで信じる訳にもいきません。
第一、それらを証明するものが一切無いんですからね。
それに、父親のこう言った話はこの時だけではなく、いつだったかの時には
津軽為信の血筋だとかも言っていたし、結局信憑性が無いわけですよ。
おまけに、苗字も全然違うしね。
(実は大崎氏の氏族の末裔らしいという事が判明したとかしないとか。
全く無関係って事でもないみたいですね……)

話がそれましたが、要するに私は足利家が大好きなんですよ。
親がこんなふうに言ったのも、それを知っていたからこそ
からかったのではないかと思います。
まぁ、結局ははめられたと言う訳です。
で、前は、将軍家のみだったけど、この事があってからは
関東の足利家やら、堺公方家やら、早い話、足利家全般のファンになってしまった訳です。
足利家って、何かしらかのイベントがてんこ盛りで、ネタ的にも最高だし
何と言っても武家の頂点だし!

そして、今回は全く触れていませんが、『信長の野望 覇王伝』
そんな戦国時代(もとい足利家!)にハマッてしまった私が
とある事をきっかけにやりこんでいく事になるのですが
今回はちょいと長くなってしまいましたので、それはまた次回に。

次回は『信長の野望 覇王伝』についてキチンとお話をしていきたいと思います。


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posted by 二条ジョウ at 02:16 | Comment(2) | TrackBack(0) | プレイステーション レビュー | 更新情報をチェックする