際立った演出や特別なモードを極力無くし、本質のみを追求した本格仕様!
……という謳い文句で発売されたこの『THE 五目ならべ』。
THE麻雀と同日に発売したSIMPLE1500シリーズ初期ラインナップの一つであり、
徹底的なコスト削減を図った事で、シンプルながら
本質を追求した五目ならべが発売されたのでありました(公式受け売り&二度目)。

ルールは2種類!
このSimple1500シリーズの『五目ならべ』では、
大体の五目ならべゲー同様、『連珠』ルールも採用されており、
通常の『五目ならべ』ルールに加え、2種類から選んで遊ぶ事が出来ます。
五目ならべのルールは、黒(先手)と白(後手)の石を交互に置いていき、
先に自分の石を、縦・横・斜めいずれかに5個並べる事を目的としています。
これは連珠ルールでも変わりませんが、
五目ならべのルールでは、先手が有利という事もあって、
先手と後手の不均衡を解消し、
先手側に様々な禁じ手を設けているのが連珠ルールとなります。

設定画面はいたってシンプル!ここで通常ルールか連珠ルールかを選ぼう!
2P対戦や難易度の設定もできるぞ!

連珠モードでのプレイ。
ちなみに背景やBGMの変更もできるのでお好みで!
同日発売の他ラインナップに比べると……
シンプルシリーズでは第3弾目ということですが、
麻雀や将棋に比べると、今一つ地味な印象を受けてしまいますね……。
ゲーム自体は普通に遊べるものですが、
ルール設定を『五目ならべ』と『連珠』とする以外では、
特に何も無いまごう事無きシンプルゲーなのでどうしてもそう感じてしまいます。
(麻雀や将棋はもうちっと設定がいじられたので余計に)
禁じ手回りのルールを細かくできるともうちっと良かったかもしれませんね。
(連珠ルールでは珠型(3手目までの型)は選べます)
まあ、ただ余計な演出などがないので、
テンポは速いし、ゲーム部分では特に何か問題があるわけでもありません。
なので、老若男女だれもが普通に遊べるゲームであるといえます。
対人戦もできるので、実物を用意する必要が無いのも大きな利点かも知れませんね!
『SIMPLE1500シリーズ Vol.3 THE 五目ならべ』評価:☆☆☆
発売・カルチュア・パブリッシャーズ
ジャンル・テーブル
発売日・1998年10月22日
定価・1,500



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