2021年06月19日

ハテゲー特集 No.10『二条建設マイコンミステリーシリーズ 第1弾 探偵、喜連川二郎 〜京都二条城連続殺人事件〜』


インスパイア計画が順調に推移しているのをみて
一応の成功を収めたと確信した二条建設は
ゲーム部門のさらなる拡大を狙い、インスパイア計画とは別に
パソコン用ゲームソフトのシリーズを新たに手掛ける事にした。

それが、二条建設のマイコンミステリーシリーズと呼ばれる
アドベンチャーゲームの制作であった。

今日紹介するゲームはその第一弾であり、
探偵、喜連川二郎シリーズの第一弾でもある『京都 二条城連続殺人事件』である。

嘘ゲーム タイトル画面

解説

『探偵、喜連川二郎 〜京都 二条城連続殺人事件〜』
1989年の作品。
二条建設のマイコンミステリーシリーズ第一弾であり
探偵、喜連川二郎シリーズの第一弾。
本作は、PC-8801、FM-7などのパソコン用ゲームソフトとして発売された、
コマンド選択式アドベンチャーゲームである。

京都の名門細柳家の次男、細柳幸彦が何者かの手により殺害され
友人である探偵の喜連川二郎が事件の調査を開始する所から物語は始まる。
事件は、細柳家の財産を巡っての相続争いかと思われたが
調査を進めていくうちに、やがて大きな陰謀の存在に気づく……。


といったストーリー。

オーソドックスな探偵物ではあるが
先の読めない展開と、個性豊かな登場人物で
他にはない二条建設らしさを出したゲームとなっている。

説明書より


【ストーリー】


久しぶりの休暇で京都にやってきた俺は、
大学時代の友人である細柳幸彦と再会を果たした。
幸彦は、あの細柳グループの会長である細柳幸太郎氏の次男で
細柳重工業の社長を務めている男だ。

久しぶりの再会で羽目を外し、ほろ酔い気分となった帰り際、
突然神妙な面持ちになって幸彦は俺にこう告げた。

「何者かに命を狙われている」

……と。

翌日、調査に乗り出す約束をしてその日は別れる事になった。
今にして思えば、もう少し真剣に話を聞いておけば良かったと
後悔の気持ちでいっぱいだった。
そう、これが幸彦と交わした最後の言葉になったのだ。

翌日、死体となって発見された幸彦を前に、俺は誓う。

――幸彦を殺した犯人をこの俺の手で捕まえてみせる!

……と。

こうして俺は、陰謀渦巻く京都の名門細柳家に深く関わっていく事になるのであった。

【登場人物プロフィール】


人物 喜連川二郎
喜連川 二郎(きつれがわ じろう)26歳。
探偵。25歳の時に探偵事務所を持つ。
本格的な殺人事件の調査は初めてであるが、
友人の弔いの為に、俺が解決してやる!と意気込む。
趣味はお酒だが、飲む方ではなく酒瓶を集めるコレクターという変わった一面も。
勿論、飲む方も嫌いではないがそちらはあまり強くない。

人物 佐竹メグミ
佐竹 メグミ(さたけ めぐみ)24歳。
喜連川二郎探偵事務所のスタッフ。
喜連川とは、高校時代のミステリー同好会で一緒になってからの腐れ縁。
美人で人当たりは良いものの、怒らせると怖い一面を持つ。
また探偵事務所の事務仕事は全てメグミが行っており、
彼女の力なくして、喜連川二郎探偵事務所は成り立たないといえる。

人物 醜悪寺春虎
醜悪寺 春虎(しゅうあくじ はるとら)46歳。
京都中央署の刑事。名前に似合わず、正義感が強い刑事で
捜査は聞き込みと確実な証拠品を積み上げる事が基本と考える。
喜連川二郎を誤認逮捕した過去があり、それが唯一、彼の中での汚点となった。
しかし、それがきっかけで喜連川とは飲み友達になり、
今では、じろちゃん、はるさんと呼び合うほどの仲に。

人物 細柳幸彦
細柳 幸彦(ほそやなぎ ゆきひこ)26歳。
細柳重工業の社長で、細柳幸太郎の次男。
喜連川二郎とは大学時代からの友人。
喜連川と酒を酌み交わした翌日、京都二条城で死体となって発見された。

人物 細柳幸太郎
細柳 幸太郎(ほそやなぎ こうたろう)69歳。
細柳グループの会長。幸彦の父。

人物 細柳さえ
細柳 さえ(ほそやなぎ さえ)48歳。
細柳幸太郎の妻。幸彦の義理の母。幸彦の母が死んだ後、幸太郎と再婚。

人物 細柳幸重
細柳 幸重(ほそやなぎ ゆきしげ)30歳。
細柳商事の社長。細柳家長男。幸彦の兄。

人物 細柳幸輝
細柳 幸輝(ほそやなぎ ゆきてる)24歳。
細柳信託銀行の社長。細柳家三男。幸彦の弟。

人物 細柳忠道
細柳 忠道(ほそやなぎ ただみち)23歳。
細柳家四男。さえの連れ子で幸彦の義理の弟。ミュージシャンを目指す。

人物 細柳まりこ
細柳 まりこ(ほそやなぎ まりこ)72歳。
細柳マテリアルの社長。細柳幸太郎の姉で幸彦の叔母。

人物 細柳てつこ
細柳 てつこ(ほそやなぎ てつこ)67歳。
細柳電機の社長。細柳幸太郎の妹。幸彦の叔母。

人物 細柳信光
細柳 信光(ほそやなぎ のぶみつ)58歳。
細柳樹脂の社長。細柳幸太郎の弟。幸彦の叔父。

人物 細柳マリー
細柳 マリー(ほそやなぎ マリー)38歳。
細柳信光の妻。元アメリカ陸軍の女性士官。

人物 畑俊八
畑 俊八(はた しゅんぱち)40歳。
細柳さえの実の弟。喫茶「ゲルマン」の店長。

人物 牟田口連子
牟田口 連子(むたぐち れんこ)19歳。
喫茶「ゲルマン」で働いている女子大生。

人物 小磯邦子
小磯 邦子(こいそ くにこ)20歳。
喫茶「ゲルマン」で働いている。連子の先輩。

人物 花園桃子
花園 桃子(はなぞの ももこ)24歳。
幸彦の恋人。現在行方不明。

人物 花園犬男
花園 犬男(はなぞの いぬお)19歳。
桃子の弟。居酒屋でバイトしている。

※ ここで紹介した人物は、ほんの一部だ。あとは自分の目で確かめてみよう!

コマンド一覧


いどうする<他の場所へ移動する時に使うコマンドだ!>
きく<聞き込みは捜査の基本。何度も聞けば自ずと道は開ける!?>
みる<気になったところは人でも物でもよく観察するんだ!>
みせる<証拠品などを見せれば、聞き込みで新たな情報を得る事も!?>
とる<何とも無いようなものが、意外な証拠品となる事もある。取れるものはとれ!>
よぶ<誰かを呼びたい時に呼ぶんだ。来ない時もあるがな!>
おどす<脅せば口を割る人もいるが、人によっては痛い目にあうから気をつけろ!>
でんわ<電話をかける場面、意外に多いよ。>
こくはつする<犯人が分かったら醜悪寺刑事に伝えよう!推理モードに移行するぞ!>
もちもの<今現在所持している持ち物だ。>
てちょうみる<今までに集めた情報を調べたい時にチェックしてくれ。>

推理モードについて


このゲームでは犯人が分かったら、いつでも醜悪寺刑事に告発する事ができます。
コマンドの、“こくはつする”を選ぶと直ちに推理モードに移行し、
事件を一から振り返り推理していきます。

ただし、証拠品が不十分だったり、登場人物の情報を掴んでいなかったりすると、
真犯人ではない人間を犯人に仕立て上げてしまう恐れもあります。
醜悪寺刑事は過去に誤認逮捕した事があり、
もし無実の人間を再び誤認逮捕してしまうなんて事になったら、
恐らく二度と立ちなおれなくなってしまう事でしょう。
その為、誤認逮捕は即ゲームオーバーへと繋がります。
告発する時は、絶対の自信がある時にだけにしましょう。

細柳家について


細柳家は室町幕府管領職を任されてきた細川家(京兆家)の庶流です。
その子孫である細柳 幸太郎の父、細柳 金富(ほそやなぎ きんとみ)が、
明治時代に莫大な富を築き日本の五大財閥の一つにまでのし上がりました。
第二次世界大戦後には戦後の混乱に乗じてさらに躍進。
旧細柳財閥の主要企業を中心としたグループ経営に着手し
今や日本のありとあらゆる分野で活躍しています。

現細柳家当主、細柳 幸太郎の次男である細柳 幸彦は
そんな細柳グループの一つである細柳重工業の社長であり
我らが主人公である喜連川 二郎の友人でした。

このゲームでは陰謀渦巻く細柳家の一族が何人も登場し、
あなたの推理を阻害してくる事でしょう。
しかし、真実は常に一つです。
さあ、あなたの力を存分に発揮してください。

内容


嘘ゲーム ゲーム画面1

ゲーム自体は、オーソドックスなコマンド選択式のアドベンチャーゲームである。
ただし、総当たりでどうにかできるゲームではなく、
証拠品などを集め損なうと詰む場面もあり、なかなかに油断はできない。

ゲームは基本的に、色々な人物から情報を聞き出しフラグを立て、
証拠品を集めていく流れ。
犯人と分ったらいつでも告発する事はできるが、間違うと即ゲームオーバー。
ちなみにセーブはできるが、セーブをする事で詰む危険性もあるので注意が必要だ。

また、プレイヤーのミスリードを狙う要素がいくつも散りばめられており、
難易度は相当に高い。
ネタバレを承知で描くが、最初の事件の被害者が
実は幸彦ではなかった
という事に気づく為のヒントは一ヶ所しかなく、
しかもそれを聞き逃すと二度とそのヒントは聞けない。
それに加え、実時間で10分間何もしないなどといった動作を要求される場面もある。

あまりにも難しかった為か、
発売後にはPC情報誌であるテクノマッポで付録として攻略本が付属した程。
また通販限定で攻略情報や裏設定などを盛り込んだヒントディスクが購入できた。

嘘ゲーム ゲーム画面2

感想


発売時期を考えると当時としても古臭さは否めない作品である。

推理物としては先の読めない展開と歯応えのある謎解きがあって
なかなかに楽しめた反面、推理とは関係ない部分での難易度も相当に高いせいで
ほぼ自力での攻略が不可能なのがゲーム的には勿体ないといったところであろうか。

今回、そこら辺も含めて攻略手順なども色々と書き連ねようと思ったのだが、
なんと任天堂スイッチでリメイク版が発売される事が決定したとのことなので、
ここでネタバレをする事は控えさせていただいた。

システム周りはお世辞にも良いとは言えなかったオリジナル版であるが、
スイッチ版では、システム周りも一新され遊びやすくなっているようだ。

是非とも自分の手で事件の真相を暴いて貰いたい所である。


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posted by 二条ジョウ at 17:10 | Comment(2) | ハテゲー特集 | 更新情報をチェックする
2021年06月05日

No.282 プレイステーション2『機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.』レビュー


連邦vs.ジオン(通称:連ジ)から始まる『機動戦士ガンダム vs.シリーズ』第5作目
宇宙世紀を題材にした前作までの世界観を一新し、
当時最新のガンダムであった『機動戦士ガンダムSEED(DESTINY含む)』の
コズミック・イラを題材にした作品です。

連ザ タイトル画面

SEEDファンを取り込んだ新たなVS.シリーズ


元々VS.シリーズは人気のあったシリーズですが、
今作は人気絶頂中だったSEED DESTINYの放送中に稼働した作品でして、
その盛り上がり様は私が記憶している限りでも従来以上に高かったように思います。

SEEDが放送していた時は私もまだ学生だったのですが、
男女関係なくクラスの連中は大体観ていましたし、
嫌になるぐらいに話のネタにでてきたものでした。
特に従来のガンダムに比べると女子人気が高く、
ガンダムといえば男子が観るモノという
その垣根も取っ払ったガンダムだったのではないでしょうか。
(SEED以前からWとかでブイブイ言っていた知人もいましたが)

勿論、私もリアルタイムで観ていましたが、
実はガンダムシリーズで始めて買ったDVDはSEEDだったんですよねw
それにリアルタイムで観たガンダムもSEEDが最初でした。
(DESTINYは当時最後まで観てなかったけど……)

その人気のあったガンダムの人気ゲームシリーズの続編、
しかもSEED DESTINYが盛り上がっていた最中にアーケードで稼働したという事で、
周りの連中がよく話題にしていたのを覚えていますね(私は未プレイ)。
私はこの頃、カードゲームであるガンダムウォーの方にハマっていた時期だったので、
連ザに手を出す事はありませんでしたが、
SEEDを観返した時に移植されたこのゲームを買ってプレイしたものでした。

進化したシステム


さて、新しい世界観で始まった人気シリーズの続編といっても、
基本システムは旧作から色々受け継いでいます。
なので連ジで遊んでいた人なら、説明書を見なくてもスンナリ楽しめる仕様でした。
ただ、細かい部分で色々調整されたり新要素も色々実装されていたので、
より進化したゲームであると言えます。

ブーストダッシュ


今作から追加された新要素。
これによって空中で高速移動ができるようになり、
体感的にもゲーム全体のスピード感が増す事に。

シールドガード


自動でガードをする従来までの仕様を一変し、
シールドを持つ機体は任意にガードができるようになった。
また格闘攻撃をシールドで防ぐと相手を吹き飛ばす事ができたり、
従来の様に攻撃によってシールドが破壊される事も無くなった。

チャージショット


一部機体は溜め撃ちができるようになり、
また、あらゆる行動をキャンセルして出す事が可能に。

覚醒システム


従来の覚醒システムを見直し
チーム単位から各プレイヤー毎に設定されるように改良された。
覚醒ゲージMAXで自由に発動可。

とまあ、大きな変更点はこんなところでしょうか。
その他にも宇宙空間で戦うようなステージが無くなったり、
格闘や空中においての操作性の改良などが行われております。
またアーケードモードにおいて、従来までの敵軍戦力ゲージを0にする勝利条件の他、
特定の敵を撃破するという勝利条件が加わる様になり、
演出面も含めよりガンダムっぽい戦いが堪能できるようになりました。

連ザ 戦闘画面
色々な要素が加わり改良された連ザ。
スピード感溢れるバトルは楽しいぞ!


PS2版の仕様


モードはアーケードと対戦のみ!


連ジやエウティタもそうですが、家庭用に移植されたPS2のVS.シリーズは、
ミッションモードなどがありました。
しかし、連ザにはアーケードモードと対戦モードしかありません。
後に移植されたPSP版だとミッションモードが追加されましたが、
今作はその点で少し残念な仕様でしたね。

SEED DESTINYからも色々参戦だ!


モードは少ないながらも最新のDESTINYの機体やキャラも
隠し要素として色々使える様になりました。

出現するにはアーケードモードをクリアしていく必要がありますが、
ミッションとかが無かったこのゲームにおいて、
目標をもってプレイできた事は個人的に大きかったです。

……とはいえ、キャラはカガリとニコルばっか使ってたし、
そういえば、出現させてもあんまり使ってなかったかもしれないです。。。

連ザ インパルスガンダム
SEED DESTINYからシン・アスカとフォースインパルスガンダム。
周回すれば他にも登場していくぞ!


ステキャンフワステってなんぞ


私はこのゲームをアーケードで遊んだことが無いのに加え、
二人プレイですら遊んだ事が無いので、
当時はこのゲームのテクニックなどを研究する事も無く
一人ほそぼそと家で遊んでいました。

その為、このゲームにおいてのステキャン、フワステなどは
動画とかで上手い人のプレイを観て知った人間です。
個人的にはそれを試す場所も相手もいなかったので、
あんまり意識してこなかったのが正直な所ですね。

ただ、このゲームを語る上(特に対人戦において)で、
これらテクニックは避けては通れないといった所ではないでしょうか。

簡単に説明しますと、ステキャンというのは、
ステップをジャンプでキャンセルするステップキャンセルの事であり、
また、それを連続で繰り返す事です。
ステップ後の隙をジャンプ動作でキャンセルしそれを繰り返す事で
硬直状態が無くなり誘導などの強力な技も回避できるわけです。

それに対してフワステというのは、ステキャンの発展型で、
ブーストの消費量と滞空時間の延長が望める為、次の行動に移りやすいのが特徴です。

連ジ時代には無かったテクニックですが、
現在のVS.シリーズでも存在する様なので
覚えておいて損はないテクニックと言えます。

最後に


ゲームそのものに関しては、色々進化していますし、
後のシリーズに続いている要素がこれをベースにしている所もあるので
見るべきところはあるし、従来よりも面白く感じる部分はあると思います。

ただ宇宙世紀の世界観からコズミック・イラに移った事と、
これまでよりもスピーディーで軽い感じのゲーム性になった事で
シリーズファンの中でも賛否は別れた作品のようですね。

まあ、結局キャラゲーですから、
色々好みによるところはあって当然だと思います。

とりあえず、個人的にはモード数が少ないのがやはり残念だったかなと。
ゲーム自体は結構面白かったんですけどね。
あと対人戦を一切やらなかったので、飽きも早かったかなぁと……。

これからやる人はPS2に続編も出ているし、
追加要素があるPSPでも出ているのでそっちかな?

……っていうか、今からやるならエクストリームバーサスの方か!

ちなみに、つい最近『機動戦士ガンダムSEED』シリーズの
新プロジェクトが始動したそうですね。
新しく映画もやるみたいだし、これからもどんどん熱くなっていきそうです。

連ザ キャラ選択画面


『機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.』評価:☆☆☆
発売・バンダイ
ジャンル・チームバトルアクション
発売日・2005年11月17日
定価・6,800


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posted by 二条ジョウ at 18:00 | Comment(0) | プレイステーション2 レビュー | 更新情報をチェックする
2021年05月27日

今度はバンダイゲーム機のパーフェクトカタログだ!〜PSPもあるよ!〜


パーフェクトカタログシリーズに
今度はバンダイのゲーム機を特集したカタログが登場しました!

バンダイゲーム機パーフェクトカタログ 画像1

バンダイのゲーム機っていうと、
もしかしたらクエッションを浮かべてしまう人もいるかもしれませんが、
ワンダースワンならやった事は無くても聞いた事がある人もいるかもしれませんね。

私もワンダースワンユーザー(ゲームは人から借りてばかりだったが!)だったので
色々お世話になっておりましたが、この本で取り扱っているのは、
そんなワンダースワンを始めとしたバンダイから発売された
据え置き機と携帯ゲーム機です(自社開発では無い海外のゲーム機も含む)。
TVJACK、インテレビジョン、アルカディア、高速船、RX-78、ピピンアットマーク、
プレイディア、ワンダースワン、その他LSIゲーム
が紹介されています。

このカタログで目を見張るのは、やはりインテレビジョンや
アルカディアみたいな昔のゲームが紹介されている所でしょうか。
この辺は本当に未知の領域ですが、こういったゲームの紹介は逆に見ていて面白いですね。

あとはバンダイと言ったらLSIゲームですかね。
私もファミコン以前はLSIゲームで育ったものですが、
ここで紹介されているゲームは80年代のものが大半だったので、
殆ど触った事が無いものばかりですが……w

とりあえず、軽く中身を見ていきましょうかね!

バンダイゲーム機パーフェクトカタログの中身だ!


バンダイゲーム機パーフェクトカタログ 画像2
往年の名機『ワンダースワン』。
ちなみに私が最初に買ったのはカラーのオレンジのやつでした。


バンダイゲーム機パーフェクトカタログ 画像2
パーフェクトカタログなのでソフトも網羅!
懐かしぃ〜!


バンダイゲーム機パーフェクトカタログ 画像3
アルカディア!
この辺りは知識としてでしか知らないゲームばかり。


バンダイゲーム機パーフェクトカタログ 画像4
バンダイお馴染みの版権物のLSIゲームとか。
90年代のがほぼ無かったのはちょっと残念。


こんな感じですかね〜。
個人的にはよく遊んだワンダースワンより、
インテレビジョンとかアルカディアとかの方に目が惹かれてしまいますねw
高速船もやってみたい……。

つか、この感じなら次はエポック社のカタログとか出てきてもいいですね!
カセットビジョンとか楽しみにしてますぞ!

おまけ!


……ちなみに記事にはしていませんでしたが、
ちょっと前にはPSPのカタログも出ていたんですよね。
それをちょこっとだけ紹介して今日は終わりとしましょうか。

PSPパーフェクトカタログ 画像1
往年の名機『プレイステーション・ポータブル』。
まだまだ現役な人もいるのでは?


PSPパーフェクトカタログ 画像2
ソフトも膨大なのがPSPの魅力。
今でもやりたいゲームがいっぱいあるでぇ。


こちらはまだ記憶に新しいゲームばかりですね!

といった所で今日はこの辺で!
アディオス!!



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posted by 二条ジョウ at 23:01 | Comment(0) | ゲームがツキマトウ我の日記 | 更新情報をチェックする
2021年05月20日

No.281 PC-9801『ドラゴンナイト』レビュー


エルフという名のメーカーを一躍有名にしたシリーズの初作品にして、
美少女ゲームの方向性に転機をもたらした作品。

そんなわけで今日はエルフの『ドラゴンナイト』の紹介です。
18禁ゲームですが、
一応、画像などはある程度安心して見れるようなものを選んで載せています。
ただ、一部発言なども含めて過激な場合がございます。
18禁ゲームに興味のない方や嫌悪感を抱く方もご注意ください。

大丈夫だと言う方のみ続きをどうぞ
posted by 二条ジョウ at 22:21 | Comment(2) | その他のゲームレビュー | 更新情報をチェックする
2021年04月23日

No.280 プレイステーション『ジオキューブ』レビュー


プレイステーション発売直後に発売されたPS初期タイトルの1つ。
またテクノスジャパン参入の第1弾であると共に、その最後のPS作品。
テクノスジャパンが海外のゲーム会社より許諾を受け
1989年にアーケードで発表した『ブロックアウト』の流れを組む作品です。

プレイステーション ジオキューブ タイトル画面

3Dテトリス!?


このジオキューブは、上から見下ろすタイプの落ち物パズルです。
テトリスに似ていますがあちらが2次元構造であったのに対しこちらは3次元構造
横一列に揃えるとブロックが消えるテトリスとは違い、
こちらはFACES(層)を揃えて消していきます。

また、立法体1個の高さが1層分あるブロックが
1〜5個で組み合わさって上から落ちて来ますが、
その形状も様々なものとなっており、
単純なものから複雑なものまで※合計24種類あります。

ブロックを敷き詰めるフィールドの事をPITといいますが、
一番上まで積みあがったらゲームオーバーとなるのはテトリスと同じですね。


PITの広さによって落ちてくるブロックは変わります。
24種類のブロックがすべて落ちてくるわけではありません。


ジオキューブ ゲーム画面
言わば3Dテトリス。
上から見下ろす感じは慣れないとなかなか厳しい。


0ジオキューブ ボーナス
PIT内の全てのブロックを一気に消すとボーナス得点が加算されます。
テトリスでいうところの4段消しみたいなものかな!?


まずはコンフィグの設定から!


3次元構造の落ち物パスルという事もあって、
空間認識能力はかなり問われる様な内容であります。
PIT内の層の把握は勿論、落ちてくるブロックの識別など
瞬時に判断できる能力はこのゲームにとって何よりも重要であると感じます。

通常のテトリス以上に複雑なブロックの数々を前に
まずどの様な形になっているのかと理解する事すら
ゲーム中にはおぼつか無いかもしれません。

またブロックを回転させる操作自体もやや複雑なものとなっており、
□ボタンで縦軸が、○ボタンで横軸を中心にブロックが回転し、
かつ、△ボタンで左回りにブロックが回転するという仕様になっています。
×ボタンは落下速度を速めますが、
慣れていないと回転ボタンと間違う事もあるかもしれません。

ただ救いなのは、コンフィグで色々自分好みに設定できるという事でしょうか。
特にブロックは数字ブロックに変更して遊ぶと難易度が段違いに変わります。
数字ブロックは、ブロックが置かれた層の数字が表示されるので、
慣れていないうちはこれ一択といっても過言ではありません。

まあ、それでもなかなかに難しいんですけどね!

ジオキューブ コンフィグ画面
コンフィグで設定できるキューブ(ブロック)は、数字がお勧め!

ゲームのモード!


ゲームは一人で既定のノルマをこなしラウンドをクリアしていくFINITEモードの他、
ひらすらブロックを消し続けるINFINITEがあります。
また、友達などを呼んで遊べる対人戦や、
8人もの個性豊かなキャラクターが登場する対CPU戦で遊ぶ事もできます。

個性豊かな謎の8人


このゲームには8人もの対戦キャラクターが登場し、
ご丁寧にも説明書にはキャラ付けがされた紹介文まで書かれております。
しかし、このジオキューブにおいて、
彼、彼女、人外共らがいったい何の目的の為に戦っているのかは定かでは無く、
一切が明らかにされていません。
このゲーム最大の謎といえますが、
もしかしたら、このゲームの裏には何か壮大な物語があるのかもしれませんね。

ジオキューブ キャラクター1
東洋人。
トリッキーな動きで相手をあざ笑うかのように惑わす戦法が得意。


ジオキューブ キャラクター2
女戦士。
調子が良い時と悪い時の差が激しく心が乱れやすい。
電光石火の如く空を裂き、剛柔合わせもつ奇想のBLOKER。


他、GEOM CUBEの世界を独自に研究、進化、発展させた人物のマスターやら、
物を大切にするクィーンなどがプレイヤーを襲う!

最後に


テトリスを三次元にしたらこうなった!みたいなゲームですが、
テトリスとはまた違った面白さがあるゲームですね。

……ただテトリス以上に難しい!

二次元が三次元になったから当然っちゃ当然ですが、
操作も軸回転とかで混乱しますし、なかなかに手こずります。
そもそも私は空間認識能力が高いわけでは無いですしね……。

ただ、色々考えながらやるのは面白いので、結構ハマるはハマります。
感覚も大事だと思いますが、そういうのが自然体で身についている人は、
恐らくもっと楽しめるゲームではないかと思いました。

ジオキューブ 対戦画面

『ジオキューブ』評価:☆☆☆☆
発売・テクノスジャパン
ジャンル・パズル
発売日・1994年12月22日
定価・5,800


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posted by 二条ジョウ at 22:11 | Comment(0) | プレイステーション レビュー | 更新情報をチェックする